ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」や「仮面ライダー響鬼」のヒロイン役などで知られる女優・神戸みゆきさんの若すぎる死去は様々な噂を呼んでいます。
ここでは神戸みゆきさんの経歴を改めて振り返り、精神病院通院の噂や真相として語られる死因にまつわる様々な噂についてまとめました。
この記事の目次
神戸みゆきのプロフィール
神戸みゆき(かんべみゆき)のプロフィール
本名 :神戸美有紀(読み同じ)
生年月日:1984年5月7日
没年月日:2008年6月18日(享年24歳)
出身地 :神奈川県川崎市
身長 :161cm
血液型 :O型
神戸みゆきさんは、1990年代の終わりから2000年代半ばにかけて活躍した女優・タレントです。テレビドラマや映画、テレビCM出演などで活躍。
その明るいキャラクターで当時の人気バラエティ「ウッチャンナンチャンのウリナリ!!」の大人気企画「芸能人社交ダンス部」などで活躍するなど、バラエティタレントとしても高い人気を誇りました。
元所属事務所は「ルージュ」で、日本音楽高等学校出身。
自動二輪免許を持っており、愛車はHONDAのシャドウ400CC、女優という事で日焼けに気を使って朝と夜だけ乗り回していたそうです。
猫を一匹飼っていて、寝ているといつも布団の中に愛猫の「ヒョー」が入ってくる事を嬉しそうに話されていました。神戸みゆきさんは寝るのが大好きだったそうなのですが、昼過ぎまで寝てしまい、「寝すぎたな」と少し後悔していると、そこに愛猫「ヒョー」がやってきて布団の中に入ってしまい、その温かさについついまた寝てしまうというエピソードも明かされていました。
そんな神戸みゆきさんなのですが、残念ながら2008年6月18日に24歳という若さでこの世を去っています。
今回は神戸みゆきさんについて見ていきます。
神戸みゆきの経歴① 女優を目指したきっかけ
神戸みゆきさんは、1984年神奈川県川崎市の生まれで、小学生時代はバレーボール部に所属してキャプテンを務めていました。
中学では硬式テニス部に所属し、将来はプロテニスプレイヤーを夢見ていましたが、中学の途中で転校することになり、転校先にテニス部がなかったため、再びバレー部に所属したものの、レギュラーが既に固定されいたため補欠に回され、生きがいをなくしてしまったそうです。
そして、元気をなくしている神戸みゆきさんを見かねた母親が、ある劇団のオーディションのチラシを渡したのをきっかけにして神戸みゆきさんは女優の世界を目指すようになったのだそうです。
神戸みゆきの経歴② アイドルグループ「ゆめっこ☆娘」として活躍
出典:https://lh3.googleusercontent.com/
芸能界に入った神戸みゆきさんは、15歳だった1999年にオーディション番組「夢☆おうえん隊」(テレビ東京)で、アイドルグループ「ゆめっこ☆娘」のメンバーに選抜されアイドルとしてデビューしています。
岡部玲子さんや秋野ひとみさん、浅川ちひろさんらと共に活動しました。
神戸みゆきの経歴③ ミュージカル「セーラームーン」の主役に抜擢される
神戸みゆきさんは、2000年1月から2001年3月にかけて公演された大人気ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」の主役・月野うさぎ役に約500人もの応募者の中からオーディションで選ばれています。
この主役抜擢をきっかけに神戸みゆきさんは人気と知名度を急上昇させました。
また、神戸みゆきさんはこれと同時期に、歌手の郷ひろみさんのバックダンサーを集める企画をきっかけに結成されたアイドルグループ「HYPER GO号」にも参加しています。
神戸みゆきの経歴④ 仮面ライダー響鬼などその他多数の作品に出演
神戸みゆきさんはその後も女優として活躍を続け、2005年から2006年にかけて放送された特撮ドラマ「仮面ライダー響鬼」のヒロインの1人、立花日菜佳役を演じています。
そのほかにも神戸みゆきさんは2003年公開の映画「バトルロワイヤルⅡ 鎮魂歌」や2004年公開の映画「69 sixty nine」など数々の作品に出演されています。
神戸みゆきは24歳の若さで死因「心不全」で死去している
若手女優として精力的に活躍されていた神戸みゆきさんでしたが、2007年に出演が予定されていたミュージカル「レ・ミゼラブル」を体調不良を理由に突如として降板。その後、神戸みゆきさんは入退院を繰り返していたようです。
そして、2008年6月18日の午前4時頃、神戸みゆきさんは入院先の病院で亡くなりました。死因は「心不全」とだけ発表されています。
当時の所属事務所の発表によると、神戸みゆきさんは「もともと病弱で、貧血で倒れることもよくあった」という事で、死去の1週間ほど前に容態が急変したという事でした。
神戸みゆきさんはまだ24歳の若さであり、突然の訃報に関係者やファンの間に大きな衝撃が走りました。
神戸みゆきが入退院を繰り返していたのは精神病院との噂も
神戸みゆきさんのあまりに突然の若すぎる死と、死因が「心不全」とだけ発表された事などから、神戸みゆきさんの死因には色々と噂が浮上する事になりました。
神戸みゆきさんは入退院を繰り返していたと発表されましたが、一部からは神戸みゆきさんは精神を病んでおり、精神病院への入退院を繰り返していたのではないか?との噂も出ました。
この精神病院説は単なる噂なのですが、そうした噂が出るほどに神戸みゆきさんの突然の死は衝撃的なものでした。
生前、神戸みゆきさんはとても明るく元気なキャラクターで知られていましたが、実はこれはかなり無理をして元気に振舞っており、そのストレスから精神を病んでしまったのでは?といった憶測を呼んだようです。
神戸みゆきの死の真相の噂① 桃の天然水の呪い説
神戸みゆきさんの死因の真相については様々な噂が出ているのですが、中でも都市伝説的に頻繁に語られているのが、「桃の天然水の呪い」説です。
神戸みゆきさんは、2000年から2001年にかけて清涼飲料水「桃の天然水」のテレビCMキャラクターに起用されていました。
実はこの「桃の天然水」のテレビCMに起用された女優やタレントが次々と不幸になるという都市伝説はかなり有名です。
1998年頃に出演した歌手の華原朋美さんは、1999年に自宅での料理中にガス中毒で倒れ、その年に交際していた小室哲哉さんとの破局も報じられ、精神のバランスを崩して芸能活動休止へと追い込まれるなど、数々の不幸な出来事が重なりました。
1999年に出演した歌手の浜崎あゆみさんは、その後「内耳性突発難聴」を患い、その後遺症で左耳の聴覚を失うという、歌手としてあまりにも辛い障害を負う事になっています。
2000年に出演した村田洋子さんは、出演直後に突如所属事務所から解雇され、また同CMで共演していた吉井怜さんもその直後に「急性骨髄性白血病」を患い、苦しい闘病生活を送り、骨髄移植を受けています。
このように、あまりにも「桃の天然水」のテレビCMに出演した女性たちに不幸な出来事が重なったため、こうした都市伝説が生まれる事になりました。
もちろん、「桃の天然水」のテレビCMに出ても何事もなく芸能界で活躍されている方もいるため、単なる都市伝説の類です。
しかし、こうした都市伝説と、神戸みゆきさんの突然の死の真相を関連づけて考えてしまう見方があるのも事実なのです。
神戸みゆきの死の真相の噂② 自殺説
神戸みゆきさんの突然の死の真相は自殺ではないかとの噂も、ネット上では根強く存在しているようです。
神戸みゆきさんの死因が「心不全」とだけ発表された事や、神戸みゆきさんの葬儀が、親族と近しい関係者だけが参列する密葬として営まれた事などからこうした噂が出たようです。
また、神戸みゆきさんが死去した2008年6月18日に、川崎市砂子某地のマンションで女性の落下事故が発生しているとの情報も出ており、これも自殺説に関連づけられて語られているようです。
こちらも明確な証拠は示されておらずあくまでも噂なので、鵜呑みにして信じない方が良いでしょう。
神辺みゆきの死の真相の噂③ 川崎のソープでの目撃情報とドラッグ説
神戸みゆきさんの死の真相として、さらにとんでもない噂も存在しており、ネット上には神戸みゆきさんを川崎のソープで目撃したとの情報や、そのソープの客から違法なドラッグをやらされていて、その薬物中毒で死去した説などが囁かれていますが、噂の根拠は不明で、信ぴょう性は低いものです。
この他にも、神戸みゆきさんがミュージカル「レ・ミゼラブル」を降板した時期、何故かスキンヘッドになっていたなどという衝撃的な噂もあるようですが、こちらも証拠などは示されていません。
神戸みゆきさんの死の真相について、こうした色々な噂がある事は確かなのですが、どれも証拠が示されておらず噂に過ぎません。それだけ神戸みゆきさんの突然の死が信じがたい事だったという事でしょう。
今はただ神戸みゆきさんの冥福を祈りましょう。
まとめ
今回は、ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」や「仮面ライダー響鬼」などで知られ、2008年に突然24歳という若さで死去した女優・神戸みゆきさんについてまとめてみました。
神戸みゆきさんの死因は「心不全」と発表されましたが、神戸みゆきさんはその明るいキャラクターでバラエティタレントとしても人気を集めていたため、2008年の突然の死去には多くの人が衝撃を受けました。
神戸みゆきさんの死の真相として、自殺説や精神病院への入退院を繰り返していた説、桃の天然水の呪い説など、様々な噂を呼びましたが、いずれも都市伝説のようなもので信ぴょう性は低いものです。
最後にもう1度神戸みゆきさんのご冥福を祈りたいと思います。