参武狼さんは日本初のマフィア組織の創始者で4年間で4000億円を稼いだという伝説的なエピソードで知られています。
この記事では参武狼さんの本名や年齢、経歴、銀総会の伝説、経歴は全て嘘という噂や、YouTube、現在の様子などについてまとめました。
この記事の目次
参武狼(さぶろう)のプロフィール
参武狼のプロフィール
生年 :1973年
出身地:東京都
身長 :165cm
参武狼(さぶろう)さんは、2007年に「ヤクザから狂犬とよばれた男」という書籍を発表し知られるようになった人物です。参武狼さんは自著によれば、マフィア組織「銀総会」の創始者であり総長で、数々の伝説を残した存在だという事ですが、その実体はよくわかりません。
以前からネット上では、この参武狼さんについて、詐欺師疑惑や銀総会の伝説は全て嘘疑惑なども持ち上がっていましたが、2021年に人気アウトロー系YouTuberの所沢のタイソンさんが、そうした参武狼さんの噂についての動画を複数アップし話題になっています。
今回はこの参武狼さんについてまとめていきます。
参武狼(さぶろう)の本名
出典:https://images-fe.ssl-images-amazon.com/
参武狼さんは本名は明かされておらず不明です。
参武狼さんは、これまでに「早川三郎」、「佐々木三郎」、「小牧三郎」、「早川翔」、「小牧翔」など複数の名前を本名だとして名乗っていた事がわかっていますが、まず間違いなく全て仮名です。
一時期、参武狼さんの本名は佐々木三郎というのが通説となっていましたが、これも仮名である可能性が高いとみられています。
参武狼(さぶろう)の年齢
参武狼さんの書籍に掲載されているプロフィールによれば、1973年の生まれという事なので、2022年の誕生日で年齢は「49歳」という事になります。
ただし、この年齢はあくまでも書籍で紹介されてい生年が事実だとした場合です。
参武狼(さぶろう)の経歴
出典:https://www.kinokuniya.co.jp/
参武狼さんは自身の経歴についても自身の書籍の中などで明かされています。また、2015年にはバラエティ番組「アウト×デラックス」にも出演して自身の経歴を語っていました。
この他にもネット上でも参武狼さんの経歴についての情報を見つける事ができます。
そうした内容によると、参武狼さんは1973年に東京都で生まれ、北海道で過ごした高校生時代は喧嘩に明け暮れ、道内で敵無しの不良として有名になったそうです。
その後、18歳の時に再び東京に戻り、様々な職業を転々(20〜30回も転職したとの事)とした後に22歳で起業し、同時に金稼ぎを目的として組織「銀総会」を設立し、初代総長になったとの事。この銀総会は金儲けのために犯罪行為に手を染めるようになり次第にマフィア化し、結成から1年後にはフィリピンなどの海外に進出するようになり、暴力団も恐れるほどの闇社会の一大組織へと成長したのだとか。
そして、26歳の時にこの銀総会を解散し、それから数年後に1人で闇金融業をやっていいる時に逮捕され、1年半の懲役刑を受けて服役しています。その服役中に更生を誓い、出所後は作家、トラブルシューター(暴力団とのトラブルの解決を請け負うホームページを開設していた)、催眠療法によってうつ病などの心の病を改善させる心理カウンセラーなどを名乗っています。
2007年に自身の半生を綴った「ヤクザから狂犬とよばれた男」を出版して話題を呼び、その後も「狂犬とよばれた男の人心掌握術」、「ヤクザから狂犬とよばれた男『闇の掟』編」などの複数の書籍を発表しています。
さらにその後、FXトレーダーになり、元手に独自の取引手法を開発し100万円を元手にかなりの金額を稼ぎ出したという事です。2015年に出演した「アウト×デラックス」では、マツコデラックスさんも驚くほどの金額を稼いでいる事を明かしている様子でした。(実際の金額を話したタイミングでは「ピー」音が被されていた)
2014年からはYouTubeチャンネル「さぶちゃんねる」を開設し、FXやバイナリオプションに関する動画を中心にアップされています。また、ここ数年では自身のトレード手法などをレクチャーする高額のセミナーなども開催していました。
参武狼(さぶろう)のマフィア組織「銀総会」の伝説
参武狼さんが創設し、日本で初めてのマフィア組織となったという「銀総会」の伝説にも注目が集まっています。
参武狼さんの書籍によれば、この銀総会は全盛期には1300人もの構成員がおり、日本国内の暴力団組織を手玉に取り、中国などの海外マフィアと死闘を繰り広げた組織だったそうです。
国内の中華系マフィア「怒羅権」や「蛇頭」などを血祭りにあげ、数を覚えていないほど多数を殺害。闇金融や武器取引、ハッキング、当たり馬券の偽造、暴力団からの抗争請負、企業恐喝などを行って4年ほどで4000億円以上を稼ぎ出した後、解散したのだとか。
これほど大暴れして、莫大な金額を稼いだと言われているにもかかわらず、どういうわけか銀総会を知る人も、この組織の出身だとする人も1人も出てこない事から、伝説(むしろ都市伝説)として語られているようです。
参武狼(さぶろう)の話は全て嘘という噂も
参武狼さんは、伝説的マフィア組織「銀総会」の初代総長で、数々の犯罪行為によって4年で4000億円を稼ぎ出し、銀総会解散後もFXトレードなどで莫大な金額を稼ぎ出したなどと言われています。
しかし、参武狼さんのそうした経歴や伝説の類は全て本人による作り話で嘘だという噂が、かなり以前からネット上ではささやかれています。
参武狼さんが「ヤクザから狂犬とよばれた男」などの自叙伝を出版した2007年から2008年頃からネット上では、1300人も構成員がいて誰1人その存在を知る証人や元構成員などが出てこないのはおかしいとして、全て作り話で嘘ではないかという声が多数上がっていました。
また参武狼さんの書籍には、抗争状態で本部待機をかけている暴力団事務所へ乗り込み、オカマビデオを撮らせたといった俄には信じがたいエピソードが数多く書かれていますが、もしこうした内容が全て事実であれば、そのままただで済むはずがないし、実話系の週刊誌が取り上げていてもおかしくないのに、そうした報道が一切見つからない事からも嘘である事は明白だと言われています。
また、2021年には、参武狼さんの正体は不良ですらなく、元漁師であるという書き込みが匿名掲示板でされています。
また出身が東京都というのも嘘で、本当の出身は北海道の美幌町だとする書き込みもありました。
所沢のタイソンがYouTubeで銀総会の存在の有無や詐欺疑惑を取り上げている
喧嘩3000戦無敗とも言われる有名な不良で、アウトロー系YouTuberとしても人気の高い所沢のタイソンこと久保広海さんが、自身のYouTubeチャンネルで参武狼さんについて取り上げ、自身が、銀総会の存在については半信半疑だと思っている事や、参武狼さんのバイナリーオプションセミナー詐欺疑惑などについての動画を投稿されています。
下の動画では大物刺青師の初代彫ひと先生がタイソンチャンネルに出演し、参武狼さんについて「詐欺師」、「銀総会は嘘」だと断言されています。
裏社会での信頼も厚い彫ひと先生がこのように断言されている事から、やはり参武狼さんが語った伝説や銀総会の存在、トレーダーとしての実績などは、ほとんどが嘘である可能性の方が高いのではないかと感じている方が多いようです。
参武狼(さぶろう)の現在① YouTubeチャンネル「さぶちゃんねる」は更新停止
現在、詐欺疑惑などで騒動になっている参武狼さんですが、これがネット上で騒ぎになった2021年7月を最後に、自身のYouTubeチャンネル「さぶちゃんねる」の更新は停止しているようです。
特に、活動停止などをは発表されていないようなので、ほとぼとりが冷めた頃に復活されるのではないかと思われます。
参武狼(さぶろう)の現在② 海外に拠点を移している
ここまででも触れたように、現在、参武狼さんは詐欺が疑われています。「被害者の会」も立ち上げられています。
こうした動きが関係しているかは不明ですが、参武狼さんはハワイを経て、現在はタイに拠点を移しているようです。
所沢のタイソンさんのYouTubeチャンネルでは、参武狼さんがタイの役人に賄賂を渡した事を告白しているインスタライブ映像が暴露されていました。
まとめ
今回は、日本初のマフィア組織「銀総会」の創始者で、4年間で4000億円を稼いだという伝説的な経歴を持つとされる参武狼さんについてまとめてみました。
参武狼さんの本名は佐々木三郎だと言われていますが、確証はありません。年齢については、公称している生年が正しければ2022年の誕生日で49歳になるはずです。
そんな参武狼さんですが、現在、詐欺疑惑などが浮上しており、その経歴なども全て嘘ではないかという噂が広まっています。この件については、アウトロー系YouTuberの所沢のタイソンさんがシリーズ動画化して追求し話題を集めています。
現在、参武狼さんは自身のYouTubeチャンネルの更新は停止しており、タイへと拠点を移しているようです。