俳優や歌手、司会者として幅広く活躍されていた西田敏行さんが2024年に亡くなられました。
この記事では泣きキャラとして認識されていた西田敏行さんにまつわる黒い噂、病気や怪我のこと、激痩せした姿、死去や死因をまとめています。
この記事の目次
西田敏行のプロフィール
名前:西田敏行(にしだとしゆき)
出身地:福島県郡山市
生年月日:1947年11月4日
身長:166cm
血液型:B型
出身高校:明治大学付属中野高等学校
学歴:明治大学農学部中退
所属事務所:オフィスコバック
西田敏行さんは1967年にデビューした俳優で、日本俳優連合の理事長も務めていた方です。
代表作として、ドラマでは「西遊記」、「坂の上の雲」、「八重の桜」など、映画でも「釣りバカ日誌」シリーズ、「ゲロッパ」などがあり、長らく日本のドラマ・映画界を牽引してきました。
その他、歌手やタレント、MC、ナレーションなど幅広く活動していたことでも知られています。
2011年3月の東日本大震災後には地元福島の風評被害や、脱原発を訴えた西田敏行さん。
西田敏行の黒い噂のデマについて~デマで書類送検された人も出る
「探偵!ナイトスクープ」で号泣する西田敏行さん。
司会を務めていた「探偵!ナイトスクープ」では局長として先陣を切って泣く姿を見せ、またその朗らかな笑顔からも、非常に人が良さそうに見えていました。
そんなすぐポロっと泣いてしまう西田敏行さんを人情家と見る人も多いなか、実は西田敏行さんに関する少し黒い噂のデマもありました。
西田敏行に関するデマ:超ドSというデマ
その黒い噂のデマのうちの一つが、なんと西田敏行さんがドSだというもの。
映画「アウトレジビヨンド」では、そのヤクザっぷりにたけし監督も絶賛だったとか。
まぁ少し意外とはいえ、そういったことは人それぞれなので、あまり突っ込むのも……という話ですが、なんでもそれがだいぶ度を超えていると言われていました。
Xは包容力があって優しそうなイメージとは違って、本性はドS。あまりにもプレイが危険すぎるため、業界ではトラブルメーカーとして知られている。これまでXに関するタレコミがあったが、あまりにも危険すぎて記事にすることはできなかった。しかし、この件がもし明らかになれば、その瞬間にXの俳優生命はおしまい。そのぐらいの“爆弾スキャンダル”
つまり、このXが巷では西田敏行さんとネットで噂されていました。
西田敏行さんのS話は、たびたびネットでは話題になっていました。一部では、金銭との見返りに過度なプレイを楽しんでいるとも。
♥N田さん?結構有名だよね…
♥なんとかスクープの局長はそういう噂あるけど..これも?
♥西田敏行だって聞いたことある……別の人かな?
▼ネット上ではX=西田敏行だという説が浮上
関連施設では一部出入り禁止にもなったりと、なかなかのドSぶりだと噂されていたようです。
ドS西田敏行SM暴行事件 「もうかんべんならないので、告発させてもらいます」
しかし、これらの噂はデマであったとみられています。
西田敏行に関するデマ:覚醒剤の疑いがある大物司会者Xのデマ
そして次に挙げられる西田敏行さんの黒い噂のデマが、覚醒剤です。
近年、大物ミュージシャンのASKAさん、元プロ野球スターの清原和博さんなど、名の知られた芸能人が薬物で逮捕されています。
その中でたびたび次に逮捕されるのは……といってイニシャルでよく上がる名前がありました。
「14年3月に『週刊文春』で清原被告の薬物疑惑が報じられました。その報道を受けて、さる業界団体が『薬物の噂が出ているタレントもいるが、実際はどうなのか』と、加盟する芸能事務所各社に対し、所属タレントの尿検査を実施するようお触れを出したんです。こうした事態を受けて、業界団体には加盟していないある芸能事務所も、自主的に検査に踏み切りました。ところがその方針に顔色を変えたのが、所属タレントで大物俳優の『X』だった。他のタレントが素直に応じる中、『何で俺がそんなことをやらなきゃいけないの』と、かたくなに拒否したというんです。この一件はその後、警視庁の捜査員の耳にも入っています」
Xは主演したシリーズものの作品が大ヒットするなど、映画やドラマに数多く出演。また、バラエティ番組での司会進行のほか、有名アーティストとCMで共演し、現在も幅広い分野で活躍する大御所である。
もともと、Xがシャブを使用しているという噂は数年前からあり、警視庁が作成する『疑惑の芸能人リスト』に載っている一人でした。そして警視庁が数年前から清原被告の薬物捜査を始めると、その過程でXの存在が浮上。
そしてこの大物司会者X氏が、西田敏行さんというデマが流れました。
ただこの件については、当時からネットで一人歩きしているだけと否定する声もありました。
また、覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された清原和博の初公判があった5月17日以降、一部マスコミで《次の逮捕者はNHK大河ドラマ出演歴のある大物男優》という報道が流れた。「インターネット上では西田の名前が取り沙汰され、噂が一人歩きを始めたのです」(夕刊紙記者)
西田と親しい映画関係者が呆れる。
「西田は10年以上前に心筋梗塞で倒れて以来、心臓に疾患を抱えている。それに、噂が流れたころには胆のう炎の治療のため、ベットでほとんど寝ている状態だった。西田が違法薬物を使用している情報はガセです。冗談では済まされません」
西田敏行にまつわる噂のデマで書類送検者が出る
上記のような西田敏行さんにまつわるデマ情報を流した人物が書類送検される事件がありました。
俳優の西田敏行さん(69)を誹謗中傷する記事をインターネットのブログなどでまとめて拡散し、所属事務所の業務を妨害したとして、警視庁赤坂署は5日、偽計業務妨害容疑で、中部地方に住む40代の女ら男女3人を書類送検した。事務所や捜査関係者への取材で分かった。
女の送検容疑は昨年5月ごろ、ネット掲示板や雑誌などから、西田さんが「違法薬物を使い、日常的に暴力をふるっている」などという内容の記事をまとめて自身のブログに転載して広く周知し、同7~9月、所属事務所の業務を妨害したとしている。赤坂署は実際には薬物などの使用の事実はなく、書き込みは虚偽の内容だと判断した。
西田敏行さん本人も、2016年に都内で行われた「ドクターX」第4シリーズの制作発表で「シャブ中ではございません」と自ら疑惑を否定しています。
入院中の出来事を自ら切り出し、「ネットで(入院は)シャブ隠しとまで言われた。シャブ中じゃございません!」と笑いながら否定。
引用:https://dailynewsonline.jp/article/1206502/
西田敏行の度重なる病気まとめ
覚醒剤疑惑など黒い噂のデマをささやかれる一方で、長らく病気・怪我を患っていた西田敏行さん。
その経歴を見ると、確かに何度か病気や怪我に悩まされていました。
・2001年11月 手足のしびれや痛み、つまづきなどを伴う頸椎性脊髄症(加齢による脊髄が圧迫によって起こる)を患い手術
・2003年3月 心筋梗塞で倒れ入院……発見も早かったため3月中に退院。ヘビースモーカーだったことを改め禁煙宣言。飲んべえだったというお酒も控えるように。
ちなみに、心筋梗塞は完治しない病気です。
心筋梗塞は、現状では残念ながら完治する病気ではありません。心臓の筋肉のうち死んでしまった部分(壊死した部分)は治癒しないため、治療後も残った部分の心臓で、心臓の働き全体を担うことになります。心筋梗塞を起こした範囲が広ければ広いほど、残りの心臓にかかる負担は大きくなると言えます。心臓の負担が大きいと少しの運動で息切れが出たり、心不全になりやすくなったりするため、内服薬を飲み続けることで日々の心臓の負担を軽減させる治療を行うこととなります。
その後、2016年に入ってからも立て続けに怪我や病気をしています。
まず2月に自宅のベッドから落ちて頚椎を亜脱臼。これは、2001年の患った頸椎性脊髄症と同様に、神経系にも影響を与え手足がしびれることもあるそう。
亜脱臼は骨同士に力が加わって関節がズレている状態です。首の頸椎の中に脊柱管という神経の通り道があり、その中には脊髄という中枢神経があります。それがズレることによって狭まると、手足の痺れという症状になって表れます
その後、4月に回復のため手術入院しますが、その間に胆のう炎を発症し摘出。悪いことは続くものです……。
頸椎(けいつい)亜脱臼の手術後に胆のう炎を発症し入院していた俳優の西田敏行(68)が、都内の病院で胆のうの摘出手術を受け無事成功していた
2016年6月仕事復帰。
度重なる病気・怪我に悩まされましたが、長らく入院のために休んでいた「探偵!ナイトスクープ」に2016年6月、泣きながら復帰しています。
西田は今月3日に入院先の病院から大阪市内で行われたテレビ朝日系「探偵!ナイトスクープ」の収録で仕事復帰。涙ながらに「あと15年くらいは稼がせてもらいます」などと話し、順調な回復ぶりを見せていた。
西田敏行の現在① 激やせした姿が話題に
西田敏行さんの激やせに心配の声
西田敏行さんには2016年頃から激痩せを指摘する声があがっていました。
2016年1月〜3月に放送されていた連ドラ「家族ノカタチ」の西田敏行さん。
首筋や顔などがほっそりしています。
2016年4月に入院・手術する前から激痩せだと言われていた「探偵!ナイトスクープ」での西田敏行さん。
しかし、やはりもっと言われるようになったのが2016年6月に仕事復帰した後です。
手術入院を経て、2016年6月「探偵!ナイトスクープ」に復帰した西田敏行さん。
2000年代に入ってから、病気や怪我なども多かった西田敏行さん。いろいろな病気や怪我をしてきて、2003年の心筋梗塞以降は酒・タバコも控えていたと言います。
それ以来、映画やドラマの現場でも、俊敏な動きは難しくなりましたね。’03年には急性心筋梗塞で倒れ、緊急入院しています。
居酒屋を何軒もハシゴする酒豪で、1日に60~70本もタバコを吸うヘビースモーカーでした。最近では節制しているようですが、昔からの豪放な生活が身についていますから、不安ではありますね
西田敏行さんに激やせの理由を妻が告白!クスリは根も葉もない噂
痩せた理由は病院の方で制限食を摂らされていたためと西田さんの妻が告白しています。また、クスリの噂については根も葉もない噂と否定していました。
西田の激ヤセの真相について、都内の自宅で寿子夫人が取材に応じてくれた。
「痩せたのは頸椎亜脱臼、胆のう摘出手術のほかにも、糖尿の傾向があったので病院の方で制限食を摂らされていたんです。それで、自然と痩せたんです。10キロぐらい痩せたので、膝への負担なども少なくなって本人は『身が軽くなった』と喜んでいます(笑)。 退院後も食事は減塩食にしているんです」
クスリ説については「根も葉もない話です」と一笑に付した。
西田敏行の現在② 2024年に死去・死因はは虚血性心疾患
出典:https://www.sponichi.co.jp/
2024年10月、西田敏行さんの訃報が伝えられました。
西田敏行さんは、10月17日に自宅のベッドで冷たくなっているところを付き人に発見され、駆け付けた救急隊員によりその場で死亡が確認されたとのことです。76歳でした。
死去の翌日、所属事務所が西田敏行さんの死因は虚血性心疾患だったことを発表しています。
虚血性心疾患の「虚血」とは、臓器に血液が供給されなくなった状態をいい、冠状動脈の動脈硬化性変化による狭窄(きょうさく)や閉塞(へいそく)などで発症する病気の総称。突然死の大半が「虚血性心疾患」といわれる。突然死亡するという状態を強調する場合に「虚血性心不全」の診断名がよく用いられるが、「虚血性心疾患」と同じ意味。
引用:https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202410180000937.html#goog_rewarded
病気や怪我と闘い続けていた西田敏行さんは、車いすや杖が手放せない状態が続いていたようで、晩年の出演作は車いすを使う役や座ったままの役などが多くなっていました。
しかし、「生涯現役」を貫き、亡くなる10日ほど前には映画「劇場版ドクターX」の完成報告会見に出席しており、亡くなった当日も仕事の予定が入っていたといいます。
出典:https://www.nikkansports.com/
「劇場版ドクターX」の完成報告会見に出席した西田敏行さん。
西田敏行さんの急逝には、ファンや関係者から多くの悲しみの声が聞かれました。
西田敏行さんが亡くなった時、家を空けていたという妻は、もし自分が自宅にいれば西田さんの異変に気づけたかもしれないという思いに苛まれ、憔悴しきっていたといいます。
西田敏行さんの葬儀・告別式は10月23日に都内の寺院で営れ、参列した俳優らが西田さんと最後のお別れをしたとのことです。
虚血性心疾患のため17日に亡くなった俳優の西田敏行(にしだ・としゆき)さん(享年76)の葬儀・告別式が23日、都内の寺院でしめやかに営まれた。初七日の法要も併せて行われた。ドラマ「ドクターX」などで共演した岸部一徳(77)、歌手の大友康平(68)、大泉洋(51)、前田愛(41)ら約50人が参列。前日の通夜にも出席した松崎しげる(74)、田中健(73)、柴俊夫(77)ら50年来の仲間で結成した「五人会」メンバーの姿もあった。
引用:https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/10/24/kiji/20241023s00041000352000c.html#goog_rewarded
西田敏行さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。