ラッパーのKENNY Gが覚醒剤取締法違反容疑などで逮捕され話題です。
この記事ではKENNY Gの本名や年齢、素顔、これまでの経歴や住吉会系の現役の暴力団組員との噂、家族や結婚、「舐達麻」のバダサイとのビーフ、逮捕の詳細や現在などについてまとめました。
この記事の目次
KENNY G（ラッパー）のプロフィール
KENNY Gのプロフィール
本名：古関健
生年：1990年
出身地：フィリピン
KENNY Gはラッパーです。
リアルなアウトローである日常をテーマにしたゴリゴリのギャングスタラップと、ゴツい見た目とは裏腹の甘い声、また本人が本当はシンガーを目指していると語る、高い歌唱力など、多彩な魅力を持つ実力派ラッパーとして人気を集めています。
この「KENNY G」というアーティスト名については、本人がYouTubeチャンネル「ニートtokyo」の取材を受けた際に、本名の下の名前の「ケン」と「hennessy（フランスのコニャック・ハウス）」と「飲む」と「ギャング」などから連想して適当につけたと語っています。
また、同名のジャズ・サックスミュージシャンの「ケニー・G」も好きだったので、この名前に決めたのだとか。
KENNY G（ラッパー）の本名は古関健（逮捕されて判明）
KENNY Gは本名を下の名前が「ケン」だという事以外は明かしていませんでしたが、2021年7月に警視庁に逮捕されてしまい、その報道によって本名が「古関健」である事が判明しています。
警視庁は9日、覚醒剤取締法違反などの容疑で、ラッパー・KENNY-Gとして活動する指定暴力団住吉会系組員の古関健容疑者（31）を逮捕したと発表した。
KENNY G（ラッパー）の年齢が逮捕報道で判明
KENNY Gは生年が1990年であることは明かしていましたが、正確な年齢は不明でした。しかし、これも2021年7月の逮捕報道で現在の年齢が「31歳」である事が判明しています。つまり誕生日は7月以前という事になります。
KENNY G（ラッパー）の素顔や覆面をつけている理由
KENNY Gは、素顔を公開しておらず、ミュージックビデオやメディア取材の場では、覆面（バラクラバ）を装着しています。
KENNY Gが素顔を隠している理由は顔が明かされると色々とまずいことがあるためとも噂されていますが、本人曰く将来シンガーとしてメジャーになりたいという希望を持たれているからだそうで、その時にアウトローな自分の過去が表に出て足を引っ張られないようにしたいとの思惑も関係しているようです。
KENNY Gは歌唱力が非常に高く声も魅力的なため、アウトロー系のラッパーとしてではなく、歌の実力でも勝負したいとの思いが強いという事のようです。
ただ、KENNY Gは公の場には素顔を隠して現れるため、その際に警察に職質を受けることが多いそうで、多い時には週に3回も職質を受けることなども明かしていました。
KENNY G（ラッパー）の経歴① 日本人とフィリピン人のハーフ
KENNY Gの経歴については、両親の1人がフィリピンの方で、フィリピンで生まれて8歳まで現地で育ったことなどが明かされています。
そのため、KENNY Gはフィリピンの公用語のタガログ語が話せるため、自身の楽曲でもタガログ語も使用されているところがあります。
日本へきた後のKENNY Gの経歴としては、東京都あきる野市の小学校、東京都福生市の中学校に通っていたと言われていますが真偽は不明です。
KENNY G（ラッパー）の経歴② 2019年にラッパーとしてデビュー
KENNY Gは、2019年頃に、ラッパーのO-JEEのスタジオに招かれた際、Rec機材に興味を持ったのがきっかけで自身もラッパーとして活動するようになりました。
その後、O-JEEとコラボ曲「GANITO KAME」をリリース、2020年2月には、1stアルバム「KENNY-G」を発表しています。
その後、2020年6月にリリースしたEP盤「OLD SPICE」が、iTunes StoreチャートTOP50にランクインするなど、デビュー後すぐに人気を上昇させています。
2020年10月には、ヒップホップユニット「舐達麻（なめだるま）」のバダサイ（賽 a.k.a. BADSAIKUSH）とのコラボ曲「OUTLAW」を発表し話題になります。
なお、この楽曲が原因でバダサイとの間にビーフ（ディスりあい）が発生し、ネット上で話題になりました。このバダサイとKENNY Gのビーフについては後述します。
さらに、2021年2月には、シングル「ONE」をリリース。
その後も、JUNKMNとのコラボ曲「Dear Bro」、「Just Another Day」を発表しています。
KENNY G（ラッパー）は住吉会系暴力団の現役組員
ギャングスタのラッパーとして人気を得ていたKENNY Gでしたが、以前から本職の暴力団構成員だという噂がネットで囁かれていました。
あくまでも噂でしたが、ここまででも触れているようにKENNY Gは2021年7月に覚醒剤取締法違反などで逮捕されており、その際に「指定暴力団住吉会系組員」だと報じられ、本職であるという噂が事実だった事が判明しています。
KENNY Gの所属する暴力団組織については、住吉会の三次団体の新宿歌舞伎町の堺組（上部団体は十三代目幸平一家）との情報がネットの匿名掲示板などで囁かれています。
KENNY G（ラッパー）の家族や結婚について
出典：https://encrypted-tbn0.gstatic.com/
KENNY Gの家族については、両親が日本人とフィリピン人で、自身がハーフである事が明かされていますが、兄弟のことも含めて家族の詳しい情報は不明です。
子供時代のKENNY Gと母親（本人インスタより）
ただ、KENNY Gは過去に自身のインスタグラム（現在は削除）にて、母親の誕生日を祝うコメントをされていたので、少なくとも母親との関係は良好で家族思いの性格をされている事がわかります。
KENNY Gが結婚されているのかは不明で、妻や子供などの家族情報も不明となっています。
KENNY Gは住吉会系の暴力団の現役組員だという事で、あえて正式な結婚はされていない可能性の方が高いのではないかと思われます。
KENNY G（ラッパー）はバダサイとのビーフで話題に
KENNY Gとヒップホップユニット「舐達麻」のバダサイとのコラボ曲「OUTLAW」のミュージックビデオが2020年11月にYouTubeで公開され話題になりましたが、この楽曲がKENNY Gとバダサイとのビーフのきっかけになったようです。
ビーフのきっかけは、ミュージックビデオまで完成していたこの楽曲を表に出す事をバダサイが土壇場になって嫌がり、それに対してKENNY Gが噛み付いた事だったようです。
ネットの噂では、バダサイがこの楽曲を出す事を嫌がったのは、住吉会系の暴力団の現役組員であるKENNY Gとのコラボ曲を出すことが、自身のキャリアにマイナスになるという計算が働いたためではないかと言われているようです。
KENNY Gはインスタのストーリー機能を使ってバダサイに対する批判を連投しました。この時のKENNY Gの発言内容を見たところ、どうやら「舐達麻」も裏の世界から成り上がった存在であるにも関わらず自分との楽曲を出す事を尻込みしているような態度に対して怒っていたようです。
最終的にはこのビーフは、人気ラッパーの阿修羅MICが仲介に入った事で収束したようです。
KENNY Gはその後、このバダサイとのコラボ曲「OUTLAW」の音源を地元福生でのイベントで強行販売しています。ただ、その売り上げは全て自身のルーツであるフィリピンの恵まれない子供達のために寄付したとの事でした。
また、おそらく現在、KENNY GのYouTubeチャンネルで公開されている「OUTLAW」のミュージックビデオもKENNY G側が独断でアップしたもののようです。動画の説明欄には以下の内容が書かれています。
著作権の権利者と名乗る人物から著作権の侵害を理由にYOU TUBE運営側に申告があり動画を非公開にされてしまいましたが、こちら側から使用許可のコンタクトを取りましたが交渉がなされないため、動画を再UPさせていただきます。 当アーティストのこの楽曲での収益、広告収入は一切ありません。
引用：OUTLAW/BADSAIKUSH”舐達麻”Feat.KENNY-G”prod.GREEN ASSASSIN DOLLAR (official video)
KENNY G（ラッパー）の逮捕は覚醒剤と大麻の違法所持
出典：https://www.lafayettecrew.jp/
KENNY Gは2021年7月7日に、警視庁組織犯罪対策5課に、「覚醒剤取締法違反（所持）」、「大麻取締法違反（所持）の容疑で逮捕されてしまいました。」
覚醒剤と乾燥大麻、ガラス製吸引パイプなどがKENNY Gの自宅から発見されたとの事です。
逮捕容疑は7日午前1時10分ごろ、古関容疑者の自宅で覚醒剤約0・9グラムと乾燥大麻約1・6グラムを所持したなどとしている。古関容疑者は「今は言えません」と供述しているという。自宅からガラス製の吸引パイプなどが押収されており、同課は薬物の入手ルートを調べる
KENNY Gは「今は言えません」と黙秘中のようですが、彼は住吉会系の暴力団の現役組員という事も発覚しており、警視庁はそうした暴力団組織と、彼が所持していた違法薬物との関係についても疑っている様子です。
さらに、この逮捕時、KENNY Gが2021年7月はじめに新型コロナウイルスの陽性反応が出たにも関わらず、ライブ出演した事もさりげなく警視庁組織犯罪対策5課によって暴露されていました。
組対５課によると、古関容疑者は「ＫＥＮＮＹ Ｇ（ケニージー）」という名前でラッパーとしても活動していた。７月初めに新型コロナウイルスで陽性反応が確認された後に、神奈川県平塚市でライブに出演していたという。
KENNY G（ラッパー）の現在や今後
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KENNY Gの現在についてですが、釈放されたとの情報は出ておらず、2021年7月20日の時点ではまだ警察に拘留されて取り調べを受けている可能性が高そうです。
ただ、KENNY Gは過去に覚醒剤の違法所持などで逮捕された事はないようで、今回が初犯のようなので起訴された場合でも執行猶予がついて釈放される可能性が高いと思われます。
しかし、KENNY Gは暴力団組織の現役組員という事もあり、もし営利目的で覚醒剤を所持していたと判断された場合は、懲役の実刑判決を受ける事も考えられます。
まとめ
今回は、2021年7月に大麻取締法と覚醒剤取締法違反容疑で逮捕され話題になっているラッパーのKENNY Gについてまとめてみました。
KENNY Gは今回の逮捕で本名が古関健である事や、2021年7月現在の年齢が31歳である事などが判明しました。また、以前から本職では？との噂もあったKENNY Gでしたが、この逮捕で「指定暴力団住吉会系組員」と報じられたため、こちらの噂も事実である事が判明しています。
KENNY Gは素顔を公開していませんが、それも本職の暴力団組員である事が関係していると言われています。
2020年11月には「舐達麻」のバダサイとのコラボ楽曲「OUTLAW」を巡ってのビーフが勃発して注目を集めましたが、このトラブルにもKENNY Gが本職である事が関係しているのではとの見方もあるようです。
KENNY Gは2021年7月20日の現在はまだ警察に拘留されているようで、釈放されたとの情報は出ていません。
