高知東生さんは、芸能界引退にあたり義父の介護を理由にあげていますが、その一方でエステをオープンさせるなど実業家としての活動もしています。
この記事では、それらのことをてらし合わせながら、引退理由の真相とはなんだったのかをまとめています。
高知東生さんのプロフィール
芸名:高知東生(たかちのぼる)
本名:大崎丈二
出身地:高知県高知市
生年月日:1964年12月22日
身長:182cm
デビュー年:1993年
出身高校:明徳高等学校
元俳優(2015年秋芸能界引退)
元妻:あいだもも(1991〜1996年)
妻:女優の(1999年〜)
子供:無
高知東生さんは元俳優で、女優高島礼子さんの夫です。
前妻は某女優のあいだももさんで、1991年に結婚し1996年に離婚しています。2回の結婚歴がありますが、どちらとの間にも子供はいません。
テレビ・映画と出演していましたが、2015年秋頃を持って、芸能活動を引退しています。
2016年6月24日には、覚醒剤所持で現行犯逮捕されています。
高知東生さんの引退理由は、義父の介護のため?
2015年6月末に所属事務所を退社した高知東生さんは、そのまま芸能界を2015年秋頃に引退。
人気女優高島礼子さんとの結婚は格差婚とも言われていましたが、奥様ほどではないにしろコンスタントにドラマ・映画出演にされていた中での引退になりましたが、その理由とはなんだったのでしょうか。
引退理由は、パーキンソン病を患う義父(高島礼子さんの実父)の介護のためです。
高知は、妻で女優の高島礼子(50)の父が患うパーキンソン病の介護などに専念するため、今年に入ってから芸能活動にピリオドを打つことを決断。
高知東生さん自身も引退にあたり、妻の高島礼子さんがより良く女優活動していくための決断だったと話しています。
高知の介護士転身は、妻・高島への深い愛ゆえでもあるようだ。 「僕は、高島礼子という女優の、一番のファンなんですよ。カミさんが少しでもいい芝居をしてくれることが、僕にとって何よりも大切で、それをサポートできればと。カミさんの力になるためには、どうすればいいのか?その答えが、彼女のお父さんの介護ということだったんですね」
16年前の披露宴では「親も礼子も大事にする生き方をまっとうしたい」と語っていた高知だが、その誓いをいまも守り続けているようだ。
そんな大きな決断をした高知東生さんには、賞賛する声も少なくありませんでした。
高知のこの「男の決断」にネット上では、「自分の父親ならいざしらず、義父のために引退なんてなかなかできることではない」「凄い! 施設に入れるお金なんていくらでもあるだろうに」「尊敬する。高島礼子は男を見る目があった」と絶賛の嵐が巻き起こっている。
現在経営しているエステについて
高知東生さんは義父の介護のため引退していましたが、2016年5月6日に「エステと癒やしのトータルビューティー『T’s Beauty Esthetique Club』」をオープンさせています。
自身の健康管理や介護を通じて体温が重要なことを実感し、引退後すぐに体温管理士の資格を取得。サロンの出店を決めた。店には最新美容機器や岩盤個室サウナなどを導入。バリ風の内装は妻がアイデアを出したという。
サロンがとりあげられました^ – ^ #ミヤネ屋 #エスクラ #ホットリボーン #体温 pic.twitter.com/ODQGfgVwa4
— 高知東生 (@noborutakachi) 2016年6月21日
また高知東生さんは、エステ運営会社の株式会社ティービージェー社長や日本トータルビューティー協会の理事長にも就任しています。
介護のために芸能界を引退したのに事業をおこしているのをみると「??」と感じますが、高知東生さんは、「介護をきっかけに、人に奉仕をしたいという思いを強くした」とも言っています。
芸能界を引退する際、その理由として取り上げられたのはパーキンソン病を患う義父の介護に専念することだった。現在もヘルパーと協力し合いながら毎日のように義父のケアをしており「表情がほとんどないお父さんが、きょうは喜んでいるな、と最近はわかるようになってきましたね」と手応えを語る。ただ「専念というのは少し違う」という。「引退のきっかけではあったけど、むしろ人に奉仕する仕事をしたいと思ったのが一番の理由。その思いを強くしたのはお父さんの介護でした」と話す。
それを実現するのに選んだのが、女性をキレイにするエステだったというのも、自身の母親とのエピソードをあげています。
高知さんは祖母と母に育てられた。「小さい頃からやんちゃばかりしていた」ため、母にも素直にはなれず「いつもぶっきらぼうに接していました」と振り返る。その母が高校時代のある日「私、きれい?」と聞いたという。とても唐突に感じ、「何を言ってるんや、気色悪い!」と突き放すように答え、母と別れた。そのすぐ後に、母は交通事故で亡くなったという。
「なんであの時に、ぶっきらぼうでもいいから“ああ、きれい、きれい”とか言ってやれなかったんかなぁと今も思う時があります。それがね、僕の中の根っこにあるんです」
引退の真相とはなんだったのか?
高島礼子さんの父親を介護するために2015年秋頃に芸能界を引退したと言っていた高知東生さん……。しかし、その後1年も経たないうちにエステ店をオープンさせ、運営会社の社長や日本トータルビューティー協会の理事長に就いていました。
頑張れば、以上にご説明してきたような経緯で、エステ店開業に至ったのだなというのはなんとか納得できますが、実際の介護問題はどんなものだったのでしょうか。
介護のために引退するというからには、やはり1日中義父の側にいて面倒をみる……というようなことが浮かびますが、それも真相とは少し違ったようです。
――いま、お義父さまとは、ご自宅で同居生活ですか?
「いえ、横浜です。(義父は)横浜の実家にいます。いまの家をバリアフリーにして、エレベーターをつけたりして同居の準備はしたんですけど、『ワシはやっぱり、女房と住んでいた家に居たい』と。なので24時間、介護ヘルパーをつけています。心ない人からは『カネがあるから』とかも言われますが、僕は気にしない。そのヘルパーのシフトを組んで、日々の報告を僕が引き受けているんです」
実際に1日中介護をするということを想像していたわけではありませんが、彼が受け持つ介護の仕事は、シフト組みと日々の報告を受けるといったところだけだったようです。
その上、同居もしていないという驚きの事実も……。
そうすることができる財力があるのは、もちろん凄いことだと思いますが、やはり芸能界引退の理由に掲げたものとしては当てはまらない気がします。
妻の高島礼子さん自身もこの状況はわかっており、「夫は書類仕事をしている」と言っています。
「引退した高知のことを聞かれた高島は、『実家での介護はヘルパーがしている。高知は難しい書類仕事を率先してやっている』と答えたんです。記者のあいだでも『それって介護というのか?』など疑問が浮かんでいましたが、それ以上は誰も突っ込まなかった。いま思えば、そういうことだったのかと」
それこそお金があるのなら、その書類仕事という部分もプロのコーディネーターなどに任せてしまった方が円滑のような気もしますが……。
ただエステの開業にあたって、高島礼子さんを含め多くの女性を支えていきたいという思いがあったのも確かそうです。
「僕、ホントに女房の芝居が好きなんですよ。芝居で見せる彼女のメッセージ性のある目と、内側から醸し出す芝居と言うのは……う~ん、俺、これ5日間は語れますよ。正直な話、これまで僕はマイペースで好きなようにやらせてもらってきました。ホントにやんちゃだった俺を拾ってくれて、惚れてついてきてくれた。だから女房には感謝しかないし、頭が上がらない。そんな彼女を、そしてすべての頑張る女性を、このエステで支えたい。僕は父親の背中を知らないし、女の背中しか知らない。女、大好きだし(笑)」
今回の覚醒剤による逮捕を受け、「義父の介護疲れやストレスか」などといった声も聞かれますが、以上のことを聞く限り、それはないと言ってもいいかもしれません。
一部ではこの芸能界引退は、警察や麻薬取締官などから逃れるためだったのではないかとも報じられています。
「高知容疑者が俳優引退を発表した昨秋、理由がパーキンソン病を患う義父の介護とあり、違和感を覚えたものです。発表が唐突だったのと介護の相手が自分の肉親ではなく、何度も離婚危機を取り沙汰されている高島の父親だったからです。今思うと、高知容疑者を逮捕した関東信越厚生局の麻取の内偵を察知して、怪しい付き合いから遠ざかり、身を潜めるための“引退発表”だったのかも知れません」
芸能界引退理由とその後の活動を見ていると、イメージが食い違うところも多く、少し不自然に見えてくる高知東生さんでした。