経済ジャーナリストとして活躍する後藤達也さんですが、元は日経新聞社に勤務しており、退職理由も話題です。
今回は後藤達也さんの年齢、学歴(高校や大学)と経歴、日経新聞を退職した理由、年収、結婚した嫁や子供、現在を紹介します。
この記事の目次
後藤達也は元日経新聞社社員のジャーナリスト
後藤達也さんは、フリーの経済ジャーナリストとして活躍中の人物です。
2022年3月に日本経済新聞社を退職して以降の後藤達也さんは、YouTubeチャンネル「日経テレ東大学」の「あつまれ!金融の森」シリーズに登場。
日経テレ東大学が好きで観てるんだけど、あつまれ金融の森は初めて。後藤さんの株式に参加して経済活性化、巡り巡って日本の為にって良いですね。こういうのみると仕事したいなって刺激受けます。ありがとう💰💰💰#後藤達也 #日経テレ東大学 #好き #YouTube
— ayu (@ayudesu_u) January 6, 2023
また、日経新聞時代に培った知名度を生かし、有料noteやYouTubeの個人チャンネルも開設するなど、意欲的な活動が続いています。
私は有料note読まない&薦めない派なんだけど、後藤さんのnoteだけは読む価値あると思って購読してる。何より破格の安さだし、信用できるきちんとした内容だし。短期間で儲けたい&投資に熟知した方々にはもしかしたら物足りないのかもしれないけど、私のような一般人には十分すぎてお釣りがくるくらい
— 鉄幹🏕@株と競馬と私🗾💹🐎 (@Tekkan_SoloCamp) February 1, 2023
後藤達也さんのYouTube公式チャンネルはこちら→後藤達也・経済チャンネル
この記事では、そんな後藤達也さんのこれまでの経歴や投資歴の他、日経新聞社を退職した理由なども紹介します。
後藤達也の経歴や学歴① 年齢は43歳・出身大学や高校は不明
後藤達也(ごとう たつや)
元日経新聞社員の経済ジャーナリストである後藤達也さんだけに、その学歴が気になっている方も多いようです。
しかしながら、後藤達也さんは個人情報を公開することに消極的で、1980年生まれで2023年現在43歳となること以外は、詳細なプロフィールは公開されておりません。
そのため、出身大学や高校などは不明となっていますが、街録というYouTubeチャンネルにおいて東京の大学であることは明かしています。
また、同姓同名の大阪産業大学の准教授が関西学院大学出身だったため、関西学院大学卒説が流れたこともありましたが、後藤達也さん本人は否定も肯定もしていない状況です。
とはいえ、一般的に日経新聞社といえば、マスコミ関連で最も入社難易度が高い企業として知られています。
おまけに、後藤達也さんは就職氷河期世代に該当するため、近年の新卒社員よりも高い学歴が必要だったことは想像に難くありません。
1位早稲田大学12名
2位慶應義塾大学10人
3位東京大学10人
4位上智大学5人
5位京都大学3名
となると、後藤達也さんの学歴は最低でも早慶上智クラスの可能性もあるでしょう。
後藤達也の経歴や学歴② 大学時代は投資経験もあった
現在、投資ジャーナリストとして活躍する後藤達也さんだけに、大学時代から投資に興味を持ち、2000年から2003年にかけて日本株を取引していたようです。
当時の日本株に関しては、ITバブルが弾けて日経平均が暴落していく逆風の時期でした。
・1999年:1万8934円
・2000年:1万3786円
・2001年:1万543円
・2002年:8579円
・2003年:1万677円
そんな中、後藤達也さんは、日本の不良債権問題や世界的な景気後退の余波を踏まえ、日経平均が下げトレンドになると予測し、空売りに注力。
そのため、大学時代の後藤達也さんは、大きく儲けてはいないものの損はしなかった程度に投資に成功していたようです。
ちなみに、学生時代のこの投資経験について記者になった際に「投資家の心理状況を踏まえた記事が書けるようになった」とコメントしており、良い経験になったようです。
たとえば、自分が有望だと思って買った銘柄が下がってしまったときに損切りできない気持ちなんて、実際に取引してみないとわかりません。そういうことをわかっているのと、わかっていないのとでは、たぶん、取材で投資家の人と話すときにも気持ちが違ってくると思うんですね。
後藤達也の経歴や学歴③ 日経新聞入社後はエリートコースまっしぐら
大学を卒業後の後藤達也さんは、2004年に日経新聞社に入社しています。
日経新聞社時代は、経済・為替・金融政策・日銀・財務省をメインに取材し、記事を書いていたとのこと。
また、2009年から2010年にかけては日本経済研究センターに出向するなど、20代のうちからエリートコースに乗っていたようです。
そんな経歴を踏まえると、やはり大学はかなりの名門どころだったのではないかと思われます。
2016年から2017年には米コロンビア大学ビジネススクールの客員研究員、2019年には日経新聞社のニューヨーク特派員に抜擢されました。
後藤達也の経歴や学歴④ 日経新聞社時代は投資をしていなかった?
日経新聞社内でも選りすぐりのエリートだった後藤達也さんですが、意外なことに投資方面はまったくやっていなかったといいます。
後藤達也さんが当時投資を控えていた背景には、社内規則で投資が規制されていることが大きかったようです。
他にも、投資をすると筆が歪むからという後藤達也さん本人の記者哲学がありました。
たとえば、仮に私がテスラ株を持っていたとします。そうすると、冷静な目でテスラ株を見られなくなり、客観的な記事を書けなくなってしまう可能性がある。学生時代に株取引をやっていたのは自分にとって大きな資産になっていると思いますが、記者になった今はやらない方がいいと思っています。
後藤達也が日経新聞社を退職した理由
ニューヨーク特派員としてアメリカに派遣されていた後藤達也さんは、2021年半ばには任期を終えて日本へ帰国しています。
帰国後は、日銀取材チームのキャップを務めるなど、まさにエース記者として活躍。
しかし、そんな華々しい活動すら物足りなかったのか、後藤達也さんは2022年3月、日経新聞社を41歳の若さで退職しています。
退職の理由は危機感だった
41歳の若さで日経新聞社の退社を決意した背景には、冷静な損得勘定があったようです。
日経新聞自体の価値を「この国を動かす人々に記事を読んでもらえる」と評価していたものの、新聞社の斜陽化に対してはシビアな見解を持っていました。
日本の新聞社で唯一電子版が成功していると言われる日経新聞ですが、電子版の有料会員数は既に頭打ち。紙の読者の減少ペースを踏まえると、全体的な購読者は減る一方でした。
そのため、自分が70~80代まで働くことを想定すると、安住の地にはなり得ないとの判断があったようですね。
後藤達也が出演していた「日経テレ東大学」が打ち切られた理由
フリー転身後も「日経テレ東大学」のレギュラーをゲットした他、有料Noteの会員数も絶好調な後藤達也さんですが、予期せぬトラブルも経験しています。
2023年3月を最後に、「日経テレ東大学」が打ち切られてしまいました。
テレビ東京は「プロジェクトの共同事業契約が2023年3月末に満了するため」と説明しているが、『週刊文春』の取材によれば、SNSでたびたび炎上し、賠償金や訴訟を多く抱える西村博之や元日本経済新聞記者の後藤達也の出演など、日経新聞社内でコンプライアンス面から動画の内容を問題視する声があがり、昨年12月時点で制作スタッフに終了が通告されていたとされる
引用:日経テレ東大学
「日経テレ東大学」は、累計再生数が2億回を超えるような人気チャンネルだったため、打ち切りの一報に対してショックを受けていた視聴者も多数います。
遅ればせながら日経テレ東大学が打ち切りになるニュースを見た。ここ1年以上、一番楽しみ、学びの多いコンテンツだったので本当に勿体無い。残念。外部からクレーム受けたんだろうなあ…。高橋Pは退社後もぜひ追いかけたい。
— Ryota Isoya@Tokyo (@yanniso1211) February 13, 2023
「日経テレ東大学」の打ち切り騒動は、関係者にとっても納得できないことだったらしく、プロデューサーだった高橋弘樹さんはテレビ東京を退社しています。
ちなみに、その高橋弘樹さんが立ち上げた新たなビジネスチャンネル「ReHacQ」に、後藤達也さんもレギュラー出演が決まりました。
ビジネスチャンネル「ReHacQ」はこちら→ReHacQ−リハック−【公式】
後藤達也の年収
フリーの経済ジャーナリストとして成功を掴んでいる後藤達也さんだけに、その年収も気になりますよね。
サラリーマン時代の後藤達也さんの年収は、日経新聞社の平均年収や年齢を踏まえると、1200万円前後の高給取りだったと思われます。
日経新聞社退社後は、YouTubeチャンネル「後藤達也・経済チャンネル」こそ不発だったものの、有料noteの方では大きな成功を掴みました。
◆ 半年たちました
— 後藤達也 (@goto_finance) January 22, 2023
noteサブスクをはじめて半年。有料会員は21600人を超え、想定外の反響を頂きました。金銭に限らず、この半年で得たモノはとても大きかったと感じており、記事に書きとめました。次の半年はもっとよい循環が生まれるよう努力します
👇note【無料記事】https://t.co/Y6Bj8yEAlJ
後藤達也さんの有料noteは、当初は550円と980円のプランがあったようですが、現在は550円のプランのみになっています。
また、有料noteの手数料は15%程度らしいため、売上の85%が後藤達也さんの懐に入るそうですね。
そのため、有料noteの収益だけでも、後藤達也さんの年収は1億円を超えていると思われます。
後藤達也が結婚した嫁や子供
後藤達也さんの結婚歴、嫁や子供など家族について見ていきましょう。
後藤達也さんは、妻と子供(娘)がいることをカミングアウトしていますが、それ以上の個人情報は公開していないため、妻の経歴、子供の年齢や人数などは不明となっています。
後藤達也さんは「家に帰ったら娘にオムライスを作る約束をしている」という発言をしているため、娘はまだ幼い可能性が高そうです。
後藤達也の現在
後藤達也さんは現在、インフレ退治のために欧米が利上げを強行している影響で世界経済が不安定化していることもあり、報道番組に引っ張りだことなっています。
特に、利上げによる欧米債券市場の暴落やそれによる欧米の金融危機などの解説をする機会が多い状況です。
日本の銀行に関しては、基本的に財務健全性が高いので、日本の銀行で取り付け騒ぎが起こるといったような可能性は今のところ低い
— marketmaker (@marketmaker7) March 18, 2023
【後藤達也氏に聞く】世界で銀行の“破綻”や“経営不安”相次ぐ…日本の株価下落の背景にある「世界の金融不安」を読み解く https://t.co/KSETL0tEyB
後藤達也のまとめ
後藤達也さんは、日経新聞社時代は会社を背負うレベルのエース記者だった一方で、新聞社の将来性に疑問を抱き、フリーに転身した経済記者となります。
後藤達也さんの今後より一層の活躍を祈りつつ、この記事のまとめを終了させていただきます。