AKB48の生みの親として知られる実業家の窪田康志さんが話題です。
この記事では窪田康志さんの実家の父親や母親、兄弟などの家族、結婚した嫁や子供、資産額、過去のスキャンダル報道、現在の青汁王子との金銭トラブルや会社経営などについてまとめました。
この記事の目次
窪田康志のプロフィールや経歴
窪田康志のプロフィール
生年月日:非公開(1971年または1972年の生まれ)
出身地 :非公開
窪田康志(くぼた・やすし)さんは、アイドルグループ「AKB48」の運営会社である「株式会社AKS」の元代表取締役社長で、プロデューサーの秋元康さんやオフィスフォーティエイト代表取締役社長の芝幸太郎さんと共にAKB48の生みの親としても知られている人物です。
窪田康志の経歴
窪田康志さんは生年月日や出身地などのプロフィール情報を全く公開していませんが、2020年3月14日の朝日新聞がこの時点で48才だと報じているため、1971年または1972年の生まれだと思われます。また、学歴や若い頃の経歴は公開されていません。
窪田康志さんは、1999年にウェディング関連事業の「ケーアールケープロデュース株式会社」を設立し、2002年には結婚式を中心とした撮影サービス会社「有限会社レーヴ青山」を設立。
その後、2005年に秋元康さんと芝幸太郎さんが構想していたAKB48のプロジェクトの準備資金20億円を調達し「秋葉原48プロジェクト」のエグゼクティブプロデューサーに就任しています。この20億円の資金があったからこそプロジェクトに電通が関わりAKB48は成功したとも言われています。
2006年には、AKB48の運営管理を手掛ける「株式会社AKS」を設立し代表取締役に就任。
また、2006年には、タレントの山口もえさんと実業家の尾関茂雄さんの結婚式の撮影を取り仕切った事でも話題になりました。(山口もえさんと尾関茂雄さんは2011年に離婚)
窪田康志さんはJRAに登録する馬主としても知られており、タイキブリーザードやタイキシャトルなどの名馬を多数輩出した大樹レーシングクラブの代表取締役を務めていました。しかし、2007年に同クラブの賞金配当流用などが問題視されて農林水産省などからの業務改善命令を受け、同代表取締役を引責辞任しています。
その後、2014年6月に株式会社AKSの代表取締役を退任していますが、現在も複数の会社を経営する実業家として活躍されています。
窪田康志の実家の家族① 父親は窪田芳郎(株式会社東京ウエルズ会長)
AKB48設立時の20億円の資金調達を手がけたり、有名馬主として知られている事などからもわかるように、窪田康志さんの実家はかなりの資産家である事が知られています。
窪田康志さんの実家の父親は窪田芳郎さんという人物で、電子部品会社「株式会社東京ウエルズ」の代表取締役会長を務める人物で、過去には「東京コイルエンジニアリング株式会社」、「株式会社トーテック」の代表取締役も務めていた大物実業家です。
窪田康志さんの父親の窪田芳郎さんは、西山興業グループ代表の大物実業家で有名馬主でもある西山茂行さんとは親友同士の関係だそうで、西山茂行さんのTwitterでよく写真付きで紹介されています。
昨日は親友の馬主、窪田芳郎さんのゴルフコンペ。藤沢和雄、藤原英昭、吉田照哉、西山茂行と競馬関係の組合せ。密にならないゴルフ場でした。楽しいゴルフと会話でした。競馬ファンが聞いたら驚く話ばかりでした。 pic.twitter.com/jdPoxrO73c
— 西山茂行 (@seiun0005) December 5, 2020
ファルコンステークスG III、ニシノアジャスト8着。勝浦に聞いてみないとわからんがもう少し前で競馬できないのかなあ。勝ったのは親友の馬主・窪田芳郎さんの馬か。いつもご馳走になっているし、ここはおめでとうございます、で。花を贈りました。ついでに勝浦とのショットも。リツイート禁止。 pic.twitter.com/BtUB6Vo2dE
— 西山茂行 (@seiun0005) March 20, 2021
窪田康志さんが、AKB48プロジェクトの準備資金として調達した20億円を貸し付けたのが、この父親の窪田芳郎さんだったようです。
電子部品製造業を営む資産家の御曹司である窪田康志氏が、父親から借りた約20億円を提供し、受け皿会社として3人の頭文字を取ったAKSを設立。窪田氏が社長に就いた。
窪田康志の実家の家族② 母親
窪田康志さんの家族としては母親と思われる人物が2023年2月の週刊文春の直撃取材に応対していたようです。
息子から馬の名義を“譲って”もらった芳郎氏の自宅を訪ねたところ、夫人と思しき女性が玄関口で対応したが、本人の体調が悪いのでコメントできないとのことだった。
引用:「サラブレッドの代金払え!」AKBグループ創設者が青汁王子と2億円超の金銭トラブルで法廷闘争《事態は意外な展開に》
ただ、これ以外に窪田康志さんの母親に関する情報はなく、どのような人物かは不明です。
窪田康志の実家の家族③ 兄弟
窪田康志さんに兄弟がいるのかどうかは明かされておらず不明ですが、父親の窪田芳郎さんがかつて代表取締役を務めていた「東京コイルエンジニアリング株式会社」の現在の代表取締役は窪田恵介という人物です。
この窪田恵介さんが窪田康志さんの兄弟という可能性は考えられます。
窪田康志の結婚と嫁や子供
2010年2月発売の「週刊文春」(2010年2月18日号)に、『アイドル界激震!AKB48は社長の「喜び組」…篠田麻里子(23)は社長と同じマンションで”性”活』と題された衝撃的な記事が掲載されました。
この記事では、AKBの運営会社「AKS」の窪田康志社長(当時)が、自分のお気に入りのAKB48のメンバーをまるで「喜び組(北朝鮮の指導者の近くに仕える美女集団)」のように、連れ回して、食事に連れて行ったり、自分の自宅マンションに連れ込んだり、ブランド物の高額のプレゼントをしたりしているとする内容が明かされ大きな騒動に発展しました。(この週刊文春の記事の詳細については後述)
そして、この記事では、窪田康志社長について「窪田氏は現在、神戸市内に妻子を残し、有名人の多く住む都内の高級タワーマンションの最上階で生活している。」と書かれています。
この事から、窪田康志さんは結婚していて嫁と子供がいると見られています。
ただし、窪田康志さんが結婚した時期やその経緯、嫁がどのような女性か、子供の名前や年齢、性別や人数などの詳しい情報は一切明らかにされていません。
また、窪田康志さんの結婚や嫁、子供についての情報が書かれた「週刊文春」の記事は2010年のもので、既に10年以上が経過しており、その後の結婚生活が続いているのかや嫁や子供との関係性などは不明でした。
しかし、2020年に窪田康志さんは国税庁に約22億円の申告漏れを指摘された事がニュースになっており、それに関連して窪田康志さんが保有していた株式を妻名義にした上で他者に譲渡した事などが書かれているため、少なくとも2020年の時点でも結婚していて嫁がいた事が判明しています。(ただし、2010年に報道された嫁とこの嫁が同一人物かまでは情報がなく不明)
関係者によると、窪田氏はアイドルグループ「乃木坂46」の運営に関わる「ノース・リバー」(同区)の株式を保有していたが、株式を妻名義にした後、2017年に遊技機メーカー「京楽産業.」(名古屋市)に譲渡した。
窪田康志の資産
AKB48プロジェクトのための準備資金20億円の調達や、複数の会社経営、JRAの競走馬の馬主としても知られていた窪田康志さんの資産額にも関心が集まってます。
2010年の「週刊文春」の記事に対して、窪田康志さんが代表取締役を務めていたAKSは文藝春秋社を相手取って約1億6800万円の損害賠償や謝罪広告の掲載を求める訴訟を起こしました。
その判決が下された2013年に、「日刊サイゾー」などのメディアが窪田康志さんについて、「(父親の窪田芳郎さんは)筋金入りの資産家」、「資産家の御曹司」などと盛んに報じていました。
芳郎氏はトーテックや東京ウェルズ、東京コイルエンジニアリングといった電子部品会社の代表取締役などを務める人物。いわば筋金入りの資産家であり、窪田社長は二代目のボンボンといったところ。
記事によれば、プロデューサーの秋元康氏と、オフィス48の芝幸太郎社長が始めたAKB48だが、当初は資金調達に難航。そこに電子部品製造業を営む資産家の御曹司である窪田康志氏が、父親から借りた約20億円を提供し、受け皿会社として3人の頭文字を取ったAKSを設立。
ただ、肝心の具体的な資産額については明かされておらず、ヒントも少ないため推定する事も難しい状況です。
直近の窪田康志さんの資産に関わる情報としては、2022年に暴露系YouTuberで参議院議員の「ガーシー」こと東谷義和さんとエイベックス株式会社代表取締役会長で芸能界の大物として知られる松浦勝人さんが対談したYouTube動画で、窪田泰さんの事が話題になっていた事があります。
この動画の中でガーシーさんは、窪田康志さんが現在「お金が全くない」事や、資産家の父親(窪田芳郎さん)からも資金援助を止められていて知り合いから借金をしたりとお金に困っている様子である事を暴露していました。(下の動画参照)
このガーシーさんの暴露内容が事実なら、窪田康志さんの現在の資産はあまり多くはないという事になります。
そして、窪田康志さんは2020年に国税庁に約22億円の申告漏れを指摘されて4億円を追納していますが、この時の報道では、窪田康志さんが遊戯メーカー「京楽産業」から約24億円の借金があった事なども明らかにされています。
また、窪田康志さんは「青汁王子」こと若手実業家の三崎優太さんと、総額2億円を超える金銭トラブルを起こしていた事が2023年2月に「文春オンライン」によって明らかにされています。
具体的な内容は後述しますが、記事によれば窪田康志さんが青汁王子に支払う契約になっていた2億円超のうち約1億5500万円が未払いになっていて裁判沙汰になっているという事でした。また、この記事では元々窪田康志さんが青汁王子から約7000万円の借金をしていた事なども明らかにされています。
ちなみに、ガーシーさんも動画の中で窪田康志さんが別の起業家の方(あえて名前は伏せます)から借金をしている事を匂わせていました。
最終的にはこの青汁王子との金銭トラブルは窪田康志さん側が1億4500万円を送金する事で和解したようですが、こうした多額の金銭トラブルを起こしたり、多額の借金をしたりしている事などから、やはり窪田康志さんの資産は底をついており資金繰りに汲々としているのではないか?と見る向きもあるようです。
窪田康志が所有していた競走馬
窪田康志さんは現在は競走馬を所有していませんが、過去にはかなりの頭数の競走馬の馬主でした。
窪田康志さんが馬主だった競走馬の中でも代表的なものとして、2018年のマーチステークス(GⅢ)を制した「センチュリオン」、2007年のシリウスステークス(GⅢ)を制した「ドラゴンファイヤー」、2018年の早春ステークスを制した「チェスナットコート」、2018年の中京記念(GⅢ)を制した「グレーターロンドン」、2016年の紫苑ステークス(GⅢ)を制した「ビッシュ」などが挙げられます。
窪田康志さんはこれまでに合計で100頭以上の競走馬を所有した経歴があり、少なくとも過去は相当な資産額を保有していた事は間違いありません。
窪田康志とAKB48メンバーとの関係も過去に話題に(通称・喜び組問題)
ここまででも触れていますが、窪田康志さんは、2010年2月に「週刊文春」(2010年2月18日号)に、『アイドル界激震!AKB48は社長の「喜び組」…篠田麻里子(23)は社長と同じマンションで”性”活』と題する記事が掲載され、AKB48のメンバーとの不適切な関係疑惑などが暴露されています。
この週刊文春の記事を要約すると、窪田康志さんは自身がAKB48のスポンサー的な立場にあって誰も意見を言えない事を利用する形で、お気に入りのメンバーを囲い込むようにして、食事に呼び出したり、自宅マンションに呼び出したり、高級なブランド品をプレゼントしたりしているという内容でした。
また、週刊文春の記事では、その中でも窪田康志さんに特別扱いされているのが篠田麻里子さんだと名指しで報じられています。
篠田麻里子さんはそもそも福岡のキャバクラで窪田康志さんと知り合ったのをきっかけに上京し、AKBカフェスタッフを経てAKB48のメンバーになり、瞬く間に人気メンバーになったが、他のメンバーからは篠田麻里子さんが窪田康志さんのお気に入りなので、多くの番組に出演できると見られていてグループ内に不満が渦巻いているとの内容が書かれていました。
そして、あるスタッフが篠田麻里子さんの財布の中に、窪田康志さん名義のクレジットカードを見つけてしまい、「見てはいけないものを見てしまった」と顔色を変えた事や、窪田康志さんの住むタワーマンションの階下に住んでいる事なども明かされています。
窪田康志さんはこの週刊文春の記事内容を「事実無根」、「誤報」だとして抗議しており、文藝春秋や記者に対して、計約1億6800万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求める訴訟を起こしています。
しかし、週刊文春は2013年4月に追撃記事として、「“商品”にお手つきの決定的証拠 AKB河西智美 社長宅に『禁断のお泊まり』撮った!」と題して、またしても窪田康志さんとAKBメンバーの関係を暴露する内容の記事を掲載しています。
こちらの追撃記事では、AKB48メンバー(当時)の河西智美さんは、給料ではとても住めないようなプール、サウナ、フィットネスジム付きの超高級マンションに住んでおり、そのマンションはかつて窪田康志さんが住んでいたマンションである事が明かされ、窪田康志さんと河西智美さんが2人で食事をする姿が頻繁に目撃されており、2人の不適切な関係が噂されているという内容でした。
そして、文春の記者が張り込みをし、河西智美さんが深夜に窪田康志さんの自宅へと入り、翌朝出てくるところを押さえたとする内容も写真付きで掲載されています。
出典:https://livedoor.blogimg.jp/
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週刊文春は河西智美さんと窪田康志さんに直撃取材もしていますが、河西智美さんは所属事務所を通じて「食事をした事はあるが、窪田康志さんの自宅に1人で行ったり宿泊したりした事はない」と報道の内容を否定。一方の窪田康志さんも「食事をしたり、自宅に来たりする事はあるが、長時間滞在したり、宿泊したりする事はない」と報道内容を否定しています。
なお、窪田康志さんが文藝春秋を訴えた裁判は、2013年12月までに文藝春秋側の敗訴が確定し、文藝春秋側に165万円の賠償を命じる判決が下されています。
ちなみに2022年にも、炎上ネタを紹介するTwitterアカウント「滝沢ガレソ」が、篠田麻里子さんと窪田康志さんの関係について画像付きでツイートしていました。
ちなみに篠田麻里子さんは、窪田康志さんに数十万するバッグをおねだりしており、しかもどうやら窪田さんから専用クレカを渡されてるような雰囲気もあり、この二人の関係もかなりきな臭いです pic.twitter.com/tgpqajJaPF
— 滝沢ガレソ (@takigare3) December 27, 2022
窪田康志さんと篠田麻里子さんや河西智美さんをはじめとするAKB48メンバーの関係の真相は不明ですが、週刊文春が撮った証拠写真や篠田麻里子さんのLINE画面など、色々と証拠が示されている事は確かです。
窪田康志には野球賭博常習犯や闇カジノの常連客などの疑惑報道も
出典:https://livedoor.blogimg.jp/
AKB48メンバーとの不適切な関係の疑惑が週刊文春に掲載された窪田康志さんでしたが、他にも週刊文春に野球賭博疑惑などが暴露されています。
「週刊文春」(2011年7月7日号)では、窪田康志さんが、芝幸太郎さん(「オフィス48」社長)が経営していた闇カジノ(あくまでも疑惑)の客で、それをきっかけに2人が知り合った事などが明かされています。
週刊文春は、7月7日号でAKBの創始者の一人である「オフィス48」の芝幸太郎社長が過去に闇金や裏カジノ経営、パチンコの裏ロム販売などの違法ビジネスに手を染めていたというスクープを報じたばかり。芝氏が裏カジノを経営していた時代に、客として来ていた窪田氏と知り合ったとも書かれていた。
そして、「週刊文春」(2011年8月11日・18日号)では、2004年から2010年まで、窪田康志さんが野球賭博の得意客だったとの情報が、関係者の証言として暴露されています。
今号の記事では、野球賭博の同元を名乗る人物が「AKBを立ちあげる前年の2004年から昨年まで窪田社長は自分の客だった」と告白し、1日に1千万円以上、年間で億単位の金を賭博に注ぎ込む”上得意”だったと明かしている。
記事によれば、窪田康志さんは野球賭博に年間億単位の金をつぎ込んでいたとも明かされています。
こちらの週刊文春の記事内容についても、あくまでも疑惑であり事実かどうかは不明です。
窪田康志の現在① AKS代表取締役は退任も乃木坂46などと一定の関わり
AKB48の生みの親としてや大物馬主として知られながら、様々な黒い噂が週刊文春などに暴露されてしまった影響もあってか、窪田康志さんは2014年6月に株式会社AKSの代表取締役社長を退任されています。
ただその後も、関連グループである「乃木坂46」の冠番組のスーパーバイザーを務めたり、事務所を独立した平手友梨奈さんの面倒を一時的に見たりと一定の関わりを持っていたようです。
窪田康志の現在② 税務調査で約22億円の申告漏れが判明し4億円を追納
2020年3月、窪田康志さんが、東京国税局に約22億円の申告漏れを指摘され、約4億円を追納した事が報道されました。
アイドルグループAKB48などを運営する「AKS」(東京都千代田区)の窪田康志元社長(48)が東京国税局の税務調査を受け、約22億円の申告漏れを指摘されたことが関係者の話でわかった。個人で保有していた株式の譲渡益を申告しなかったという。所得税の追徴税額は過少申告加算税を含め約4億円で、すでに修正申告した模様だ。
これは、窪田康志さんが個人で保有していた乃木坂46の運営会社「ノース・リバー」の株を、約24億円の借入金と相殺する形で、遊戯メーカー「京楽産業」に譲渡したものが、実質的に窪田康志さんが株を売却して借金を返済したとみなされ、取得価額の5パーセントを控除した約22億円を株式の譲渡益として申告すべきだと指摘されたものでした。
結果として、この報道によって窪田康志さんが多額の借金をしている事も判明する事になりました。
窪田康志の現在③ 青汁王子との2億円超規模の金銭トラブルが話題に
2023年2月21日に「文春オンライン」で配信された記事では、窪田康志さんが青汁王子こと実業家の三崎優太さんと2億円超規模の金銭トラブルになっている事が明らかにされています。
それによると、窪田康志さんは2019年11月頃に、青汁王子の保有する競走馬3頭を合計2億4000万円で譲ってもらう契約を交わしたそうです。
これは2019年に青汁王子が法人税法違反で逮捕され懲役2年執行猶予4年の有罪判決を受けた事で、JRAの馬主資格を剥奪されて保有する競走馬を手放さざるを得なくなり、そこに窪田康志さんが手を差し伸べたという経緯だったようです。
ただし、元々、窪田康志さんは青汁王子に7000万円の借金があったため、その借金や利息分も含めて合計で2億4000万円の青汁王子に対する債務を負うという契約内容だという事でした。
窪田康志さんはこれを24回の分割で支払うという契約だったそうなのですが、最初の数回は支払いがされたものの、2020年8月から突然支払いが途切れ、1億5500万円が未払いのままになっていたとの事でした。
しかも、窪田康志さんが譲り受けた競走馬はその後、父親の窪田芳郎さんの名義に書き換えられており、差し押さえようにもできない状況になっていたという事です。
青汁王子はやむを得ず裁判を起こし、判決は青汁王子側の全面的な勝訴に終わりました。財産の差し押さえも認められたため、窪田康志さんの預金や経営会社の報酬などから合計で1400万円を回収できたものの、未払金の全額回収には到底及びませんでした。
ところが、週刊文春の記者がこの件の取材を進めていた2023年2月20日に、窪田康志さんから解決したとの連絡が入ったのだそうです。
文春の記者が青汁王子サイドに確認をとったところ、窪田康志さん本人が代理人の弁護士の事務所を訪れ、担当弁護士の目の前で1億4500万円の入金作業をし、その着金確認を持ってお互いに納得し解決したとの説明を受けたという事です。
窪田康志の現在④ 複数の会社を経営
金銭トラブルがよく話題になっている窪田康志さんですが、現在も複数の会社を経営されています。
窪田康志さんが現在経営している会社は確認できるものだけで、「ケーアールケープロデュース株式会社」、「株式会社ワイケーエージェント(旧・セントラル株式会社)」、「株式会社ワイケープロデュース(旧・有限会社レーヴ青山)」の3社です。
このうち、株式会社ワイケープロデュースは、2022年3月に、埼玉県川越市をホームとするフットボールクラブ「COEDO KAWAGOE F.C」とパートナー契約を結んだ事が発表されています。
COEDO KAWAGOE F.Cを運営するCOEDO KAWAGOE F.C株式会社(埼玉県川越市、代表取締役 有田和生)は、「想いをカタチに。カタチに遊びを。」をコンセプトに映像コンテンツの企画・制作はじめ様々な事業を展開する株式会社ワイケープロデュース(東京都渋谷区、代表取締役 窪田康志)とプラチナパートナー契約を締結したことを発表いたします。
まとめ
今回は、AKB48の生みの親として知られる実業家の窪田康志さんについてまとめてみました。
窪田康志さんの実家の家族は超がつく資産家で、父親は電子部品会社「株式会社東京ウエルズ」の代表取締役会長で大馬主として知られる窪田俊朗さんです。母親は健在のようですが詳細は不明です。兄弟の有無も不明ですが、関連する会社の代表取締役を務める窪田恵介さんという方が兄弟の可能性はあるようです。
窪田康志さんは結婚されており嫁と子供がいますが、嫁や子供がどのような方かの情報は公開されておらず不明です。
窪田康志さんの資産も公開されていませんが、過去にはAKB48プロジェクトの準備資金約20億円を調達したり、合計で100頭を超える競走馬の馬主になった経歴を持つなど相当な資産家だったようです。ただ、現在は金銭トラブルや多額の借金が明らかにされるなど、資産が減少している事が窺えるようです。
窪田康志さんは現在はAKB48を運営するAKSの代表取締役からは退任していますが、乃木坂46関連など一定の関係は保っているようです。また、複数の会社を経営する実業家としても活躍を続けられています。