三島由紀夫のプロフィール

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昭和を象徴する希代の作家・三島由紀夫

三島由紀夫さんは第二次世界大戦後の日本文学会において、昭和を代表する作家の1人であり、ノーベル文学賞候補にもなった世界的にも大きな注目を集めた破格の人物でした。

以下、三島由紀夫さんの詳しいプロフィールになります。

出生名： 平岡 公威（ひらおか きみたけ）
生年月日： 1925年1月14日
出生地： 東京府東京市四谷区永住町2番地（現・東京都新宿区四谷4丁目22番）
死没： 1970年11月25日（45歳没）
死没地： 東京都新宿区市谷本村町1番地（現・市谷本村町5-1）陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地
墓地： 多磨霊園
職業： 小説家、劇作家、随筆家、評論家、政治活動家
最終学歴： 東京大学法学部法律学科卒業
活動期間： 1941年 – 1970年
配偶者： 平岡瑤子
子供： 平岡紀子、平岡威一郎

 

引用：Wikipedia – 三島由紀夫

また、三島由紀夫さんはアメリカ・シカゴで創刊された男性誌『Esquire』において、日本人として初めて「世界の百人」に選ばれ、国際放送された番組に初めて出演した日本人でした。

三島由紀夫は意外と身長が低い

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三島由紀夫は偉丈夫だが体格が大きくない

三島由紀夫さんといえば鍛え抜かれた屈強な体と男臭い端正な顔立ちが特徴的ですが、身長は163cmと意外と高くはありません。

三島由紀夫さんは身長が低いことがコンプレックスで厚底のシークレットブーツ（シューズ）をよく履いていたようです。三島由紀夫さんの身長は155cm説もあるようですが、司法解剖の際に163cmと発表されているので、163cmで間違いないでしょう。

また、三島由紀夫さんの生まれた時の体重は650匁（約2,400グラム）で未熟児であったと言われています。

とは言え、現代の水準で言う身長での話であり、昭和中期の当時においては必ずしも身長が低過ぎると言うわけではないでしょう。

また、三島由紀夫さんはボディビルを始めた31歳の当時は胸幅が最大で79cm、体重12.9貫（48.4kg）でした。しかし、3カ月後の正月には胸幅が82.5cm、体重13.8貫（51.8kg）まで太ったことが記録に残っています。

三島由紀夫の嫁と子供（息子・娘）など家族について

三島由紀夫の嫁・平岡瑤子について

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三島由紀夫を支えた賢妻

三島由紀夫の長女・平岡紀子について

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三島由紀夫の戯曲をプロデュース演出した

紀子が1歳の赤ん坊の時、三島夫妻は、同居している梓と倭文重に紀子を預けて、2人だけで3か月ほどアメリカ、ヨーロッパ、エジプト、香港に海外旅行に出かけた。三島はディズニーランドに行った際に、ドナルドダックの絵葉書を買って紀子宛てに、「のり子ちゃん元気ですか？　お父様とお母様はディズニィ・ランドへ行きました。とても面白く、のり子ちゃんの喜びさうなものが一杯ありました」と書き、「元気でね絵本とお帽子を送りました」と締めくくっている。

 

引用：Wikipedia – 平岡紀子

三島由紀夫の長男・平岡威一郎について

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三島由紀夫の遺作の映画化に関わった

三島由紀夫の死因は切腹～自決の理由と本物の首写真について（画像あり）

三島由紀夫が切腹自決を遂げた理由

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三島由紀夫は自衛隊にクーデターの決起を呼びかけた

三島由紀夫は戦後日本においてアメリカ合衆国が主導するGHQ（連合国軍最高司令官総司令部）による占領政策が進む中、”間接侵略”を防ぐために民間防衛組織「祖国防衛隊」を結成し、その後「楯の会」と名称を改めました。

日本の伝統と文化を”剣”を以て死守する防衛隊として、三島由紀夫は隊長として指揮を執り、アメリカの属国となっていった日本を取り戻すため、自衛隊にクーデターを呼びかけました。

その集大成として、1970年11月25日に三島由紀夫は「楯の会」のメンバーらと陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地を訪れ、総監らを拘束した上でバルコニーから自衛隊員らに演説し、クーデターを呼びかけた後に切腹による自決をしました。

三島由紀夫の首写真

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「楯の会」メンバーに介錯をされた三島由紀夫

三島由紀夫さんは自衛隊員への演説が終わると切腹自決を遂げますが、帯同した「楯の会」メンバーにより介錯をされました。

首写真が報じられて世間に衝撃を与えましたが、三島由紀夫さんが安らかな顔をしているせいかさほどグロテスクな印象は無く、「我が人生に一片の悔いなし」とでも言っているような、やり遂げたような穏やかな顔をしています。

なお、三島由紀夫さんは割腹自決を遂げる1年半前となる、学生運動が吹き荒れていた1969年5月13日に、暴力を以て現体制を妥当しようとする東大全共闘との討論に赴き信念のぶつけ合いをしました。

三島由紀夫vs東大全共闘

出典：https://eiga.com/

敵地に乗り込み鼓舞した三島由紀夫

この討論会の一年半後に、三島は自衛隊の市ヶ谷駐屯地で自決します。しかし、討論会の壇上で語る三島の表情からは、そんな気配も見えない。ずいぶん余裕があるし、楽観的に見える。

 

あの時点では、自衛隊の幹部の中に｢三島先生が立つなら、我々も立つ｣という口約束をした人がいたからです。もちろん、彼らだって、三島が本気でクーデタを起こすとは思ってもいなかったでしょう。三島の自衛隊への貢献に対する感謝の気持ちが、そういうリップサービスとして洩れてしまった。そして、三島はそれを信じてしまった。

 

ですから東大全共闘の前に登場した1969年5月時点では、三島は『いずれ楯の会が蹶起するときには、自衛隊も続く』という観測をもっていました。東大に彼が乗り込んだのは論争するためではなく、共にクーデタに立ち上がる革命戦士をリクルートに行った、というのが僕の仮説です。

 

引用：BUSINESS INSIDER – 死の1年半前、三島由紀夫が東大全共闘と繰り広げた｢伝説の討論会｣とは

【三島由紀夫vs東大全共闘】
自決１年前の“伝説の討論会”
あの日何があったのか？
稀代のスーパースター三島由紀夫と反逆のエリート東大全共闘の直接対決のすべて
3月20日（金）公開#三島由紀夫 #三島由紀夫vs東大全共闘 #圧倒的熱量を体感 #三島 #東大全共闘 #tbs pic.twitter.com/rO5pUMVreL

— TBS NEWS (@tbs_news) March 19, 2020

三島由紀夫が遺した名言集

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言葉に長けた三島由紀夫はあらゆる名言を遺した

最後に、希代の文豪・三島由紀夫さんが残した数々の名言をご紹介したいと思います。

三島由紀夫の男女に関する名言集

男性は、安楽を１００パーセント好きになれない動物だ。また、なつてはいけないのが男である。

 

引用：三島由紀夫「あなたは現在の恋人と結婚しますか？」より

女性はそもそも、いろんな点でお月さまに似てをり、お月さまの影響を受けてゐるが、男に比して、すぐ肥つたりすぐやせたりしやすいところもお月さまそつくりである。

 

引用：三島由紀夫「反貞女大学」より

五十歳の美女は二十歳の美女には絶対にかなはない。

美女と醜女とのひどい階級差は、美男と醜男との階級差とは比べものにならない。

 

引用：三島由紀夫「をはりの美学　美貌のをはり」より

感傷といふものが女性的な特質のやうに考へられてゐるのは明らかに誤解である。
感傷的といふことは男性的といふことなのだ。

 

引用：三島由紀夫「青の時代」より

男性は本質を愛し、女性は習慣を愛する

 

引用：三島由紀夫「青の時代」より

男が金をほしがるのはつまり女が金をほしがるからだといふのは真理だな。

 

引用：三島由紀夫「青の時代」より

三島由紀夫の政治に関する名言集

どんなに平和な装ひをしてゐても「世界政策」といふことばには、ヤクザの隠語のやうな、独特の血なまぐささがある。

引用：三島由紀夫「終末感と文学」より

若さが幸福を求めるなどといふのは衰退である。

引用：三島由紀夫「絹と明察」より

裏切りは、かならずしも悪人と善人のあひだでおこるとはかぎらない。

引用：三島由紀夫「あなたは現在の恋人と結婚しますか？」より

この日本刀で人を斬れる時代が、早くやつて来ないかなあ。

 

引用：三島由紀夫「日録（昭和４２年）」より

三島由紀夫の人生に関する名言集

幸福つて、何も感じないことなのよ。幸福つて、もつと鈍感なものよ。幸福な人は、自分以外のことなんか夢にも考へないで生きてゆくんですよ。

 

引用：三島由紀夫「夜の向日葵」より

もし、われわれが生の尊厳をそれほど重んじるならば、どうして死の尊厳をも重んじないわけにいくだらうか。いかなる死も、それを犬死と呼ぶことはできないのである。

 

引用：三島由紀夫「葉隠入門」より

三島由紀夫、50年も前に日本の問題点をピシャリと指摘していて流石だ。もちろん知識も大事だし、アドバイザーとして知識人の意見は必要だが、現実はインテリが日本をどんどん没落・腐敗させている。安保や経済を発展させ日本を存続させるには、知識だけでは上手くいかない。 pic.twitter.com/IjZKLQoG8I

— 黒瀬 深 (@Shin_kurose) March 18, 2020

映画『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』が大反響のようですね。マスクをつけてどうぞ。くれぐれもコロナウイルスと芥正彦の毒気にはお気をつけください。

芥正彦、今も敵は変わっていないようです。抱っこされていた赤ちゃんと久々の再会。 pic.twitter.com/gNutoiD7UO

— 熊谷朋哉 (@tomoyakumagai) March 21, 2020

三島由紀夫について総まとめすると・・・