元WANDSの上杉昇さんは、2016年にデビュー25周年を迎えました。
この記事では、上杉昇さんのWANDS脱退理由や、WANDS脱退後から現在までの活動を画像とともにまとめています。
元WANDS上杉昇のプロフィール
名前:上杉昇(うえすぎしょう)
出身地:神奈川県横須賀市
生年月日:1972年5月24日
身長:172cm
最終学歴:逗子開成高等学校卒業
元WANDS ボーカル。
現在「猫騙」ボーカル,ソローアーティストとしても活動。
上杉昇さんは、1990年にBEING音楽振興会に入会したことがきっかけで、そこで出会ったキーボードの大島康祐さんとギタリストの柴崎浩さんとWANDSを結成しました。
1991年から1996年までWANDSに所属し、「もっと強く抱きしめたなら」や、人気アニメスラムダンクのエンディングテーマとしても知られる「世界が終わるまでは…」などのヒット曲を生み出しました。
上杉昇さんは、WANDS脱退後、元メンバーと音楽ユニットを組んだりソロで音楽活動をしています。
上杉昇のWANDS脱退理由~音楽性の違いがあり限界が来る
WANDS時代の上杉昇さん
上杉昇さんのWANDS脱退理由は、会社側が望む音楽性と自身がやりたい音楽性との違いをあげています。
上杉 当時は、中身はどこにでもいる19歳や20歳の子供でしたしね(苦笑)。でも調子に乗っていたかというと、そうでもなくて。もう“時効”だから言いますけど、自分の中でWANDSは“やらされてる感”がすごくありましたから。
―“やらされてる感”?
上杉 WANDSの音楽性が自分に合ってなかった。それはもう最初から。僕は洋楽なら「GUNS N’ ROSES」ど真ん中の世代だし、日本のバンドなら「LOUDNESS」に憧れて音楽やっていたクチだったから、デビューする前はファッションもゴリゴリで。
音楽性の違いはあったもののWANDSでも少しずつやりたい音楽をやれてきたと言いますが、結局会社やプロデューサーの意向を組まなければいけないスタイルの中で、限界が来て脱退という道を選んだようです。
―しかし、本当にやりたい音楽を押し殺し続けることはできたんですか?
上杉 いや、さすがにずっとはムリでした。『世界が終るまでは…』の次に出したシングルが『Secret Night~It’s My Treat~』という曲で、これは最初、WANDS用に作られた曲じゃなかったんです。けど、初めて曲を聴いた時、「これだ!」って思って。
プロデューサーにどうしてもこの曲を歌いたいって直談判して、初めてワガママを押し通したって感じでしたね。それに、それから出したシングル2曲は作詞だけじゃなくて作曲もメンバー内でやらせてもらえて。少しずつですけど、自分のやりたい音楽をやれてたって感覚だったんですよ。
上杉 実は、結果的にラストシングルになった曲の、その次のシングル曲の候補もあったんです。ただ、プロデューサーが持ってきたその曲は、元のポップ路線だったんで…これはもう、僕はWANDSにはいられないなって。
音楽グループのメンバーの脱退理由に、よく聞く”音楽性の違い”。
あまりによく聞かれるため、解散・脱退の常套句のようにも思えてしまいますが、人の歴史の中でたくさんの音楽が産み出されてきたように、アーティストそれぞれの音楽性があるのも当たり前ですね。
では、WANDS脱退後に自身のやりたい音楽をやっている上杉昇さんの現在をご紹介していきます。
上杉昇の現在の活動や写真
上杉昇、ネイティブアメリカンな姿をしたロッカーになっていた
2016年には、デビュー25周年を迎えた上杉昇さん。
現在の彼の姿がコチラです!!
真ん中にいるのが、現在の上杉昇さんです。
現在所属している音楽バンド「猫騙」メンバーと。
WANDS時代の上杉昇さんをイメージしていると少し驚きますが、彼自身はあくまで”ロック”な格好をしているといったところでしょうか。
上杉 ソロ活動をスタートした2002年頃からスキンヘッドでしたね。昔からのファンの人はビックリしてたみたいですけど、自分ではそんなに驚かれるとは思ってなくて。反響の大きさに逆に僕がビックリしたぐらい(笑)。自分の中の“ロックであること”が何よりも大事だったんで、あの時のロックの形がスキンヘッドだっただけです。
上杉 これもそこまで奇をてらったつもりはなかったんですけど(笑)。元々、僕自身が変身願望みたいのが強いタチなのは確かですけどね。
上杉昇、WANDS脱退後の経歴
ちなみに、WANDS脱退後の上杉昇さんの来歴としては、以下の通りです。
元メンバーの柴崎浩さんと「al.ni.co」を結成し解散。(1997年~2001年)
それ以降はソロ活動を中心に、レーベル(pojjo récord(ポジョ・レコル))も設立、作詞だけではなく、作曲も自身で行うようになります。
2007年にはバンド「猫騙」を結成。
ライブでは、基本的にメンバー全員がネイティブアメリカンを思わせる衣装で登場するのだそうです。
猫騙では、Showという名義で活動しています。
2012年には、アニメソングのイベントで、シークレットゲストで登場し、「世界が終わるまでは…」を歌い上げました。
この時は、普通の格好です。
あくまで、ネイティブアメリカンの格好は「猫騙」のライブパフォーマンスの一環のようですね!
上杉昇、衰え知らずの歌声
上杉昇さんは、現在の画像を見ると少し太った気がしますが、その歌声は健在です。
元WANDS上杉昇さんの声、やっぱ良いね!→ 猫騙 【それだけのことさ】 https://t.co/ahzLl6d9ji
— ligar@千葉県 (@ligar) 2016年6月18日
上杉昇さん率いるバンド猫騙!!
— RIO (@RIO50430677) 2016年6月17日
ライブでも、盛り上がる曲!!
生声は堪りません!!https://t.co/5FBIayJ1Oc
元WANDSっていう先入観を捨てて、今の上杉昇を見てください。聴いてください。
— コージ (@kohji1988) 2016年6月17日
そしてライブに来て
生の声を体感してください。
震えあがるほどカッコいいから。
確かに、少し驚いてしまう現在の上杉昇さんのインディアン姿。
しかし、その歌声は健在です!
上杉昇の脱退後のWANDSの現在~新ボーカル迎え再始動
2000年に解体(解散)したWANDSですが、新たなボーカリスト・上原大史さんを迎え、第5期として本格的に再始動することが2019年11月13日、発表されました。他のメンバーは柴崎浩(G)さんと木村真也(Key)さんとなります。
上原大史さんは、11月17日に大阪・堂島リバーフォーラムでのライブイベント『DFT presents 音都 ONTO vol.6』に出演し、2010年1月29日には21年ぶりのシングル「真っ赤なLip」を発売となっています。
上原大史さんは「WANDSは子供の頃から大好きで、ずっと憧れの存在としてリスペクトしていました。そのWANDSにまさか自分がボーカルとして加入する事となり、柴崎さん、木村さんと一緒に音楽制作をしてステージに立つとは思いもしませんでした。自分に務まるか不安はありますが、やるからには覚悟決めてやらせて頂きます。どうぞ宜しくお願い致します」とコメントしています。
他のメンバー2人も、上原大史さんを歓迎しているそうです。
まとめ
・上杉昇のWANDS脱退理由は、会社側が望む音楽性と自身がやりたい音楽性との違い。
・上杉昇は現在、インディアンの格好でパフォーマンスするバンド「猫騙」ヴォーカルshowとして、そのほかにソロ活動もしている。
WANDS脱退理由に音楽性の違いもあげていますが、彼はWANDSという音楽グループにいた時代に感謝しているとも言います。
ぶっちゃけ、WANDSにいてよかったと思えることってあるんですか!?
上杉 それはありますよ。WANDSで僕を知ってくれた人が圧倒的に多いし、WANDSから入っていまだに僕の歌を聴きに来てくれる方々がいるというのは大きいですよ。あとは、警察に職質されても「WANDSやってました」って言うと、割とすぐに僕のことをわかって解放してくれることとか(笑)
音楽性の違いはあってもWANDS時代があったからこその、現在の上杉昇さんです。
今後の活躍も楽しみです。
【関連記事】
・【ラルク】L’Arc〜en〜Cielが解散で独立!?不仲の真相も徹底調査!