今人気のアイドルグループでんぱ組.incですが、人気のあった最上もがさんが脱退してしまいました。その脱退の理由はやはり不仲なのでしょうか?
また、最上もがさんの脱退により、でんぱ組.inc解散の噂なども出ています。今回はそんなでんぱ組.incに関してまとめさせて頂きました。
この記事の目次
でんぱ組.incプロフィール
名前:でんぱ組.inc(でんぱぐみインク、Dempagumi.inc)
メンバー:古川未鈴/相沢梨紗/夢眠ねむ/成瀬瑛美/藤咲彩音
旧メンバー:小和田あかり/跡部みぅ/最上もが
結成は2007年12月にプロデューサーである福嶋麻衣子さんが末広町駅近くのビルの地下を間借りする形でライブ&バー「ディアステージ」を開店することがきっかけとなります。
2008年9月には「DEMPAビル」に移転し、2008年12月にディアステージの店員であった古川未鈴さん、小和田あかりさんによって、前身となるユニット「でんぱ組」を結成します。
2009年6月には相沢梨紗さんと夢眠ねむさんが加入し、それをきっかけに名前も「でんぱ組.inc」と変わります。
2010年2月24日にはPCゲーム「トロピカルKISS」の楽曲を収録したULTRA-PRISMとのスプリット・シングル「Kiss+kissでおわらない/Star☆tin’」をLantisより発売しメジャーデビューを飾り、同年6月3日に成瀬瑛美さん、跡部みぅさんが加入しますが、7月8日には小和田あかりさんが卒業してしまいます。
その後2011年10月に開催されたMEME TOKYOが主催するコンベンションイベントの受付スタッフのアルバイトをしていた最上もがさんをプロデューサーの福嶋麻衣子さんにスカウトされ2011年12月25日に違う形で声をかけられていた藤咲彩音さんと共にでんぱ組.incに加入します。
しかし、2017年8月6日には最上もがさんがブログで脱退を表明し、現在の5人の形となりました。
でんぱ組.incの人気の理由とは!?
でんぱ組.incもいきなり売れたわけではなく、もちろん人気に火がつくまでは時間がかかりましたが、今では数多いアイドルグループの中でも人気も知名度も5本の指に入る程です。
そんなでんぱ組.incが人気になった理由、でんぱ組.incの魅力とはどんな所なのでしょうか?
個々のキャラクター
でんぱ組.incはメンバーそれぞれがもつ強いキャラクター性が特徴的です。メンバーカラーも分かれており、メンバーそれぞれがアニメ、マンガ、ゲームなどの趣味に精通したコアなオタクでもある事から個性が際立っています。
このキャラクター性に関してはアイドルグループとして売り出す際に作り出したものではなく、それぞれが最初から持っていた個性なのだそうです。
音楽性
でんぱ組.incは「萌えキュンソングを世界にお届け」というキャッチフレーズで、電子音を多用し早いBPMで情報量の多い歌詞が詰め込まれる、いわゆる「電波ソング」を歌うアイドルとして活動をしています。
これはプロデューサーである福嶋麻衣子さんが「電波ソングを中心にしたアイドルは今までにないのでは」と思った事からこのキャッチフレーズとなったそうです。
また、依頼なども電波ソング界で実績のある音楽家に楽曲提供依頼し、「もってけ!セーラーふく」を手がけた畑亜貴さんが作詞を手がけたり、UNDER17やULTRA-PRISMで萌えソングを手がけてきた小池雅也さんが作曲・編曲を担当、他にも電波ソング系アニメソングを手掛けてきた前山田健一さんが編曲として参加するなど、そうそうたる音楽家が集まっています。
ライブ
とにかくでんぱ組.incが好き。
— がんたそ (@gantasoboy_5ACO) 2016年5月7日
それが事実で心の中の大事な部分ですね。
でんぱ組.incのライブはなんでこう・・・圧倒的な魅力がありまくりまクリスティーなんだろう・・・
そういえばLa’cryma Christiとかいうバンドいたなぁ・・・
今ではアイドルの魅力は現場、つまりライブにあると言われていますが、でんぱ組.incに関してもやはりライブでの魅力は強いです。
でんぱ組.incは2008年の結成以降、秋葉原ディアステージをホームグラウンドに活動し、メジャーデビューから1533日で初の日本武道館単独ライブを2014年5月に行い、 2015年2月には国立代々木競技場第一体育館にて2DAYS公演を開催し、フランスの「Japan Expo」に出演するなど、海外でのライブまで行っています。
振り付け、ステージ演出はYumikoさんが務めており、元メンバーである最上もがさんも「振り付けが単純ではない事から、初めて観るときと2回目に観るときとでは印象が違う」、「何回観てもあまり飽きないのではないかと思う」とコメントしています。
そういった個性的かつ飽きの何度見ても飽きの来ないライブがファン魅了する理由の一つと言えるでしょう。
でんぱ組.incメンバーを人気順で紹介!
ではここででんぱ組.incのメンバーを人気順で紹介していきます。現在は最上もがさんも脱退してしまっていますが、最上もがさんも入れた6人での人気順を紹介します。
第6位「藤咲彩音」
名前:藤咲彩音(ふじさき あやね)
ニックネーム:ピンキー!
担当色:ブルー
生年月日:1995年12月7日
出身:埼玉県
血液型:O型
身長:157cm
でんぱ組.incの中でも最年少の藤咲彩音さんは1歳からコスプレを行っているほど、筋金入りのコスプレイヤーです。
元々は中学校2年の時にニコニコ動画の「踊ってみた」に影響され、藤咲彩音さん自身も2010年8月に「ピンキー!」という名義で踊り手としてデビューします。
そしてその動画を閲覧したプロデューサーの福嶋麻衣子さんがTwitterのダイレクトメッセージで勧誘し、秋葉原ディアステージへ入店が決まります。
でんぱ組.incへの加入の際には当初乗り気ではなかったのだそうです。
第5位「成瀬瑛美」
名前:成瀬瑛美(なるせ えいみ)
ニックネーム:えいたそ/えいそ/えいちゃん
担当色:イエロー
生年月日:2月16日
出身:福島県郡山市
血液型:B型
身長 :160cm
成瀬瑛美さんはアニメやマンガなどのアキバカルチャーオタクで、その知識はから「でんぱ組.inc 成瀬瑛美がアゲアゲでマンガを紹介する番組」という番組のMCを務める程です。
成瀬瑛美さんは元々SPEEDなどのアイドルグループも好きで、学生時代にはよく真似をして歌っていたそうです、他に高校時代にはビジュアル系バンドに興味を持ち、アルバイトの給料をすべてライブに費やす程熱中していたそうです。
また、秋葉原ディアステージで働く前はメイド喫茶で働いていました。
第4位「相沢梨紗」
名前:相沢梨紗(あいざわ りさ)
ニックネーム:りさちー/ヲリサ
担当色:ホワイト
生年月日:8月2日
出身:大阪府豊中市
血液型:A型
身長:159cm
でんぱ組.incでリーダーを務める相沢梨紗さんは90年代アニメソングや声優ソング好きで、デビュー前はコスプレイヤーとしても活動していた事もあるそうです。
秋葉原ディアステージで働く前はメイドカフェで働くものの、そのメイドカフェが閉店してしまい、秋葉原ディアステージへ入店しました。
当時秋葉原ディアステージのオープニングメンバー募集をしていたそうで、5分程の面接ですぐに採用が決まったのだそうです。
第3位「古川未鈴」
名前:古川未鈴(ふるかわ みりん)
ニックネーム:みりんちゃん
担当色:レッド
生年月日:9月19日
出身:香川県高松市
血液型:A型
身長:165cm
でんぱ組.incの中でセンターを務め、ダンスリーダーとも言われている古川未鈴さんはかなりのゲームオタクです。ネットゲームやコンシューマー、アーケードなど、どんなジャンルのゲームにも精通していて「でんぱとゲームと鈴木拓」というゲーム番組でドランクドラゴンの鈴木拓さんと共にMCをする程です。
秋葉原ディアステージに入ったきっかけは元々同じメイド喫茶で働いていた「STAR☆ANIS」の元メンバーの吉河順央さんが秋葉原ディアステージの立ち上げに携わった際に入店の誘いを受け、入店したのだそうです。
第2位「夢眠ねむ」
名前:夢眠ねむ(ゆめみ ねむ)
ニックネーム:ねむきゅん
担当色:ミントグリーン
生年月日:7月14日
出身:三重県
血液型 B型
身長:170cm
夢眠ねむさんは多摩美術大学情報デザイン学科に通っていたことから絵を描くことが得意で、幼少期から地元出身である松尾芭蕉に憧れ俳人を目指したり、「のらくろ」で知られる田河水泡さんや杉浦茂さんに影響を受けるなど、文学や絵に関してのオタクと言えます。
ディアステージへ入店するきっかけとしては、大学在学中に美術に関して悩んでいた際にメイドカフェに行くと、当時働いていた成瀬瑛美さんに手厚く接客され、その成瀬瑛美さんの明るさを取り入れることで絵にも良い影響を与えると思い、まずは成瀬瑛美さんと同じメイドカフェでバイトを始めます。
その際に株式会社モエ・ジャパンが運営する秋葉原ディアステージについて知る様になり、メイドカフェを辞め、ディアステージのアルバイト面接を受け、採用されました。
第1位「最上もが」
名前:最上もが(もがみ もが)
ニックネーム:もがちゃん/もがたんぺ/がーもー
担当色:パープル
生年月日:2月25日
出身:東京都
血液型:A型
身長:162cm
女性ファンも多い最上もがさんはやはり人気が高く一番人気と言われています。そんな最上もがさんはネトゲ廃人と言われる程のネトゲオタクです。父親がプログラマであり自宅にパソコンが複数台あったことからパソコンゲームに熱中していたのだそうです。
プロデューサーの福嶋麻衣子さんのスカウトででんぱ組.incに加入するものの、2017年8月6日「心と身体のバランスが取れなくなり、このままでんぱ組.incとして活動していくことがとても難しくなった」ブログにて脱退を表明しました。
最上もが脱退の3つの原因まとめ!メンバー間の不仲が主な原因?
メンバー人気でも第1位の最上もがさんですが、2017年8月6日に脱退を表明してしまいますが、人気1位ということもあり、その脱退表明にはかなりの悲しみの声が見られました。
今日最上もが脱退後はじめてでんぱ組のライブ映像を観た。
— ほんちゃん (@tec_chan_dao) 2017年8月17日
ただもう一度6人のライブが観たいという気持ちが湧くだけだった。
どうしたもんかね?
あぁ辛いなぁアイドルでも見て心落ち着かせようあぁそうだった推しの最上もがは脱退したんだった
— はちみつ@39名古屋参戦♪ (@miwaRADdempa) 2017年8月16日
ど う す れ ば い い ?
ファンも悲しむ脱退ですが、なぜ脱退することになってしまったのでしょうか?
メンバーとの不仲!?
グループの脱退などがあると必ずあがる不仲説ですが、これにはいくつかの情報があります。
・インスタグラムで藤崎彩音さんの髪型に対して言及した
・台湾での仕事の際にメンバーとスタッフが写っている写真に最上もがさんだけ写っていなかった
・2015年年末に夢眠ねむさんの自宅で鍋パーティーを行った際に最上もがさんの姿だけなかった
グループの脱退では根も葉もない噂として不仲説が流れることがありますが、これに関しては確かに不仲な雰囲気も感じられます。
体調不良
最上もがさん自身のブログでは「心と身体のバランスが取れなくなり…」とも書いてあり、実際最上もがさんは在籍時にも体調を崩し、練習どころかライブに欠席することも少なくなかったそうです。
そのことから体調不良というのも実際脱退の原因となっているでしょう。
グラビア活動をしたくなかった事も原因!?
最上もがさんと言えば、グラビアなどでも活躍していましたが、元々はネトゲ廃人と呼ばれる程、引きこもりな性格でグラビアはしたくなかったのだそうです。
しかし、事務所からも勧められ、いやいやグラビアをやっていたという噂があります。
「スタイルも抜群で、Gとも言われるムネを武器にグラビア展開もしていたのですが、最上自身はこのグラビアが大の苦手で、脱がされることがストレスとなり今回の脱退につながったという話もあるとか。」(アイドル雑誌編集談)
でんぱ組.inc解散の噂も!今後はどうなる?
最上もがさんが脱退してしまったことで、でんぱ組.incの解散の噂も流れてしまっています。この解散の噂の発端となったのは、2017年1月20日に日本武道館で、アリーナツアーの千秋楽公演を開催した際に、しばらくライブの予定がなく充電期間に入ることを発表したことからです。
しかし、これに関してはメンバーからもコメントがあり、とても解散する様には思えません。
メンバー同士で腹を割った話し合いをしたことや、ツアー中は毎日家で泣いていたことなども明かした古川さん。メンバー内でも動揺はあったようですが、「またすぐにライブに戻ってこれるように私はまた頑張りたいなって思います」「解散でも活動休止でもありません。ただ、すこしライブがなくてまだ再開の目処も立ってません。はやくライブしたいな」と、次のステージへの熱意があふれた文章をファンに届けていました。
このコメントなどを見る限り、解散や休止といった事実はないと言えます。
まとめ
でんぱ組.incの中でも一番人気のあった最上もがさんが脱退してしまうということから、解散などの憶測が飛び交っていますが、解散や休止などの事実は現在ありません。
しかし、最上もがさんが在籍していた頃に脱退説があった時も、はっきりと最上もがさんは否定していました。
その流れがあると、解散や脱退に関して不安な気持ちがよぎってしまうのは仕方ないことかもしれません。
とは言え、でんぱ組.incファンに出来ることは応援することだけです。応援が届けば、解散や休止を防ぐことも出来るかもしれません!