NHKの名物キャスターだった大越健介さんの「報道ステーション」メインキャスター就任が発表され話題です。
この記事では改めて大越健介さんの身長、学歴や経歴、結婚した嫁や息子などの家族、NHK退職の理由や過去の左遷や更迭の噂、現在の報ステ移籍の話題などについてまとめました。
この記事の目次
大越健介のプロフィール
大越健介のプロフィール
生年月日:1961年8月25日
出身地 :新潟県三島郡寺泊町(現在の長岡市)
身長 :非公開
血液型 :不明
大越健介さんは長年NHKで政治記者を務めたのち、報道番組「ニュースウォッチ9」のメインキャスターとして活躍し、そのはっきりとした物言いによりNHKの名物アナとして人気を集めました。
そんな大越健介さんは、2021年6月に長年勤めたNHKを退職し、テレビ朝日「報道ステーション」のメインキャスターへの転身が発表されて大きな注目を集めています。
今回はこの大越健介さんについて改めてまとめていきます。
大越健介の身長
大越健介さんは身長を公称されていませんが、以前番組出演中に自身の身長が「169cm」であると発言されていた事がありました。
番組出演時の共演者と比較しても、この身長で間違いないようです。大越健介さんの同世代のちょうど平均身長ほどになります。
大越健介の学歴① 出身中学は新潟市立石山中学校
大越健介さんの出身中学校は新潟市東区の公立校「新潟市立石山中学校」です。
大越健介さんは新潟県三島郡寺泊町(現在の長岡市)の生まれですが、3歳の頃に父親の仕事の関係で新潟市に引っ越し、同市の公立校に通っていたようです。また、大越健介さんの出身小学校は公表はされていませんが、地元の広報誌に掲載された情報などから、新潟市立中野山小学校の出身のようです。
大越健介の学歴② 出身高校は新潟県立新潟高等学校
大越健介さんの出身高校は新潟市中央区公立校の「新潟県立新潟高等学校」です。この高校の最新の偏差値は「71〜73」と全国でも屈指の進学校で、政治家やアナウンサーも大勢輩出しています。
大越健介さんはこの新潟高校在学時には野球部に所属し3年間を野球に全てを捧げるような高校時代だったそうです。高校2年までは捕手として県大会ベスト4、高校3年からは投手に転向し活躍し県大会ベスト8の成績を残しています。
夏の大会が終わった後は、一時は野球は引退しようと考えたそうなのですが、大学でも野球をやりたいと思うようになり、6大学の中で自分の野球の実力で通用するとするなら東大しかないと考えて東大受験を決められたようです。
夏の大会が終わった直後は、もうこれで野球は終わりだと思ったんだけど、一晩寝たら翌日からまたやりたくなったんです。東大以外の五大学はやはり野球エリートだけが行くところっていう認識があって、新潟の普通の公立高校から自分が行けるとは思わなかった。逆に言えば東大以外選択肢がなかったって感じかな(笑)。
大越健介の学歴③ 出身大学は東京大学文学部国文学科
出典:https://image.middle-edge.jp/
大越健介さんは高校時代野球に打ち込んでしたという事で、さすがに1年の受験勉強では東大合格までは至らず、1年間浪人して御茶ノ水の予備校に通って猛勉強し、高校卒業の翌年に見事、東大文科Ⅲ類に合格し、文学部国文学科を卒業されています。東京大学文科Ⅲ類の最新の偏差値は「67.5」となっています。
東大でも野球部のエースとして活躍
大越健介さんは東京大学でも野球部に所属し、投球スタイルをオーバースローの正統派からサイドスローにの技巧派に変えてエースとして活躍しています。東京6大学リーグで通算50試合登板で8勝27敗、防御率3.52、142奪三振と、歴代の東大野球部の投手の中でもかなりの好成績を残されています。
1982年の六大学野球新人戦ではエースとして3連投し、弱小と言われていた東大野球部を準優勝に導いています。
さらに、1983年には、大越健介さんは日米大学野球選手権大会の日本代表に選出されています。東大野球部から同大会の代表メンバーが選出されたのは史上初の快挙でした。
大越健介のNHK入局後の経歴
大越健介さんは東大卒業後の1985年にNHKに入局し、最初の勤務地は岡山局で、その後はいくつかの国内局での勤務を経て、報道局政治部に配属されています。政治記者としては元首相の故・橋本龍太郎氏の番記者や、自民党竹下派経世会の担当記者などを務めています。この当時からNHKのニュース番組に政治記者として出演し、国会レポートや「クローズアップ現代」などに出演されていました。
2005年からはワシントン支局特派員に就任し、2007年には同支局長に任命されています。
2010年に「ニュースウォッチ9」のメインキャスターに抜擢され、長年政治記者を務めた経験から、大越健介さん自身の意見を表明するという、これまでのNHKのニュース番組ではみられなかったスタイルで度々話題を呼びました。大越健介さんは「ニュースウォッチ9」のキャスターを2015年まで担当されました。
その後は、2018年から2020年9月まで「サンデースポーツ2020」のメインキャスターを務め、2020年10月からは「NHKスペシャル」のキャスターを経て、2021年6月30日にNHKを定年退職されています。
大越健介のNHK退職理由やその後の動向にも注目が集まっている
大越健介さんは本来のNHKの定年退職の年齢である60歳より2ヶ月早い退職となりましたが、出演したラジオ番組で「間もなく60歳という節目ということで、自分自身も仕事に1つの区切りをつけたいと思います」と退職の理由を語られていました。
NHKでは希望すれば定年退職を延長できるという事なので、大越健介さん本人の意思による退職だった可能性が高いようです。
大越健介さんはNHK出身のキャスターの中でも知名度と人気が抜群に高い上に、東大野球部でエースとして活躍した経歴や、政治部記者として長く活躍した経歴などを持ち、スポーツ番組から報道番組まで何でもこなせるキャスターとしての圧倒的な実力も兼ね備えており、NHKを退職した後には、民放テレビ局の間で争奪戦が起こるのではとの予想も出ていました。
NHKは7月1日、報道番組「ニュースウオッチ9」などのキャスターを務めたジャーナリストの大越健介氏(59)が、6月30日付で定年退職したと明らかにした。知名度は抜群、政治記者としても一流、加えてスポーツマンの顔も併せ持つ大越氏、早くも民放から引く手あまたとの声も上がる。
後で改めて触れますが、大越健介さんの退職後の動向としては、2021年10月からテレビ朝日の「報道ステーション」のメインキャスターとして起用される事が発表されています。
大越健介の結婚と嫁について
大越健介さんは結婚されていますが、嫁は一般女性で詳しい情報は公開されていません。また、嫁と結婚した時期なども不明です。
ただ、大越健介さんは著作の中でこの嫁とのエピソードをよく書かれているので、結婚生活はうまく行っている様子です。
大越健介さんはこの嫁との間に3人の息子さんを儲けています。
大越健介の息子① 長男・大越遼介
大越健介さんは嫁との間に3人の息子さんがいるという事です。
大越健介さんの息子さんのうち長男は大越遼介さんという名前で、2009年4月の時点で明治大学政治経済学部の4年生でした。そこから計算すると、2021年の現在の年齢は34歳から35歳だと思われます。
大越健介さんの最初の息子さん、大越遼介さんは父の大越健介さんと同じように学生時代は野球に打ち込まれていたようで、日本大学第三高等学校(日大三高)野球部のエースとして甲子園に出場し、1回戦で14奪三振の圧巻の投球を見せ、チームをベスト8に導いています。
プロ野球のスカウトからも注目されましたが、大学に進学して神宮球場のマウンドで投げたいとの想いから、明治大学政治経済学部へと進学して野球部に入部し東京6大学リーグで活躍しました。
大学卒業後は、新日鉄住金ステンレス株式会社(現日鉄ステンレス)に入社し、育成選手として同社の社会人野球チーム「日鉄ステンレス山口シーガルズ(当時は光シーガルズ)」に入団。2010年に支配下登録され2012年頃まで活躍されていました。
野球引退後はデザインの専門学校「東京デザインプレックス研究所」へ通ってグラフィックデザインを学んだようです。
2018年、30歳の頃に東京都小金井市が公募した、市制施行60周年のシンボルマークに大越遼介さんの作品が採用されたとのニュースも報じられていました。その当時は東京都小金井市で会社員をされていると報じられていましたが現在については不明です。
また、時期は不明ですが結婚されており、2014年に子供(大越健介さんの孫)が誕生しています。
大越健介の息子② 次男・大越光介
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大越健介さんの2人目の息子は光介さんという方で、長男の遼介さんの2歳年下という事です。
この息子・光介さんも野球をされていたという事ですが、高校生の時に受けた手術がうまくいかずに野球を引退されているようです。
父や兄と同じく野球をしていた光介さんは、高校時代に受けた手術がうまくいかず、野球ができなくなってしまった。
この息子の大越光介さんですが、どうやら現在は、日本オリンピック委員会(JOC)に本部員として勤められているようです。
大越健介の息子③ 三男の名前は不明
大越健介さんにはもう1人息子さんがいるようですが、この三男に関しては名前や職業、年齢などの詳細は不明です。ただ、すでに成人している事と、上の2人の息子さんと同じように学生時代に野球をやられていた事などがわかっています。
大越健介のニュースウォッチ9降板は更迭で左遷とも言われた
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大越健介さんは自身の代表的番組であった「ニュースウォッチ9」のメインキャスターを2015年3月に降板されていますが、番組も大越健介さんも人気があっただけに、この突然の降板に驚いた人も多かったようです。
一部の週刊誌などでは、大越健介さんのこの降板は、更迭や左遷などと報じられていました。
「週刊現代」や「FLASH」などの記事によれば、大越健介さんは「ニュースウォッチ9」で政治などに対してもはっきりと物を言うスタンスを貫いており、当時の安倍政権に対しては批判的の姿勢を取る事が多かったため、官邸にとって目障りな存在になっていたとの事。そのため大越健介さんの突然のニュースウォッチ9降板は、NHKの上層部が官邸の意向に沿う形で行った事実上の更迭で左遷の人事だったという事でした。
年が明けてから突然、大越氏が交代するという報道が出た。NHK職員のほとんどが、報道で彼の交代を知ったのだ。あまりに唐突な話だったので、NHK上層部が官邸の意向をうかがって行った特別人事ではないかと見る向きも多い。
「原発再稼働に否定的な大越キャスターの報道姿勢に、安倍官邸は不満を抱えていた。その意向を受け、籾井勝人会長が決断したというのが更迭の理由のひとつだ」(NHK関係者)
あくまでも週刊誌記事なのでどこまでが事実かは不明ですが、大越健介さんもこの降板には納得していなかったと言う事でした。
もしかすると、大越健介さんが本来の定年のタイミングよりも2ヶ月前倒しでNHKからの退職を発表したのは、この時の更迭とも左遷とも言われた人事が引っかかっていたのも関係しているのかもしれません。
大越健介の現在…報道ステーションのキャスターに起用の報道
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大越健介さんのNHKを退職後の動向に注目が集まっていましたが、早くも2021年7月9日には、同年10月からテレビ朝日「報道ステーション」のメインキャスターに起用されるとの報道が出て、現在注目が集まっています。
NHKを退職した大越健介氏(59)が、テレビ朝日「報道ステーション」のメインキャスターに就任することが9日、同局から発表された。10月クールから、月曜~木曜日まで担当する。
現在、大越健介さんの報ステへの電撃的な移籍に驚いている関係者が多いという事なのですが、実は、テレビ朝日は極秘裏に大越健介さんとの交渉を進めていたといい、大越健介さんも退職の意思を直前までNHKの関係者に秘密にしており、逃げるように退職したと報じているメディアもあります。
「大越さんが民放への移籍を探っているという噂は前々から出ていましたから、大勢の職員の前で退職の挨拶をすれば、今後の身の振り方を必ず聞かれたはず。でも、まさか『報ステをやります』なんて言えない。だから、逃げるように辞めたのでは」(NHK幹部職員)
現在、これだけ騒がれている事から、大越健介さんの就任後の報道ステーションの視聴率は上昇する可能性が高いのではないかと思われます。既にこの時点で既にテレビ朝日側の大越健介さんの起用は大成功しているという声も上がっているようです。
まとめ
今回は、NHKでは「ニュースウォッチ9」などで人気を博し、退職発表後に「報道ステーション」のメインキャスターに抜擢される事が発表され注目を集めている大越健介さんについてまとめてみました。
大越健介さんは新潟県立新潟高等学校から東京大学へと進んだ学歴をもちますが、学生時代は野球に打ち込み、東大時代にはエースとして東京6大学リーグで活躍しました。
大学卒業後にNHKに入局し、長年政治記者として活躍後にワシントン支局長を経て、「ニュースウォッチ9」のメインキャスターを務めたという華麗な経歴を持ちます。
大越健介さんは結婚した嫁との間に3人の息子がおり、長男の遼介さんは甲子園ベスト8の経歴を持ち、明治大学野球部では投手として6大学リーグで活躍しました。次男の光介さんはJOCの職員をされているようです。三男の息子さんについては情報がありません。
大越健介さんは自らの意見を挟むスタイルで知られ、反政権的な発言も厭わなかったため、2015年のニュースウォッチ9からの突然の降板には、政権の意向を受けたNHK上層部による更迭や左遷の噂も出ました。
2021年6月30日にはNHKを定年退職されましたが、そレからわずか10日後の7月9日にテレビ朝日「報道ステーション」の次期メインキャスターに抜擢される事が発表され、現在注目を集めています。
大越健介さんの民放の報道番組でのさらなる活躍にも期待したいと思います。