毒舌キャラで有名な長谷川豊さんですが、人工透析騒動で人気もTV露出も大幅低下となりました。その上、家族である嫁と子供も嫌がらせを受けるという事態に……。
今回は、長谷川豊さんの失言や炎上の経緯などをまとめました。
この記事の目次
長谷川豊のプロフィールや嫁と子供の情報
出身地 :奈良県奈良市
生年月日 :1975年8月12日
血液型: B型
最終学歴 :立命館大学産業社会学部
職歴:元フジテレビアナウンサー
座右の銘:『「伝わる」ように「伝える」』
フジテレビにアナウンサーとして1999年に入社。2013年4月から現在までフリーアナウンサーとして活動しています。
長谷川豊の嫁について
長谷川豊さんは、2000年、フジテレビ入社1年目に詩保子(しほこ)さんという方と結婚し、3児の父です。
詩保子(しほこ)さんは長谷川豊さんより1歳年下で同じ立命館大学を卒業しています。
長谷川豊さんと詩保子さんは大学卒業後に遠距離恋愛となりましたが、耐えられず結婚をしたそうですね。
長谷川豊さんと詩保子さんの間には現在までに子供が3人おり、長男・詩優(しゆう)くん、次男・友詩(ゆうし)くん、長女・小梅(こうめ)ちゃん です。
出典:http://kagerou-kazoku.com/
出典:http://livedoor.4.blogimg.jp
2017年時点で長男・詩優(しゆう)くんは16歳、小学4年生の時、長谷川豊さんがアメリカに単身赴任した際に、詩優くんはアメリカに転校となりました。当時はだいぶ苦労したようですが、現在は日本に戻ってきており、国内の高校に通っています。
次男・友詩(ゆうし)くんは12歳、長男と同様、アメリカでの生活に苦労したそうですが、現在は国内の学校に通っています。
長女・小梅(こうめ)ちゃんは9歳、現在は国内の小学校に通っています。
長谷川豊の人工透析ブログ炎上騒動から全番組降板までの流れまとめ
元フジテレビアナウンサーの長谷川豊さんが、人工透析に関する自身の考えをブログに記載したことがことの発端。結果として、長谷川豊さんは、担当していた番組を全て降板する事態となりました。その経緯をまとめした。
人工透析ブログ炎上騒動の始まり
長谷川豊さんの公式ブログで、日本の健康保険制度や社会保障制度に言及し人工透析患者の医療費にクローズアップした9月19日付の記事が大炎上しました。
その内容は、
現状の健康保険制度および年金制度を問題視する中で、日本における人工透析患者に言及。その多くは、医師からの注意を無視して自堕落な生活を送り続けた結果、透析を受けざるを得なくなった「自業自得」な患者だと主張した。
19日付記事のタイトルには「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!」という過激な表現があったこともあり、ネット上では批判が殺到。その後に更新されたブログも含めて物議を醸した。
ここで、まず最初のブログ炎上となりました。
この時点では、「殺せ」以外に「バカ」「ハナクソ」といった人工透析患者への暴言が多数使われていました。
人工透析患者に対し「殺せ」「バカ」「ハナクソ」など、自身のブログで暴言を吐き続けているフリーアナウンサーの長谷川豊。
そして、もう一つの問題が発覚。このブログの内容に、人工透析患者のブログを無断でコピペしていたのでは?との疑惑が出ています。
コピペしたのは障害者手帳所持者の優遇制度に関する部分だが、引用元のブログにあった誤字もそのままの一語一句が同じ“丸パクリ”で、引用元の表記もなかった。
人工透析ブログ炎上騒動で長谷川豊に批判殺到
これにより、長谷川豊さんへのバッシングが強まりました。
「ブログを読んだ誰もが長谷川アナ自身の言葉で力説していると思ったはず。それが一般人のブログをそっくり引用したものだったとは‥‥。ここまで恥ずかしいのはあまり記憶にありません」(週刊誌記者)
こうした批判をうけて、素直に謝罪するどころか、長谷川豊さんは自論は間違っていないという主張のもと、公式に謝罪をしませんでした。
全国腎臓病協議会(全腎協)の抗議文と謝罪要求に対しても、
「(おそらく)そもそも私の文章を読まずに出してる」、「どこを訂正しどこを直すかが何も書いていない」
という主張のもとに、
長谷川さんは「謝罪については断固拒否する」と語った。
全腎協に対しては、挑発するような発言を繰り返しています。
(全腎協を)「おマヌケ」とし、「2チャンネルレベルの話に「法人格」を持ってらっしゃるあなた方が乗っちゃいけない。」
この件で、長谷川豊さんが理事をつとめる「医信」という団体は、謝罪を表明。
医信はブログ記事の投稿について「長谷川自身が義憤に駆られ、独自の取材と倫理的判断に基づき行ったものであり、当社団の公式見解ではありません」と説明
「該当記事の表現は、過激かつ扇情的であり、多くの方々に不快な思いや誤解を招く表現であったことを認め、当社団理事一同、深くお詫び申し上げます」
謝罪には、「理事一同」となっていますが・・・。
そもそも医信とは、
「医信」は「メディカルリテラシーを、育む」を理念に掲げ、若手医師が中心となって16年6月に結成した団体。
はたして、理事である長谷川豊さんの発言は「メディカルリテラシー」があるといえるのか、疑問ですね。
やはり世間の批判もブログの内容というよりは、その言葉遣いに批判が集中しています。
タイトルに使用された「殺せ」という過激な言葉も炎上の大きな原因となった。
元ジャーナリストの上杉隆さんもこの点を批判しています。
表現の自由の保障されている日本では確かに許容される発言の範囲は大きい。だが「殺せ」という表現はどうなのか。どうにも穏やかではなく、許容範囲を超えているように思うのはわたしだけではないだろう。
長谷川豊さんのブログの記事のコメント欄には、
だから私的なメールとかならまだしも、不特定多数が見ている場で、不適切な言葉を選んでしまったからこうなってるんだって何度も言われてる。ましてや人前に立つ仕事をしてらっしゃるのだから、その発言から来るイメージは必ずついて回る。
少なくとも自分は内容まで否定してない。
死ねだの殺せだのという単語は社会人としてどうか?
中にはタイトルだけでムカついた人もいるんじゃないのムカついた人が真っ直ぐ内容見ると思う?
自分の考えをいろんな人にわかってもらいたいなら言葉使いには気を付けないとね。
社会人として当たり前でしょ
この批判に対しては、
自身の発言については、「キツメのスラング(崩し言葉)」とし、過剰な言葉狩りであると主張している。
反省の色はないですね。
人工透析ブログで炎上後の長谷川豊の反応
そして、長谷川豊さんは、一連の猛批判をうけて、J-CASTニュースの取材に応じ、「殺せ」という言葉を使った意図についてこたえました。
「一人でも多くの人に拡散してほしくて付けたのですが、やはりこれは非難が来て当然。タイトルだけ見て誤読されることも、悪用されることも予測しきれなかったのは完全に僕のミスです。いつもどおり『長谷川またふざけたこと言ってるよ』って拡散してもらおうと思ったら、多くの人に迷惑をかけてしまった」
この医療費問題、日本の社会保障制度の問題を多くの人に読んでもらいたい、拡散させたいという思いがあったようです。長谷川豊さんが主張している内容自体は、「ふざけたこと言ってるよ」程度の理解で拡散されるべき内容ではないように思いますが。
一般人ならともかく、アナウンサーでありながら、暴言を吐いて注目を集める以外に方法はなかったんでしょうか。
そして、自身がこのブログ記事で伝えたかったことを改めて主張。
「ブログの主旨は一貫して、『社会保障給付費の使い方を考えましょう』ということ」
「本当に苦しんでいる方たちは負担ゼロ円でいいんですよ。そういう人達まで自己負担が増やされてしまうのは止めるべき。グレーゾーンは全部救ってもいいと思います。『完全な黒』だけで1割、11.7兆円出てくる。これを子供たちに使えれば話は全然変わってくる」
普通にこの主張を暴言を吐かずにブログに掲載することはできなかったのでしょうか。一般人ではないため、ブログに掲載する意義だけでも十分大きい影響力があると思います。
長谷川豊さんのブログの紹介の欄には、
ニューヨーク赴任当時につづったブログは大人気となり、退社後に始めたその続編のブログは1か月間で400万人の来訪、2700万PVを記録。これは事務所などに所属していない非タレント系個人ブログとして日本記録。
当時の長谷川豊さんのブログは、非タレント系個人ブログとして日本記録を打ち出しました。
そして、今回のブログ記事については、10人以上の医師を取材して出した意見とのことです。
ブログを書くにあたっては透析病棟の現場で働く医師10人以上を取材
だからこそ、自分の主張は間違っていないと頑なに謝罪をしません。
「抗議文が手元に届き次第、謝罪については断固拒否し、会長への公開インタビューを要求する」と、あくまで自身の主張を貫く姿勢を示した。
そうであれば、暴言の拡散効果を利用しなくとも、人気ブログであったわけですし、根拠を示して正論を述べれば賛同してくれる人は多かったのではないでしょうか。
また、長谷川豊さんの発言の中で、「人工透析患者の大多数は自業自得」と断定したことにも批判が集中しています。
脳科学者・茂木健一郎氏は、
長谷川アナの言う「人工透析患者は自業自得」という論理には問題があり、人工透析を受けるに至った因果関係を検証することは困難で、長谷川アナの主張自体が間違っていると述べている。
家族や大切な人が人工透析患者になってもそのように思いますか? と聞きたくなります。それでも自己責任ですか? (20代・女性)
私は、20年ほど人工透析を受けています。感染症から慢性腎炎になったと医師から診断されているので、長谷川豊さんのいう「自業自得」の人工透析患者ではないですが…。人工透析にかかる費用を税金で負担してもらっていることは、たいへん感謝しています。
どの人工透析患者も、自分がなりたくてなったわけではありません。食生活や生活習慣の問題といいますが、貧困や労働環境によっては、改善したくてもできない、のが現実です。
私が指導を受けた透析導入前の食事内容、透析導入後の食事内容でいずれも共通していたことは高カロリー食。
透析の体で食べ過ぎれば命に関わるそうでミネラルの多い殆どの健康食品を控えるように言われています。
指示を守れば一見不摂生に見えると思いますよ。長谷川氏は運動不足で透析になるようなこと書いていますが違います。
透析導入前は運動もし過ぎるとクレアチニンが上がり透析早めるからと、極端に制限されます。それを見た目不摂生だから勝手に誤解し非難し殺せって。呆れてものが言えないです。本当に病気のことを知ってたらああいう記事は書けないですよ。
引用:Yahoo知恵袋
看護師をしている女性に話を聞いてみると、次のように語ってくれた。感染症や遺伝的なものなど、さまざまな経緯で腎臓の機能が低下し、人工透析が必要になる方がいます。その中で、不規則な生活習慣による糖尿病が原因で、人工透析になる患者さんは確かにいます。
しかし、決して自業自得だとは思いません。
長谷川豊さんは、この批判についても医師への取材に基づくものであり、間違っていないとむしろ強調しています。
(医師への取材)で「自堕落な生活が原因の患者が相当な割合で存在する」といった話を聞かされたことを改めて強調した。
さらには、長谷川豊さんの人工透析患者の大多数が自業自得という断定的発言については、謝罪どころか、以下のように話しています。
長谷川さんは「揚げ足を取るところがそこしかないということでしょう」と話した。
「揚げ足とりがそこしかない」ということは、「粗さがしをしてようやく見つけた長谷川豊さんの主張の間違っている部分がそこ(たいした根拠なく大多数が自業自得と断定したこと)だけ」という意味です。
ご本人はそういう認識だということがこの言葉からわかります。「殺せ」という言葉は特に間違っていないと思っているようです。
たくさんの病気があるなかで人工透析がやり玉にあげられたかということですが、長谷川豊さんによれば、
この1年で医療費が1.5兆円増えたという記事を見たのが全ての入り口だった。適正に使っていかなければそう遠くない未来に破たんする。人工透析の予算はあらゆる病理に対する社会保障の中でも伸び率が断トツで高い。
医療費増大からくる社会保障の破たんを防ぐために、患者一人あたりの医療費が高く、患者数も増えている人工透析に目をつけたようです。
日本透析医学会によると、2012年では、30万9,946人の患者が透析を受けており、1990年以来、増加の一途を辿っている。
引用:看護roo
ここで、人工透析や社会保障費について簡単に説明しておきます。
人工透析とは?
人工透析は、腎不全などで衰退した腎機能を補うために行われます。
腎臓の機能は大きく3つある。
(1)老廃物の排出
(2)身体の水分量や様々な成分量の調整
(3)赤血球および血圧調整ホルモンの生成
これらの機能が低下すると、十分な濾過機能が働かなくなり、身体中に老廃物が溜まり、尿毒症になる。尿毒素を取り除くために、透析が必要となってくる。引用:看護roo
人工透析にかかる費用は、
1ヶ月の透析治療の医療費は、患者一人につき外来血液透析では約40万円、腹膜透析(CAPD)では30~50万円程度が必要といわれています。このように透析治療の医療費は高額ですが、患者の経済的な負担が軽減されるように医療費の公的助成制度が確立しています。
引用:全腎協
年間一人当たり500万近くかかるということです。
それを補っているのが医療費の社会保障費で、人工透析の場合、高額療養費の特例として患者さんの負担は月一万円が上限となっています。
社会保障費とは?
社会保障費とは、どんな費用のことなのでしょうか。
「社会保障給付費」のことです。
大雑把にいいますと「年金」「医療」「福祉その他」から成っているもので、そのために使われたお金のことです。
社会保障費はこの「自己負担金」「保険料」「税金」の3つを財源にしています。
引用:Yahoo!知恵袋
近年、高齢化に伴い、社会保障給付費は増大しています。
国立社会保障・人口問題研究所は23日、2013年度の年金や医療、介護などの社会保障給付費が前年度比1.5%増の110.7兆円になったと発表した。高齢化で医療費や介護費が大きく膨らみ、過去最高を更新した。1人あたりの負担も増え続けており、給付の抑制が課題になる。
増大する社会保障費のために、社会保険料率が引き上げられたりするなど、私たちが支払う税金が増えています。
これらの事実について、今回の長谷川豊さんの言動に関する謝罪とともに医信も意見を述べています。
「人工透析のみならず、現代の日本では個々の患者-医師関係から成り立つミクロな医療経済の積み重ねが、日本全体でのマクロな医療経済の圧迫につながっている現状があることは、事実です」
これらの事実を知ったうえで、長谷川豊さんのブログを読んでみるのもいいかもしれません。
しかしながら、この件に関して、一部擁護する声もありました。
お笑いコンビ・ブラックマヨネーズの吉田敬さんは、
自身のツイッターで「悪意が無いのは読んだらわかる」「長谷川さんは、きちんと今後も、病気の方が最善の医療を受けれるようにする為に言っておられると思う」
フォロワーから大批判となりました。
長谷川豊のような「吐き気を催す邪悪な下衆」は干されて当然だけど、それを擁護したブラマヨ吉田は「考え無しに友達を庇った」んで一見友達思いのいい男かもしれない。だけど【ただの自己満足】なんだよなぁ。友人と思うならぶん殴ってでも奴を叱りつけるのが彼のすることだった。終わったことだけどね
? オビ=ワン・カブラーギ@僕ラブ13ほ23 (@yasaburou) 2016年11月3日
ブラマヨ吉田さんも
? 男が嫌い《ネネ&クル》 (@psycholgy0922) 2016年10月3日
長谷川豊さんもいずれは、人の手を借りて生きていく人間です
もちろん、あなたのお母様やお父様だって例外では無いはずです。
途中で重い病気になるもしれない。そこの変も考えられない?
┓( ̄∇ ̄;)┏
大批判だけでは済まず、現在、吉田さんも番組降板が多数でているようです。
そもそも、世間の批判は長谷川豊さんの主張の内容ではなく、使っている言葉について向いていました。
長谷川の「殺せ」という過激な見出しによって、あらぬ炎上を招いたかもしれない。しかし、アナウンサーという言葉を扱う職業であれば、その言葉の力の影響を考えることはできなかったのだろうか。
「長谷川アナの最大の罪は、国の制度を叩いていると言いながら腎臓病患者を誹謗中傷していることです。傷つく人がいることを想像できなかったのでしょうか」(週刊誌記者)
生きるために辛い治療に耐えている人たちを「殺せ」と言える共感力のなさには、ただただ驚くしかない。
長谷川豊さんも世の中の歪みに対して、痛烈に批判しているつもりなのかもしれませんが、不快感しか与えないどころか、それらの言葉のせいで、本当に言いたいところが逆に伝わらなくなってしまっているように思います。
そして、9月25日には、問題となった長谷川豊さんの公式ブログ「本音論 本気論」の2016年9月19日付の人工透析に関するブログ記事内容は一部修正されました。
炎上のきっかけとなったブログ記事タイトルの「殺せ」の文言は削除して変更しています。他にも、「バカ」「ハナクソ」などの記載がありましたが、ほとんど削除しています。
削除理由については、ご本人のブログ記事の注釈に記載されています。
※注2:本コラムのタイトルなどが、悪意を持って拡散され、真面目に治療を受け、本当に苦しんでいる透析患者の方々の気分を害するような拡散がされていることを受け、タイトルを変更しています。実はよく読んでいただけると言っていることは内容は全く同じだったりしますが、上記タイトルに変更させていただきました。(9月25日昼12時30分)
引用:医者の言うことを何年も無視し続けて自業自得で人工透析になった患者の費用まで全額国負担でなければいけないのか?今のシステムは日本を亡ぼすだけだ!!
この注釈の「悪意」という言葉がまたひっかかります。自身が選んで使った言葉(殺せ、バカ)であるにも関わらず、「受け止める人達のせい」にしてブログ記事の内容を変えたと言いたいようです。
ブログでは悪意と記載していますが、インタビューの際は「悪用」として話をしています。悪用の意味について、長谷川豊さんは、
「悪用」というのは「自業自得の」の部分が抜け落ち、「長谷川が透析患者は死ねと言った」というニュアンスに「歪曲報道」されたことだという。
「歪曲報道された」と、またしても、人のせいにしています。言い訳にしか聞こえません。選んだ言葉の責任は自分でとってもらいたいですね。
ただ、長谷川豊さんが、批判が集中しているブログタイトルの言葉を書きかえた時点で、自身のしたことの中で一番良くなかったところが本当はわかっているのではないかと、個人的には思いました。
今さら、謝れないといったところでしょうか。
全番組降板へ
世間からの批判を素直に受け止めず、開き直りともとれる行動をした結果が全番組降板でした。
発言以前8本のレギュラー番組を持っていたが、この一件により全てのレギュラー番組を降板することとなった。
テレビ大阪がまず長谷川豊さんの降板を決めました。
長谷川のブログに対してテレビ大阪は「報道番組のキャスターとして不適切な行為だ」と判断し、2016年9月29日に長谷川が担当していた『ニュースリアルFRIDAY』の降板を発表した。
どうやら、この炎上が自身の番組降板につながるとまで思っていなかったようです。
テレビ大阪の仕事を降板というところまで発展するとは夢にも思ってはいませんでした」と書き込みつつ「私の甘いところでした。」「関係各所に大変なご迷惑をおかけしてしまいました。」と反省
自分の発言の重みをわかっていなかったのでしょうか。
TV番組だけでなく、公式ブログライターからも外されています。
LINE社の提供する言論フォームであるBLOGOSというサイトがありまして、そこには私のブログをよく転載していただき、ありがたいことに大勢のフォロワーさんもいらっしゃったのですが、昨日の夕方4時を持ちまして、私はBLOGOSのライターからは外す旨の連絡を受けました。
そして、10月3日、ついに最後のレギュラー番組であった、TOKYO MX「バラいろダンディ」で謝罪をしました。
局など関係各所に対し騒動を詫びただけでなく、「人工透析の治療を受けている患者の方々やご家族の皆さま方、関係者の方々を深く傷つける表現をしてしまったことに関しては全面的に自分のミスです。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。心からお詫び申し上げます」と、最も謝罪が必要だった人工透析患者に対しても初めて謝罪した。
この後、この謝罪でさえも、自身の意志に反したものであるかのようなことをブログで暴露しています。人工透析患者の感情を逆なでしているとしか思えません。
10月3日の謝罪の文面は長谷川本人ではなくTOKYO MXが起草したものであることを長谷川がブログで明かしている。
そして、抗議が殺到したことから、全番組降板となりました。
MCを務めていたTOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・0)を降板したことが5日、番組内で発表された。降板は3番組目で、これで全てのレギュラー番組を失った。
同じ番組でアシスタントを務める阿部哲子アナウンサーからは、
「ブログの件は長谷川さんが100%悪いと思う。バカヤローと言いたい気持ちです」と怒りをあらわにした。
同じアナウンサーとして、言葉を扱う職業として先輩アナウンサーの失態が恥ずかしかったのかもしれません。
全番組降板という事実が物語っていることを素直に受け止めてもらいたいものですが、反省の色はなく・・・
「数人の人間が作ったテンプレートを使ったネットいじめ」「スタッフが考えてくれた謝罪文を掲載したことで彼らは調子に乗ってしまった」と主張し、スポンサーや株主に対しては「ネットに詳しくない老人が多く、その行為を見抜けずに真に受けてしまった」との見解を示した。
これに対して、
フジテレビのワイドナショーでは、堀潤さんが
「なんかピントがずれてる。どこまで放送に出てしゃべる仕事の人として自覚があるのかなと。現場の人の痛みとか、人間の機微を分かってるのかなと。同業者としては非常に恥ずかしい」「ご本人は議論が広がればいいとおっしゃるけど、過激な文言は議論は広がらないです。過剰な批判しか呼ばないです」と批判
室井佑月さんは、直接本人に
「弱いものいじめをして悦に入ってるあなたが嫌いだ」と言っている
TV・芸能関係者からも批判の嵐です。
炎上騒動の火の粉は、長谷川豊の家族(嫁/子供)へ
ブログ炎上だけでなく、その後の言動にも問題があった長谷川豊さん。
全番組降板決定後にも、なお自論を撤回することなく、むしろ煽るような発言を繰り返しました。
そのような行動が、家族にまでつらい思いをさせることとなりました。
一連の炎上騒動の際に、ネット上に長谷川さんの現在の住所がさらされました。そして、妻子の名前宛てで嫌がらせを受けるという事態が起きています。
長谷川アナは「とても残念な話なのですが、先ほど、管轄の警察署に行って来ました。被害届けを出す為です」と報告し、「先週より、妻の名前や息子の名前宛に、卑猥な写真や性的な玩具が送られて来ています」とその理由を告白。
その際に、
「自分はなんでも受け止められますが、家族に対しこの様な行動をとる人間を、僕は許さない。そこまで人間は出来ていません。絶対に許せない。何が何でも見つけて、法の下に裁きを受けて頂きます」と怒りをあらわに
長谷川豊さんの発言がもとで、大事な家族にまで被害が及んでしまいました。
しかしながら、事の発端は長谷川豊さん自身であることも事実です。
この報道をうけたネット民の反応は・・・
「なんかもう、、、コイツ自分で自爆してるとしか思えない。」
「長谷川見てるか?
お前他人の家族に死ねとか盗っ人呼ばわりとかしたんだぞ わかってるのかてめえ」
「>「絶対に許せない」「法の下に裁きを受けて頂きます」これスラングだろ。じゃんじゃん送ってねって意味だと思う」
「お前に家族を「殺せ」って言われた人も「自分はなんでも受け止められますが、家族に対しこの様な行動をとる人間を、僕は許さない。」こんな気持ちだったと思うよ」
「嫌がらせは問題だけど、散々煽ってきたのに自分は煽り耐性ないんだな」
引用:http://hayabusa8.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1476709390/
口は災いの元?【長谷川豊】人工透析騒動のまとめ
■1999年 フジテレビにアナウンサーとして入社。2013年4月からフリーアナウンサーとして活動を開始した。
■2016年9月、長谷川豊さんの公式ブログ「本音論 本気論」で、人工透析患者は医療費を全額負担するべきとブログに投稿し、ブログを大炎上させた。
■ブログでは人工透析患者への暴言ともとれる発言や、内容の一部が、人工透析患者のブログを無断でコピペしているのでは?と疑惑が上がる。
■世間から厳しい批判を受けるが、その後も開き直りともとれる行動により、レギュラー番組8本をすべて降板。
■全番組降板後も、批判を繰り返し、自身の家族(奥様・3人の子供たち)までつらい思いをさせることとなった。
言葉は時として、直接的な暴力以上に人を傷つけることがあります。
言葉のもつ力を知っているはずのアナウンサーという職業の人の言動として、長谷川豊さんの言動が正しかったかについては疑問を持たざるを得ません。
この一連の騒動で長谷川豊さんの言動が、少しでも人の気持ちによりそったものに変わることを期待したいと思います。
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