不登校宣言をした小学生YouTuberとして渦中の人となった“ゆたぼん”(本名・中村逞珂)ですが、父親の中村幸也さんによる洗脳・やらせ説も飛び出しています。
この記事では、ゆたぼんの父・母・姉・兄弟など家族、そして発達障害説や炎上騒動、中学生となった現在までを総まとめしました。
この記事の目次
ゆたぼんのプロフィール
名前:ゆたぼん
本名:中村逞珂(なかむら ゆたか)
生年月日:2008年12月12日
出身地:大阪府
所在地:沖縄宜野湾市
ゆたぼん、不登校の小学生YouTuberとして一躍有名に
ゆたぼんさんは、2017年3月より兄弟たちと一緒にYouTuberとして活動していますが、動画中で度々「学校に通っていない」ことを宣言している一風変わったキャラクターの持ち主でした。
元々は数多い無名YouTuberの1人であり、投稿動画の再生数も3桁程度に留まっていたゆたぼんさんが一躍有名人となったきっかけは、2019年5月5日に掲載された琉球新報の特集記事となります。
「俺が自由な世界をつくる」。自由を求めて学校に通わない選択をした中村逞珂(ゆたか)さん(10)=宜野湾市=が「少年革命家 ゆたぼん」と名乗り、ユーチューバーとして活動している。大阪生まれ、沖縄在住のゆたぼんは「ハイサイまいど!」で始まる楽しい動画を提供しつつ、いじめや不登校に悩む子や親に「不登校は不幸じゃない」と強いメッセージを発信している。
ゆたぼん、不登校の原因は宿題をめぐる教師とのトラブル
小学3年頃から不登校を貫いていることをカミングアウトしているゆたぼんさんですが、学校へ行かなくなったきっかけは宿題をめぐる教師とのトラブルでした。
ゆたぼんが学校に通わなくなったのは小学校3年生の時。宿題を拒否したところ、放課後や休み時間にさせられ不満を抱いた。担任の言うことを聞く同級生もロボットに見え「俺までロボットになってしまう」と、学校に通わないことを決意した。
ゆたぼんの不登校宣言に非難殺到でネットは大炎上
ゆたぼんさんの「不登校宣言」に対するネットの反応に関しては、批判的な意見が多数派を占めており、「琉球新報」の記事が拡散された後は炎上してしまうことになりました。
ゆたぽんの不登校理由が宿題をやらなかったので休み時間や放課後に強要されたとは、漫才のネタにもならない馬鹿な理由。そんな人間が、戦争をなくすとか学校に行かなくていいとか滑稽。親も怪しい心理カウンセラーとの事だし。娘を大阪に置いてらしいけど、親にいいように洗脳された不幸な子供だな。
— ヘルカイザーkyo (@ITruMA1B34SX5rM) 2019年5月8日
ゆたぼんさんの「不登校宣言」には有名人たちも反応しており、ネット界のご意見番こと「高須クリニック」院長の高須克弥さんなども苦言を呈していました。
試験もなんにもないお化けの世界で遊んでいると常識知らずになります。学校に行く発展途上国の子供に馬鹿にされます。
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2019年5月5日
成人したら困窮します
「不登校は不幸じゃない」 10歳のユーチューバー 中村逞珂さん 世界に発信(琉球新報) – Yahoo!ニュース https://t.co/SXwOXM4etg @YahooNewsTopics
ゆたぼんの実家や家族情報~父親は元暴走族の総長・母は17歳で出産
ゆたぼん、父・中村幸也さんは元ヤンキーの心理カウンセラー
ゆたぼんさんの家族情報に関しては、心理カウンセラーをしている父・中村幸也さんがいます。
大阪府茨木市出身の中村さんは、元暴走族の副総長という経歴の持ち主であり、10代の頃に大抵の悪事を経験しているようですね。
中学を卒業後は高校に進学せずに就職した中村さんでしたが、ヤンキーから社会人への転身には苦労しており20回以上の転職を経験しているとか。
その後は、一念発起して地元を離れて働きながら旧大検に合格するなど、人生を立て直すことに成功をした中村さんは、日本メンタルヘルス協会会長・衛藤信之さんの主催する「心理学ゼミナール」を受講し、心理カウンセリングを学ぶことになりました。
以降は2010年頃より心理カウンセラーとして活動している中村さんですが、アカデミックな場で心理カウンセリングを専攻していない経歴には、ネット上でも疑問視する声は存在します。
中村幸也さん、心理カウンセラーを名乗っているけど中卒なわけですよね?心理カウンセラーの統一した資格はないわけですけど、最も難易度の高い臨床心理士を名乗るには大学院修士課程または専門職大学院の修了が必要になるわけですよ。国家資格の公認心理師の場合でも普通は大学院に行ったりする。
— ガルゾ (@garuzo_qq) 2019年5月6日
とはいえ、師に当たる衛藤さんは年間200本の企業講演や社員研修をこなす売れっ子心理カウンセラーなため、中村さんが学んだ心理カウンセリング自体はかなり実践的な代物ではあるようですね。
中村幸也さん、情報商材ビジネスに手を染めていた過去
ゆたぼんさんの父・中村幸也さんには、「禁煙に成功する方法」という情報商材を1万7800円で販売していた過去も発掘されています。
「ビジネス、投資、ギャンブル」系の悪質情報商材ではないため、実際に禁煙に成功した購入者からすると有難い情報商材だったのかもしれませんが、中村さんの気になる過去とは言えます。
ゆたぼん、母・きよみんは17歳で出産を経験していた
ゆたぼんさんの母については、きよみんというアカウント名でツイッターなどを開設しています。
17歳の時に第一子となる長女を出産して以降は、5人の子供の母親として育児に奮闘して来たきよみんさんですが、近年はフライヤー(チラシ)のデザインなどを手掛ける夢に目覚め、DTPデザイン学校にも通っていたようですね。
とはいえ、中村家にはデザイン関連の必須アイテムであるiMacがなかったため、きよみんさんは、フレンドファンディングアプリ「polca」を利用してPC代を募ったこともありました。
ゆたぼんは5人兄弟の長男~姉もYouTuberで不登校気味だった
中村家は、一男四女の子宝に恵まれており、ゆたぼんさんは長男(第二子)となります。
・長女:あっちゃん(19歳)
・長男:ゆたぼん(12歳)
・次女:ゆぅゆ(9歳)
・三女:みーちゃん(6歳)
・四女:ここさま(3歳)
長女のあっちゃんこと中村あいりさんは、ゆたぼんさんに先駆けて2016年10月よりYouTuberとなっていましたが、チャンネル登録者数は1100人弱ほどで人気はイマイチでした。
そんなあいりさんの将来の夢はミュージシャンになることらしく、歌ってみた系の動画をYouTubeに投稿したり、路上ライブなどをこなすこともあったようですね。
ちなみに、ゆたぼんさんの「不登校宣言」にて一躍有名となった中村家ですが、あいりさんも高校は進学しているものの、不登校気味の生徒だったとか。
なんか、この日に学校行きますってゆー連絡したら、その日は〇〇があるので来ても意味ないんでってゆられてしまったりするので、なかなか行けないんです。最近、学校の皆んなに学校おいでって誘ってくれるんですけどね。笑
— 📪あっちゃん@17歳YouTuber (@naaairi) 2017年12月8日
だから、いつ行こうか迷ってるんです。笑笑
ゆたぼんは父親に洗脳された?~新聞の特集記事も父親の策略だった
ゆたぼんは父親の操り人形だった
「少年革命家」であるゆたぼんさんですが、ネット上では父・中村幸也さんのロボット疑惑も浮上しています。
ゆたぼんさんに父親のロボット疑惑が浮上している理由は、まずは投稿動画の中で歌手の尾崎豊さんの曲を度々歌っている点が世代的に不自然すぎることが挙げられます。
尾崎豊さんは、急逝後の1990年代前半から中盤にかけて一大ブーム巻き起こした存在であり、中村さんの世代の人気歌手となります。
そのため、「ゆたぼんが尾崎豊の曲を歌うこと自体が父親のアイデアではないのか?」という疑問点を口にするネットユーザーなども多いようですね。
その他にも、ゆたぼんさんのツイートに習っていないはずの漢字が多数含まれていたり、「尾崎豊が死んでから27年」とまるで中高年が過去を振り返るような口調でのツィートが見受けられたりしたため、公式ツイッターを父親が運営していた疑惑も浮上しています。
極めつけは、ゆたぼんさんの「ロボットになりたくない~」という主張自体が、中村さんの日頃の主張と酷似しているため、「父親の受け売りではないか?」との指摘がネット上でも相次いでいるようですね。
〇父・中村幸也さんの主張
これからの時代は自分の好きな事、やりたい事をしながら生きられる時代。ロボットのように働くだけの労働者ではなく、自分の好奇心に素直に従いながら、どんどん新しい扉を開いて生きて、そんな生き方をする人たちを増やしていきたいです。
僕のように中卒の元暴走族でも本を出版する事はできるし、大人になり、結婚して、子どもができても、遊びながら自由に生きる事だって出来る。今後も自由に自分の好きなように生きながら、次の本を書く事にも繋げていこうと思っています。
実際の話、中村さんはゆたぼんさんと一緒に親子講演会を催していたりと、息子の生き様がそのまま自身の仕事へと直結をしている部分もあります。
そのような事情からしても、「ゆたぼんのYouTuber活動自体が父親の仕事のプロモーションに過ぎないのではないか?」と考えるネットユーザーたちも少なくない状況になっております。
これは怖い
— Siro/Ar (@Darsine08211207) 2019年5月10日
ゆたぼんは正に傀儡だったというわけか
家族に身を売られている事もわからないまま踊り続ける操り人形の10歳は、人生がもう戻らない地点に立った時に気付きを得るのだろうか
可哀想という言葉で片付けてはならない惨状……
ゆたぼん、父親と決別した長女の身代わりでYouTuberに?
ゆたぼんさんには、「不登校キャラ」でのYouTuber活動自体が、姉・中村あいりさんの身代わりだったのではないかという疑惑も浮上しています。
中村家は、元々2018年6月に大阪から沖縄に移住していますが、本来は一緒に移住するはずだったあいりさんが、同年の4月に心代わりして独立してしまうという騒動が起こりました。
そのせいで予定していた「長女をメインにした計画」が白紙になってしまったことをブログで嘆いていた中村幸也さんですが、結局計画自体を1から練り直すことで事なきを得たようですね。
ゆたぼんさんが、YouTube上で「不登校キャラ」を全面に押し出すようになったのは、沖縄移住後の2018年8月以降となります。
そのため、ゆたぼんさんの「不登校キャラ」でのYouTuber活動自体が、「本来は姉がやるはずだった活動の代替ではないか?」という指摘がネット上で相次いでいる状況となっています。
出典:https://iroiro-information.com/
ちなみに、姉のあいりさんは独立騒動により家族との不仲説が浮上していたこともありましたが、本人が否定しています。家を出た後は、愛知県のカフェで働いていたこともあったとか。自由な環境の中で、目標に向けて頑張っているようです。
ゆたぼん、「琉球新報」の記事は父親の売り込みだったことが発覚
ネット上で様々な疑惑が浮上しているゆたぼんさんですが、有名になるきっかけとなった「琉球新報」の特集記事自体がやらせだったことが明らかとなってしまったようですね。
こちらの疑惑を暴いた人物は、迷惑系YouTuberとしても話題となったへずまりゅうさんとなっており、「琉球新報」に直接電話をかけて色々な疑問を問いただすといった大胆すぎる行動を取っています。
その後、ユーチューバーは編集部の担当者の元に電話。その中で教師からの体罰については学校側に取材はしておらず、本人たちの言い分を元に記事にしたことが明らかになり、ユーチューバーが「(ゆたぼんを)取り上げた理由はなんですかね? 沖縄の方ですごい有名になってるってことですかね?」と質問すると、「有名になっているわけではなく、彼が取り上げてほしいと。活動をしているがいまいち広がりがないので、(取り上げてほしいと)お手紙をいただいて」と、ゆたぼん側が記事の企画を持ち込んだことが判明した。
一連の騒動自体が、中村幸也さんの自作自演から始まっていたことに対しては、ネットユーザーたちも呆れ果てていました。
ゆたぼんパパ アメブロ更新したけどさ、金儲けに関してや規約違反に関してや、その他諸々は一切無視して、「世間が多様性を認めない島国日本」とか言いよるが呆れる
— もう、美しいモノしか見たくないの (@yurikoumino) 2019年5月16日
パパの良い面悪い面あると思うが自作自演の新聞記事や子供使って金儲けや不登校を当たり前のように言ってる事は多様性では無いぞ
ゆたぼんに発達障害疑惑~父親の言いなりでキャラを作っていた?
ゆたぼんさんは、「宿題をやるのが嫌で教師とモメて不登校となった」というエピソードのせいで、ネット上でも一時期は発達障害疑惑が囁かれていました。
しかしながら、ゆたぼんさんの上記の武勇伝については、特集記事を組んだ「琉球新報」が学校側に取材自体をしていないことが発覚したため、現在となっては実在したのか怪しいエピソードとなっています。
その他にも、ゆたぼんさんには、前述の通り父親の言いなりで「不登校キャラ」を演じているだけとの疑惑まで浮上しております。
そのため、親の言うことを素直に聞きすぎてしまうゆたぼんさんに、発達障害がある可能性はかなり低いのではないかと思われます。
ゆたぼんの現在①~公式ツイッターが凍結された
2019年5月14日頃に、ゆたぼんさんの公式ツイッターが凍結されるという騒動が起こりました。
一部では「ゆたぼんのツイッターが乗っ取られた」との噂も流れましたが、ゆたぼんさんのツイッターが凍結となった理由は、利用規約違反が原因だった可能性が濃厚となっています。
ツイッターは現状、13歳未満のユーザーの利用が禁じられているため、当時10歳だったゆたぼんさんがツイッターを利用していること自体が規約違反だと判断されてしまったようですね。
その後、一度別アカウントで復活もしたゆたぼんさんの公式ツイッターですが、規約違反が解消されたわけではないため、再度凍結されてしまいました。
ゆたぼんの現在②~小学校を卒業し中学生YouTuberに
ゆたぼん「ひとり卒業式」に参加
出典:https://nanjsoku.com/
2021年3月、小学校卒業を迎えたゆたぼんさん。しかし、髪の毛を染めていたために卒業式への出席を認められなかったといい、校長室で「ひとり卒業式」をしてもらったそうです。
その動画によると卒業式の前日、「髪の毛染めてたら卒業式には出れません」と学校の先生から電話があったという。ゆたぼんさんの髪色は、明るい紫だった。黒染めすれば出席が可能だと伝えられるも、ゆたぼんさんは興味を示さず断ったという。
それでも学校が「卒業証書は渡したいので取りに来て欲しい」と述べたとして、ゆたぼんさんは「別にそんなんいらんねんけど」と言いながらも小学校に向かった。
せっかく「ひとり卒業式」を行ってもらったゆたぼんさんでしたが、その翌日に動画内で卒業証書を破くパフォーマンスをしたことで批判が殺到してしまいました。動画の再生回数が減っていたこともあり炎上商法なのでは?との見方も出ていたようです。
ゆたぼん、中学校も登校拒否
出典:https://news.yahoo.co.jp
また、ゆたぼんさんは「中学校に行く気はありませーん!」と宣言しており、中学生になっても登校拒否を貫くとしています。学生服なども購入していないことを明かしており、中学校に行かなくても今後もいろいろな人に出会って様々な経験を積んでいくと語っていました。
ゆたぼんの登校拒否宣言をめぐり炎上騒動に
出典:https://antenna.slo-matome.com/
ゆたんぼんさんの「中学でも登校拒否宣言」を受けて、「2ちゃんねる」の開設者で実業家の“ひろゆき”こと西村博之さんが「教育を受けさせる義務を放棄してる親には罰則が必要」「子供は被害者なので責めるべきではない」などとツイッターで持論を展開しました。それに対し、ゆたぼんさんの父親・中村幸也さんは「義務教育の意味を理解してないアホがなんか言ってら」「我が家はホームスクーリングだってずっと行ってるしな」などと応戦し炎上状態に。
ネット上では、ひろゆきさんが正論だとする声が多いようですが、ホームスクリーングという形で自宅で教育を受けさせているのなら良いのでは?という意見も見受けられました。
ゆたぼんは、憲法では親は学校に行かせる義務があるのではなく、教育を受けさせる義務があるのだとし、ホームスクーリングやフリースクールでもいいと熱弁した。行きたくない人間が無理やり行かされることにより、心を病んで自殺している生徒が増えていることの方が問題だと主張した。 とはいえ、初めから制服も買わずに中学校に行かないと決断し、親もそれを認めているというのは、非常に独自路線の強い教育方針と言える。再生回数から見て、小学生ながらYouTubeで平均的なサラリーマンより稼いでいる可能性もあるが…。
ゆたぼん本人も、不登校で将来困っても「自分の責任」だと語っています。
ゆたぼんは11日、「炎上してる件について」というタイトルの動画を投稿。自身の不登校がネット上で議論になっていることに対し、「お前らに関係ないのに何をグチグチ騒いでるねんって感じやねんな!」「自分で責任を持って中学校に行かへんって決めてやりたいことをやってるねんから。ほっとけ、俺の人生や!っていう感じやねんな」と語った。
ゆたぼんさんは、これからも様々な話題で注目を集めていきそうですね。今後の動向にも注目していきましょう。
ゆたぼんについてまとめると…
・ゆたぼんに義務教育を受けさせない両親に批判が殺到、「琉球新報」の記事も父親の売り込みだったことが発覚し大炎上した
・ゆたぼんの父親は中卒のヤンキーで心理カウンセラー、母親は17歳で長女を出産した
・ゆたぼんは5人兄弟の長男
・ゆたぼんは2021年に小学校を卒業したが、中学校も登校拒否することを宣言している
ゆたぼんさんの人生が今後不幸な方向に転がることがないことを祈りつつ、この記事を終了させて頂きます。