放送開始から20年以上も続き、幅広い層から支持されているTOKIOのバラエティ番組『鉄腕ダッシュ』。そのリアリティな内容が人気の当番組ですが、台本ややらせについてもたびたび噂されています。
『鉄腕ダッシュ』の台本流出ややらせ疑惑などについて、まとめてみました。
この記事の目次
TOKIOの人気長寿番組『ザ!鉄腕!DASH!!』
『ザ!鉄腕!DASH!!』
1995年にTOKIOメインの本格バラエティとして深夜枠で放送が始まり、現在も続く人気長寿番組となっています。
「親が子どもに見せたい番組」「青少年に見てもらいたい番組」などにも選出されています。
この番組でTOKIOは愛されアイドルに
TOKIOはこの番組によってアイドルらしからぬ姿を次々に披露。
”農業系アイドル”、”アイドルじゃなく職人”などと言われ、今では幅広い年代から支持されています。
『鉄腕ダッシュ』の台本が流出!?台本が存在した!
『鉄腕ダッシュ』に台本が存在した!
そのぶっつけ本番なリアリティさが魅力の『鉄腕ダッシュ』ですが、その『鉄腕ダッシュ』に台本が存在した!と話題になりました。
その台本がこちら。
『鉄腕ダッシュ』の台本はたった4行
記事によると、台本に書かれているのは
①集合・到着時間
②満潮干潮の時刻
③日没時刻
④作業目標
の4行のみだそう。
台本と言うよりは、予定表のようなものですね。
②満潮干潮の時刻があるのは、『DASH島』や『DASH海岸』などの企画があるからでしょう。
これにはネット上にも、以下のような声が続出していました。
17: 2016/03/06(日) 11:06:12.14
工事現場のスケジュールやんけ
34: 2016/03/06(日) 11:10:30.37
満潮干潮は流石に草生える
55: 2016/03/06(日) 11:15:29.63
こんなざっくりした台本であれだけ面白い番組になるんだからTOKIOもそうやしスタッフの優秀さがわかる
過去には番組スタッフが「台本はない」と証言
『鉄腕ダッシュ』スタッフ歴16年のディレクターである中澤洋貴さんは、以前インタビュー内で「台本もないしアポもない」と語っていました。
まず一つは、本当に台本もないしアポもないので、ドキドキ感が満載ってことですね! TOKIOの皆さんもスタッフも、常に緊張してロケに臨んでいます。
二つ目は人との出会い。せっかく道の駅でヒントを得て港や加工場に行っても誰もいないことが多々あります。でも出会えたときはうれしいですし、人々が日々を暮らす瞬間に立ち会えるのは非常に貴重な経験だと思います。
台本はないがヤラセあり?いくつかの『鉄腕ダッシュ』ヤラセ疑惑
前述のように台本がない、という『鉄腕ダッシュ』ですが、ヤラセ疑惑も実は過去にいくつか出ています。
①ウマヅラハギやカクタチイワシはヤラセだった?
例えば、「沖縄の伝統漁法を使って魚を捕る」という企画では、“ウマヅラハギ”という魚が捕れたのだが、日ごろから海釣りをしているという視聴者から「浅瀬で捕れる種類の魚ではない」と指摘があり、ネット上で話題に。また、「長崎へ“カタクチイワシ”を探しに行く」という企画では、ロケに同行していた漁師が「オンエアされた番組の漁船の網にはたくさんのイワシが獲れているようになっていたが、ほとんどは買ってきたものであった」と明かしたことも。
このカクタチイワシの件は関西大学・黒田勇教授の「地域社会における民間放送局の歴史と課題」という論文の中で、詳細な裏側が記述されています。
撮影の都合で 5 月 1 日にしか撮れない。カタクチイワシの収穫時期は 5 月中旬である。そこで撮影班は市場で売っているカタクチイワシを大量に買い、経費はだすからとわずかの可能性にかけて漁にでた。結局カタクチイワシは 1 匹しか獲れなかった。
オンエアされた番組(鉄腕DASH!)の漁船の網にはたくさんのイワシが獲れているようになっていたがほとんどは買ってきたものであった。
②絶滅危惧種のスナヤツメを山口達也が2度も発見
また、「横浜育ちのアユを追う」という企画では山口達也さんが絶滅危惧種のスナヤツメを多摩川で2度も発見するという珍事が起きています。
山口さんが発見したのは、東京都では絶滅危惧種の最高ランクに位置づけられる「スナヤツメ」。スナヤツメは、ヤツメウナギ目ヤツメウナギ科の淡水魚で、流れの緩やかな清流でしか生きられない。一生のうち、ほとんどは目が開かない状態で過ごし、成魚になった産卵前のわずかな期間のみ、目が開くと言われている。今回、山口さんが見つけたスナヤツメは目が開いた状態で、専門家でも見たことがないほど希少なものだという。
絶滅危惧種の最高ランク・スナヤツメ
木村氏は「図鑑でしか見たことがなかった幻のスナヤツメを、番組のロケで二度もお目にかかれるとは…本当に驚きです。恐らく今回の発見は、全国の川で活動する研究者にとって垂涎の的になると思います」と感嘆の声を上げていた。
山口さんは以前にも同じ多摩川でスナヤツメを発見しており、その時にも大きく報じられ話題となりました。
この日、山口は城島茂(44歳)と共に、巨大アユを探すべく多摩川へ。専門家たちと捜索を続けている中、山口のタモにたまたま入っていたのが、東京都(多摩地域)では絶滅危惧I類に分類されている稀少なスナヤツメだった(※食用のカワヤツメとは異なる)。
これに対し、2度も希少な絶滅危惧種が偶然発見されるということに視聴者からは疑問の声もあがっていたと言われています。
③これ以外にも絶滅危惧種を発見
『鉄腕ダッシュ』では、この他にも絶滅危惧種を発見しています。
TOKIOは、その肉食魚にアユも食べられてしまう危険性があることから、その謎の肉食魚を探す。すると、城島と山口は草の生い茂る中に、ある生物を発見したのだった。体長30cmほどのスッポンで、山口が親しみを込めて「スッポン先生!」と呼ぶ。
(略)
東京都島しょ農林水産総合センターの安斎武治氏によると、スッポンは「東京都の絶滅危惧種」だというのだ。
幻の魚・モツゴも発見
生息環境が悪化し、今や幻とも呼ばれているという魚、モツゴ。
新宿の池で発見し、専門家も「新宿で見たのは初めて」と発言。
昨年1月17日放送の同番組では、30年に7件発見されただけという幻のカニ、ノコギリガザミを生け捕りにした山口と城島。さらに昨年5月22日放送の同番組では、同行の専門家いわく「東京の絶滅危惧種」であるスッポンと、環境省のレッドリストで絶滅危惧種に指定されているニホンウナギをあっさり発見。また、昨年6月5日放送分では絶滅危惧I類に指定されたトウキョウサンショウウオの卵を発見している。
専門家ですら見つけられない生物も発見
それを「こうやって…わかるじゃん」と見つけてしまう山口さん。
18 :2016年06月26日 21:39 ID:e8eDMQjA0
分かるじゃんクッソワロタwwwwwwwwwwwwwwwwww
19 :2016年06月26日 21:39 ID:uaEzeh3p0
TOKIOはもう専門家だろ
ヤラセ疑惑も炎上にはつながらない『鉄腕ダッシュ』
これだけヤラセ疑惑も出ている『鉄腕ダッシュ』ですが、不思議なことにバッシングの声は少ないと言われています。
1: 2013/11/10(日) 17:08:53.66 ID:52P+0El00
誰も傷付かないやらせだから
2: 2013/11/10(日) 17:09:14.84 ID:PWw1aYZa0
TOKIOだからな
4: 2013/11/10(日) 17:09:34.94 ID:J+BRqn4V0
4割ガチで十分凄いからな
TOKIOのキャラクターや、ヤラセがあったとしてもその他の部分でカバーできているという意見が多いようです。
また、絶滅危惧種が次々発見されていることについては、見つけて用意する方が大変なために「ヤラセだとしたら逆にすごい」という声もありました。
『鉄腕ダッシュ』はもう20年以上も続く長寿番組となっていますが、メンバーや番組への好感度が高いからこそ、このような疑惑が出ても寛容な受け止め方をする人が多いようです。
これだけ長く続いている現在も視聴率が高い番組となっていますので、『鉄腕ダッシュ』は今後もまだまだ続いていきそうですね。