石橋軍団筆頭とも言われた「バナナマン」と「とんねるず」の石橋貴明さんの不仲説が話題です。
ここではバナナマンの2人ととんねるずの石橋貴明さんの不仲説や関係悪化説が浮上した経緯、不仲説が浮上した3つの原因、現在のバナナマンと石橋貴明さんの関係についてまとめました。
この記事の目次
バナナマンととんねるずの石橋貴明の不仲説が話題に
お笑いコンビ「バナナマン」と「とんねるず」の石橋貴明さんの不仲説が2021年から話題になっています。
バナナマンの2人はとんねるずの代表的冠番組であった「とんねるずのみなさんのおかげでした」に長年にわたって準レギュラーとして出演し、とんねるずの2人との息の合った絡みが視聴者の間でも人気でした。
バナナマンの2人は過去には、自身がパーソナリティを担当するラジオ番組やSNSなどで、中学時代からの憧れの存在としてよくとんねるずの名前を挙げており、とんねるずの2人もバナナマンの2人を気に入っている様子で、良好な関係性がお笑い好きの間ではよく知られていました。
「細かすぎて伝わらないモノマネ」に突然出演しなくなり不仲説が浮上
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バナナマンの2人は「とんねるずのみなさんのおかげでした」内の人気コーナーだった「博士と助手〜細かすぎて伝わらないモノマネ選手権〜」に2013年からレギュラーとして出演し、「とんねるずのみなさんのおかげでした」が番組終了となった後も特番として毎年放送が続けられている「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」にも2018年から2020年までの3回にわたって出演していました。
ところが、2021年12月放送の第4回からバナナマンの2人は突然出演しなくなり、代わりに「アンタッチャブル」の2人が出演するようになりました。
細かすぎて伝わらないモノマネといえばバナナマンというイメージがあったためか、ネット上では石橋貴明さん(特番になってからは木梨憲武さんの出演はなし)とバナナマンの関係に何か変化があったのではと勘繰るような声が多く上がり、不仲説へと発展しました。
『とんねるず』石橋貴明が出演する特番『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ2021』(フジテレビ系)が、12月11日に放送された。しかし今回の放送には、いつも番組に参加していたお笑いコンビ『バナナマン』の姿がなかったため、ネット上で石橋との〝不仲説〟が浮上している。
バナナマンと石橋貴明の不仲説を週刊誌やウェブメディアが報道
バナナマンは2020年12月の「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」に出演したの最後に、2021年と2022年末の同番組に連続で出演しませんでした。
これを受けて、「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ2022」が放送された2022年12月17日に、「NEWSポストセブン」(週刊ポストと女性セブンのウェブメディア)が、バナナマンととんねるずの石橋貴明さんとの間にYouTube「貴ちゃんねるず」に出演するかをめぐって溝ができたとする内容の記事を配信。
その3日後、2022年12月20日発売の「週刊女性」(2023年1月1日・10日号)が、石橋貴明さんがバナナマンの態度に激怒して事実上の共演NGにしているとする内容を掲載。
さらに、翌2023年の2月には「日刊サイゾー」が、石橋貴明さんとの共演に難色を示しているのはどちらかというとバナナマンの設楽統さんであるとする関係者証言を掲載し、その原因として、石橋貴明さんと設楽統さんのキャラ被りと、設楽統さんがMC芸人として売れっ子になり多忙を極めている事だと分析する内容の記事を配信。
こうした流れでネット上でもバナナマンと石橋貴明さんの不仲説が話題になっていました。
そして、2023年12月16日に放送された最新の「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」にもバナナマンは出演せず、その真裏でバナナマンの冠番組(TBS「バナナマンのせっかくグルメ新春SP」)が放送された事などを挙げて、石橋貴明さんとバナナマンの対立構造(周囲が勝手に騒いでいるだけだが)を煽るようなウェブニュースも配信されています。
バナナマンととんねるずの後輩と先輩的な関係はよく知られていた
不仲説が噂されているバナナマンととんねるずの石橋貴明さんですが、バナナマンの2人は若手だった頃から盛んにとんねるずへの憧れやリスペクトを口にし、とんねるずの2人もそんなバナナマンに目をかけて「とんねるずのみなさんのおかげでした」に頻繁に出演(コーナーによってはレギュラー)させるなどしていて、良好な関係がお笑いファンの間でも知られていました。
特に石橋貴明さんはバナナマンの2人をいじり倒すなどしてよく絡んでおり、番組の企画で高額な商品(ポルシェなど合計で2000万円超)を買わされたバナナマンの日村勇紀さんが、それでも「いじってもらえてありがたい」と話すなどし、バナナマンの2人が毎年恒例の石橋貴明さんの生誕祭に呼ばれていた事なども話題にされて、バナナマンは石橋軍団の筆頭とも呼ばれていました。
そうした関係性が知られていただけに、バナナマンと石橋貴明さんの不仲説が浮上した事は、往年のお笑いファンやバラエティ番組好きの間では衝撃的でした。
バナナマンととんねるずの石橋貴明の不仲説の原因① 関係性の変化
バナナマンととんねるずの石橋貴明さんの不仲説はあくまでも噂ですが、全く根拠がないというわけでもなく不仲説が出た原因はいくつか挙げられています。
1つ目は、バナナマンの2人はここ数年で大きく売れて飛躍を果たしており、バナナマンが若手だった頃とは石橋貴明さんとの関係性が大きく変わった事が不仲説の原因だとするものです。
バナナマンのツッコミである設楽統さんはここ数年でMC芸人としての才能を発揮してMCや司会進行役として常に年間数本のレギュラー番組を抱えるようになり、ボケ役の日村勇紀さんはその際立ったキャラ立ちから番組にスパイスを加える役割で重宝されていてテレビで見ない日はないほど活躍していて年収は2億円超だとも言われています。
これだけの売れっ子になってしまうと、かつてのように石橋貴明さんにいじられて笑いをとるというスタイルがそもそも成立しづらく、現在は石橋貴明さんよりも売れているバナナマンにとってはほとんどメリットがない立ち位置という事になります。
ましてや、現在は過去の石橋貴明さんのようなパワハラ的な笑いはすぐにネット炎上に発展するため、レギュラー番組を多数抱えるバナナマンの2人はそうしたリスクを少しでも避けようとするのは当然です。
一方、石橋貴明さんの立場からすれば、若手の頃によく番組に呼ぶなどしてバナナマンのブレイクのきっかけを作ったという自負があるため、その恩返しに少し無理をしてでも自分のYouTubeにゲスト出演するのが筋ではないのかという思いもあって怒っており、それで関係が悪化して不仲になったというのがこの説の筋書です。
バナナマンととんねるずの石橋貴明の不仲説の原因② 設楽統との相性が悪い
バナナマンととんねるずの石橋貴明さんの不仲説の原因の2つ目は、そもそも石橋貴明さんとバナナマンの設楽統さんのタレントとしての相性が悪いためだとする説です。
石橋貴明さんは典型的なジャイアンキャラで体育会系のノリで後輩芸人に無茶なフリをしたり、過激なドッキリにはめたりして笑いをとっていくスタイルです。
一方、バナナマンの設楽統さんいわゆるドSキャラ(本人もドSを公言)で、言いづらい事もはっきりと鋭く指摘したり、時には毒を吐いたりするブラックなスタイルで売れています。
そのため、石橋貴明さんと設楽統さんはポジションが被っており、お互いの良いところを潰し合ってしまうため、そもそも共演に向いていないところがありました。
それでも、設楽統さんがまだ若手の頃は、石橋貴明さんがジャイアン的立ち位置、設楽統さんがそれに追従するスネ夫的なポジションをとる事で笑いが成立していました。
しかし、設楽統さんがトップ芸人の域に達しつつある現在においてはそうした関係性も成立せず共演が難しくなり、設楽統さんも売れっ子になった現在はそうしたポジションを受け入れるのには抵抗があって、結果として関係性に溝ができたとするものです。
ただ、この説ではそもそも設楽統さんのスタイルは石橋貴明さんの系譜を継いだもので、変わらず設楽統さんは石橋貴明さんを師匠としてリスペクトしていて、不仲というよりはお互いの良いところを潰し合わないように考慮して意図的に距離を置いているとされています。
そもそも設楽自身も石橋同様、“オレ様キャラ”ですからね。本来、相性が良くない。バナナマンが大物にのし上がるにつれて、芸能界における設楽と石橋の力関係が逆転した今ではなおさらです。石橋のことは以前と変わらず尊敬はしているのかもしれませんが、テレビという公の場で石橋の子分のようにペコペコさせられては堪らないでしょう。
バナナマンととんねるずの石橋貴明の不仲説の原因③ 貴ちゃんねるずに1度も出演がない
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バナナマンと石橋貴明さんの不仲説の原因としては、石橋貴明さんのYouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」に現在まで1度もバナナマンがゲスト出演していない事もあるようです。
「貴ちゃんねるず」にはこれまで、極楽とんぼの加藤浩次さん、カンニングの竹山さん、おぎやはぎの2人、ナイツの塙宣之さんといったかなりの売れっ子芸人が頻繁に出演しているにも関わらず、石橋軍団筆頭とまで言われていたバナナマンの2人は現在までに1度もゲスト出演していません。
いくらバナナマンの2人が多忙だとは言っても、収録日時にある程度自由が聞くであろうYouTubeにこれまで1度も出演していないのは不自然だという声が上がっています。
これはいくつかのメディアも不仲の原因として挙げていて、石橋貴明さんはバナナマンの2人にYouTubeに出演してもらおうと何度かオファーをしたもののバナナマン側がそれを頑なに断ったため、石橋貴明さんがこれを恩知らずだと激怒し関係が拗れて不仲になったとしています。
バナナマンととんねるずの石橋貴明の現在の関係
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不仲説が浮上して久しいバナナマンととんねるずの石橋貴明さんですが、2024年1月の現在も相変わらず共演が全くなく、お互いに相手について触れる事も全くなくなったため、不仲の噂は根強く言われ続けている状況です。
ただ逆にいえば、こうした関係悪化や不仲の噂は周囲が勝手に騒いでいるだけで、当の本人達は我関せずでそれぞれに活動をしているだけとも言えます。
バナナマンの設楽統さんは2018年に、ラジオ「バナナマンのバナナムーンGOLD」の放送で、「とんねるずのみなさんのおかげでした」が番組終了となった翌日に石橋貴明さんから「世代的にも君たちの時代なんで」と書かれた、後は任せた的な内容のメールが送られてきた事を明かしています。
『とんねるずのみなさんのおかげでした』が最終回放送を終えた翌日となる3月23日に、設楽統は『バナナマンのバナナムーンGOLD』で石橋貴明から届いたメールの内容を明かしていた。そのメールには「世代的にも君たちの時代なんで」と書かれていたという。
この文脈から見れば、バナナマンの2人はとんねるずが地上波にほとんど出なくなった後を継ぐような気持ちで現在も活動しており、あえて若手の頃のような馴れ合いを避けているのが真相で、不仲説や関係悪化は事実ではないように思えます。
まとめ
今回は、2021年からネット上で話題になっているバナナマンととんねるずの石橋貴明さんの不仲説についてまとめてみました。
バナナマンは若手の頃からとんねるずへのリスペクトを度々公言しており、とんねるずもバナナマンを「とんねるずのみなさんのおかげでした」に準レギュラー格で出演させるなどして、良好な関係がよく知られていました。
ところが、2020年12月を最後にバナナマンの2人が「細かすぎて伝わらないモノマネ」に出演しなくなったのが原因となって、バナナマンととんねるずの石橋貴明さんの関係悪化と不仲説が浮上し、それを週刊誌やウェブメディアが取り上げた事でネットでも話題になりました。
バナナマンととんねるずの石橋貴明さんの不仲説の原因としては、バナナマンが売れっ子になって関係性が変化した事や、石橋貴明さんと設楽統さんのキャラがかぶる事、石橋貴明さんのYouTubeにバナナマンが1度も出演していない事などが挙げられています。
現在も、バナナマンととんねるずの石橋貴明さんの共演は2020年12月以来1度もなく、お互いについて触れる事も全くないため依然として不仲説や関係悪化説が根強く囁かれています。