元タカラジェンヌの宮本真希さんですが、退団後も実力派女優としての地位を固めるなど、大成功を収めています。
この記事では、宮本真希さんの宝塚時代や若い頃のセクシー画像、前貼りなしの映画、結婚しない理由や現在をまとめました。
この記事の目次
宮本真希のプロフィール
宮本真希(みやもと まき)
生年月日:1977年12月12日
出身地:愛媛県八幡浜市
所属事務所:エーチーム
身長:162cm
宝塚歌劇団を退団後は、1999年より女優として活動を開始している宮本さんは、「おもちゃ」や「黄龍 イエロードラゴン」といった映画に主演していた時期もあったものの、基本的にはバイプレイヤーとしてキャリアを築くことになりました。
特に2時間ドラマへの出演回数が多い宮本さんは、「土曜ワイド劇場」だけでも20本近い出演歴を誇っており、宮本さんを見ると犯人や事件被害者役を連想してしまう視聴者も多いようです。
宮本真希の宝塚時代…セクハラ被害が原因でわずか2年で退団
宮本真希、史上最高倍率を突破して宝塚音楽学校に合格
地元の八幡浜市立八代中学校を卒業した後の宮本真希さんは、松山市にある済美高校に進学することになりました。
済美高校時代の宮本さんは、女子寮に住みながら女子サッカー部に所属していたものの、寮の先輩からイジメられるなど、色々な気苦労もあったようですね。
楽しくも厳しい女子高校生ライフを送っていた宮本さんですが、1994年に宝塚音楽学校に合格したため、済美高校に通っていたのはわずか1年程度でした。
ちなみに、宮本さんが受験した当時の宝塚音楽学校は、48.2倍という歴代最高受験倍率を記録した最難関の時期でもあったそうで、同期には紺野まひるさんや蘭寿とむさんがいたとか。
宮本真希、宝塚劇団内ユニット「T.a.p.」のメンバーとしても活躍
軍隊並の規律があることで知られている宝塚音楽学校ですが、宮本真希さんが在籍していた頃も色々と厳しい規則が存在しました。
・男性と一緒に歩いてはならない。
・下級生は先輩御用達の店に入店してはならない。
・下級生が廊下を曲がる際には先輩にぶつからないように直角に曲がる。
・下級生が先輩に会った際には必ずお辞儀をする。
・下級生が先輩に話しかける際には「失礼します」と切り出す。
・校舎の窓ガラスがピカピカになるまで毎日清掃をする。
・駅のホームでは親会社・阪急電鉄の電車におじぎをしないとならない。
時々レッスンをサボるなど、やんちゃな一面もあった宮本さんでしたが、宝塚音楽学校を10番目の成績で卒業すると、1996年より宝塚歌劇団の星組に配属されることになりました。
宝塚歌劇団時代の宮本さんに関しては「斐貴きら」の芸名で活躍することとなり、劇団内ユニット「T.a.p.」のメンバーに抜擢されてCM出演を果たすなど、タカラジェンヌとしての活動は順調でした。
宮本真希、セクハラ事件に巻き込まれて宝塚を退団
タカラジェンヌとして将来有望だった宮本真希さんですが、入団2年余りで宝塚歌劇団を退団しています。
宮本さんが宝塚歌劇団を退団した理由については、当時の宝塚歌劇団理事であった寺田瀧雄さんが原因だったと言われております。
宝塚歌劇団専属の作曲家として活躍をした寺田さんは、「宝塚のモーツァルト」との異名を持つほど数々の名曲を生み出した一方で、晩年は暴君化もしていたそうですね。
・「愛あればこそ」(ベルサイユのばら)
・「明日になれば」(風と共に去りぬ)
・「うたかたの恋」(うたかたの恋)
・「紫に匂う花」(あかねさす紫の花)
・「琥珀色の雨にぬれて」(琥珀色の雨にぬれて)
寺田さんの暴君ぶりは、宝塚音楽学校の生徒やタカラジェンヌに対するセクハラ方面に発揮されることとなり、在校生の間でも「寺田先生のセクハラに気を付けろ!」と噂されるほどでした。
歌劇団理事にも就任するなど、長年舞台を彩ってきた功績から歌劇団内での影響力は絶大だった一方、生徒間では“寺田先生とのレッスンは絶対に2人以上で受けなくては”との伝言が言い交わされるほど、寺田から生徒たちへのセクシャル・ハラスメントが問題となっており、寺田の放埓な行状は歌劇団内では公然の秘密であったという。
引用:寺田瀧雄
宮本さんが寺田さんからセクハラ被害を受けたのも宝塚音楽学校時代だったようで、具体的には自宅での個人レッスンに誘われて出向いたところ、暴行寸前の被害を受けたそうですね。
その後、激怒した両親たちが宝塚歌劇団を訴えるなどトラブルが拡大したため、劇団内で浮いた存在となってしまった宮本さんは、居辛くなって退団を決断する羽目になってしまったとか。
宝塚歌劇団の給料は安いことで有名だった
宝塚歌劇団といえば、1914年に初公演を行って以来、100年以上に渡り日本女性たちのハートを掴み続けている人気歌劇団です。
年間300万人もの観客動員を誇る宝塚歌劇団は、売上の方も300億円を超えているとの説もあり、日本ミュージカル界でも劇団四季と並び2大巨頭扱いされています。
そんな宝塚歌劇団の劇団員であるタカラジェンヌたちに関しては、入団から5年目までは親会社である阪急電鉄の正社員扱いとなるシステムだとか。
とはいえ、私鉄で最も待遇が良く、平均年収が800万円を超えると言われている阪急電鉄とは違い、タカラジェンヌたちの薄給ぶりは有名な状況でもあります。
昔と比べたら企業の新入社員の給料も上がってるわけだしタカラジェンヌの給与もきちんとチケ代値上げに伴って正当な対価が払われるといいな。それなら喜んで払うよ。高いけど…
— ぺこ (@pcc_pccc) April 22, 2019
一説には、阪急電鉄の新入社員と同待遇とも噂されていたタカラジェンヌたちの給料事情ですが、OGたちの発言を総合すると、初任給は12万円程度のようで一般的な社員よりもかなり待遇が悪いようですね。
そのため、入団2年余りで退団することになった宮本真希さんのタカラジェンヌ時代の年収は、ボーナスを考慮しても200万円前後だったのではないかと思われます。
一方で、かつらやメイク用品、アクセサリーなどは自腹らしく、親やファンの支援がないと続けることが難しい職業がタカラジェンヌではあるようですね。
宮本真希の実家と家族…ヴァイオリニスト宮本笑里と姉妹説も浮上
宮本真希、19歳の時に建築会社を経営していた父親が病死
宮本真希さんは愛媛県八幡浜市に生まれており、建築会社を営む父のいる豊かな家庭に生まれ育つことになりました。
少女時代は、一輪車に乗りながら近所を移動するような活発な少女だったという宮本さんでしたが、クラシックバレエを習い始めたことをきかっけに映画女優を目指すことになったそうですね。
厳格な一面もあった父親は、宮本さんの芸能界入りの夢に対しては大反対だったそうですが、規律の厳しいことで知られていた宝塚音楽学校入りだけは、例外的に許可してくれたとか。
しかし、宝塚歌劇団に入団したばかりの19歳の時に父親は病死。娘の宝塚での活躍をみることは出来ませんでした。
宮本真希とヴァイオリニスト・宮本笑里は姉妹?
宮本真希さん
宮本笑里さん
宮本真希さんは、ヴァイオリニストの宮本笑里さんにそっくりなため、「姉妹ではないか?」との噂も存在するようですね。
バイオリニストの宮本笑里さん…元宝塚で女優の宮本真希さんに似てるような‥姉妹??じゃないよな? #FNS
— きむみっちゃん (@SHR_KIM32) December 7, 2011
しかしながら、宮本笑里さんの父親は、東京音楽大学教授で「東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団」の指揮者も務めた元オーボエ奏者の宮本文昭さんであるため、名字が同じですが赤の他人となります。
宮本真希の若い頃の画像…グラビアでは際どいセクシーショットも披露
元タカラジェンヌという経歴を持つ宮本真希さんですが、若手女優時代はグラビア方面の活動もしており、これまでに3冊の写真集と2本のイメージDVDを発売しています。
2004年発売の写真集「birth」より
2005年発売の写真集「LIVE」より
2006年の写真集「emerge」より
宮本真希のベッドシーン…主演を務めた「おもちゃ」は前バリなしで撮影
出典:https://www.youtube.com/watch?v=nQWaTRmP4Bk
宝塚歌劇団を退団後の宮本真希さんは、深作欣二監督がメガホンを取った映画「おもちゃ」の主演・時子役で女優デビューを果たすという恵まれた立場でした。
とはいえ、「おもちゃ」は、売春防止法施行前後の京の花街を舞台に、舞妓見習いだった時子が水揚げされて行くまでを描いた作品だったため、お色気シーンが当たり前のかなりハードな撮影現場でもありました。
『おもちゃ』。主演の宮本真希がきれい。演技はまだまだだが一生懸命やっている。入浴シーンではおっぱいを見せちゃうのに驚き。口ではお金が一番と言い切っていたが、心を寄せる人をそっと覗き見する姿はそれを否定している。昭和30年代初期のはずなのに大阪の街中の様子は30年代のように見えず。
— 無名の新人 (@vp1850) April 15, 2013
ただですら体当たりな演技が必要すぎた映画「おもちゃ」でしたが、深作さんの撮影現場では、全裸シーンなどで性器を隠すために使用する前バリが禁止という慣例まで存在したそうですね。
新人女優だったため、当初はそんな現場ルールを知らずに前バリを貼って撮影に備えていた宮本さんですが、撮影直前になって深作さん本人より指摘され、前バリなしで全裸シーンに挑むことになったとか。
そんな宮本さんの苦労は賞レースの方で報われる形となり、「第23回日本アカデミー賞」の新人俳優賞を受賞した他、「第11回東京国際映画祭」の方でも最優秀主演女優賞の栄冠に輝いています。
宮本真希の結婚観…独身を貫いている理由は男性不信?
芸能活動歴20年以上を誇る宮本真希さんですが、これまで熱愛スキャンダルもなく、現在も独身を貫いている状況となります。
家柄も良く、容姿端麗な宮本さんが独身を貫いている理由については、本人がそちら方面に言及していないため不明となりますが、ネット上では「宝塚音楽学校時代にセクハラ被害にあったことで、男性不信になったのではないか?」と心配する声などもあるようですね。
実際の話、宮本さんのプロフィールの短所欄には不安症との文字が明記されており、過去のトラブルがメンタル面に何かしらの悪影響を与えている可能性は否定出来ない状況と言えます。
宮本真希の現在…太って劣化したとの声も
宮本真希さんの現在については、2019年には「遺留捜査」など3本のSPドラマに出演しており、相変わらずバイプレイヤーとして活躍中となります。
若手女優時代の宮本真希さん
宮本真希さんの近影(2018年頃)
そんな宮本さんには、2010年代に入ってからは「太って劣化した」と嘆く往年のファンの声なども存在するようですね。
先日のサスペンスでも感じたが、宮本真希って太った?元からぽっちゃりかな?
— テラティー (@teratea69) May 7, 2012
元タカラジェンヌの本格派女優であった宮本さんですが、若手女優時代は童顔でアイドル然とした容姿であったため、中年女性役を演じる機会が増えたことに対して違和感を感じる人間も少なくないのでしょうね。
宮本真希についてまとめると…
・宮本真希は宝塚退団直後に映画「おもちゃ」で主演デビュー、前バリなしのベッドシーンに挑んだ
・宮本真希の実家は建築会社を経営しており、社長をしていた父親は19歳の頃に病死している
・宮本真希と姉妹説のあるヴァイオリニスト・宮本笑里は赤の他人である
・宮本真希は現在も2時間ドラマなどの脇役として活躍、若い頃に比べて太って劣化したと嘆く往年のファンもいる
宮本真希さんについては、10代の頃にセクハラ事件に巻き込まれながらも、そこでくじけることもなく女優として成功を掴んだ逞しい人物ということになります。
宮本さんの今後より一層の活躍を祈りつつ、この記事のまとめを終了させて頂きます。