斎藤佑樹さんは「佑ちゃん」や「ハンカチ王子」の愛称で親しまれていた元野球選手です。
この記事では、2016年7月に週刊文春で報じられた”車ポルシェおねだり”報道や、それにより浮上していた逮捕の噂や引退についてまとめています。
この記事の目次
斎藤佑樹のプロフィール
名前:斎藤佑樹(さいとうゆうき)
愛称:佑ちゃん、ハンカチ王子
出身地:群馬県太田市
生年月日:1988年6月6日
身長:176cm
体重:76kg
出身高校:早稲田実業学校高等部
最終学歴:早稲田大学教育学部社会科社会科学専修
斎藤佑樹さんは早稲田実業高校3年時の甲子園で投手としてチームを優勝に導きました。決勝における田中将大投手との熱戦は、甲子園の歴史的名勝負の一つとして数えられます。
高校卒業後は早稲田大学に進学してから、プロ野球の日本ハムに入団(2011年)。2012年には開幕投手にも指名されましたが、たび重なる不調や怪我に悩まされ続けていました。
斎藤佑樹が出版社社長に高級車ポルシェを”おねだり”?文春の報道
ハンカチ王子、あるいは佑ちゃんとしてファンに愛されてきた斎藤佑樹さん。そんな彼が出版社社長に高級車ポルシェを”おねだり”をしていたと、2016年7月発売の週刊文春が報じています。
斎藤は、出版社ベースボール・マガジン社の池田哲雄社長に「鎌ケ谷の二軍練習場に通うための車が欲しい」とおねだり。承諾した池田社長は、800万円を超えるポルシェのマカンの新車をベーマガがリースする形をとって、斎藤に提供していた。斎藤は、このポルシェを港区の自宅に置き、鎌ケ谷への往復に使うなどしていた。
出版社社長からは、ポルシェの提供だけではなく、その他にもいろいろと無償で与えられていたとも。
斎藤選手は池田社長から財布やバッグなどをプレゼントされていたほか、都内のマンションを無償提供されていたこともあるようだ。
斎藤佑樹の文春の報道…一連の行為が法律に触れ逮捕される可能性?
本当はポルシェのカイエン(2000万程度)に乗りたかったという斎藤佑樹選手でしたが、提供されたのはマカン(800万程度)。
以前のテレビの密着取材で、「カイエン乗りてぇ」や「青山に土地買うってやばいっすか?」との発言から、カイエン青山と呼ばれることも……。
この報道後はマカン鎌ヶ谷とも呼ばれています。
高級車ポルシェを始め、マンション、財布、バッグなどの無償提供(プレゼント?)されていたという斎藤佑樹さんに、思わぬ疑惑が巻き起こります。
それは、その一連の行為が法律に触れ逮捕される可能性についてです。
まずマンションなどのプレゼントについて。
以前、日本テレビの上重聡アナウンサーが、出演番組のスポンサーであるABCマートの創業者から1億7000万円の融資を受けたり、高級車を使わせてもらったりしていたことが発覚しましたが、その時と同様に、高級マンションを提供されようが、それが利益供与とされようが、民間同士の話なので特に問題はありません。『野球協約』も、野球賭博関係者や暴力団関係者からの利益供与は禁止していますが(第180条)、一般人や企業からの利益供与は禁止されていません。
これらについては、イメージが良くないとはいえ、法律的には問題ないそうです。
ポルシェ貸与については、斎藤佑樹さんもお金を払っているとは言いますが……、
ベーマガ社の関連会社でリースされたマカンが斎藤に又貸しされており、その流れを見れば確かに完全な無償提供というわけではない。一応、斎藤も月々のリース代を支払ってはいるという。
問題は提供された事実よりも、車の扱い方にあったようです。
それが、車庫飛ばしという車庫法違反の疑いです。
ベーマガは、週刊文春の取材に、ポルシェの車庫証明が、斎藤の自宅から7キロ以上離れたベーマガ本社で取得されていることを認めた。池田社長は直撃取材に「ウチのリースですから、会社に車庫があればいいわけですよ」とし、問題ないとの見解を示した。
「実態として、取得した車庫証明に記載された車庫以外の場所に駐車しているのであれば、車庫飛ばしに当たります。これは、法人名義でリースしている車を個人に又貸ししている場合も適用されます」
斎藤佑樹と出版社との蜜月を怪しむ声も
斎藤佑樹さんにポルシェを又貸ししていたというベースボールマガジン社は、近年リストラをするほど業績は悪化していて、この報道に社内も困惑していたと言います。
ベースボールマガジン社といえば、『週刊ベースボール』、『週刊プロレス』、『サッカーマガジン』などを発行する名門であり、筆者も知り合いが大勢いる。
「近年、赤字続きでリストラを敢行したほどの経営状態。ただでさえ安月給に耐えている社員にとって、“ポルシェのプレゼント”は寝耳に水。社内は呆然としています」(ベースボールマガジン社の編集者)
斎藤佑樹さんにポルシェのマカンを提供した、ベースボール・マガジン社の池田哲雄社長。
また出版社と斎藤佑樹さんとの間に利害関係が発生していたのではないかという見方も。
「プロ野球選手の取材はテレビや新聞が優先され、雑誌は『シーズン中だから』と後回しにされがち。記者席も雑誌にはほとんど用意されておらず、日本シリーズやクライマックスシリーズになると、『スペースがない』という理由で球団は雑誌社にわざわざチケットを買わせ、ライターやカメラマンは1塁側や3塁側の一般スタンド席で試合を見なければならないケースがほとんどです。テレビ・新聞と雑誌には大きな隔たりがあります。
そのなかで、ベースボール・マガジン社だけは特別に優遇されている。専門誌だからという理由があるにせよ、雑誌のなかでは完全に1誌で独占している」
逆にいえば、球団や選手から見放されれば、専門誌は思うようなページづくりができなくなる。プロ入り後伸び悩んでいるものの、話題性の高い斎藤が取材拒否となれば、雑誌に大きな影響が出ると考えられる。斎藤は、その弱みに付け込んだととらえられても仕方がない。
同時に、取材する側としてのベースボールマガジン社の超えてはいけないラインだったという指摘もあります。
「日本ハム斎藤佑樹・ポルシェ」は汚れたハンカチ問題ではなくジャーナリズムのスキャンダル
斎藤佑樹の一連の騒動に対するネットの反応
あまり好意的には受け止められていなかったようです。
11: 2016/07/14(木) 15:47:13.23 ID:tKyHpbJz0年収2300万あれば手取り1500万前後あるんじゃないの
自分でカイエン買えるだろ
55: 2016/07/14(木) 15:57:41.15 ID:w+Y3SMuY0>>11
そんなに手元に残らないけど、まあいい車に乗るのは可能だわな
21: 2016/07/14(木) 15:50:45.56 ID:QIU8IxsB0人気に実力が伴わない典型だよな29: 2016/07/14(木) 15:53:50.07 ID:V0wW8OBz0>>21
年俸安くて最高‼︎
23: 2016/07/14(木) 15:51:11.17 ID:Zik4CNgm0何か問題あるの?
みんないい車に乗ったりいい女に乗ったりするために野球選手になるわけでしょ?
祐ちゃんはそれを素直に実践してるだけ
31: 2016/07/14(木) 15:53:53.10 ID:IhDeM7610半価値って意味なんだろ
48: 2016/07/14(木) 15:57:07.57 ID:GeImQr4M0ハンカチ野郎は落ちるとこまで落ちたな!!!
こんなんじゃチームメイトからも痛い視線で見られてるんじゃねえの?
過去の栄光にすがりすぎた失敗玉子…76: 2016/07/14(木) 16:00:36.89 ID:buMh+WfS0借り物のポルシェで合コンやらデートやら恥ずかしい奴だなw
84: 2016/07/14(木) 16:03:03.22 ID:/SfzEcMI0つーか、リース代を月12万も払うなら、自分でローンでも組んで買えよ
203: 2016/07/14(木) 16:38:08.77 ID:V0q5sDpb0
ポルシェおねだりとかマトモではないわな
205: 2016/07/14(木) 16:38:34.50 ID:ieAwdnSX0釈明がリース代払ってたとか
あきらかに嘘ついてるし
最悪だなこいつ
斎藤佑樹の近年の様子や引退について
斎藤佑樹さんの近年の様子は以下のようになっています。
この年は11試合に登板するも未勝利に終わる。
2017年
5月31日、札幌ドームでのDeNAとの交流戦に登板。2015年9月16日のロッテ戦(千葉マリンスタジアム)以来623日ぶりの勝利となった。
2018年
2年ぶりとなる0勝に終わり、年俸も230万円減となる1600万円となった。
2019年
11試合に登板するも、0勝に終わり、2年連続未勝利となった。同オフに、学生時代から知り合いだった同い年の一般女性との結婚を発表した。
2020年
プロ入り後初の一軍登板なしに終わり、イースタン・リーグでも19登板で1勝3敗、防御率9.31だった。年俸は、350万円減の1250万円(推定)で契約更改した。10月、右肘の内側側副じん帯断裂と診断される。
2021年
7月に269日ぶりの実戦登板を果たすも、2020年に続き一軍復帰は叶わなかった。
引退が噂されていた斎藤佑樹
斎藤佑樹さんについては、以前から”投手として”はフロント側から見切りをつけられていると噂されてきました。
「斎藤はこの日も含めて8試合に登板して、最多失点が2です。2失点で済んでいるのは、大きな傷を負う前に降板させてもらっているから。1年目に6勝をマークして以降、成績は右肩下がり。2012年には右肩を痛め、投手としての実力にはとっくに見切りを付けられていますよ」
斎藤佑樹さんの野球における集客力は、引退勧告したり放出できない理由にもなっているとの声も。
これを報じたのは4月末発売の一部週刊誌。今季をもって引退し、キャスターに転身するという記事を掲載している。
「日本ハムが惜しんでいるのは人気です。甲子園を沸かせた“ハンカチ王子”として相変わらず人気が高い。グッズの売り上げは大谷、中田翔に続いて3番目。『大谷が投げると観客は1万人増、斎藤は5000人増』と言われるほど。日本ハムが斎藤を放出したら、同じパ・リーグの黒字球団の東北楽天ゴールデンイーグルスが拾うのは確実でしょう。絶対に安易に辞めさせられない」
やはりその知名度や集客力は日本ハムの中で抜群だったっため、斎藤佑樹さんの扱いにはフロント側の苦悩もあったようです。
出したくても出すわけにいかないし、かといって球団や首脳陣の方から肩をたたくわけにはいかない。人気も知名度もある選手をぞんざいに扱えば、それこそ球団イメージは地に落ちてしまいます。なので球団はここ数年、斎藤が自ら引退を申し出るのを待っているといいます。たまに先発で起用するのは、本人に力がないことを自覚させるため。勝負どころの前に降板させられる起用が続く理由や背景を自分で理解してもらいたいのです
ところが、本人に「引退」なんて気はさらさらないらしい。肩を痛めたからふるわないだけで、相変わらず自分の力はこんなものではない、まだまだバリバリやれると考えているそうだ。
斎藤佑樹が現役を引退
そんな斎藤佑樹さんが2021年10月1日、シーズン限りで現役を引退することを表明しました。
斎藤佑樹さんは2020年に右肘にけがを負い、「1年で結果が出せなかったら」という気持ちで挑んでいたようです。
引退の理由について「いろんな人に相談したし、頼る人はファイターズにはたくさんいたので、いろんな悩みや愚痴を聞いてもらった」と述べたうえで「去年ひじのけがをしたときにことし1年で結果が出なかったらという気持ちでやってきたので、それがいちばんの理由です」と語りました。
出典:https://news.nifty.com/
2021年10月17日に行われた引退セレモニーでは、「どんなにかっこ悪くても前だけを見ていた」と語った斎藤佑樹さん。「ご期待に添うような成績を残すことができず、本当にすみません」と謝罪しながらも、「みなさんのお陰でここまでやってこれた」とファンに向けて感謝の気持ちを述べました。
試合直後にはセレモニーが行われ、斎藤投手はファンに向かって「斎藤は『持っている』と言われたこともありました。でも、本当に持っていたら、いい成績を残して、こんなにけがもしなかったはずです。ファンのみなさんを含めて僕が持っているのは、最高の仲間です。長い間、本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べました。
引退後については、ファイターズや今まで育ててくれた環境に恩返しをしたいと語っていた斎藤佑樹さんですが、引退後どのような転身を遂げるのか、その動向に注目が集まっています。