「名探偵コナン」の作者である青山剛昌さんですが、実は江戸川コナン役の声優・高山みなみさんと結婚をしていた過去があったりします。
この記事では、青山さんと高山さんの離婚原因の他、気になる病気情報などに関してまとめてみました。
この記事の目次
青山剛昌のプロフィール
名前:青山剛昌(あおやま ごうしょう)
本名:青山剛昌(あおやま よしまさ)
出身地:鳥取県東伯郡北栄町
生年月日:1963年6月21日
学歴:日本大学藝術学部美術学科絵画コース卒業
デビュー年:1986年
青山剛昌さんといえば、「名探偵コナン」や「YAIBA」といった人気漫画の作者として有名な人物です。
青山さんが長いキャリアの中で週刊連載した作品は、実は上記の2作品だけだったりしますが、どちらもテレビアニメ化されて大ヒットを記録しています。
さらには、不定期連載作の「まじっく快斗」までアニメ化されているなど、青山さんは、日本を代表するヒットメーカーの漫画家だと言えます。
青山さんの漫画家としての人気を示す客観的情報には、これまでに出版した単行本が累計2億部を突破しているというデータまであります。
『名探偵コナン』などの作者・青山剛昌氏のコミック累計発行部数が2億冊を突破したことが18日、わかった。同作を連載する『週刊少年サンデー』を出版する小学館が発表した。
青山剛昌の家族情報~兄は科学者で弟は医者のエリート一家
青山剛昌の実家は車屋兼ガソリンスタンド
青山剛昌さんは、1963年に鳥取県の自営業一家の次男坊として生まれてきています。
青山さんの実家は「青山車両」という自動車販売店兼ガソリンスタンドを経営しており、現在では青山さんの1つ年下の弟(三男)が跡を継いでいるとか。
鳥取県出身の漫画家といえば、「ゲゲゲの鬼太郎」で有名な水木しげるさんなどもおります。
水木さんといえば、鳥取県境港市にある「水木しげるロード」でも有名な人物ですが、青山さんに関しても地元で「青山剛昌ふるさと館」が開業していたりします。
水木しげるロード(みずきしげるロード)は、日本の鳥取県境港市にある商店街の名称。観光対応型商店街 であり、漫画家・水木しげるが描く妖怪の世界観をテーマとした観光名所として日本では 広く知られている。正規の日本の妖怪像として文化的価値も認知されている。
引用:水木しげるロード
青山剛昌の兄(長男)は科学者、弟(四男)は医者
青山剛昌さんは子沢山家庭出身であり、1人の兄と2人の弟います。
現在人気漫画家となっている青山さんですが、他の兄弟たちもかなりの傑物らしく、長男は科学者、四男は医者になっているそうですね。
青山さんの代表作である「名探偵コナン」の連載を続ける上で兄弟たちの手助けも大きいようで、ストーリーの要となるトリックネタに関しては、兄や弟のアドバイスを聞きながらストーリーを組み立てているとか。
青山剛昌は矢野博之のアドバイスで漫画家の道へ
日本大学藝術学部出身の青山剛昌
青山剛昌さんは、実は「日芸」の愛称でお馴染みの日本大学藝術学部出身の漫画家だったりします。
日芸出身の漫画家には、青山さんの他にも「ベルセルク」でお馴染みの三浦建太郎さんなどもおります。
日芸時代は漫画研究会(熱血漫画根性会)に所属していた青山さんでしたが、進路に関しては元々はアニメーターを志望していました。
映画「アンパンマン」の矢野博之監督のアドバイスで漫画家デビュー
青山剛昌さんが漫画家を目指すようになったのは、熱血漫画根性会の先輩であった4歳年上のアニメーター・矢野博之さんのアドバイスがきっかけです。
矢野さんは、映画版「アンパンマンシリーズ」の監督として有名な人物ですが、当時はアニメーターとして働き始めたばかりの新人でした。
現在では、薄給仕事の代名詞であるアニメーターの現場を身をもって体験していた矢野さんは、「アニメーターにもなっても稼げないから漫画家を目指すように」と、青山さんにアドバイスを送ったと言われております。
親身になって相談に乗ってくれる心優しい先輩がいたおかげで、漫画家を目指すこととなった青山さんは、23歳の時に「小学館新人コミック大賞」に入選するなど、若くしてその才能を発揮していくことになりました。
青山剛昌の嫁は高山みなみ~歌手としても活躍した大物声優
青山剛昌は江戸川コナン役の声優・高山みなみと結婚
青山剛昌さんは、2005年5月に、アニメ「名探偵コナン」にて江戸川コナン役を演じている声優の高山みなみさん(53)と結婚をしております。
漫画家と声優の結婚に関しては、「キャプテン翼」でお馴染みの漫画家・高橋陽一さんが、初代大空翼役を演じた声優・日比野朱里さんと夫婦だなんて話題もあります。
最近ですと、「聖おにいさん」で有名な漫画家の中村光さんが、声優・神谷浩史さんと結婚していたことが、週刊誌にすっぱ抜かれて発覚したこともありました。
神谷浩史と中村光の結婚・子供の存在を週刊誌FLASHが暴露!騒動の顛末まとめ
神谷さんといえば、男性声優でも屈指の人気を誇るアイドル声優だったため、「週刊FLASH」に既婚者のうえ子供までいたことを暴露された際には、ネット上で女性ファンの悲鳴が飛び交うこととなりました。
青山剛昌の嫁・高山みなみの代表作が凄い
人気漫画家と結婚をした身の上となる高山みなみさんですが、実はご本人もかなりの大物声優となります。
一説によると、アニメ出演時のギャラが最も高い声優の1人と言われている高山さん。
代表作はだれもが知るアニメばかりです。
TVアニメ
・ミスター味っ子(主人公・味吉陽一)
・楽しいムーミン一家(2代目ムーミン・トロール)
・まじかる☆タルるートくん(主人公・江戸城本丸)
・ツヨシしっかりしなさい(ヒロイン・石川舞)
・剣勇伝説YAIBA(主人公・鉄刃)
・忍たま乱太郎(主人公・猪名寺乱太郎)
・名探偵コナン(主人公・江戸川コナン)
・ゲゲゲの鬼太郎(4代目鬼太郎)
アニメ映画
・魔女の宅急便(主人公・キキ)
アニメの代表作だけでも数多い高山さんですが、1990年代の声優ブーム期においては、林原めぐみさんと並び、歌手方面での活躍でも目立った人物でもあります。
青山剛昌の嫁・高山みなみはTWO-MIXのボーカルとしても活躍
TWO-MIXは、高山みなみさんと永野椎菜さんにより結成された2人組の音楽ユニットとなります。
TWO-MIXはテクノやユーロビートを基調とした音楽性を誇り、1990年代中盤から後半にかけて、スマッシュヒットを連発しました。
高山さんは、TWO-MIXのボーカルを担当するだけではなく、作曲面を全面的に担うメロディーメカーとしても活躍しており、数多い声優の歌手活動の中でも異彩を放っていた人物でもあります。
1位:「RHYTHM EMOTION」35.3万枚(1995年)
2位:「JUST COMMUNICATION」26.4万枚(1995年)
3位:「TRUTH~A Great Detective of Love~」22.9万枚(1998年)
4位:「WHITE REFLECTION」15.6万枚(1997年)
5位:「TRUE NAVIGATION」14.3万枚(1997年)
青山剛昌が高山みなみとスピード離婚~2人に子供はなし
高山みなみと結婚から2年半で離婚した青山剛昌
青山剛昌さんは、2007年12月に高山みなみさんと離婚をしております。
2人の離婚原因に関しては公表されておりませんが、ネット上では多忙によるすれ違い説が有力視されています。
上記の表は、人気漫画「NARUTO-ナルト-」の作者・岸本斉史さんの(週刊連載時代の)一週間のスケジュール表となりますが、週刊連載作家ともなると、日曜日以外は仕事漬けの毎日ということが分かります。
結婚当時の高山さんも、深夜アニメなどの仕事こそ少なかったものの、長期アニメのレギュラーや洋画吹き替えの仕事などで、相変わらずの売れっ子ぶりを発揮していました。
収録時間も収録日も変動的な声優の仕事はただですら不規則な生活になりやすく、売れっ子声優の中には離婚経験者も少なくない職業ですが、青山さんの場合は、自身も週刊連載中の人気漫画家だったことが、夫婦間のすれ違いを助長してしまったのではないかと思われます。
ちなみに、すれ違いだらけの夫婦である以上は妊活なども満足に出来なかったようで、青山さん・高山さん夫妻の間には、子供はいません。
離婚後も良好な関係の青山剛昌と高山みなみ
離婚後の青山剛昌さんと高山みなみさんですが、結婚祝いとしてアシスタント一同がプレゼントしてくれた猫がおりましたが、そちらは高山さんが引き取ったそうです。
その後、双方ともに再婚はしておらず、トークショーなどで共演出来る程度には大人な関係が続いております。
一度別れてしまえば、漫画家と声優では顔を合わせる機会もほとんどないため、冷却期間を置けたことが関係の修復に繋がったのかもしれませんね。
青山剛昌の年収は4億円以上
人気漫画家の年収は桁外れ
日本を代表する稼げる職業の1つである漫画家ですが、「名探偵コナン」を連載中の青山剛昌さんの年収もやっぱり凄かったりします。
青山さんの正確な年収に関しては、長者番付が公表されていた時代に確認出来ます。
そちらのデータを確認してみると、2001年時の青山さんの年収は4億4500万円(納税額1億6234万)となります。
2001年の青山さんは、既に「名探偵コナン」がアニメ化されて6年目という時期だったため、現在の年収もこの当時と同水準ではないかと思われます。
ちなみに、上には上がいるのは漫画家の世界も同じようで、年収4億5000万円を誇る青山さんですら、漫画家の長者番付でTOP5には入らないという噂もあります。
ネット上で話題となっている漫画家の推定年収ランキングの最新版ですと、見事第1位に輝いている尾田栄一郎さん(代表作:ワンピース)の年収は31億円となっております。
1位:尾田栄一郎(ワンピース)31億円
2位:鳥山明(ドラゴンボール)15億円
3位:高橋和希(遊☆戯☆王)12~13億円
4位:岸本斉史(NARUTO)10億円
5位:諫山創(進撃の巨人)8億円
現在のジャパニーズドリームは、漫画の世界に埋まっているのかもしれませんね。
青山剛昌は現在は?病気で「名探偵コナン」を長期休載するも今は復帰
過酷な職業である漫画家には病気が付き物
長年不規則な生活を強いられるうえ、一日中机に向かって仕事を続けなければならない職業の性質上、病気で早死する人間が少なくないのが漫画家の世界だったりします。
例えば、シュール系ギャグ漫画「食べられません」などで知られていた風間やんわりさんも、36歳の若さで肝機能障害で亡くなられているなど、まさに身を削りながら作品を描いている職業が漫画家となります。
その他にも、「北斗の拳」などで知られている漫画家の原哲夫さんなども、仕事で長年目を酷使してきたため円錐角膜を患っており、片目の視力がほとんど失われている状態だとか。
円錐角膜においても、初期の症状は他の屈折異常と異なる所がない。進行に伴い近視性乱視となり、時には急速に、物が歪んで見えるようになる。距離を問わず視力(解像度)が低下し、夜間の視力はしばしば極めて低下する。患者によっては、両眼の視力が大きく異なることもある。羞明(眩しさ)のため、明るい所を避ける患者もいる 、また読書時に目を細めて眼精疲労を来す場合もある。眼の掻痒感をもつ場合もあるが、それ以外は疼痛を感じることはほとんどない。
引用:円錐角膜
青山剛昌は深刻な病気?2度の休載に重病説も出た
青山剛昌さんも他の漫画家の例に漏れずに、持病持ちの人物だったりします。
青山さんがそのキャリアで初めて連載を長期休止することとなったのは、2015年3月のことでした。
『週刊少年サンデー』(小学館)で連載中の人気漫画『名探偵コナン』が25日発売の2015年17号から不定期掲載になることが16日、小学館への取材でわかった。作者の青山剛昌氏が手術をし入院生活に入るため。小学館は青山氏について「昨年から入退院を繰り返していた」としているが具体的な病名などは明らかにしていない。
この時は、同年の7月下旬には連載を再開することが出来た青山さんでしたが、2年後の2017年12月に「名探偵コナン」は2度目の長期休載を迎えることになりました。
週刊少年サンデー(小学館)連載の人気漫画「名探偵コナン」が、作者青山剛昌さん(54)の病気療養のため長期休載に入った。再開時期は未定。13日発売の同誌にお知らせを掲載した。
気になる青山さんの病状ですが、2度目の長期休載となった2017年12月時にも病名は公表されていませんでした。
青山さんの病気に関しては、ネット上では「膵臓がんではないか?」などという物騒な噂も飛び交っていますが、青山さんには膵臓がんで闘病中の患者に見られる激ヤセの症状などが出ていないことを踏まえると、別の病気ではないかと思われてしました。
2018年4月に連載を再開
「名探偵コナン」ですが、2018年4月に連載を再開。
「NEWS ZERO」にVTR出演した際には4か月の休養については編集部の意図であり、青山剛昌さん本人は「病床に伏せっていたわけではない」と述べています。
青山剛昌さんはその後も「名探偵コナン」の連載を元気に続けています。
あの、大変なことが….😭
— Gìntokì Sakáta (@venky_prabhas0) May 2, 2024
私20年超の『名探偵コナン』オタクなんですけど、先日放送されたTVの中で青山剛昌先生がトリックのネタ候補として私が翻訳して字幕つけた動画見ていらっしゃったんですが⁉️⁉️エッッ‼️ pic.twitter.com/vMSeUKdHvI
今は5月。
— 潘めぐみ💎MEGUMI HAN⁷ (@han_meg_han) May 2, 2024
今は『#プロフェッショナル』をご覧の事と思いますが・・・
私事ながら、3月は
「会いたい人たちに会える」
そんな夢のような月でした。
そして、ありがたいご縁の巡りのもと、このお方にお会いすることができました。
ー 青山剛昌先生。
(続く・・・) pic.twitter.com/8YoIMiK9Up
まとめ
・青山剛昌は高山みなみと結婚生活2年半で離婚した。2人に子供はいない。
・青山剛昌は2015年3月に人気漫画『名探偵コナン』を病気のため休載。同年7月下旬には連載を再開するも、病気療養のため2017年12月に再度長期休載が発表。2018年4月に連載を再開。
2度目の休載にまで至った経緯を踏まえると、手術の予後が芳しくなかったことは確実だと思われていた青山剛昌さん。
「名探偵コナン」は、2023年で連載30年目に突入しております。
青山さんが自身のライフワークと化した「名探偵コナン」の最終回を描ききれる未来を信じて、この記事のまとめを終了させて頂きます。
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