1970年代の国民的大ヒットドラマ「あかんたれ」などの代表作で知られる俳優の志垣太郎さんが話題です。
この記事では志垣太郎さんの若い頃や嫁の白坂紀子さん、息子でタレントの匠さん、現在病気の噂や交通事故報道とそれにより愛車が判明した事などについてまとめました。
この記事の目次
志垣太郎のプロフィール
志垣太郎のプロフィール
本名 :河村稔
生年月日:1951年9月22日
出身地 :東京都大田区山王
身長 :170cm
血液型 :O型
志垣太郎さんは1969年にデビューし、現在まで活躍を続けているベテラン俳優です。シリアスな役からコミカルな役まで幅広くこなす演技力は高く評価されており、多数の作品に出演されています。
若い頃の志垣太郎さんはイケメン俳優としてアイドル的な人気を博し、当時の代表的主演作としては、1974年放送のテレビドラマ「青い山脈」や、1976年から1978年にかけて放送されたテレビドラマ「あかんたれ」、1980年から1981年放送の「氷山のごとく」、1973年公開の映画「狼の紋章」などがあります。
また、志垣太郎さんは1972年のNHK大河ドラマ「新・平家物語」では、ヒーロー的キャラクターとして描かれる源義経役を演じています。
2000年代以降も人気の高いベテラン俳優として第一線で活躍を続けており、2009年のNHKのショートドラマシリーズ「サラリーマンNEO シーズン4」、2014年公開の映画「黒執事」、2018年に放送され話題になったドラマ「ブラックペアン」などに出演されています。
志垣太郎の若い頃① 2.5次元舞台の元祖「巨人の星」で俳優デビュー
志垣太郎さんは、1969年に芸術座の舞台「巨人の星」で、オーディションで170人の中から主人公・星飛雄馬役に選ばれ俳優としてデビューしました。
現在は漫画作品などの舞台化が「2.5次元作品」として人気を集めていますが、この舞台「巨人の星」はその元祖とも呼ばれている作品です。
志垣太郎の若い頃② ドラマ「おれは男だ!」で注目を集める
志垣太郎さんが若い頃一躍注目を集めるきっかけになったのは、1971年に日本テレビで放送されたドラマ「おれは男だ!」への出演でした。
このドラマ「おれは男だ!」では、当時青春ドラマで絶大な人気を誇っていた森田健作さんが主役の小林弘二役を演じ、そのライバル役の西条信太郎役を志垣太郎さんが演じています。
志垣太郎さんは転校生の役で第28話から第31話までの短期的な出演でしたが、その凛々しさと甘さを併せ持ったルックスが話題になり、女性を中心に人気を獲得しました。
志垣太郎の若い頃③ アニメ「ベルサイユのばら」のアンドレ役で声優も
志垣太郎さんの若い頃の代表作として忘れてはならないのが、1979年から1980年にかけて放送され、爆発的な人気を集めたアニメ「ベルサイユのばら」です。
志垣太郎さんは、主人公のオスカルの相手役のアンドレ・グランディエの声を声優として演じています。
アンドレは「ベルサイユのばら」のキャラクターの中でも絶大な人気を集めるキャラである事に加え、オスカルとの身分違いの恋や、他にも様々な苦境が降りかかり苦悩する難しい役でしたが、志垣太郎さんは見事演じて原作のファンからも支持され、声もアンドレのイメージにぴったりだとして話題になりました。
2017年5月19日に、CSチャンネル「女性チャンネル♪LaLa TV」で、「ベルサイユのばら」誕生45周年を記念して放送された」特別番組では、志垣太郎さんがオスカルの声でナレーションを担当されています。
志垣太郎の若い頃④ 主演ドラマ「あかんたれ」が国民的人気作に
若い頃の志垣太郎さんの出世作が、1976年から1978年にかけて東海テレビで放送されたドラマ「あかんたれ」です。志垣太郎さんは同ドラマで主人公の秀太郎役を好演し、国民的人気を獲得しました。
この「あかんたれ」は、明治時代の大阪船場の呉服問屋・成田屋を舞台に描かれる人情劇で、視聴者からの絶大な支持を集め、当初の予定放送回数80数回を大幅に延長し、全210話が放送されました。
しかも、その後もドラマは続く予定だったのですが、後続ドラマが「あかんたれ」の延長によって放送が延期されていたために、そのドラマの制作関係者からの抗議が出て、中途半端な形でいったん放送を終了するという形での最終回でした。
人気ドラマだった「あかんたれ」が中途半端な結末を迎えた事から、今度は視聴者から大量のクレームが寄せられ、続編として「続・あかんたれ」の放送が決定。こちらも全155話の超長編作品になっています。
「あかんたれ」は当時の国民的人気ドラマとなり舞台化もされ、その舞台版でも志垣太郎さんが主演されています。
若い頃の志垣太郎さんはイケメンのアイドル俳優として人気を得ていましたが、「あかんたれ」は、それまでのアイドル的イメージを覆して演技派俳優として高い評価を得るきっかけとなる作品にもなりました。
志垣太郎の嫁は元女優の白坂紀子
志垣太郎さんの嫁は元女優で歌手としても活躍した白坂紀子さんです。
志垣太郎さんと嫁の白坂紀子さんの出会いは、1982年から1983年に放送された時代劇「水戸黄門」の第13部でした。
1話から10話までレギュラー出演していた白坂紀子さんに、第10話にゲスト出演した志垣太郎さんが一目惚れしてアプローチをかけたそうです。
嫁の白坂紀子さんは、最初はイケメンのモテ男として知られていた志垣太郎さんからの猛アプローチに警戒したそうなのですが、実際に会ってデートをしてみると「楽しくて気さくな人だし、意外と真面目で、思っていたイメージとは違う」と思い、すぐに真剣交際に発展したのだとか。
志垣太郎さんと嫁の白坂紀子さんは、出会いから3年後の1985年6月に結婚されています。1984年12月24日のクリスマスイブに、志垣太郎さんの方から「来年は結婚しようね」とプロポーズされたのだそうです。
白坂紀子のプロフィール
本名 :河村朱実
生年月日:1958年1月10日
出身地 :東京都渋谷区
身長 :156cm
血液型 :O型
志垣太郎さんの嫁の白坂紀子さんは、1958年1月10日生まれで、志垣太郎さんの6歳年下です。
白坂紀子さんは小学校から名門私立の成蹊学園に通い、ピアノやヴァイオリンを習うお嬢様でしたが、1978年、20歳の頃に大学を中退して芸能界デビューし、タレントや女優、歌手として活躍しました。
代表出演作は特撮ドラマ「ウルトラマン80」や、志垣太郎さんとの出会いのきっかけになった時代劇「水戸黄門 第13部」などがあります。
志垣太郎の息子は俳優でタレントの匠(たくみ)
志垣太郎さんは嫁の白坂紀子さんとの間に1988年5月13日に息子が1人誕生しています。
この息子さんは現在は「匠(たくみ)」の名前で俳優として活躍されています。
匠(たくみ)のプロフィール
旧芸名 :和音匠
生年月日:1988年5月13日
出身地 :東京都
身長 :171cm
血液型 :O型
志垣太郎さんと嫁の白坂紀子さんの息子の匠さんは、両親の影響を受けてか子供の頃から音楽や映画、お笑いなどの芸能の世界に興味を持っていたそうです。
特に音楽には興味を持ち、5歳からクラシックピアノを習い始め、小学校時代にはピアノコンクールの優秀賞を受賞されています。
高校時代は聖歌隊、大学時代には軽音楽部に所属し、この頃にエレキギターも始めたそうです。
次第にプロのエンターテイナーになりたいと思うようになり、2013年公開の奥田瑛二監督の映画「今日子と修一の場合」のオーディションに合格して俳優としてデビューしています。
この作品で匠さんが演じたのは、いじめや少年院に入院した暗い過去を持ち、過去には音大を目指していたためピアノが特技の青年ケンイチでした。作中では、ケンイチがピアノを弾くシーンがあるのですが、撮影で匠さんが弾いたピアノの音源がそのまま劇中音楽として使用されています。
その後は、バラエティタレントをメインに活動し、かなり個性的かつ卓越したトークスタイルで人気を集めており、2016年5月には「踊るさんま御殿」に初出演し面白トークを展開、見事「踊るヒット賞」を獲得されています。
また、2016年には「徹子の部屋」に父の志垣太郎さんと共演し数々の親子エピソードを披露、その仲の良さが話題になりました。
匠さんは、2020年5月に所属していたオスカープロモーションを退所し、現在はフリーランスでの活動を続けられています。
志垣太郎の現在① 現在は病気の噂も
志垣太郎さんが現在病気という噂があるようですが、これは2013年に放送されブームになったドラマ「半沢直樹」の第1話に、志垣太郎さんは「高木」という役で出演したのですが、第4話で再び登場した「高木」が全く別の役者になっていた事から、志垣太郎さんが病気になって急遽降板したのでは?という噂につながったという事のようです。
この突然の降板と病気の噂については、当時、週刊誌女性セブンが記事にしています。
ドラマ『半沢直樹』(TBS系)は、関西地区で平均視聴率32.8%を記録した。いかにも悪そうな新キャラが続々参戦しているが、そんななか、実は第1話に登場していた志垣太郎(61才)が降板し、第4話から三浦浩一(59才)に代わっているのだ。
「いくら脇役とはいえ、これだけの人気ドラマでの降板は異例のこと。しかも代役が立っているのに発表がないのは異例といえます」
女性セブンは志垣太郎さんが病気ではないかとの噂の取材も行い、志垣太郎さんの元気な姿を確認したとして病気の噂は否定されています。
その後も、志垣太郎さんは俳優として元気に活躍されているので病気の噂はデマだったようです。しかし、「半沢直樹」突然の降板の本当の理由は現在も謎のままです。
志垣太郎の現在② デザイナーとしてブランド「Shibaki-ism」を立ち上げ
志垣太郎さんは現在、オリジナルジュエリーブランド「Sigaki-ism」を立ち上げ、デザイナーとしても活躍されているようです。
この志垣太郎さんのブランド「Sigaki-ism」は、かなり限定的に展開されているようで、一般に公開されている情報はほとんどありません。志垣太郎さん本人が招待客限定のジュエリーフェアの販売会に出向くなどしているようなので、クオリティを高め、一部の顧客に特別に販売するスタイルでブランド展開されているという事かも知れません。
志垣太郎の現在③ 交通事故を起こしてニュースに
現在も俳優として活躍されている志垣太郎さんですが、2021年1月29日に、交通事故を起こした事がニュースになっています。
俳優の志垣太郎(69)が東京都江東区で乗用車を運転中、軽ワゴン車と衝突する事故を起こしていたことが29日、警視庁東京湾岸署への取材で分かった。
署によると軽ワゴン車は横転し、運転していた50代男性が軽傷を負った。志垣にけがはなかった。
記事によれば、志垣太郎さんの運転する車が、東京都江東区の丁字路交差点で軽ワゴン車に横から衝突する事故だったようです。軽ワゴン車は横転し、乗っていた50代の男性が怪我をして入院しているという事なので、ある程度激しい事故だったようです。志垣太郎さんはこの事故で怪我は負っていないという事でした。
その後、現在までに志垣太郎さんがこの事故で書類送検されたなどの続報は出ていません。
志垣太郎の愛車はメルセデスベンツAMGモデルのCクラスと判明
志垣太郎さんが愛車の運転中に交通事故を起こしていますが、この事故のニュース映像から志垣太郎さんの愛車はメルセデスベンツのAMGモデルCクラス「C43 4MATIC」である事が判明しています。4代目W205型で車体カラーは白でした。
志垣太郎さんの愛車のベンツAMG「C43 4MATIC」の市場価格は660万円ほどです。
まとめ
今回は国民的大ヒットドラマ「あかんたれ」などの代表作で知られるベテラン俳優・志垣太郎さんについてまとめてみました。
志垣太郎さんは若い頃、舞台「巨人の星」の主役としてデビューし、ドラマ「おれは男だ!」、「あかんたれ」、アニメ「ベルサイユのばら」などへの出演で人気を得ました。
志垣太郎さんの嫁は元女優の白坂紀子さんで、息子は俳優やタレントとして活躍中の匠(たくみ)さんです。
現在は病気の噂もありましたがこれは誤情報で、第一線での活躍を続けられています。2021年1月には交通事故を起こし相手が怪我をした事がニュースになりましたが、志垣太郎さんに怪我はなく書類送検されたなどの続報も出ていません。この事故報道から志垣太郎さんの愛車がベンツAMGモデル「C43 4MATIC」である事なども判明しています。
今後の志垣太郎さんの活躍も応援していきたいと思います。