コインチェック事件で一躍有名になった和田晃一良社長。社長ということで年収や資産などが気になる方も多い様ですね。
和田晃一良社長の出身高校や大学などの学歴とこれまでの経歴、年収や資産、そしてコインチェック事件とその後・現在について総まとめしました。
この記事の目次
コインチェック事件とは
コインチェック事件は2018年1月26日、日本で大手の仮想通貨取引所「コインチェック」で、約600億円相当の仮想通貨が盗まれるという事件でした。
流出したのは顧客資産の仮想通貨NEMで、ハッキングによる不正アクセスによるものとみられています。
事故が起きた同日深夜に緊急記者会見が開かれましたが、そこで和田晃一良社長の顔を始めて見たという人も多かったでしょう。
この事件でコインチェックを利用していたユーザーは一気に仮想通貨に預けていたお金がなくなってしまい、路頭に迷ってしまった人もいるそうで、コインチェックに対して「金を返せ」という人も多いです。
コインチェックさんに内容証明を送った。機会損失含め、入金した日本円満額返せって送ってみたがどうだろう…
— エイクン (@akun5555) 2018年2月2日
本当にネムで返せよ。。というか、ネムじゃないならレート88円じゃなくて今のレートにしないとおかしいでしょ。今のレートで返してもらって、その上でどうぞ、倒産なり勝手にやってください。 #コインチェック
— HIROKI (@summer_hirokic) 2018年1月28日
しかし今回すべてのNEMが補償されるとの発表もあり、返金に関しては安心してもよさそうですね。
和田晃一良(コインチェック元社長)の出身高校や大学!学歴や経歴まとめ
会見で初めて明るみに出た和田晃一良社長の素顔、和田晃一良社長が表に出ることは少なかったので、意外と若い見た目だと思った人も多いでしょう。
ガキだな社会性のない
— なにわ (@shougakuimo) 2018年1月30日
話すとバカがこぼれてる
只のガキ こいつに限っては若いってバカなんだな#和田晃一良
コインチェックの和田晃一良社長ってまだ若いだなぁ
— 不動産投資@大家さん (@jp_realestates) 2018年1月26日
若いという部分に関しては賛否両論の意見がある様ですが、そんな和田晃一良社長のプロフィールも気になるところですね。
和田晃一良のプロフィール
名前:和田晃一良(わだ こういちろう)
出身:埼玉県入間市
生年月日:1990年11月1日
職業:経営者
役職:コインチェック代表取締役社長
和田晃一良社長は、11歳頃からコンピュータプログラミングに興味を持っていたようです。和田晃一良社長の年齢から考えると、当時はパソコンは少しずつ普及していたものの、今よりも一家に一台というほどでもありませんでしたし、インターネットも主流ではない時代です。
その時代からプログラミングに興味を持っているというのは凄いですね。
高校は西武学園文理高校で、偏差値は65~71なのでかなり頭の良い高校に通っていたことがわかります。大学はAO入試で東京工業大学に入学しますが大学に通っている途中で事業を立ち上げることとなり、中退してしまっています。
和田晃一良社長は大学3年の時に、アルバイトとして株式会社NEOPAで、Androidのアプリを制作する仕事をしています。小学生の頃からプログラミングを学んでいるとすればアプリ制作という仕事につくのも納得です。
その後は実は元々サイバーエージェントに就職をする予定だったそうです。しかし大学の知人に誘われレジュプレスというコインチェックの基となる会社の立ち上げに関わることになりました。
株式会社レジュプレスを自ら立ち上げ、「STORYS.JP」というサービスを開始しました。STORYS.JPという聞いたことがある、または知らないという人もいると思いますが、こちらは有名書籍、映画にもなった「ビリギャル」が誕生した媒体としても有名です。つまり「ビリギャル」の生みの親と言っても過言ではありません。
その後、株式会社レジュプレスをコインチェック株式会社に社名を改め、現在の仮想通貨取引所となりました。
和田晃一良社長の経歴をまとめるとこの様になります。
・2009年3月 西武学園高等学校卒業。
・2009年4月 東京工業大学 理学部入学、工学部経営システム工学科に変更。
・2012年8月 大学3年時にレジュプレス株式会社を設立、累計100万部「ビリギャル」を産んだSTORYS.JPサービスを始める。
・2014年8月 Coincheckサービスの提供開始、11月ビットコイン取引所「Coincheck Exchange」の提供を始める
・2016年 WIRED Audi INNOVATION AWARD 2016を受賞。
・2017年3月 社名をコインチェック株式会社に変更、 6月日本仮想通貨事業者協会JCBA理事に就任。
和田晃一良は結婚はしている?
和田晃一良社長の見た目から、若くてイケメンという声も挙がっているのですが、実際和田晃一良社長は結婚しているのか?という部分を調べてみたところ、現在結婚はまだしていない様です。
しかし、和田晃一良社長自身のSNSで「彼女」というワードが出てきているので、彼女がいる可能性は非常に高いです。しかし社長ということもあってか、プライベートな部分を出すツイートはほとんどなく、「彼女」というワードが出てきたのはたったの一度だけで、彼女の情報に関してはほとんどありません。
和田晃一良社長のツイート
現在はコインチェック事件で大変な時期だと思うので、彼女と長く続いたとしても彼女と結婚するのはとうぶん先になってしまうでしょう。
和田晃一良(コインチェック元社長)の性格は悪い?
和田晃一良社長に関して性格なども話題になっているのですが、噂では和田晃一良社長はあまり良い性格ではない様な噂が立っています。和田晃一良社長のSNSでの発言を見ると、あまり良い発言がなく、時には自分より下の人を見下している様な発言もあります。
若くして大企業の社長となり、多額の資産を得ている人には多い傾向ですが、和田晃一良社長に関しても同じなのかもしれません。
ネット上ではカイジに出てくる様な言動ということで話題となっていますが、あくまで、カイジ側ではなくカイジを見下すお金持ち側の言動が多いのです。この部分に関しては和田晃一良社長の評価を下げるものとなってしまいますね。
事件発生後に出会い系サイトで遊んでいた?
噂の一つとして、コインチェック事件発生後に出会い系を利用していたという噂も出回っています。噂によると和田晃一良社長の顔写真をプロフィールにしている「りょう」と名乗る出会い系ユーザーが、事件当日の24時間以内にログインしていたようです。
こういった事件が起こるとSNSでは大量の偽者が発生することが多いので、偽者の可能性ももちろんありますが、もしも本人だとしたら驚愕ですね。しかし、事件発生後は和田晃一良社長は対応に追われていたと思うので、本人である可能性は低いでしょう。
和田晃一良(コインチェック元社長)の全盛期の年収は…?
やはり社長ということで、注目されているのは、和田晃一良社長の年収です。
和田晃一良社長の年収は公表はされていませんが、コインチェックの資本金は9200万円で、国税庁の民間給与実態統計調査によると資本金5000万円から1億円未満の役員平均年収は、1037万円です。つまり単純計算で12で割ると月収80~90万というところでしょう。
役員で月収80~90万円なので、和田晃一良社長の場合は推測では年収3000万円程になると推測されます。
しかしながら、2017年は仮想通貨事業が大きく伸び、テレビCMも打ってた位ですから、かなりの余裕があったのではないかと思われます。ですので、和田晃一良社長の年収は1億円以上あったとしても不思議ではありません。
しかし、現在はコインチェックの社長を辞任しているので、年収は下がったと予想されます。おそらく、数千万円くらいでしょう。
和田晃一良(コインチェック元社長)の資産は?
和田晃一良の個人資産
和田晃一良社長の資産に関しては、かなり多額の資産があると考えられていました。
仮想通貨では億り人がたくさん誕生しましたが、個人で数十億や数百億円の仮想通貨を持っている人もいます。個人で数十億や数百億円レベルなので、取引所の経営者である和田晃一良社長もおそらく数十億や数百億円レベルの仮想通貨を持っている可能性が高いでしょう。
和田晃一良社長の資産は数百億円あってもおかしくはないと思われていましたが、現在は仮想通貨の値段自体が下がっています。仮想通貨の調子がいい時に売り抜けていれば、現在は莫大な資産がありそうですが、そうでもなければかなり資産は減っているでしょう。
コインチェックの資産
和田晃一良社長は今回の仮想通貨580億円相当の流出問題に対し、利用者に460億円の補償をすると発表しています。
コインチェックは被害にあった約26万人全員に対し、総額460億円を返金する方針を明らかにしている。
コインチェック・大塚雄介COO「あくまでも自己資本でやりますので、そこのメドは立っている。(Q:現預金が(補償できる分)あるという認識でいいか?)さようでございます」
金融庁は二日、不正アクセスにより顧客の約五百八十億円分の仮想通貨「NEM(ネム)」が外部に流出した仮想通貨取引所大手コインチェック(東京)に対し、資金決済法に基づく立ち入り検査に入った。顧客の補償に充てる資金が十分にあるかどうかなどを早急に調べる必要があると判断した。
しかし、実際に460億円を支払ったので、コインチェックにはかなりの資産があったことがわかります。
コインチェックの全盛期の月間の取引高は4兆円にのぼり、取引の手数料だけで月間1000億円以上の利益があった月もあったそうで、かなり儲かっていたようです。
和田晃一良(コインチェック元社長)の今後はどうなるか心配されていた
仮想通貨の事件と言えばマウントゴックス事件が思い出されます。マウントゴックス社事件では「ハッキングを受けて顧客から預かっていたビットコインが消失した」と発表していましたが、その後、不正な横領である疑惑が浮上し、マウントゴックス社の元社長、マルク・カルプレス氏が逮捕される事になります。
マウントゴックス社の元社長マルク・カルプレス氏
コインチェック側は「出来る限りのセキュリティ対応はしていた」と話していますが、実際は本来導入すべきとも言えるマルチシグというセキュリティ上の仕組みを導入していなかったという点、そして、規約にはコールドウォレットで管理するとされていたものが、ホットウォレットで管理されていた点、この2点に関しては逮捕まで繋がるとも言われていました。
ただし、今回の件に関して全て事実であればハッカーによって盗まれてしまったコインチェック側はあくまで被害者です。警視庁がコインチェック社の社員に対する取り調べを開始しましたが、これは加害者ではなく被害者としての参考人という意味での事情聴取です。
ネット上の噂では和田晃一郎社長が海外逃亡をする可能性なども議論されていますが、実際に何もしていなければ海外逃亡する理由もありませんし、海外逃亡すれば不正をしていたという裏づけにもなってしまいますから、海外逃亡するということはないでしょう。
和田晃一良(コインチェック元社長)の現在~マネックスグループ株式会社の完全子会社化でコインチェック執行役員に
和田晃一良社長ですが、コインチェックがマネックスグループ株式会社の完全子会社化により、代表取締役を辞任しています。
その後は、2019年4月からマネックスグループ執行役員を兼務、2019年9月10日、コインチェック上級執行役員から、同社副社長執行役員に異動しています。
マネックスグループ株式会社の完全子会社化により代表取締役を辞任。新体制で執行役員に就任する。2019年4月からマネックスグループ執行役員を兼務。2019年9月10日、コインチェック上級執行役員から、同社副社長執行役員に異動。
また、現在はTwitterの方の更新も再開しているので、そちらでも最新の情報がわかります。
19歳 スマブラ64にはまる
— 和田 晃一良 (@wadakooo) September 24, 2019
20歳 プログラミング始める
21歳 エンジニアとして会社立ち上げ
22歳 社長が辞め代わりに社長になる
23歳 コインチェックリリース
24歳 全然使われない
25歳 少しだけ盛り上がってきた
26歳 価格めっちゃ上がる
27歳 NEM事件発生
28歳 サービス再開して今
#10年を振り返る
まとめ
・コインチェック株式会社社長の和田晃一良は、1990年11月1日生まれ。AO入試で東京工業大学に入学するも、事業立ち上げにより中退している。
・和田晃一良社長は、株式会社レジュプレスを自ら立ち上げ、「STORYS.JP」というサービスを開始。映画にもなった「ビリギャル」が誕生した媒体としても有名となるが、その後、コインチェック株式会社と社名を改め現在の仮想通貨取引所となった。
・和田晃一良社長の全盛期の年収は数千万から数億円、現在の年収は高くはないと推測される。また、多額の資産があるとされ、被害者に自己資本で補償をした。
・和田晃一良社長は現在独身。また、事件発覚後に出会い系サイトにログインしていたと報道されたが、本人である可能性は低い。
コインチェック事件で被害を受けた方は沢山いるでしょう。しかし、実際にNEMの補償は行われました。
和田晃一良さんは現在はコインチェック副社長執行役員として活躍していますが、才能のある方なのでまた新しいサービスを作ってくれるでしょう。
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