2018年6月24日に人気ブロガーの”Hagex”こと岡本顕一郎さんが福岡市内にて松本英光容疑者に刺殺される事件が起きました。直接面識のない人間による殺人事件に世間が騒然としています。
事件の真相を含め、岡本顕一郎さんと松本英光容疑者の顔写真や経歴などを総まとめしましたのでご紹介します。
有名ブロガーHagex(岡本顕一郎)殺害事件の詳細
岡本顕一郎、講師を務めたITセミナー会場で刺殺される
ネット社会の闇が露呈した殺人事件
この事件の被害者となった岡本顕一郎さんは「Hagex」のハンドルネームで人気を得ていたブロガーで、IT関連セミナーの講師も務めていました。
本業はインターネットセキュリティ関連会社の社員で、福岡県にある創業支援施設「Fukuoka Growth Next」にてブログ運営上のトラブルに関するセミナーを開催しましたが、その直後に松本英光容疑者に背後から刺され死亡した事件です。
この松本英光容疑者は福岡市中央区で岡本顕一郎さんを刺殺した後に東区の警察に出頭して逮捕されましたが、その犯行動機に注目が集まっています。
岡本顕一郎さんは”Hagex”のハンドルネームで、ネット上の炎上商法を独自視点で批判する炎上評論家として活動し、はてなブログというサービスを利用してブログも運営しており、一部では知られた存在でした。
本業はインターネットセキュリティ関連会社に務める社員であることから、インターネット上でのトラブルに関しては専門家の立場でした。
そして、2018年6月24日に岡本顕一郎さんは松本英光容疑者にセミナー会場のトイレで待ち伏せされ、背後からナイフで刺殺されるという衝撃の事件が起きてしまいました。
岡本さんは、24日午後5時半から施設で開かれたIT関係セミナーで講師を務めた。セミナー終了直後に施設内で待ち伏せていた松本容疑者が、トイレに入った岡本さんを襲ったとみられる。県警は25日、松本容疑者が逃走に使ったとみられる自転車を、福岡市東区の川付近から押収した。
この犯人・松本英光容疑者は、はてなブログ上で「低能先生」と呼ばれていた悪質ユーザーで、岡本顕一郎さんはこの松本英光容疑者の問題行動について取り上げていたことから逆恨みの対象となり殺されてしまったと見られています。
岡本顕一郎と犯人・松本英光に面識は無かった
この事件の恐ろしいのは犯人と直接面識は無かった
この事件の恐ろしいところはネット上の一部で有名だった岡本顕一郎さんが殺されてしまったことではなく、犯人の松本英光容疑者と直接的に面識は無いどころか直接やり取りもしたことがなかったところにあります。
岡本顕一郎さんは松本英光容疑者と現実社会で全く接点も面識も無かったことはおろか、インターネット上でも直接議論したり紛争に至った経緯が無いにも関わらず非常に強い殺意を以て殺されてしまいました。
松本英光容疑者は岡本顕一郎さんの名前や住所すら知りませんでしたが、インターネット上で確認できる”Hagex”本人だと特定できる写真だけをもとにして殺害を企てました。
元々、この松本英光容疑者の異常性ははてなブログ上での悪質ユーザーという形で発揮されており、2016年頃から同ブログのはてなブックマークの”IDコール”という特定のIDを持つユーザーにコメント通知をできる機能を利用して不特定多数のユーザーに迷惑行為を繰り返していました。
松本英光容疑者は、はてなブログ上でのやり取りで気に入らないユーザーがいればそのユーザーに対して「低能」と罵りながら迷惑行為を繰り返していたため、いつしか「低能先生」というあだ名がつけられていました。
この松本英光容疑者にはまともな議論が通じず、通報してはてなブログ運営側からアカウントの凍結をされても新しくIDを取得して迷惑行為を繰り返しており、凍結したIDは100個以上に上ると見られていますので「低能先生」は非常に迷惑な存在として煙たがれていました。
この「低能先生」というあだ名だけを見ると初見だと周囲のユーザーが松本英光容疑者を一方的に卑下しているようにも見えますが、実際は松本英光容疑者が気に入らないユーザーを「低能」呼ばわりして迷惑行為を繰り返していたことから皮肉を込めて付いたあだ名でした。
そして、松本英光容疑者は自身を通報したり批判する敵対しているユーザーらの代表的な存在が”Hagex”さんだと定めており、個人的な恨みではなくやり場の無い憎しみのはけ口として生贄に選ばれたも同然でした。
過去にもインターネット上でのSNSや掲示板などでの匿名性の高いコミュニティから裁判に発展する事例は少なくなかったものの、こうした極端な殺人事件は2008年に起きた「秋葉原通り魔事件」など社会を震撼させた異常性の強い事件が該当します。
犯人・松本英光が殺害した動機は「ネット弁慶」と馬鹿にされたから
松本英光容疑者は”ネット弁慶”の汚名を晴らしたかっただけだった
松本英光容疑者は岡本顕一郎さんを含めたはてなブログユーザーから「低能先生」と呼ばれ通報や批判を繰り返し受けていましたが、犯行の動機は一部のユーザーから”所詮ネット弁慶”だと馬鹿にされたからでした。
松本英光容疑者による悪質なコメントや執拗なIDコールの迷惑行為を繰り返していたことから、被害を被っていたユーザーらからはてなブログ運営側に対してのID凍結を訴える記事が度々投稿され、そのトラックバックには「低能先生」だと思われるものが多数あり、そのトラックバックを辿ると通報によるID凍結の繰り返しに松本英光容疑者が次第に憎しみを膨らませていく様子が表れているようです。
テレビ、マスコミの報道では「Hagexと松本英光容疑者の対立があった」と思わせるような報じられ方をされることもありますが、実際は「低能先生」からIDコールがある度にはてなブログ運営側に通報をしていただけでした。
しかし、岡本顕一郎さんがとある投稿をしたことがきっかけとなり、松本英光容疑者はいよいよ殺意を膨らませていくことになります。
岡本顕一郎がターゲットにされた理由は唯一顔が割れてた存在だったから
東海道新幹線車内での殺傷事件がきっかけ?
6月9日に東海道新幹線車内で無差別殺傷事件が起きましたが、一部のはてなブログユーザーから犯人は「低能先生」ではないかというエントリーが6月10日に投稿されました。
岡本顕一郎さんと親しかったという炎上対策会社「MiTERU」の代表を務めているおおつねまさふみさんは、6月26日に放送されたAbemaTVのネット番組『AbemaPrime』で、「(引き金になったのは)6月10日の増田ではないか」と追求しました。
この”増田”というのはネットスラングで、はてな匿名ダイアリーもしくはその利用者、投稿エントリーを指す言葉で、匿名を英語で言うと”アノニマス”なため”アノニマスダイアリー”になり、それを略して「アノニマスダ」と呼ばれるようになりましたが、変換ミスなどで「アノに増田」などになりいつしか「増田」と呼ばれるようになりました。
話を戻しておおつねまさふみさんが指摘している増田には上述のコメントに対して「『低能先生』は人殺しはできない」「『低能先生』は引きこもりでネット弁慶だから何もできないだろう」といったコメントがついており、松本英光容疑者はこれらに対して著しくプライドを傷つけられ殺意が芽生えていったようです。
岡本顕一郎さんがターゲットとなったのは5月の同氏の投稿で「低能先生に対するはてなの対応が迅速でビックリ」というエントリーを投稿していたことも影響が強かったと見られており、”Hagex”が敵対ユーザーの中で唯一顔も割れていて有名だったこと、松本英光容疑者自身が住んでいた福岡にセミナーに訪れることが分かったことなどタイミングを合わせていくつかの要因が運悪く重なってしまい岡本顕一郎さんは殺害されてしまいました。
犯人・松本英光、刺殺後にSNS投稿「おいネット弁慶卒業してきたぞ」
これを裏付けるかのように、松本英光容疑者は岡本顕一郎さんを刺殺した後にはてなブログ上で「おいネット弁慶卒業してきたぞ」という投稿をしており、現実社会で簡単に人を殺せるという「ネット弁慶ではない」ことを証明するためだけに岡本顕一郎さんを殺したと見られています。
松本容疑者は、交番に出頭直前、SNSに「犯行声明」ともいえる内容を24日夜10時29分に書き込み、投稿していた。
声明は<おいネット弁慶卒業してきたぞ>という書き出しで始まる。
<俺を「低能先生です」の一言でゲラゲラ笑いながら通報&封殺してきたお前らへの返答だ>と殺害の動機とも思える内容を書き込んでいる。
さらなる「襲撃」計画をほのめかす記述もあった。
<事前の予定では東京までいってはてな本社にこんにちはするつもりだったが、もう無理足つってるし>
引用:「ネット弁慶卒業してきた」「足つって自首」IT講師殺害の42歳男 異様な逆恨み犯行声明“全文公開”
犯人・松本英光、犯行前にも犯行声明投稿「報復が失敗したら笑え」
松本英光容疑者は犯行前に犯行声明と取れる投稿をしていました。
報復の後で「こんなことになるとは思ってなかった」とか頭悪い台詞を言うのだけはやめてくれよなw
ま、煽りとして言うのならべつにいいけどw
あと報復が失敗したら笑え
でも失敗したときはまだ次のチャンスもあると頑張る所存だよ
これを見る限り6月24日に仮に岡本顕一郎さんの殺害に失敗しても、殺人という目的を達成するまで犯行を止めない意思が感じ取られ、松本英光容疑者が人生において何も失うものが無い人間だということがわかります。
有名ブロガーHagex(岡本顕一郎)殺害事件の犯人/松本英光の経歴
犯人・松本英光は42歳の九州大学出身のエリート
松本英光容疑者は学歴は優秀だった
松本英光容疑者は犯行当時42歳ですが、九州で一番の難関国立大学である九州大学文学部出身でイスラム文明を勉強しており、福岡県のラーメン店で正社員として約3年前まで働いていたと言われています。
松本英光容疑者の生い立ち、経歴について語ったのは実父で、熊本県天草市で育ち中学校時代はソフトテニス部、高校は剣道部など勉強以外にもスポーツにも打ち込む聞き分けの良い子だったと語っています。松本英光容疑者の出身高校は判明していません。
九州大学時代の松本英光容疑者をよく知る同級生は「地味で目立たない、大人しくて真面目な人だった」と語っており、社会で自己表現がうまくできない分インターネットの世界に居場所を求めていたようです。
松本英光容疑者の世代はいわゆる”ロスジェネ世代”であり、この70~80年代前半生まれの人は社会人になるタイミングで深刻な就職氷河期に見舞われた世代でした。
派遣社員など非正規雇用問題が叫ばれてきましたが、松本英光容疑者の世代は直撃を受けたため正社員として安定した企業に就職できず40代に入ってから無職になる人が多く、ネットカフェ難民などが多いのもこうした世代になります。
松本英光容疑者は現実社会に居場所を無くしたためネット社会に依存するようになっていったのか、その犯罪心理についてご紹介しましょう。
犯人・松本英光が犯行に及んだ心理状態とは?
一般的には理解不能な松本英光容疑者の犯罪心理
ネットの世界にどっぷり浸かった松本英光容疑者にとってははてなブログが人生の大部分を占めており、唯一の居場所を失いかけたことで凶行に及んだのだと思いますが、世間からすれば到底理解することが難しい心理状態でしょう。
一昔前ならいざ知らず、インターネットが完全に普及してブログ、SNSをする人口が圧倒的に増えた現代ではネット上でのトラブルは珍しくありません。
ちょっとした小競り合いは毎日星の数ほど起きていると思いますが、だからと言って松本英光容疑者のように全く面識の無い人をちょっとしたいざこざから強い殺意を持って殺害するという心理を持つ人間はそうそういないでしょう。
例えネット上でトラブルになって「こいつ殺したい」と思う瞬間は誰にでもあるとしても、本当に殺してしまえる人間というのはやはり異常と言わざるを得ません。
犯人・松本英光と「秋葉原通り魔事件」の犯人・加藤知広の共通点
社会の底辺から一気にのし上がる方法は大事件を起こすこと
「秋葉原通り魔事件」の加藤知広も2018年6月9日に起きた「新幹線殺傷事件」の小島一朗も現実社会に居場所が無く、ネット社会で生きていた人間でした。
そのためこれらの犯罪者や松本英光容疑者は現実社会に対して強いコンプレックスと怒り、恨みを抱えて生きており、何かしらの社会的注目を集めるためには”暴力”しか手段がありませんでした。
そして同年6月26日には富山県で交番勤務の警察官を殺害して拳銃を奪い、警備員男性を拳銃で殺害するという「富山交番警官殺人事件」が起きました。
犯人の島津慧大がネット社会にどっぷり浸かっていたかどうかはまだ解明されていませんが、親族の話では元々大人しい子だったものの中学校時代から不登校となり、家庭内暴力を振るい警察沙汰になったこともあったそうで、学校でも「すぐにキレて暴力を振るう危険な奴」として誰からも避けられていたそうです。
これらの犯人らに共通することは両親にも極めて問題があり、加藤知広は母親による虐待、小島一朗は祖母と養子縁組みして両親に捨てられたも同然のネグレクト状態、島津慧大も母親に度々暴力を振るっていたことや中学生で一人暮らしなど放任されており、家庭環境が生んだモンスターだと言えるでしょう。
そして奇しくもこの3人は顔が非常によく似ており、いわゆる”オタク顔”ですが、加藤智大、島津慧大はアニメ好きだと分かっています。
アニメ好きだから犯罪者になりやすいというわけではなく、現実社会から隔絶されてネット世界にしか居場所がなくなるとどうしても一人で楽しめるアニメやゲームにのめり込んでしまう傾向にあるようです。
こうした人間からみた社会は煌びやかにしか映らず、「友達を作れない」「彼女を作れない」「結婚できない」という対人関係への欲求不満や、「仕事ができない」「お金がない」といった生活上での悩みなどが重なり自身を「社会の最底辺の人間」だと位置づけることで時間とともにやり場のない怒りが溜まっていき、あるきっかけで爆発して犯罪に走るのでしょう。
それは「幸せに生きている奴らに目にものを見せてやる」という逆恨みの心情が強いと思われ、同時に小島一朗が言っているように「(自殺する勇気がないため)死刑にして欲しい」というこの世からドロップアウトしたいという気持ちも併せ持っているのかもしれません。
とはいえ、松本英光容疑者に至ってはこれら3人とはまた違い、「ネット社会」への憎悪だけが増幅されて犯行に及んだという印象ですね。
ラーメン屋を3年前に辞めた理由が明らかになれば人物像がさらに見えてくると思いますが、無職になり養うべき家族もおらず、ネット社会だけにしか居場所が無かったため、松本英光容疑者は失うものが何もなく「無秩序」の状態だったようです。
ネット上には犯人・松本英光のような「ネット弁慶」は大勢いる
ネット上での”ネット弁慶”は珍しくない
松本英光容疑者のネット弁慶ぶりは極端だったとしても、現実社会では立場が弱いためネット社会では強気に振舞うという人は少なくなく、匿名性が高いからこそブログや掲示板、SNSなどを使ったことがある人は誰しもが少しは心当たりがあることでしょう。
ネット上で特定の個人を誹謗中傷する行為は毎日数え切れないほど横行していますが、その行為があまりに度を越して犯罪と言えるレベルになれば、警察に被害届けを出して受理されればサービス提供会社に個人情報開示を求め逮捕に繋がる事件も少なくなりません。
その最たる例がタレントのスマイリーキクチさんが巻き込まれた「スマイリーキクチ中傷被害事件」で、1988年に日本を震撼させた凶悪事件「女子高生コンクリート詰め殺人事件」の実行犯はスマイリーキクチさんだと決めつけて誹謗中書や脅迫、嫌がらせを執拗に繰り返すネットユーザー19人が一斉検挙されました。
これらの19人は指定暴力団の構成員でも半グレなどの反社会的な人物でもなく、普通の主婦やサラリーマン、中には医師など社会的ステータスの高い”普通の人たち”でした。
普段は温和でも車に乗ると攻撃的な性格が変わってしまう人のように、ネットという閉じた匿名性の高い空間ではこうした”ネット弁慶”を生んでしまうのは仕方が無いと言えます。
犯人・松本英光に対するはてなユーザーや世間の声
当事者に近いユーザーだから分かること
当記事を含めてこの事件を伝えている多くのメディアは”部外者”であり、松本英光容疑者の”低能先生”としての振る舞いに直接関わっていたはてな匿名ダイアリーユーザーにしか分からない事実もあるでしょう。
「Hagexなんてブログで一回言及しただけだし、大して恨みを買うこともしてない。単に目立ってたから的にされたんだろ」という意見があまりに多い。 低能先生に近しい人でも、この思考に陥って腑に落ちてない人は結構いるんじゃないかな。 でも、関係者なら誰でも良かったテロではなく、明確に理由があって行動している。
松本英光容疑者はHagexこと岡本顕一郎さんを恨んで凶行に及んだわけではなく、あくまでネット弁慶ではないことを証明するための”みせしめ”として殺害した可能性が高いようです。
まず、Hagexのブログエントリがきっかけで、みんなが一斉に低能先生を通報するようになったんだよ。
「なんか変な人に絡まれた」から「なんだみんな絡まれてるのか」に変わった。
「みんなやられてるなら、みんな通報するだろうから、運営も動いてくれるかもしれない」 って空気になった。
これを低能先生は集団リンチというのだろうし、被害者からしてみたら「泣き寝入りしない勇気をもらった」に過ぎない。
岡本顕一郎さんがユーザー間で有名人だったことから、その影響力から事件につながっていった側面は否めないようですね。
この事件についてツイッターでの一般人目線からの感想としては、やはり当事者間にしか分からない細かな感情の動きがあるようです。
このHagex氏の殺人事件、ネットがあるからわかりづらいけど
— くず嫁ッター@公里原 鹿生 (@kuribarakao) 2018年6月25日
駅で怒鳴り散らす人がいて周りが大量に迷惑こうむっていて、仕方ないから警察に「ちょっとあの人問題ありませんか?」と相談に行った人がいる。その相談に行った人を逆恨みして怒鳴った人が刺した事件
とすれば犯人の異常さわかるでしょ?
犯人がhagexのブログで低脳連呼して他ユーザーを罵倒
— 大神@肉球新党 (@T_oogami) 2018年6月25日
↓
hagexが「低脳先生」として晒す
↓
逆ギレした犯人がhagexを刺殺する
ネット殺人の件で「ネット上なら何を言ってもいい訳じゃない」と、被害者・hagexを叩いている人はちゃんと事実確認をしようぜ。
こんなのどう考えても100%犯人が悪い。
hagex氏の件、「相手構わずひたすら『死ね』『低能』と煽ること自体が生きる目的になってた人が住んでた場所の近所に、たまたま煽ってた相手のうちのひとりが来たから殺した」ってことで、こんなの日頃の発言云々とか言論の自由云々とかいうレベルの話ではなく単なる通り魔以外の何物でもないと思う。
— FX-702P (@fx702p) 2018年6月25日
有名ブロガーHagex(岡本顕一郎)殺害事件について総まとめ
・犯人・松本英光は、岡本顕一郎氏に「ネット弁慶」と馬鹿にされたと一方的に逆恨みし殺害した。
・Hagexこと岡本顕一郎氏を殺害のターゲット選んだのは、有名人で顔と所在を容易に知ることができた為である。
・犯人・松本英光の経歴は九州大学文学部を卒業し、約3年前までラーメン店に勤務していたが、犯行当時は無職だった。
福岡市中央区で発生した無職・松本英光容疑者がネット社会の有名人・Hagexこと岡本顕一郎さんを殺害した事件について総まとめしてきました。
事件を紐解いていくと松本英光容疑者は岡本顕一郎さんとは直接面識は無く、ネット上でも直接的なやり取りがなかったにも関わらず殺されてしまったことは”ネット社会の闇”では済まされない怖さがあります。
凶行に及ぶまでに明らかに殺意を抱かせるような経緯はありましたが、今後もしそうした経緯が無いにも関わらず「ただ気に入らないから」という理由で殺人を犯す人間が出てこないとも限りません。
インターネットの匿名性については度々議論されてきましたが、日本は国民性から”ネット弁慶”になりやすい民族のため世界に先駆けて早く答えを出す必要があるかもしれません。