井原正巳のプロフィール

 

井原正巳さんは、滋賀県出身の元プロサッカー選手です。

筑波大学から日産に就職し、プロ4年目の1993年にJリーグが開幕。「ミスターマリノス」と呼ばれるほど横浜マリノス（横浜Fマリノス）の顔として長年プレーしました。

また、日本代表にも選ばれていて、1998年のフランスワールドカップではキャプテンとして、日本代表を初出場に導き、フランスワールドカップは3戦ともフル出場しています。

井原正巳の経歴①　日本代表以外

ここでは井原正巳さんの経歴の中でも、日本代表以外のものを説明していきます。日本代表での経歴は、この後まとめてあります。

 

 

学生時代

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滋賀県甲賀市出身の井原正巳さんは、小学校の時にサッカーを始めます。その後、水口中学、森山高校と進み、筑波大学へ進学します。

 

高校の頃からようやく全国大会に出場して頭角を現すプロ選手も少なくない中、井原正巳さんは小学校の頃から全国大会常連のサッカーエリートだったんです。

 

 

小学校の頃から全国大会に出場していたなんて、大舞台での経験値の高さは群を抜いています。

 

高校卒業後は筑波大学に進学し、大学選手権で優勝します。

 

筑波大学のサッカー部での同級生には、ゴン中山こと中山雅史選手がいました。

 

ゴン中山選手は大学時代はフォワードではなく、ディフェンダーであり、井原正巳さんとセンターバックでコンビを組んでいました。

 

井原正巳さんとゴン中山選手のセンターバック2人がいる大学って、かなり豪華ですよね。

 

 

プロ入り後

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筑波大学卒業後は、井原正巳は1990年に日産自動車サッカー部に入部します。この日産サッカー部は、横浜マリノスの前身となったサッカークラブです。

 

そして、大学卒業後の4シーズン目である1993年に、Jリーグが開幕します。

 

Jリーグ開幕節のヴェルディ川崎戦に先発出場、1995年には横浜マリノスをリーグ優勝に導きます。

 

日産時代から10シーズン横浜マリノスでプレーし、ファンからも選手からもマスコミからも「ミスターマリノス」と呼ばれるほど、横浜マリノスの顔だったプレーヤーでした。

 

ほとんどの人が井原正巳は横浜マリノスで現役を終えると思っていましたが、2000年にジュビロ磐田へ移籍します。

 

当時、横浜マリノスは松田直樹選手がディフェンダーとして急成長していて、横浜マリノスは32歳になっていた井原正巳さんに世代交代を打診したんだそうです。

 

つまり、「引退をしてコーチになってくれ」という提案ですね。

 

しかし、井原正巳さんは現役にこだわり、ジュビロ磐田に移籍しました。

 

さらに2001年には、日本代表監督経験があるオフト監督に誘われ、浦和ダイヤモンドレッズにも移籍し、2002年に引退しました。

 

ここで、現役時代の通算成績を見ていきましょう。

 

 

ディフェンダーなので、得点数はさすがに少ないですが、通算428試合出場は立派です。

 

次に、井原さんの個人タイトルを見ていきます。

 

 

現役中に5回のベストイレブン、素晴らしいです。しかも、5年連続受賞です。

 

さらに、アジアの年間最優秀選手にも輝いています。

 

 

現役引退後

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井原正巳さんは、2002年に現役を引退しました。2004年には井原正巳さんの引退試合が行われ、井原正巳さんもゴールを決めています。

 

 

 

引退後は解説者として活動しながら、S級コーチライセンスを2006年に取得し、2009年には柏レイソルのヘッドコーチに就任しています。

 

2015年にはアビスパ福岡の監督に就任し、そのシーズンにはチームを5年ぶりのJ1昇格に導いています。

 

しかし、その後はJ2に降格、2018年にはJ1昇格を逃した責任を取る形で監督を辞任しました。

 

その後、2018年には柏レイソルのヘッドコーチに復帰しています。

 

 

井原正巳の経歴②　日本代表での実績

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井原正巳という選手を語る上で、日本代表での実績は欠かすことができませんよね。

 

井原正巳さんが初めて日本代表に選出されたのは、筑波大学2年生の時です。大学2年生ということは20歳の時ですから、かなり早い段階でのA代表選出でした。

 

A代表に選出された1989年から1999年までの11年間、日本代表のディフェンダーとして活躍し、キャプテンも長く務めました。

 

井原正巳さんは、日本のワールドカップ出場への道をずっと引っ張ってきた人物でもあります。

 

1990年のイタリアワールドカップ予選では、北朝鮮に競り負けて最終予選にすら進めませんでした。

 

1994年のアメリカワールドカップ予選では、「ドーハの悲劇」を経験、1998年のフランスワールドカップ予選は「ジョホールバルの歓喜」を経験し、日本をワールドカップに導いています。

 

フランスワールドカップでは予選3試合にフル出場していますが、3戦全敗という成績に終わっています。

 

フランスワールドカップ後も日本代表キャプテンとして、1999年のコパアメリカにも出場しますが、それ以降は日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏の構想から外れた井原正巳さん。

 

日本代表に呼ばれなくなり、事実上の代表引退となっています。

 

 

井原正巳さんは日本代表の国際Aマッチは、全試合先発出場しています。また、国際Aマッチ出場試合数122試合は、遠藤保仁選手に続く歴代2位の記録です。

 

ちなみに、2020年時点で長友佑都選手も122試合ですので、今後、井原正巳が歴代3位になる可能性は高いですね。

 

ただ、サッカー日本代表A代表のキャップ数122試合というのは、いかに長くトップレベルで活躍いていたかがわかる数字ですね。

 

 

井原正巳の若い頃がイケメンだと話題に

井原正巳さんは、若い頃イケメンでした。彫の深い濃いめの顔立ちで、とてもカッコよかったんです。

 

 

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出典：jiji.com

 

若い頃からサッカー界のスターでしたし、Jリーグが開幕してからはJリーグのスター選手でもありました。

 

ただ、井原正巳さんはJリーグ創世期の選手にありがちな「チャラさ」は一切なかったんです。

 

実力は申し分ないし、横浜マリノスの中心選手・スター選手・看板選手であったにも関わらず、チャラチャラしたJリーガーではありませんでした。

 

花形ポジションであるフォワードではなく、地味な印象のディフェンダーだったからということもあったのかもしれませんが、横浜マリノスという人気チームの選手なのに地味な扱いでした。

 

 

出典：column.sp.soccer.findfriends.jp

 

 

出典：sankei.com

 

そのため、三浦知良選手、武田修宏選手、北沢豪選手あたりとは一線を画す存在でした。

 

 

出典：sankei.com

 

イケメンなのに、地味でチャラつかずに、落ち着いた真面目な印象だった若い頃の井原正巳さんは、女性人気よりもサッカーファンの男性に支持される存在と言えるのかもしれません。

 

また、若い頃からそのような真面目な選手だったから、日本代表でも長くキャプテンを務めたし、所属チームでもミスターマリノスと呼ばれるくらい、人望があったのかもしれませんね。

 

 

 

井原正巳のプレースタイル

 

出典：shooty.jp

 

井原正巳さんのポジションはディフェンダーです。

 

「アジアの壁」と呼ばれるほど、ディフェンダーとしてかなり高い評価を受けています。

 

その理由は、次のようなプレースタイル・能力を持っていたからです。

 

 

このように、ディフェンダーとして必要な能力をすべて持っていた井原正巳さん。

 

また、ファウルの数こそそれほど多くありませんが、しっかり体で当たり、相手を削っていくディフェンダーでもありました。

 

このような能力をすべて活かし、1998年のフランスワールドカップでは負けはしたものの、優勝候補の一角だったアルゼンチンを最少失点で抑えています。

 

それでも、井原正巳さんはワールドカップのアルゼンチン戦で、世界との差を痛感したとのことです。

 

 

井原正巳が結婚した嫁・高橋恵理子夫人について

井原正巳さんが結婚した嫁や子供の情報を調べてみました。

 

 

嫁は大学時代からの付き合い

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井原正巳さんは、1993年に高橋恵理子さんと結婚しています。

 

高橋恵理子さんは井原さんの1つ年下で、モデルをされていたという噂があります。また、奥様の実家は複数の調剤薬局を経営されている資産家という情報もあります。

 

確かに、とてもキレイな奥様ですね。

 

出会いは井原さんが19歳、恵理子さんが18歳の時だそうです。

 

恵里子　彼が筑波大に入ったころですね。私の友人が彼と友達で、その友達と試合を見に行ったのがきっかけでした。確かあれは、私が18歳で、彼は19歳のときだったと思うんだけど。
正巳　でも会っていきなりつきあうってわけにもいかなくて。友達になってからつきあいだしたのは、次の年になってからかな。

 

引用：MASUJIMA STADIUM | WORKS SOCCER

 

付き合いだした頃は、井原さんが筑波大学の寮に住んでいて、奥様の恵理子さんは横浜だったそうなので、ちょうど中間地点の上野などでデートをしていたんだとか。

 

恵里子　仕送りで大学行かせてもらってるからって、デートのお金もなくて。研究の結果、ビールと枝豆の安い店は全体的な相場も安いってことになって、上野の居酒屋さんを愛用したり、わたしが筑波にお弁当を二つ持って行って、交通費分をやりくりしたり……。
正巳　うー、貧しいなあ。海外に行くと国際電話なんて三日にいっぺんで、もっばら手紙だったね。
恵里子　遠征最後の手紙はいつも、帰って来てから届いてた。

 

引用：MASUJIMA STADIUM | WORKS SOCCER

 

「国際電話」や「手紙」というのが時代を感じさせますが、とてもステキなエピソードですよね。

 

また、Jリーグが開幕して超人気になっていた1993年に、芸能人と遊ぶのではなく、大学時代からずっと長く付き合っていた女性と結婚するというのは、好印象以外の何物でもありません！

 

 

井原正巳の子供は息子が1人

2006年に第一子が誕生

出典：twitter.com

 

井原正巳さんと恵理子さんの間には、2006年に第一子が誕生しています。結婚したのが1993年のことですから、結婚13年にして待望の第一子ということですね。

 

生まれた子供は男の子で、幹太君という名前です。井原さんが39歳の時の待望の第一子ですから、かわいくてかわいくてしょうがない状態だと思います。

 

結婚して13年間お子さんがいなかった井原夫妻は、1995年にゴールデンレトリーバーを飼い始めています。この犬をかなり溺愛していて、井原さんは次のように語っています。

 

犬といると、心が安らぐよね。気分転換にもなるし。うちでは、僕より偉いんだ。恵里子に何か頼んでも、先にリックの用があるから、なんてね。おいおい、おれじゃあないのか、って思うときもあるんだけどな。

 

引用：MASUJIMA STADIUM | WORKS SOCCER

 

嫁の恵理子さんは「リックが一番」という本も出版しているほどで、犬の世話を「初めての子育て」と表現していて、いかに犬を溺愛しているかがわかりますね。

 

 

井原正巳の自宅は二世帯住宅？

出典：sportiva.shueisha.co.jp

 

井原正巳さんはの自宅は横浜にあります。奥様の実家が横浜ですし、横浜マリノスに在籍していた期間が長いということもあるでしょう。

 

自宅の場所や外観の画像はありませんが、2ちゃんねるに「井原、子供はいないけど妻の両親と二世帯住宅のマスオさんだよ。」という情報がありました。

 

以前に、自宅のローン返済の話を奥様と一緒のインタビューでされていたので、井原正巳さんが奥様の両親と一緒に住めるように二世帯住宅を建てたということですよね。

 

井原正巳さんは遠征が多くて自宅を空ける期間が長くなることから、奥様に配慮して二世帯住宅にしたのかもしれませんね。こんなところまで、井原正巳さんは好印象です。

 

 

井原正巳の現在

出典：j2tsushin.blog.jp

 

井原正巳さんは現在、柏レイソルのヘッドコーチに就任しています。

 

2019年シーズンからの就任ですが、2019年シーズンは柏レイソルをJ2からJ1に昇格させています。ヘッドコーチ1年目で、早速結果を残しています。さすがですね。

 

1年でのJ1復帰、皆さんの熱い声援のおかげでミッションを達成することが出来ました。
結果が伴わず厳しい時期もありましたが、ネルシーニョ監督、スタッフ、選手がブレずに最後まで一つになって戦えた結果だと思います。

 

引用：メッセージ|井原正巳オフィシャルサイト

 

2020年シーズンは、新型コロナウイルスの影響でJリーグ開幕が遅れていますが、井原正巳さんが今後どんな結果を残してくれるか、楽しみですね。

 

 

まとめ

井原正巳さんのプロフィールや経歴、日本代表の実績、若い頃のイケメン写真、プレースタイル、結婚した嫁や子供、自宅の情報、現在の活動をまとめましたが、いかがでしたか？

 

 

井原正巳さんは2020年シーズン、どんな結果を出してくれるのでしょうか？指導者として、今後マリノスに戻る可能性はあるのでしょうか？

 

これからも井原正巳さんに注目していきたいですね。