日本維新の会所属の元衆議院議員だった椎木保容疑者が当時中学1年生の少女に対する不同意性交容疑で逮捕起訴されました。
この記事では椎木保容疑者の大学などの学歴、卒業後や政治家としての経歴、家族や結婚、年収や自宅、少女に対する不同意性交で逮捕された現在などについてまとめました。
この記事の目次
- 椎木保は中1女子への不同意性交容疑で逮捕された元衆議院議員
- 椎木保の学歴① 出身高校は「茨城県立鹿島灘高等学校」
- 椎木保の学歴② 出身大学は「東海大学教養学部」
- 椎木保の経歴① 東海大学卒業後は山一證券に新卒入社も半年で退職
- 椎木保の経歴② 公立小・中・高校や私立高校で教員
- 椎木保の経歴③ 鹿嶋市教育委員会と鹿島市役所に勤務
- 椎木保の経歴④ 旧日本維新の会から衆院選に立候補し比例で復活当選
- 椎木保の経歴⑤ 2期目は落選するも吉村洋文の辞職で繰り上げ当選
- 椎木保の経歴⑥ その後も日本維新の会から立候補も2度とも落選
- 椎木保の家族や結婚と嫁や子供
- 椎木保の年収
- 椎木保の自宅は千葉県浦安市北栄の賃貸マンション
- 椎木保の逮捕された未成年に対する不同意性交事件の内容
- 椎木保の現在
- まとめ
椎木保は中1女子への不同意性交容疑で逮捕された元衆議院議員
椎木保のプロフィール
生年月日:1966年7月4日
出身地 :東京都江戸川区
椎木保(しいき・たもつ)容疑者は日本維新の会に所属していた政治家で、2012年12月から2014年11月までと、2015年10月から2017年9月までの2期にわたって衆議院議員を務めました。
2017年の任期終了後も2度衆院選に出馬しましたがいずれも落選しており、2021年以降は日本維新の会にも所属していなかったようで、一部ではコンサルの仕事に就いていたとの情報も出ていますが2021年から2024年に逮捕されるまでの間の正確な経歴は不明です。
そして、椎木保容疑者は2024年9月8日に、同年8月20日に東京都新宿区歌舞伎町にあるカラオケ店で当時中学1年の少女に性的暴行を加えたとする不同意性交容疑で逮捕されています。(逮捕が報じられたのは9月9日)
椎木保の学歴① 出身高校は「茨城県立鹿島灘高等学校」
椎木保容疑者の学歴については、出身高校が「茨城県立鹿島灘高等学校」である事が明かされています。
茨城県立鹿島灘高等学校卒業
椎木保容疑者は高校時代は野球部に所属していたという事です。
椎木保の学歴② 出身大学は「東海大学教養学部」
出典:https://manabi-contents.benesse.ne.jp/
椎木保容疑者の学歴については、出身大学は私立「東海大学」の教養学部(神奈川県の湘南キャンパス)を卒業している事が明かされています。
1989年東海大学教養学部卒業
椎木保容疑者の最終学歴である東海大学教養学部の最新の偏差値は「40」です。
椎木保容疑者の大学時代のエピソードとしては新聞配達のアルバイトをしていた事が明かされています。
椎木保の経歴① 東海大学卒業後は山一證券に新卒入社も半年で退職
椎木保容疑者は東海大学を卒業後、1989年4月に新卒入社で「山一證券」に入社しています。
「山一證券」は当時は、野村證券や大和證券と並ぶ国内最大手の証券会社でしたが、2005年に解散しています。
ただし、椎木保容疑者は山一證券に入社してからわずか数ヶ月後に退職しています。退職の理由は明かされておらず不明です。
椎木保の経歴② 公立小・中・高校や私立高校で教員
山一證券を退職した後の1989年9月より、椎木保容疑者は茨城県内の公立中学校に教員として勤めています。
教員免許は東海大学時代に新聞配達をしながら取得したとの情報が明かされています。
東海大時代、新聞配達をしながら教員免許を取得。
椎木保容疑者は、中学の教員以外にも、茨城県内の公立小学校、公立および私立の高校でも教員として勤め、高校では硬式野球部の監督やコーチも務めていたという事です。
卒業後、山一証券に入社した。その後、茨城県鹿嶋市で公立小中の教員を務め、私立高校では元高校球児の経験を生かし、野球部監督として甲子園を目指した。
硬式野球部の顧問やコーチを務めていた高校は、私立鹿島学園高等学校と自身の母校である茨城県立鹿島灘高等学校だったようです。
椎木保の経歴③ 鹿嶋市教育委員会と鹿島市役所に勤務
椎木保容疑者は小・中学校、高校で教員を1994年頃まで勤め、1995年1月より鹿島市教育委員会で課長補佐、さらに鹿島市役所の国保年金課の副参事にも就任しています。
鹿嶋市教育委員会課長補佐を経て、同市国保年金課副参事として行革や年金業務を担当していた。
椎木保の経歴④ 旧日本維新の会から衆院選に立候補し比例で復活当選
椎木保容疑者は橋下徹さん(当時は大阪市長で日本維新の会代表も務めていた)の政治姿勢に共鳴し2012年に維新政治塾に1期生として合格し、同年12月の衆議院議員選挙に日本維新の会(分裂前の旧日本維新の会)の公認候補として千葉13区より出馬しました。
小選挙区では第3位でしたが、比例で復活当選し衆議院議員になりました。
椎木保の経歴⑤ 2期目は落選するも吉村洋文の辞職で繰り上げ当選
椎木保容疑者は2014年の第47回衆議院議員選挙で大阪2区から出馬しましたが落選し、比例復活もできませんでした。
しかしその後の2015年10月9日に吉村洋文さんが大阪市長選挙への立候補のために衆議院議員を辞職し、繰り上げ当選して再び衆議院議員となりました。
合計2期衆議院議員を務めた椎木保容疑者ですが、衆議院議員としての目立った実績はありません。元教師という経歴もあり日本維新の会が掲げていた「教育の無償化」に共鳴して政治家になったという事ですが、それに関する目立った実績も上げていません。
椎木保の経歴⑥ その後も日本維新の会から立候補も2度とも落選
椎木保容疑者は、2017年の第48回衆議院議員総選挙に日本維新の会公認で大阪2区から立候補しましたが小選挙区で敗れ、比例復活もできずに落選。
その後も日本維新の会に残り、2019年2月より同党の千葉5区支部長に就任しています。
続く2021年10月の第49回衆議院議員総選挙にも出馬し国政復帰を目指しましたが、3位で落選し比例復活もできずに落選しています。
この落選後に日本維新の会から抜けているようですが、詳しい経緯は不明で、その後の経歴についてもほとんど情報がありません。
椎木保の家族や結婚と嫁や子供
椎木保容疑者の家族や結婚についての情報はほとんど明かされていません。
椎木保容疑者は、衆議院議員時代や政治活動をしていた頃まではSNSを活用していましたが、そこでも家族や結婚に関する情報を明かした事はありませんでした。
「週刊新潮」(2024年9月26日号)で、千葉維新の会関係者の証言として、椎木保容疑者に奥さんがいて子供2人いるとの情報が明かされているので、結婚はしていて家族は嫁と子供の2人の可能性が高いようです。
家族の話も避けており、
「選挙では動員するのが普通の奥さんも、来ませんでした。維新の関係者から“椎木は奥さんと子どもが2人いると言っていた”と聞いただけです。
椎木保容疑者は中学1年生の少女に対する不同意性交容疑で逮捕されました。後述しますが、椎木保容疑者は金銭を渡してこの被害者の少女とカラオケボックスに入り、そこで性的な暴行をしようとしたと報じられている事などから、離婚しているのではないかとの憶測が出ています。
さらに、「週刊新潮」(2024年9月26日号)によると、椎木保容疑者が「1Kで一人寂しく暮らしていた」と書かれています。
元教員の容疑者は家賃7万円ほどの1Kで一人寂しく暮らしていた――。
これが事実であれば、逮捕された当時、椎木保容疑者は離婚しているか、あるいは結婚生活が何らかの理由で破綻していて家族とは離れて1人で暮らしていた可能性なども考えられそうです。
椎木保の年収
椎木保容疑者の現在の年収は不明ですが、「週刊新潮」(2024年9月26日号)では、維新所属の議員の秘書(議員が誰かは匿名)の証言として椎木保容疑者がコンサルのような仕事をしていると話していたとの内容が明かされているので、これが虚偽でないならある程度の年収は得ていたと考えられます。
2021年の衆院選で落選したあとの彼の動向は知られていませんでした。元支援者に街でたまたま会った時も、“コンサルのような仕事をしている”と言い、足早に去ったそうですし
なお、衆議院議員の年収は約2000万円なので、椎木保容疑者も衆議院議員時代にはその年収を得ていたはずです。落選後も衆議院議員時代の貯金で生活していた可能性も考えられそうです。
椎木保の自宅は千葉県浦安市北栄の賃貸マンション
椎木保容疑者の自宅ですが、不同意性交での逮捕時に現住所は「千葉県浦安市北栄3丁目」と報じられています。
女子中学生に性的暴行を加えたとして、警視庁新宿署は9日、元衆議院議員の椎木保容疑者(58)(千葉県浦安市北栄)を不同意性交容疑で逮捕したと発表した。
また、「週刊新潮」(2024年9月26日号)では、椎木保容疑者の自宅は日本維新の会に所属していた頃から浦安市内の賃貸マンションで暮らしており、現在もその賃貸マンションを自宅にしている事が明かされています。
支部長に就いた椎木は浦安市内の賃貸マンションで暮らし、建設会社の顧問を務めながら運動していた。
椎木がいまも当時のマンションにいたとは。こんな事件を起こすようなタイプにも見えませんでしたけどね
この椎木保容疑者の自宅マンションの間取りは1Kで家賃は7万円ほどと明かされていますが、同様の条件に当てはまる賃貸マンションは浦安市内にいくつかありますが特定はされていません。
なお、椎木保容疑者は衆議院議員時代の登録住所は「千葉県浦安市北栄1-1-12 KY・BLD301」としていましたが、これは事務所で自宅ではないようです。
椎木保の逮捕された未成年に対する不同意性交事件の内容
椎木保容疑者は2024年9月8日に、中学1年生の少女に対する不同意性交の容疑で逮捕されました。
報道によると、椎木保容疑者は2024年8月20日の夕方頃に東京都新宿区歌舞伎町の路上で「2万円あげるから遊ぼう」などと当時中学1年生の10代の少女に声をかけて、近くのカラオケ店へと一緒に入ったようです。
そして、個室に入ったところで椎木保容疑者が被害者の少女に性的な行為をしようとし、それに気がついたカラオケ店の店長が「男女二人が怪しい動きをしている」と警察に通報し、警察官が駆けつけた事で事件が発覚したという事です。
この時、椎木保容疑者は任意同行に応じずにカラオケ店を後にしましたが、警察のその後の捜査によって証拠が固まり、9月8日に不同意性交で逮捕されたという経緯だったようです。椎木保容疑者は「一緒にカラオケに行っただけ」と供述し不同意性交容疑は否認しているとも報じられています。
椎木保の現在
椎木保容疑者の現在ですが、2024年9月8日に不同意性交で逮捕された後、9月10日に送検され、9月27日に東京地検により起訴されています。
東京地検は27日、カラオケ店で8月、中学1年の女子生徒に性的暴行を加えたとして不同意性交罪で、元衆院議員の椎木保容疑者(58)を起訴した。認否は明らかにしていない。
その後は、現在の時点では続報がなく正確な状況は不明です。
ただ、起訴された以上は今後は裁判になり何らかの判決が言い渡される事になります。なお、不同意性交等罪の法定刑は「5年以上の有期拘禁刑」です。
椎木保容疑者の現在の状況ですが、逃亡や証拠隠滅の恐れがないと裁判所が判断した場合は保釈されている可能性もありますが、そうでなければ刑事施設(警察署の留置場か拘置所)に勾留されているはずです。
まとめ
今回は、日本維新の会に所属して2期にわたって衆議院議員を務めた政治家で、2024年9月に未成年少女に対する不同意性交の容疑で逮捕起訴された椎木保容疑者についてまとめてみました。
椎木保容疑者の学歴は、「茨城県立鹿島灘高等学校」から「東海大学教養学部」に進み卒業しています。大学卒業後の経歴は、山一證券に新卒で入社するも数ヶ月で退職し、1989年9月から1994年頃まで、茨城県内の公立小学校・中学校、高校、および私立高校などに教員として勤めています。
1995年1月頃より、鹿嶋市教育委員会、鹿嶋市役所に勤務し、2012年に維新政治塾に入塾し、その年の衆議院議員選挙に維新の会の公認候補として出馬し、比例代表で復活当選しています。
その後、2014年の選挙では落選するも2015年に吉村洋文さんが大阪市長選立候補のため衆議院議員を辞職した事によって繰り上げ当選して再び衆議院議員を務めました。
2017年と2021年の衆議院議員選挙にも出馬していますが、いずれも落選。2021年頃に維新会からも脱会しており、以降の経歴は不明です。
椎木保容疑者の家族については結婚していて嫁がおり、子供が2人いる事がわかっていますが、椎木保容疑者は現在は1人暮らしをしているとの情報が一部の報道で明らかにされているため、離婚しているか何らかの事情で家族と離れて暮らしているのかのいずれかの可能性が高いとみられています。
椎木保容疑者の自宅は、千葉県浦安市北栄3丁目の賃貸マンションで、間取りは1K、家賃は7万円である事などが明かされていますが特定はされていません。
椎木保容疑者の現在の年収は不明で、仕事についても知人に「コンサルのような仕事をしている」と話していたようですが、詳しい事はわかっていません。
椎木保容疑者の現在の状況ですが、2024年9月8日に不同意性交で逮捕され、9月27日に起訴されており、保釈が認められていなければ勾留が続いていると思われます。