交際相手のネパール人留学生を千葉県船橋市のラブホテルで殺害した容疑で逮捕された浅香真美容疑者が注目されています。
この記事では浅香真美容疑者の稲毛の実家や両親など家族、結婚歴の有無、高校卒業後から事件までの経歴、ラブホテルでの殺人事件の動機と現在についてまとめました。
この記事の目次
浅香真美は千葉県船橋市のラブホテルでのネパール人殺害事件で逮捕の女

浅香真美容疑者(事件当時32歳)は、2025年10月5日に千葉県船橋市のラブホテルの一室で、ネパール人留学生のチャンタール・バダルさん(事件当時21歳)が殺害された事件で、殺人の容疑で千葉県警に逮捕された女です。
被害者のネパール人留学生のチャンタール・バダルさんは、浅香真美容疑者の交際相手だったと報じられており、11歳差の国際カップルだった2人の間に一体何があったのかが注目されています。
この記事では、現在までに報道されている内容をもとに、浅香真美容疑者について実家や両親などの家族、事件を起こすまでの経歴、ネパール人留学生のチャンタール・バダルさんと知り合った経緯や事件に至った動機、現在の状況や今後について詳しくまとめていきます。
千葉県船橋市のホテルでネパール人留学生が殺害された事件の概要
事件が起きたのは2025年10月5日の未明(推定で午前4時半から8時過ぎまでの間)。現場となったのは千葉県船橋市内のラブホテルの一室でした。
事件発覚のきっかけは、一緒にホテルの部屋にいた浅香真美容疑者からの119番通報でした。当初、浅香真美容疑者は通報では「男性の意識や呼吸がない。自ら胸に包丁を刺して、出血がある」と説明しています。
救急隊が駆けつけた時、被害者のネパール国籍の語学学校生・チャンタール・バダルさんが血を流し部屋のドア付近でうつ伏せの状態で倒れており、その場で死亡が確認されました。
警察は現場の状況から殺人事件として捜査を開始。現場で発見された凶器の2本の包丁が事件の2日前に浅香真美容疑者により千葉市内の量販店で万引きされたものであった事が判明したため、まず、浅香真美容疑者は窃盗の容疑で逮捕されます。
そしてその後の10月28日に、浅香真美容疑者は殺人の容疑で船橋警察署内にて再逮捕されました。
浅香真美の実家は千葉市稲毛区で事件当時は家族と暮らしアルバイトで生活

浅香真美容疑者は事件当時32歳で、1993年生まれとみられています。
浅香真美容疑者の実家は千葉市稲毛区稲毛台町で、事件当時はこの実家で家族と暮らし、アルバイトで生計を立てていたと報じられています。
浅香真美容疑者の人物像については、周囲からは「小柄でおとなしい性格」、「目立つ印象はなかった」といった印象を持たれていたようです。身長は150cm前後との情報も出ています。
ただ、浅香真美容疑者のSNSアカウントなどは現在の時点では確認されておらず、プライベートの情報は多くありません。
浅香真美の実家の家族…父親は元公務員で母親は温厚な主婦、20代弟も

出典:https://encrypted-tbn0.gstatic.com/
上述のように、浅香真美容疑者は千葉市稲毛区の実家で暮らしていたと報じられています。
一部メディアの報道によれば、その実家は近所でも評判の立派な一軒家で、家族については父親は元公務員、母親は温厚な主婦だと報じられています。兄弟は20代になる弟が1人おり4人家族でこの実家で暮らしていたという事です。特段トラブルもないごく普通の家族だったとの事です。
事件から見て20年ほど前までは祖母も一緒に暮らしており、祖母は上品で着物の着付けなどもできる上品な方で、近隣住民からはきちんとした家柄と見られていたそうです。
また、近隣住民の証言によれば、浅香真美容疑やの父親と母親はおとなしい性格で、近隣住民との交流はほとんどなかったという事ですが、家族は少なくとも60年前からこの地域に住んでおり、何年か前までは自治会の役員を務め真面目な仕事ぶりで信頼を得ていたようです。
その他、父親については現在は公務員を辞めてある会社で嘱託社員として働いているという情報もあります。母親は主婦との情報もありますが、父親と同じ職場で働いているとの証言もあるようです。
家族は事件に対し大きなショックを受けつつも、静かに受け止めているとも伝えられています。
浅香真美の結婚はしていなかったがネパール人男性とは同棲を考えていた
浅香真美容疑者が結婚していた、あるいは過去に結婚歴があるという情報は確認されていません。
複数の報道や関係者への取材をまとめた情報によると、浅香真美容疑者は今回の事件の被害者のチャンタール・バダルさんとは、同じ工場で働いていた同僚として知り合い、交際に発展したとされています。
2人の関係については、交際期間は約半年で、事件の1ヶ月前には浅香容疑者が同僚に「同棲しようと思っている」と話していたとの証言もあります。このように、将来の結婚を見据えた交際であった可能性はうかがえますが、インド圏では家族が結婚相手を決める風習があるため、そう簡単な問題ではなかったとも考えられます。
そうした事が今回の事件の動機に関連している可能性も考えられますが、現在の時点で公になっている情報は主に事件の内容や、浅香真美容疑者の人物像に当てられており、彼女の結婚に関するプライベートな情報については情報は出ていません。
浅香真美の経歴…高校卒業後に短期間の正社員経験後にアルバイト生活
浅香真美容疑者の経歴については、地元の公立中学校・高校を卒業後、短期間の正社員経験を経て、アルバイト中心の生活を送っていたとの内容のみ報じられています。
高校卒業後の詳しい経歴は不明ながら、浅香真美容疑者は事件当時は千葉県習志野市にある運送業の倉庫でアルバイトとして働いていた事がわかっています。
浅香真美容疑者の勤務時間は主に夜で、ベルトコンベアで流れてくる製品の仕分け作業に従事していたようです。製品は主にお弁当で、それを運送箱に詰め込んだりする仕事を担当していたという事です。
時給は1140〜1425円ほど、午後8時〜翌午前4時までが基本のシフトだったと見られています。
浅香真美容疑者の職場での勤務態度は特に目立った印象はないものの真面目で淡々と黙々と作業をこなし、トラブルを起こす事もなかったとの事です。
そして、この工場では出稼ぎや留学生の若い外国人も多く勤務しており、浅香真美容疑者は今回の事件の被害者であるチャンタール・バダルさんと同僚として知り合い、2025年4月に交際に発展し、同年8月の花火大会に2人で行くなど仲睦まじい様子だった事なども明らかにされています。
浅香真美と交際していた被害者のネパール人留学生について

出典:https://www.news-postseven.com/
浅香真美容疑者の交際相手であり、今回の事件の被疑者であるネパール人留学生のチャンタール・バダルさんについての情報も一部のメディアが明らかにしています。
それによると、チャンタール・バダルさんは、「ONE PIECE」や「鬼滅の刃」など日本のアニメや漫画が好きで、日本での生活に憧れて2024年4月に来日したばかりだったという事です。
千葉県習志野市谷津で生活して工場などで働き、生活費や学費を稼ぎながら、都内の語学学校に通って日本語を学んで将来はアニメ業界で働くことを夢見ていた心優しい青年だったと、一緒にネパールから来日していたチャンタール・バダルさんの兄が語っています。
また、チャンタール・バダルさんは家族思いで、頻繁にネパールの家族とも連絡を取り合っていたそうで、異国の地で勉学と仕事に励むその姿は、家族にとって誇りだったとの事です。
浅香真美が船橋のラブホテルで交際相手のネパール人を殺害した経緯と動機

同じ職場の工場で知り合い、交際していたという浅香真美容疑者と被害者であるネパール人留学生のチャンタール・バダルさんですが、その関係は突然、悲劇的な結末を迎えました。
捜査関係者によると、今回の事件の背景には、チャンタール・バダルさんからの別れ話があったとみられており、これが動機に関連している可能性があるようです。
チャンタール・バダルさんからの別れ話が、浅香真美容疑者を精神的に追い詰め、凶行へと駆り立てた可能性が指摘されています。
事件直前の10月4日に、浅香容疑者は千葉市内の量販店で包丁2本を万引きしており、当初はこの窃盗容疑で逮捕されましたが、その際の取り調べで「付き合っている彼氏と一緒に死のうと思い、どうせ死ぬなら盗んでしまってもいいと思った」と供述しています。
つまり、浅香真美容疑者はチャンタール・バダルさんと別れるくらいなら無理心中をしようとし、これが直接的な殺害の動機になったと考えられます。
そしてこの凶器の万引き行為が事件の計画性を示唆するものとして捜査が進められています。
専門家の中には、浅香真美容疑者の行動について、恋愛の破綻が引き起こす感情の爆発や、精神的な不安定さが動機につながった可能性を指摘する声もあります。ある精神科医は、恋愛の破綻が引き金となる感情の爆発は、未治療の精神疾患が背景にある場合が多いとコメントしており、浅香真美容疑者の供述の変遷もその文脈で解釈できるとしています。
また、事件現場となったホテルは、船橋市宮本にあるラブホテル「ホテルレイ」だと見られています。ラブホテルで2人きりの時の犯行という事もあり、浅香真美容疑者は計画的にチャンタール・バダルさんをホテル内に連れ込んだ可能性も指摘されています。ただ、実際にホテル内で2人の間に何があったのか、詳細はまだ明らかにはされていません。
被害者のネパール人留学生の兄の証言
被害者のネパール人留学生、チャンタール・バダルさんの兄の証言によると、事件直前、バダルさんは兄に「彼女(浅香真美容疑者)と別れたい」、「彼女がすごく泣いていた」と、関係に悩んでいる様子を相談していたようです。
こうした証言もあり、やはり、この別れ話が、浅香容疑者を凶行に駆り立てた直接的な動機になった可能性が高いように思われます。
ただその一方で、チャンタール・バダルさんは浅香真美容疑者からプレゼントされたナイキのスニーカーや香水を大切に使っていたそうで、兄は「なぜこんなことになってしまったのか」と、その複雑な心境を語っていました。
浅香真美の現在の状況と今後の裁判
浅香真美容疑者の現在についてですが、窃盗での逮捕では動機について供述していたものの、殺人での逮捕となった途端に「間違いです」と容疑を否認し、以後は黙秘を続けているとの内容が報じられています。千葉県警は、事件の詳しい経緯や動機について、さらに捜査を進めている状況のようです。
浅香真美容疑者の裁判は、通例であれば2026年初頭に公判が開始される見込みです。法廷で浅香真美容疑者の口から何が語られるのか、事件の真相解明が待たれています。
まとめ
今回は、2025年10月5日に千葉県船橋市のラブホテルで、ネパール人留学生のチャンタール・バダルさんが殺害された事件で逮捕された、浅香真美容疑者についてまとめてみました。
浅香真美容疑者は事件当時、千葉市稲毛区稲毛台町の実家で家族と暮らしており、父親は元公務員、母親は温厚でおとなしい女性、20代になる弟の4人家族である事などが明らかにされています。
浅香真美容疑者は被害者のネパール人留学生、チャンタール・バダルさんと交際していたということで、結婚していたという情報や過去の結婚歴なども確認されていません。
浅香真美容疑者の経歴については、地元の公立中学校・高校を卒業後、短期間の正社員経験を経て、アルバイト中心の生活を送っていたとされ、事件当時勤めていた工場の同僚として被害者のネパール人留学生、チャンタール・バダルさんと知り合ったようです。
浅香真美容疑者が仲睦まじい様子だったという交際相手のネパール人留学生、チャンタール・バダルさんを殺害した動機ですが、現在までに明らかになっている情報から別れ話のもつれから無理心中を図った可能性が高いとみられています。
現在、浅香真美容疑者は黙秘を続けているとされますが、状況からみてこのまま殺人で起訴される可能性が高く、通例であれば2026年初頭には裁判が開始される見込みです。


















