横浜市の商業施設で小学校低学年の女児に性的暴行を加えたとして逮捕された中村哲也容疑者が話題です。
この記事では中村哲也容疑者が起こした事件の概要や横浜の商業施設はどこか、2006年にも同様の罪を犯し再犯だった疑い、経歴や家族、結婚、現在の状況についてまとめました。
この記事の目次
中村哲也は小学校低学年女児への不同意性交等わいせつ略取容疑で逮捕の男
中村哲也容疑者(事件当時40歳)は、2024年9月16日に神奈川県横浜市西区内の商業施設の男子トイレに小学校低学年の女児を連れ込んで乱暴をしたとする、不同意性交などわいせつ目的略取の容疑で逮捕された住居不定・無職の男です。
中村哲也容疑者は2006年にも当時10歳の女児など複数の女児に対する強制わいせつの罪で起訴されていた疑いがあり、今回の事件は18年越しの再犯だった可能性が浮上してネット上で話題にされています。
ここではこの中村哲也容疑者の起こした今回の事件と過去の事件について現在までに判明している内容をまとめていきます。
中村哲也が起こした事件内容…女子児童を商業施設トイレに連れ込み乱暴か
中村哲也容疑者は、2024年9月16日の13時頃、神奈川県横浜市西区内の商業施設で、家族で買い物に訪れていた小学校低学年の女子児童が、家族とはぐれて1人になっているの見つけて声をかけ、乱暴目的で無理やり男子トイレに連れ込み性的な暴行をした疑いが持たれています。
被害者の女子児童の父親が商業施設内を探していたところ、男子トイレ内で中村哲也容疑者と一緒にいる女子児童を発見。中村哲也容疑者は父親の顔を殴って逃走しようとしたところを近くにいた女子児童の家族らにその場で取り押さえられ、通報で駆けつけた警察官によって現行犯逮捕されたという事です。
中村哲也容疑者は取り調べに対し、「ムラムラしてやった」と供述し「間違いありません」と容疑を認めているという事です。
中村哲也が事件を起こした横浜市内の商業施設はどこか
中村哲也容疑者が、小学校低学年女子児童を男子トイレに連れ込んで性的暴行を加える事件を起こした商業施設がどこかは報道では明かされていません。
中村哲也容疑者が事件を起こした商業施設については、「横浜市西区の商業施設」とだけ報じられていますが、横浜市西区の商業施設で代表的なものでは「横浜ランドマークタワー」や「マークイズみなとみらい」、「クイーンズスクエア横浜」、「横浜モアーズ」などがありますが、他にも多数あり、子供に人気の商業施設では「アンパンマンミュージアム」などもあって、この中からどこの商業施設で事件があったのかを特定するのは困難です。
事件を報じたテレビニュースでも、事件のあった商業施設の外観などの映像が流されるといった事はなく、現在明かされている情報から中村哲也容疑者が事件を起こした商業施設がどこかを特定するのは難しい状況です。
この事件の被害者が小学校低学年の女子児童という事もあり、被害者の特定につながるような情報は極力公開しないように配慮されている可能性があります。この事件を報じたウェブニュースも事件後1週間ほどで全て削除されています。
ただ、犯人は逮捕されたとはいえ、同年代の子供を持つ親の中には、自分の子供も被害に遭わないか不安に感じている方も多い様子で、心配だからどこの商業施設で事件があったのかを公開してほしいという声もあるようです。
横浜市西区の商業施設ってどこだよ
— ノ・ハラ (@04zsp) September 20, 2024
アンパンマンミュージアム、そごう、マークイズ、ランドマーク、クイーンズ、ビブレ、ワーポ、アソビル、ニュウマン、モアーズ全部商業施設やんいくらでもある泣泣泣泣
どれだけ人がいても迷子っぽい子がいたらママでもないけど進んで声かける、みんなで守れ
中村哲也は再犯で2006年にも女子児童へのわいせつ事件で逮捕か
2024年9月16日に、小学校低学年の女子児童に性的暴行をしたとする不同意性交とわいせつ目的略取などの容疑で逮捕された中村哲也ですが、18年前の2006年にも複数の小学生女子児童に対する強制わいせつの容疑で複数回逮捕され、起訴されていた疑いが浮上しています。
下は、2006年4月5日に共同通信が配信した記事のウェブアーカイブです。
記事の内容は、2006年4月5日、愛知県春日井市高座台の会社員・中村哲也容疑者(この事件当時22歳)が、当時10歳の女子児童にわいせつな行為をし、強制わいせつ容疑で逮捕されたというもので、別の女子児童に対すっる強制わいせつ罪で起訴されていて、この逮捕で中村哲也容疑者は6度目の逮捕だというものでした。
この報道では、中村哲也容疑者が2003年から2005年9月までの間に名古屋市や春日井市などで10歳前後の女子児童に約50人にわいせつ行為をしたと自供した事も明らかにされています。
愛知県警捜査1課と守山署は5日、10歳の女児にわいせつな行為をしたとして、強制わいせつの疑いで、愛知県春日井市高座台、会社員中村哲也容疑者(22)=別の女児に対する強制わいせつ罪などで起訴=を再逮捕した。
同容疑などでの中村容疑者の逮捕は6回目。
調べに対し、同容疑者は2003年春から逮捕された昨年9月までの間に、春日井市や名古屋市で10歳前後の女児約50人にわいせつ行為をしたと供述している。
女児ばかりを狙った理由について「成人女性に相手にされなかったから」と話しているという。
この他にも2006年4月6日付の中日新聞朝刊でも同様の事件の記事が掲載されているのが確認できます。
こちらの記事では中村哲也容疑者の年齢は21歳となっていますが2006年の誕生日で22歳を迎える生年月日であるために報道で誤差が出たのだと推測されます。
中日新聞の記事では、中村哲也容疑者は2005年3月4日の午前7時頃に、春日井市内で登校途中だった当時10歳の小学生女児を駐車場に連れ込んでわいせつな行為をしたと具体的に報じられています。
中村哲也容疑者は小学校低学年くらいの女児を狙った同様の犯行を50件やったなどと供述した事が報じられている他、名古屋市守山区内の民家への不法侵入で逮捕された事なども報じられています。
県警捜査一課と守山署などは2006年4月5日、小学生女児にわいせつ行為をしたとして、強制わいせつの疑いで春日井市高座台2、会社員中村哲也容疑者(21)を再逮捕した。
調べでは、中村容疑者は去年3月4日午前7時頃、春日井市内で登校途中の同市内の小学4年生(10)を近くの駐車場に連れ込みわいせつな行為をした疑い。
堂容疑者は名古屋や春日井で小学校低学年の女児ばかりを狙った同様の犯行を「50件やった」と供述しており、去年9月6日、守山区内の民家に忍び込もうとして住居侵入容疑で逮捕されたのを皮切りに、強制わいせつ致傷などの疑いで既に5回逮捕、起訴されている。
引用:中日新聞2006年4月6日朝刊より
この2006年に女子児童に対する強制わいせつ容疑で逮捕起訴された中村哲也容疑者と、2024年9月に横浜市内の商業施設で女子児童に性的暴行をして逮捕された中村哲也容疑者とが同一人物だとする確定的な証拠はありません。
ただ、年齢も一致(今回の事件で逮捕された当時中村哲也容疑者の年齢は40歳で、18年前の2006年時点の年齢が21歳か22歳というのは矛盾しない)しており、事件の内容にも類似点が多い事から、同一人物ではないかと見ている向きが多いようです。
無職の中村哲也容疑者は
— とろとろ (@RX160S_BC) September 20, 2024
2006年にも未成年の女児に
50件のわいせつ行為をしていて
逮捕されていたというのに
再犯を許した
これは
明らかに国の責任
重い量刑にするか
一生、刑務所暮らしにさせとけば
今回の事件は防げた
政治家と官僚と裁判官の怠慢が
今回の事件が発生した要因
商業施設トイレで女児に暴行で逮捕の中村哲也って再犯なんだな
— 南極 (@nankyokuchang) September 20, 2024
再犯は一律死刑でいいのでは
死刑に問題があるなら腕切り落とすくらいが妥当なはず
低学年女子児童に性的暴行した中村哲也って容疑者、過去に6回も性犯罪で捕まってるっぽいの気持ち悪
— あああああ (@774_gaizi) September 19, 2024
こんだけ再犯してるんだからもう出させないようにしなよ、20年近く経過して職失っても女児に性犯罪繰り返してるの病気じゃんhttps://t.co/iGh1e0mgcR
2006年の事件で逮捕された中村哲也容疑者と今回の横浜市西区の商業施設で女子児童に性的暴行を働いて逮捕された中村哲也容疑者が同一人物だとするなら、18年越しの再犯での逮捕という事になります。
性犯罪者は再犯を繰り返す場合が多いとされており、この18年間に中村哲也容疑者が同様の犯行を繰り返していた可能性も考えられるため、他にも余罪が発覚する可能性も考えられます。
中村哲也の経歴
中村哲也容疑者の経歴に関する情報は現在の時点では何も明らかにされていません。
中村哲也容疑者は逮捕時の報道では住居不定・無職と報じられているため、2024年9月の逮捕時点では何の職業にもついていなかったようです。
また、住所も定まっていなかったようなので、ホームレスかネットカフェ難民のような生活をしていた可能性も考えられます。
なお、2006年に逮捕された中村哲也容疑者が同一人物だった場合ですが、この時の中村哲也容疑者の職業は会社員で、住所は愛知県春日井市高座台2丁目と報じられています。
この事から、中村哲也容疑者の出身地は愛知県春日井市の可能性が最も高そうです。
この際には合計5度も女子児童に対して強制わいせつ容疑で逮捕起訴されているため、この時に実刑判決を受けて何年間か服役していた可能性は考えられます。ただ、過去の判例を見てもそれほど長い年数の懲役刑を食らった可能性は考えにくく、場合によっては執行猶予付きの判決が言い渡された可能性も考えられます。
しかし、2006年から2024年までの18年間(仮に同一人物だとした場合)の中村哲也容疑者の経歴については何もわかっていません。どういった経緯で愛知県春日井市から、神奈川県横浜市へ移ったのかも不明です。
中村哲也の家族
中村哲也容疑者の家族の情報も現在の時点では何もわかっておらず不明です。
ただ、2006年に女子児童に対する強制わいせつで逮捕された中村哲也と2024年に横浜市の商業施設で女子児童に性的暴行を加えて逮捕された中村哲也容疑者が同一人物だとすれば、愛知県春日井市から神奈川県横浜市に移住しており、しかも住所不定・無職と報じられている点から見て、2006年の逮捕が原因で家族とは疎遠になり、1人で生活していた可能性が最も高いのではないかと思われます。
中村哲也の結婚
中村哲也容疑者が結婚していたのかどうかも現在の時点では不明です。
ただし、中村哲也容疑者は住所不定・無職と報じられており、結婚していたようには思えません。
また、中村哲也容疑者は2006年にも小学校低学年の女子児童に性的暴行を加えたとする強制わいせつ容疑で逮捕されていた可能性があり、今回も女子児童に性的暴行をしている事から小児性愛者である可能性が高く、これまでも結婚はしておらず独身だったのではないかと思われます。
中村哲也の現在
中村哲也容疑者は2024年9月16日に不同意性交などわいせつ目的略取の容疑で逮捕されましたが、その後の続報は2024年10月11日現在の時点では出ていません。
中村哲也容疑者が起訴されたという情報も現在の時点では確認できず、現在も勾留が続き取り調べを受けているか、何らかの理由(例えば被害者の家族との示談成立など)で不起訴になり既に釈放されている可能性も考えられます。
中村哲也容疑者が不同意性交やわいせつ目的略取の罪で起訴された場合の法定刑は、不同意性交が「5年以上の有期懲役」、わいせつ目的略取が「1年以上10年以下の懲役」です。(いずれも2025年6月1日に改正刑法でいずれも禁錮と懲役を一本化した拘禁刑に変更)
まとめ
今回は、2024年9月16日に横浜市西区の商業施設で、小学校低学年の女子児童を男子トイレに連れ込んで性的暴行を加える事件を起こし、不同意性交とわいせつ目的略取などの容疑で逮捕された中村哲也容疑者についてまとめてみました。
中村哲也容疑者が事件を起こしたのは横浜市西区の商業施設とのみ報じられており、どこの商業施設なのかは公開されていません。
中村哲也容疑者は2006年にも当時10歳の小学生女子児童などに対する強制わいせつで逮捕起訴され、今回の事件は再犯である可能性も浮上しています。2006年にも中村哲也という男が当時10歳の小学生女児に対する性犯罪で少なくとも5度逮捕されており、年齢も一致するため同一人物ではないかとみられています。2006年に逮捕された中村哲也容疑者は50人の小学生女子児童に対してわいせつ行為をしたと供述しています。
中村哲也容疑者の経歴や家族、結婚などについては現在の時点では何も情報がなく不明です。
中村哲也容疑者は、2024年9月16日に不同意性交などわいせつ目的略取の容疑で逮捕されましたが、その後の続報は出ておらず現在の状況は不明です。