須藤理彩さんはNHK朝ドラ「天うらら」で主演を務めた女優です。2006年にはBOOM BOOM SATELLITESの川島道行さんと結婚し、その後二人の子供に恵まれています。
この記事では、須藤理彩さんの旦那・川島道行さんや子供たちのこと、また2016年10月9日に享年47歳で亡くなられた川島道行さんの死についてまとめています。
須藤理彩のプロフィール
芸名:須藤理彩(すどうりさ)
本名:川島 理彩(かわしま りさ)
出身地:神奈川県横浜市旭区
生年月日:1976年7月24日
身長:164cm
血液型:O型
出身高校:神奈川県立旭高等学校
デビュー:1995年
所属事務所:アミューズ
須藤理彩さんは、アミューズのオーディションに合格し芸能界入りした女優です。
1998年にはNHKの朝ドラ「天うらら」に主演し、以降さまざまな役柄をこなしています。ドラマを中心に活動していますが、2008年〜2010年までは「はなまるマーケット」の水曜レギュラーを務めるなど、それ以外での活動も少なくありません。
また高校時代にはインターハイに出場するほどの実力を持った陸上選手でしたが、怪我のため引退。しかし、その足の早さは未だ健在のようで、ドラマシーンなどでバスを追いかける際には追いついてしまうというエピソードの持ち主です。
須藤理彩の夫はブンサテ川島道行~馴れ初めから結婚まで
須藤理彩は2006年11月に結婚!川島道行との馴れ初め
須藤理彩さんは、2006年11月5日にBOOM BOOM SATELLITESのボーカル・ギター担当の川島道行さんと結婚しています。
二人は共通の知人を通して知り合い、約2年の交際を経てゴールインしています。
須藤はファクスで「私の1番の理解者として、さまざまな時を傍らで支えてくれました。そして、きっと、これからも彼と一緒なら安心して穏やかな時間を過ごせる思い、生涯を共に歩んでいくことを決めました」と記している。
所属事務所によると、メンバーとは6年前に共通の知人を通じて出会った後、約2年前から結婚を意識し、真剣に交際をスタート。今年の7月から都内で同居しているという。
引用:須藤理彩できちゃった婚
2006年11月の段階で、須藤理彩さんは妊娠7ヶ月目でしたので、できちゃった結婚です。
須藤理彩の夫・川島道行のプロフィール
芸名:川島道行(かわしまみちゆき)
出身地:岩手県盛岡市
生年月日:1969年8月24日
没年月日:2016年10月9日(満47歳)
血液型:A型
川島道行さんは、大学時代に出会った中野雅之さんと1990年に「BOOM BOOM SATELLITES」を結成し、1997年に欧州デビュー(後に日本でもデビュー)。
エレクトロニックとロックを取り入れた音楽スタイルで、欧州のロックフェス、欧米ツアーなどを行っています。その後、BOOM BOOM SATELLITESは2016年5月をもって活動が終了。
川島道行さんは2016年10月9日に脳腫瘍のため亡くなりました。
須藤理彩の夫・川島道行の死因「脳腫瘍」や闘病について
須藤理彩の夫・川島道行の約20年にも及んだ脳腫瘍との闘病
川島道行さんは1997年のデビュー直後に脳腫瘍が見つかり、これまでに5回もの再発、それに伴う闘病を続けていました。(2016年5月のブンサテ活動終了もこの闘病に伴うもの)
バンドは1997年に欧州でデビュー。2006年に理彩さんと結婚した。デビュー直後の97年に初期の脳腫瘍が見つかり、昨夏まで5回にわたり再発し、今年6月から活動を休止していた。
川島道行さんの脳腫瘍再発5回が具体的にいつだったのかはわかりませんが、2013年2月に妻の須藤理彩さんが夫の脳腫瘍の切除手術が無事終わったことを報告されていました。(以下、2013年2月の記事より引用)
昨年末に川島が初期の脳腫瘍であることを発表。今年1月15日に手術を行って以降、初めて取材に応じた須藤は「手術は無事に済みました」と安どの表情で語った。
2015年4月には川島さんご本人がNEWSZEROに出演し、悪性腫瘍であったことを公表。
右利きの川島さんが、左手に箸を持ち替えて食事をしていることに気づいた。
その理由を尋ねると
「右の脳を使うために左手をメーンに使うようにしている」という。川島さんは2年前、右前頭葉に悪性腫瘍があることが分かり手術を受けた。実は、本人の希望により公表していなかったが、1997年デビューの年からこれまで3度にわたり脳腫瘍の手術を受けている。
引用:「#33 BOOM BOOM SATELLITES 川島道行 はじまりは…”アーティストのまま生きる決意”」 NEWS ZERO
つまり2013年2月に須藤理彩さんが報告した手術は、時期的に考えてもNEWSZEROにおいて公表された悪性腫瘍に対するものだったようです。
その後は治療を続け、「余命2年」と言われながらも、2015年4月の段階で小康状態だったと言います。
昨夜の放送の件で。誤解があってはいけないのですが。確かに当初は2年かそこらの余命であると言われて手は無いと言われましたが、去年の夏に放射線治療の治験を受けて成果があり、現在は小康状態で、定期的な検査をしているところです。つまり2年では死にません。まだまだ良い音楽を発信していきます
— BOOM BOOM SATELLITES (@BBS_kawashima) 2015年4月10日
しかし2015年9月頃に再発し、音楽活動が難しくなりブンサテ活動終了へとつながりました。
昨年9月、検査の結果脳腫瘍の再発が認められたため、ライブ活動を休止すると宣言。その後、今年6月には「ブンブンサテライツとして最後の作品」として、シングル「LAY YOUR HANDS ON ME」をリリースしていた。
2016年5月31日に活動終了を発表した公式HPのブンサテ中野雅之さんのコメントからは、その時点での川島道行さんの様子が記されています。(BOOM BOOM SATELLITESの最後の作品「LAY YOUR HANDS ON ME」を発売後のコメントより。)
これがBOOM BOOM SATELLITESの最後の作品になります。理由は川島道行の脳腫瘍による麻痺などの後遺症です。現在、川島道行はミュージシャンとしての役割を終えて家族と共に穏やかな毎日を過ごしています。言葉はゆっくりですが話せます。手足は不自由になってきて車椅子を使う機会も増えました。正確な意思の疎通が難しいので、今彼が何を考えて何を思って毎日を過ごしているのか、僕でも少し理解しきれない時があります。しかし、この作品を作りきった充実感や達成感は感じていると思います。僕には本当に燃え尽きてしまった抜け殻のようにも見えます。「お疲れ様!」と声をかけてあげて欲しい。
手足が不自由となり車椅子を使う、また意思疎通が難しくなっているということで、非常に厳しい状態だったことが伺われます。
そして2016年10月9日の早朝、自宅にて永眠。
10月9日早朝、5時12分。大雨の降る中、まるで歌い出すかのごとく大きくブレスをとり、川島道行は永遠の眠りにつきました。
引用:妻・須藤理彩「音を奏で続け生き抜いた川島道行を誇りに思う」
須藤理彩の夫・川島道行の死因「脳腫瘍」とは
脳腫瘍は、その言葉通り脳にできる腫瘍で、10万人に10人程度(媒体によってはもっと少ない1~5人程度とするものも有)に発症すると言われています。
また良性腫瘍・悪性腫瘍とがあり、それによっても予後に大きな違いが出てくると言われます。
脳腫瘍には、脳組織自体から発生する原発性脳腫瘍と、他の臓器のがんが脳へ転移してきた転移性脳腫瘍の2種類があります。
原発性脳腫瘍には、良性と悪性の2種類あります。たとえ良性の腫瘍であっても、頭蓋内という限られたスペース内に発生する脳腫瘍は、大きくなると正常な脳を圧迫し障害をおこし、治療の対象になります。
腫瘍全体の5年生存率は75%を超えるようになりました。良性の脳腫瘍である髄膜種では93%、下垂体腺腫は96%、神経鞘腫は97%です。一方、神経膠腫全体では38%、最も悪性度の高い神経膠芽腫は6%、その次に悪性度の高い悪性星細胞腫は23%、星細胞腫が66%程度です。転移性脳腫瘍は13%にすぎません。このように悪性脳腫瘍の治療が今後の課題となっています。
脳には体のあらゆる機能をつかさどる神経が集中していますので、そこに腫瘍ができることによって、体の麻痺や言語障害、また性格が別人格のようになってしまう症状があると言われています。
川島道行さんの場合は右前頭葉に悪性腫瘍があったということでしたので、一般的な症状として筋力低下、人格変化、言語障害等が言われる部位です。
また川島道行さんは5回再発し3回手術、のちに放射線治療も受けていたようです。一般的に脳腫瘍の場合は、外科手術→放射線治療という流れになっていくことが多いようですね。
「脳腫瘍(成人) 6.腫瘍の種類と治療法 」 ガン情報センター
須藤理彩、夫・川島道行の死にコメント
川島道行さんが亡くなられた後、妻の須藤理彩さんはコメントを発表。
川島道行を応援して下さったファンの皆様、支えて下さった皆様、川島の人生をより豊かなものにして下さり心より感謝申し上げます。
お父さん、お母さんの息子である「川島道行」、私の愛する夫で、娘たちにとって優しくてカッコいいパパの「川島道行」、そして…ミュージシャン、ブンブンサテライツの「川島道行」。
短い人生ではありましたが、一度きりの人生でこんなにもたくさんの人生を生き、そしてそれぞれでかけがえのないものをしっかり残してくれました。
どうか皆様にとっての「川島道行」をずっと忘れずに、そして彼の残したものをこれからも大切にして頂けたらと思います。
運命を受け入れ、もがきながらも懸命に音を奏で続け生き抜いた川島道行を、誇りに思います。須藤理彩
2016年10月13日に横浜の妙蓮寺斎場にて行われた葬儀には、300人が参列したといいます。
主で妻の女優・須藤理彩(40)は「川島自身、自分で作った曲を歌い、奏で、救われてきたと思う。命を懸けて残してきた曲たちが、皆様にとっての生きる力になりますように…」と涙ながらにあいさつ。「音楽を残すために与えられた人生だと、運命を受け止め、47年間という短い時間を余すことなく使い切って旅立っていったと思います」と話した。
中野雅之さん(下)と川島道行さん。
またブンサテ中野雅之さんからもコメントが出ています。
「ようやく不自由な身体から解放されて、今頃は世界中を飛び回っているのではないかと想像しています。悲劇ではなく、人生のゴールとハッピーエンドを手に入れた瞬間でした」とコメントを発表。
須藤理彩と夫・川島道行の子供…娘が2人
川島道行さんと須藤理彩さんの間には、2007年1月30日に第一子女児、2011年10月20日に第二子女児が誕生しています。2016年現在、長女が9歳で次女が5歳ぐらいといったところでしょうか。
子供たちの名前などは公表されていませんが、BOOM BOOM SATELLITESのTwitterからでは、その姿が公開されたいたようです。
キュートな笑顔がかわいすぎますね。
MV撮影。このモデルちゃんは誰でしょう?
— BOOM BOOM SATELLITES (@BBS_nakano) 2016年5月13日
初公開、 川島くんのDNA。 pic.twitter.com/BB5ZD5zXUb
この子(おそらく次女)は、ブンサテの最後の作品である「LAY YOUR HANDS ON ME」のMVにも出演しています。
こちらは長女?大きさからしてそんな感じがしますね。
川島くんの家族とディズニーランドに行った。川島くん、いろんな意味でディズニーランド嫌いなんだけど「今日は楽しみなよ」って言ってあげた。
— BOOM BOOM SATELLITES (@BBS_nakano) 2016年2月5日
忘れられない日がまた1日増えた。 https://t.co/S6dKm768FW pic.twitter.com/xnWVSyFNSv
まとめ
■須藤理沙の夫・川島道行は1997年のデビュー直後に脳腫瘍が見つかり、これまでに5回もの再発。「余命2年」と言われながらも、2015年4月の段階で小康状態だったが、同年9月頃に再発し、音楽活動が難しくなりブンサテ活動終了。その後、2016年10月9日の早朝、自宅にて永眠した。享年47歳。
須藤理彩さんの結婚した旦那や子供たちについてまとめましたが、いかがでしたか。
夫・川島道行さんは享年47歳ということで若すぎる死でした。ご冥福をお祈りします。