岩埼友宏は、2016年5月に音楽活動をしている冨田真由さんを刺傷させ、現行犯逮捕されました。
ここでは岩埼友宏の本名・出身地などのプロフィール、在日韓国人の噂、親と家族や生い立ち、そして判決や現在などについてまとめています。
この記事の目次
岩埼友宏のプロフィール(本名・出身地・在日韓国人の噂など)
名前:岩埼友宏(いわざきともひろ)
逮捕時の年齢:28歳
岩埼友宏は、2016年5月22日に東京都小金井市にてライブ会場に訪れた冨田真由さんを数十カ所刺し、傷害容疑で現行犯逮捕されました。
冨田真由さんについては過去の記事でまとめています。
また岩埼友宏については、これまでにTwitterやブログをやっていたことが判明。
・Twitterアカウント「@gj2mda2jtw2」(現在凍結)
・アメブロ「惨めさの中で世界を笑う」(円というHNで女性として登録されていますが、岩埼のものとしてネットでは特定されています)
自称?岩埼友宏の本名や在日韓国人の噂とは
一連の事件報道の中で、岩埼友宏は「自称・岩埼友宏」とされている場合が見かけられました。
自称・岩埼友宏
さらに住所不詳・職業不詳なども。
よく職業については、「自称」タレント、会社経営、会社員といった場合が見受けられますが、本名にまでつくのは少し珍しいですね。
そのことから通名で在日韓国人なのでは?という指摘も出ていましたが、
小金井ライブハウス殺人未遂事件で逮捕された人物は「自称・岩埼友宏容疑者」と報道されている。自称ということは本名でないということ。なぜ本名で報道しない?ここが日本のメディアのおかしいところ。臆する必要はない。本名で報道すべき。これは私の憶測だが、容疑者は日本国籍ではないと思われる。
— 竹田恒泰 (@takenoma) 2016年5月22日
自称となるケースは、職業だけではなく詳細情報の裏が取れていない時点では、名前でもそうなることがあるそうです。
記事にするにあたり容疑者の住所・氏名・年齢・職業は基本データとして必要な情報だという。職業の自称○○はその職業による収入は関係なく、本人の言っていることを警察や記者が事実確認を取れなかった場合に表記されるらしい。実際には容疑者は警察に拘束されているので警察発表の段階で「自称○○」ならば、警察はウラが取れていないということ。記者取材でも確認が取れなければ「自称○○」という記事になる。
ニュース記事をネット検索してみた。自称とは住所・氏名・年齢・職業の基本データ全てに付くことが可能な表現だとわかった。自称大阪府大阪市、自称「氏名」、自称20歳などの表現も。
おそらく最初のうちは裏がとれていなかったのではないでしょうか。もちろんそれだけで通名の在日韓国人ではないという判断にはなりませんが、現在出ている情報でそれ以上のことは報じられていないです。
また、岩埼友宏の顔つきが在日韓国人そのものであることから、通名や在日韓国人の噂が出ているようです。しかし、後述する出身地や家族は日本がルーツのようなので、在日韓国人説の信憑性は低いと思われます。
出身地
出身は、群馬県伊勢崎市だと判明しています。
岩埼友宏容疑者(27)は出身地の群馬県伊勢崎市では「体が大きく、柔道が強い少年」として知られていた。
また京都でも暮らしていたことがあったようです。
数年前に「庭師になりたい」と京都へ出た。
岩埼容疑者が暮らしていた京都市右京区のマンションでは、隣の部屋の無職男性(71)が「引っ越してきた時に菓子箱を持ってきてくれ、礼儀正しいと思った」と話したが、急にテレビの音がうるさいと苦情を言われたこともあったという。
岩埼友宏の親と兄弟など家族は創価学会?生い立ちなどもまとめ
家族は創価学会だった?
岩埼友宏の家族構成は以下の通り。
家族は両親と長男の男性、長女と弟の3人きょうだい。
(※「弟」というのが岩埼友宏)
一連の事件報道では、岩埼友宏の家族が出演し、コメントを出しています。
岩埼友宏の兄
弟について語る兄。
性格は「おとなしくて、小さい子どもには優しかった」とする一方で「ため込んで一気に爆発するタイプ。言葉にした方が整理もできるとアドバイスしていた」。最後に兄弟が会ったのは今年の正月ごろ。被害者には「申し訳ない気持ちでいっぱい」とうつむいた。
父親も、2017年2月に始まった裁判の中でコメントを出しています。
岩埼友宏被告(28)の父親は証人尋問で、被告について「真面目だが、少し怒りやすいのが短所。(事件の原因は)甘やかしてしまったからかもしれない。親として申し訳ない」と述べた。
また岩埼友宏のアメーバブログ内では、「我が家は創価学会」としています。
“選挙がない時分から”朝早くに駅前やバイパスの信号機のとこに立って、何かを訴えている政治家っているじゃないですか?
そういう人に好感をいだきます。
それなので彼に投票します。
我が家は創価学会に入ってますが、そんなの関係ねぇー!!!
事件前まで家族との交流はあったようですし、岩埼友宏の家庭環境がそこまで悪かった…という要素は感じられませんね。
生い立ちなど
柔道をやっていた岩埼容疑者
群馬県伊勢崎市出身で、学生時代には柔道をやっていたそうです。
中学時代は全国区でもいい成績を収めていたという話も。
岩埼友宏のブログ内では、全国大会へ出場した経験に触れています。
僕は一応柔道で全国大会に出場したことあります。一回戦負けですけどね( ̄¬ ̄)
そんなことを踏まえて…
先ほどテレ東で世界柔道を放映していたんですが、100㎏級の選手
羽賀龍之介くんと中学生の時に一度試合で戦ったことがあります。
僕は高校で挫折しましたが、同世代で直向きに努力し続けてきた人を見たら、自分の不甲斐なさと言いますか、自分の弱さに打ちのめされました(事ある毎に打ちのめされますけどね!)
頑張れる人が羨ましい。
ブログにもある通り、岩埼友宏は高校時代に柔道をやめています。
岩埼容疑者は柔道のスポーツ推薦で地元の高校に進学したが、人間関係のトラブルからすぐに退学した。
その後、岩埼友宏はアルバイトをいくつか経験しながら、「庭師になりたい」とし京都へ行きました。また2014年7月に発売された作品内のバスツアーに出演していたようだともされます。
アイドル刺傷事件岩崎容疑者 女優のバスツアーに参加し作品にも出演
ちなみに、岩埼友宏は以前橋本愛さんのファンでした。ファンをやめた理由は、なんでも橋本愛さんがロマンポルノをたくさん見ていると発言しドン引きしたからだそう。
女子大生刺傷事件の容疑者、橋本愛の熱狂的なファンを辞めた意外な理由
そして2015年頃から、冨田真由さんへの思いを語ったブログ投稿が始まっています。(2015年2月に「好きになるのに1秒もいらない」というタイトルで以下のように投稿。)
僕はトミーさんこと冨田真由さんを知っている事が誇らしい。
なんでみんな知らないの?
一度会ってみなよ。
きっと好きになるからさ。
岩埼友宏は冨田真由さんに一方的な感情を抱いた
岩埼友宏による冨田真由さん刺傷事件は、彼女が奇跡的に一命を取り留めたものの、ひどく残忍で痛ましい事件でした。
その発端ともなったのが、岩埼友宏が冨田真由さんに寄せた一方的な感情。
冨田さんとの結婚まで望んでいた。
Twitterからは、冨田さんへの思いや受け入れられないことに対する怒りなども読み取れます。
「全部返せ」
そのほかに、犯罪予告ともとれる過激な文言も並んでいたといいます。
冨田さんの写真をアップロードし「気持ち悪いよねー」とのコメントをつけた投稿のほか、「あいつ死ねばいいのに」「殺したい、殺したい、殺したい」「犯罪します」といった過激な言葉が頻出していた。
さらに事件前日の5月20日には、「殺人なんてのは何世紀も前から毎日毎日飽きずに懲りずに世界中のあちらこちらで何十何百件も起こっているアリキタリナ愚行。加害者になるのも被害者になるのも生きていれば遭遇する可能性は十分ある。恐いね(笑)」などと犯行を示唆するような文章もあった。
岩埼友宏の現在…懲役14年6か月の判決が下り服役中
公判で殺意を否認
殺意を否定!?
SNSにおける過激発言以外にも、実際の冨田真由さんの被害状況はもっと凄惨でした。
検察の論告によりますと、被害者の冨田真由さんは、首や顔などに少なくとも34か所の刺し傷や切り傷を負ったということです。
そんな状況もある中、岩埼友宏は2017年2月に始まった公判で、殺意を否認。
―犯行前の2016年4月5日にはインターネット上に「殺したい」という投稿をしていたが。
「何となく。たぶん(勤め先だった造園業の)会社の先輩か社長に対してだと思う。関西の人なので言葉がきつかったので」
―首を刺したのはなぜか。
「狙ったという意識はない。手を上げたらそこに首があった。背中にはギターを背負っていたので」
―ナイフを置いた後、どうしたのか。
「うつぶせだったので、こっちをみろと仰向けにした。(被害者の)髪をかき分けて、マスクを取った。濁った目をしていた。『生きたいのか、生きたくないのか』と聞いたら『生きたい』と答えたように聞こえて携帯を取り出して119番を押した」
逮捕後の取り調べでは、岩埼被告は殺意を認めていたが、公判では、それを翻し「ナイフはお守りのために買った」と主張し、殺意を否認している。
岩埼被告は賠償金の一部として被害者に対して200万円を支払う意思を示した。これで十分と考えるかと問われると「全然足りない。それは分かっている。家族と相談して出所後に(賠償金の)全額を返そうと思います」と答えた。
後遺症が残る大けがを負わせたことには、約10秒の沈黙の後で「申し訳ないとしか…」と小声で答えた、
また弁護側も衝動的なものであったとしています。
弁護側は、駅で被害者を見つけて話し掛けたが無視され、衝動的に刺したと説明。119番し、救急隊員に「助けて」と頼んでおり、「計画性はなかった」と訴えた。
犯行動機について以下のように語る場面も。
弁護側による被告人質問が行われ、犯行状況について「贈った本と腕時計を返送した理由を聞こうと思ったが、話を拒絶され、絶望や悲しみを感じて刺した」と話した。岩埼被告は淡々と質問に応じた。事件前の心情について「冨田さんのツイッターにコメントしても、僕だけ返信が来なかった」「プレゼントを送り返され、悲しみと怒りがわいた」と説明。事件前に購入したナイフを持っていた理由は「お守り。精神的な心の支えにするためだった」とした。
公判中、被害者の冨田真由さんの証言中に感情むき出しの場面もあったといいます。
冨田さんは「絶対に許してはいけません。一方的に感情を抱いて、思い通りにならなければまた人を殺そうとするに決まっています」と涙声で語った。
岩埼被告は当初、無表情で聞いていたが、「野放しにしてはいけない」という冨田さんの発言に「じゃあ殺せよ」と怒鳴り、阿部浩巳裁判長が不規則発言をしないよう注意。だが、冨田さんが「また人を殺そうとする」と話したところで「殺すわけないだろう」と怒鳴ったため、開廷から約20分後に、退廷を命じられた。
また、岩埼友宏は事件後に「岩崎」に改姓したことも明らかになっています。
懲役14年6か月の判決が言い渡される
出典:https://cherish-media.jp/
懲役14年6か月の刑が確定
2017年2月28日、岩埼友宏に懲役14年6か月の判決が言い渡されました。
東京都小金井市で、音楽活動をしていた大学生冨田真由さん(21)に付きまとい、刺したとして殺人未遂罪などに問われた無職岩崎友宏被告(28)=群馬県伊勢崎市=に、東京地裁立川支部の裁判員裁判は28日、「ファンの立場を超えて一方的に恋愛感情を抱き、逆恨みした」として、懲役14年6月(求刑は懲役17年)の判決を言い渡しました。裁判長は判決後、裁判員からのメッセージとして「被害者の夢を奪った重大さを自覚する必要がある。社会に戻っても長い人生がある。自分をコントロールし、社会で生活していく姿勢を身に付けてほしい」と被告に語り掛けました。
岩埼友宏は判決前に、「刑務所でまっとうな人になりたい」などと述べていたといいます。
前回公判で被告は、退廷を命じられたため、最終意見陳述が行われていませんでした。このため、判決前にその機会が与えられ「冨田さんやご家族にご迷惑を掛けた上、冨田さんの意見陳述中に大声を出して怖い思いをさせて申し訳ない。冨田さんには二度と近づかない。刑務所でまっとうな人になりたい」などと述べました。
ただ、岩埼友宏は判決を不服として東京高等裁判所に控訴。しかし2017年3月29日に控訴を取り下げ、刑が確定しています。
求刑は17年だったの対し、岩埼友宏には懲役14年6か月の判決が下りました。この判決を知った冨田真由さんは、「17年でも短いと思っていたのに……」とつぶやき、絶句していたようです。
事件により一時意識不明の重体となったものの奇跡的に一命を取り留めた冨田真由さんですが、様々な後遺症が残り、PTSD(心的外傷後ストレス障害)にも悩まされているといいます。
「今でも毎日、リハビリを続けていますが、思うように身体が動きません。大好きだった歌うことも、食べることも、口に麻痺が残っていて、苦痛になっています。大好きだったギターもほとんど弾くことができません。視力が低下していたり、視野が狭くなっていたり、常に行動に制限が出ています。そのため少し歩いたら、物や人にぶつかりそうになります。右足の親指にも麻痺が残っていて、家の中でさえすぐにつまずいてしまいます。“どうして当たり前にできていたことができないの”と悔しくてたまりません」
岩埼友宏は現在は刑務所に服役中ですが、罪を償い、自身の言葉通り「まっとうな人」になってくれることを願います。