伝説的暴走族雑誌「ティーンズロード」のカリスマ的存在だった元レディース総長のかおりさんが話題です。
この記事ではレディース総長・かおりさんの本名や若い頃の経歴や画像、母や妹などの家族、結婚と旦那さん、子供達、現在の活動などについてまとめました。
この記事の目次
- かおり(レディース総長)のプロフィール
- かおり(レディース総長)の本名
- かおり(レディース総長)の若い頃① 小5で来日するも寂しさから非行少女に
- かおり(レディース総長)の若い頃② 16歳でレディース暴走族貴族院女族立ち上げ
- かおり(レディース総長)の若い頃③ 「ティーンズロード」でカリスマ的人気に
- かおり(レディース総長)の若い頃④ 「初代・鬼風刃」でレコードデビュー
- かおり(レディース総長)の家族…両親は離婚し母親は単身日本に出稼ぎ
- かおり(レディース総長)の結婚と旦那
- かおり(レディース総長)の子供は息子さんが2人
- かおり(レディース総長)の現在① 「ナックルズTV」で人気
- かおり(レディース総長)の現在② 『「いつ死んでもいい」本気で思ってた…』を発表
- まとめ
かおり(レディース総長)のプロフィール
元レディース総長・かおりのプロフィール
生年月日:1974年3月3日
出生地 :台湾(中華民国)台北市
出身地 :栃木県小山市
かおりさんは、栃木県に拠点を置いていたレディース暴走族「北関東硬派連盟貴族院女族」の2代目総長で、伝説のレディース暴走族雑誌「ティーンズロード」でカリスマ的人気を誇った人物です。
2021年7月にYouTube「ナックルズTV」で紹介されたのをきっかけに再び人気に火がつき、往年のファンだけでなく若い世代からも注目を集めています。
出演したYouTubeやTikTokなどの動画の層再生回数は1700万回を突破してかなりバズっており、2023年7月にはその波乱の半生を綴った初の著作『「いつ死んでもいい」本気(マジ)で思ってた…』を発表し話題を集めています。
かおり(レディース総長)の本名
かおりさんは本名は公開されていません。
かおりさんの両親は台湾の方という事で、おそらく本名も台湾の名前だと思われますが、公開されていません。
かおり(レディース総長)の若い頃① 小5で来日するも寂しさから非行少女に
かおりさんは台湾の台北市の出身で、両親ともに台湾の方です。
しかし、4歳の頃に両親が離婚し母親は出稼ぎのために日本へと渡りました。台湾に残された幼い頃のかおりさんは、台湾の祖父母や親戚の家をたらい回しのようにされながら小学校高学年の年齢まで育っています。
かおりさんが小学2年生の時、先に祖父母と身体の弱かった妹が日本へと渡り、かおりさんだけが台湾に置いて行かれています。
その後、かおりさんは小学校5年生の時にようやく台湾から日本へ渡り、母親と生活する事ができるようになったのですが、スナックを経営していた母親とはほとんど一緒に過ごす事ができず、かおりさんは幼い頃に母親に甘えた記憶、一緒に暮らした記憶がほとんど無いという事でした。
また、祖母が体調を崩しており、来日したかおりさんはその介護もしなくてはならず忙しい日々を送る事になりました。また、小学校では台湾人という事でいじめを受けたりもし、決して心休まる小学生時代を送ったわけではなかったようです。
その後、中学に進学した頃に祖母が入院する事になり、介護から解放されたかおりさんは時間を持て余すようになり、寂しさもあって夜遊びをするようになります。
中学2年生の頃に本格的にグレ始めたかおりさんは、万引きや無免許運転、シンナーやタバコ、喧嘩も繰り返すようになり、中学2年の夏には家出もして相当に荒れていったそうです。
かおり(レディース総長)の若い頃② 16歳でレディース暴走族貴族院女族立ち上げ
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中学進学後に不良少女になっていたかおりさんは、中学卒業後は高校へ進学せずに地元の工場に就職。しかし馴染めずにわずか2ヶ月で退職し、スナックのママとして働き始めています。
そんな頃、水商売の世界で知り合って可愛がってくれたという年齢が少し上の先輩から「レディースをやってみたら?」と勧められ、16歳の頃にレディース暴走族「北関東硬派連盟貴族院女族」を立ち上げています。
ただこの時には1つ上の世代が「何勝手にレディースを作ってるんだ」と口を挟んできて、初代総長の座は不本意ながら先輩に譲る事になります。この先輩らが引退する事になり、かおりさんは北関東硬派連盟貴族院女族の2代目総長になっています。
かおりさんはレディース総長時代は喧嘩には明け暮れていたそうですが、総長としてチームの掟を率先して守る必要があったため、シンナーや万引きは絶対に禁止といったルールを徹底して守るようになり、むしろ中学時代よりも真面目な生活を送られていたのだそうです。
かおり(レディース総長)の若い頃③ 「ティーンズロード」でカリスマ的人気に
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かおりさんが北関東硬派連盟貴族院女族でレディース総長になった頃、現在では伝説的に語られている暴走族雑誌「ティーンズロード」が創刊。
ティーンズロードを愛読していたというかおりさんやレディースの仲間らは、「私たち気合入っているんで取材に来てください」とティーンズロードの編集部に集合写真を同封して手紙を送りました。
これがきっかけになって北関東硬派連盟貴族院女族が特集され、特に総長であるかおりさんはカリスマ的な人気を獲得。
ティーンズロード誌では、かおりさんのファッションやメイクが紹介されたり、読者からの相談に乗る企画が組まれたりもしています。
かおり(レディース総長)の若い頃④ 「初代・鬼風刃」でレコードデビュー
「ティーンズロード」でカリスマ的な人気を得たかおりさんは、18歳で北関東硬派連盟貴族院女族のレディース総長を引退。この引退後も、かおりさんはティーンズロードにOG的立ち位置から頻繁に登場し、レディースへのファッションインタビューや相談コーナーを担当。さらに、「ティーンズロードビデオ」という映像コンテンツでもリポーター役として出演されていました。
ちょうどこの頃に本物のレディース総長だけを集めたグループをCDデビューさせるという企画が持ち上がりボーカルグループ「初代・鬼風刃(きふうじん)」が結成され、かおりさんもそのメンバーの1人となります。
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「初代・鬼風刃」は2年ほどの活動で2枚のシングルと1枚のアルバムを発表。2枚目のシングルの「明日はゆずれない」は「週刊TVプロレス~TAKING BUMPS」のテーマソングにも起用されています。
かおりさんは鬼風刃の解散後も芸能界を目指して東京で活動されていましたが、所属していた芸能事務所の倒産や子供の妊娠などで芸能界の夢は諦めざるを得なくなり、水商売の世界で生きる事を決意し六本木のキャバクラを経て銀座の高級クラブで働くようになりナンバー1にもなっています。
かおり(レディース総長)の家族…両親は離婚し母親は単身日本に出稼ぎ
かおりさんの家族は台湾人の祖父母と母親、兄弟は妹が1人です。
母親はかおりさんが4歳の頃に父親と離婚し、それからすぐに家族を台湾に残して日本へと出稼ぎに行っています。
早くに両親が離婚して、彼女が小学校低学年の頃に、母親は単身日本に出稼ぎにいきました。
引用:「シンナーも、ヤリマンも禁止」中学時代は万引きもタバコもすべてやったけど…16歳で女暴走族を立ち上げて“真面目になれた”「かおり」の壮絶人生
かおりさんも小学5年生の時に日本へと渡りますが、母親はスナックを経営していて忙しく夜は店に出ていて家にいなかったため、かおりさんはほとんど母親と接する事なく生活されていました。
また、かおりさんの妹は未熟児として生まれ、体が弱かったため母親が日本に渡った後、かおりさんよりも3年ほど早く祖父母と共に日本へと渡っています。かおりさんは台湾に1人残された形となり、遅れて日本に移住してからもどこか家族の中で疎外感を感じられていたようです。
その寂しさから非行に走ったかおりさんでしたが、母親は何だかんだでかおりさんを心配されており、泣きながらタバコとシンナーだけはやめてほしいと訴えられた事もあったそうです。
かおりさんはそれに心を動かされて「タバコはやめないけどシンナーはやめる」と伝えたところ、その翌日に母親はタバコを数カートン買ってきてかおりさんにプレゼントしてくれたそうです。かおりさんはそれを受けて、シンナーだけは絶対にやめようと心に誓われたのだそうです。
かおり(レディース総長)の結婚と旦那
かおりさんは、銀座のクラブでホステスとして働かれていた時に知り合ったお客さんの1人と結婚されています。
結婚された時には「ティーンズロード」の編集部にも連絡を入れ、当時の関係者からも祝福されたそうです。
2人の子供にも恵まれますが、旦那さんからの激しいDVに耐えかねて程なくして離婚し、その後はシングルマザーとして2人の子供を育てられています。
かおり(レディース総長)の子供は息子さんが2人
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かおりさんは銀座クラブで働いていた頃に結婚した旦那さんとの間に2人の子供が生まれています。
子供は2人とも息子さんで、25歳の時に第一子となる長男が誕生しています。2人目の子供は2023年7月時点で大学生との事なので、2000年代前半に誕生されたようです。
2人の子供に恵まれたかおりさんでしたが、それからほどなくして旦那さんからのDVが原因で離婚。それからはシングルマザーとして子供達を育てられてきましたが、長男が中学1年の時に非行に走り、万引きや家出などを繰り返すようになります。
そんなある日、長男が先輩に暴行を受け顔を腫らして帰って来たため、かおりさんはいつも長男がつるんでいた先輩らのところへ長男を連れて一緒に行き、「誰にやられたのか知ってる?」と尋ねられたそうです。
先輩らは「知らねぇ」と突き放してきたため、「なら一緒に探してくれる?」と伝えたそうなのですが、全員が無視し誰1人一緒に探してくれる者はいなかったのだそうです。
その帰り道、かおりさんは長男に「本当にあなたを可愛がってくれている先輩なら、あなたがやられたのなら必死に探してくれるはず。そんな奴らと一緒にいて楽しいのか?」と尋ねられたそうです。その言葉が響いたのか長男は「やっぱり学校に行く」と言ってくれ、非行の道から戻ってくる事ができたのだそうです。
長男は現在は料理の職人として活躍されていて、21歳の時に結婚して、かおりさんの孫も誕生しています。2023年7月現在大学生だという次男は公認会計士を目指して勉強されているそうです。
かおり(レディース総長)の現在① 「ナックルズTV」で人気
かおりさんは、2021年7月に実話ナックルズの公式YouTubeである「ナックルズTV」に初出演されて以来、人気が爆発し現在も同チャンネルに準レギュラー的に出演を続けられています。
動画ではかおりさんの温かい人柄も伝わっており視聴者の人気を集めています。また、元レディース総長という経歴を活かした企画の動画も人気となっています。
かおり(レディース総長)の現在② 『「いつ死んでもいい」本気で思ってた…』を発表
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「ナックルズTV」出演をきっかけにブレイクしたかおりさんは、自身の波乱の半生を綴った自身初の著作で自叙伝『「いつ死んでもいい」本気(マジ)で思ってた…』を2023年7月13日に発表されています。
この記事では紹介できなかった若い頃の生い立ちや経歴なども赤裸々に綴られており、ハードな部分もありますが非常に興味深い内容で、文体は柔らかくとても読みやすいので、かおりさんの生き様に興味のある方にはおすすめです。
まとめ
今回は元レディース総長で、伝説的暴走族雑誌「ティーンズロード」ではカリスマ的存在だったかおりさんについてまとめてみました。
伝説的レディース総長であるかおりさんは台湾の出身で、小学5年生から日本の栃木県で育ちました。中学生の頃から飛行に走るようになり、16歳でレディース暴走族「北関東硬派連盟貴族院女族」を立ち上げ、先輩の引退後に2代目総長に就任。
「ティーンズロード」で紹介されたのをきっかけにカリスマ的存在となり、総長引退後はボーカルグループ「初代・鬼風刃」でCDデビューも果たしています。
その後は、六本木のキャバクラや銀座の高級クラブでホステスとして働き、ナンバー1になった事もあります。
家族は台湾人の祖父母と両親、妹でかおりさんが幼い頃に両親は離婚し、母親は日本でスナックを経営してかおりさんと妹を育てています。
かおりさんは銀座のクラブ時代に客の男性と結婚し2人の子供に恵まれましたが、旦那のDVが原因で離婚。その後はシングルマザーとして子供達を育てています。
子供は2人とも息子さんで、現在は長男は料理の職人として独立して結婚し子供も持たれているそうです。次男は大学生で公認会計士を目指し勉強されているとの事です。
現在、かおりさんはYouTubeチャンネル「ナックルズTV」にレギュラー的に出演されており、自身初の著作『「いつ死んでもいい」本気で思ってた…』を発表し話題になっています。