キャバ嬢の小西優香さんが殺害された加古川ダム女性遺棄事件の主犯格である森翔馬ですが、少年時代から派手好きで女好きな性格だったと言われております。
この記事では、森翔馬の生い立ちや親など家族・経歴・現在、加古川ダム女性遺棄事件の詳細や、そして裁判の判決や知的障害説についてまとめてみました。
この記事の目次
森翔馬が起こした「加古川ダム女性遺棄事件」とは
加古川ダム女性遺棄事件、2018年に起こった事件だった
「加古川ダム女性遺棄事件」に関しては、2018年8月11日に兵庫県加古川市内のダムから、当時20歳の小西優香さんの遺体が入れられた衣装ケースが見つかった事件となります。
遺体は11日朝、ダム湖の岸から数メートル沖で釣り人が見つけた。衣装ケースにはロープのようなもので複数の土囊(どのう)がくくりつけられていたが、湖底には沈んでおらず、遺体の両足がケースからはみ出していたという。
被害者となった小西さんは、大阪府大阪市淀川区住まいだったこともあり、市中の防犯カメラの映像などから消息を絶つ直前に男と一緒にいる姿が確認されていました。
小西さんの姿が最後に目撃されたのは、8月9日早朝。大阪市北区の歓楽街を男性と歩いている姿が、防犯カメラに映っていた。
また、ダム近くの防犯カメラにも衣装ケースを運ぶ怪しい2人組の男の姿が映っているなど、「加古川ダム女性遺棄事件」は犯人特定に至る物証も多かったそうですね。
そのため、2018年8月18日には、大阪市西区在住の森翔馬と大阪市生野区在住の稲岡和彦が遺体遺棄の容疑で逮捕されることになりました。
森翔馬の生い立ち…親のカードでブランド品を買い漁るような少年だった
森翔馬、派手好きな少年で女性にはモテていた
「加古川ダム女性遺棄事件」の加害者である森翔馬に関しては、1998年前後に大阪府枚方市に生まれた人物となります。
少年時代の森は、親のカードを持ち出してルイヴィトンやロレックスといった高級ブランド品を購入し身に着けるような派手好きだったそうですね。
そのうえ容姿も悪くなかったため、女子たちからはかなりモテていたとの同級生の証言もありました。
高校を卒業後の森については、ガールズバーの店長やスカウトマンをしていた他、キャッチセールスの仕事に従事していた時期もあったと言われております。
森翔馬、スカウトマンとしては有能だった
社会人としての森翔馬は、スカウトマンとしては有能だったとの評判もありました。
森のスカウトテクニックに関しては、ターゲットをナンパして飲みに誘い、話が盛り上がってきたところで風俗関連の仕事を紹介するといった手法を得意としていました。
そのため、店舗側にとっては容姿の良い嬢を紹介してくれる優良スカウトマンだった一方で、あくまで酒の席での話なため、同意した覚えのない女性とトラブルになることもあったそうですね。
すると、森容疑者は、女の子の髪の毛をひっぱり『お前、なにいうとんねん』とブチ切れ。警察に通報されたら間違いなく、逮捕されるほどの暴れっぷり。とにかく、トラブルが絶えないヤツでしたね
森翔馬、中3女子をナンパしてトラブルになったこともあった
森翔馬に関しては、スカウト業とは別に純粋に女好きな一面もあったらしく、毎日のように女性を連れて繁華街で飲み歩いていたと言われております。
また、成人後もモテるタイプの男だったという森は、女性に貢ぐよりは貢がせるタイプだったとの噂もあります。
そんな森は、2017年9月頃に中学3年生の女子をナンパした結果、彼氏やその友人にシメられたこともあったそうですね。
中3女子の彼氏が同級生とは限りませんが、せいぜい高校生くらいの年代だったと思われるため、森は夜の街の住人の割に腕っぷしの弱い人物だったと言えます。
森翔馬が起こした「加古川ダム女性遺棄事件」の被害者・小西優香の経歴
小西優香、三重県出身でキャバ嬢だった
「加古川ダム女性遺棄事件」の被害者である小西優香さんは、三重県出身の女性だったそうで、高校を卒業後に歯科衛生士の専門学校に通うために大阪に上京していました。
当初は、専門学校に通いながらパチンコ店でアルバイトをしていたという小西さんですが、森翔馬にスカウトをされたことをきっかけにキャバクラで働くようになったそうですね。
キャバ嬢としての小西さんは、指名が途切れないほどの売れっ子だったらしく、街中で人目を惹くタイプの女性でもありました。
前座ってきたおっさんに
— y❤︎ (@yk_1009_s) August 6, 2018
ガン見されてるなう
おっさんこんな事書かれてるとは
知らずガン見なう
隣の自撮りしてる女の方見とけよ
今日はイライラする日やあ
また、商売上お客がストーカー化してしまうこともあったという小西さんは、周囲に「夜は一人では歩かないようにしないと」とこぼすなど、防犯意識もそれなりにあったと言われております。
小西優香、森翔馬との関係性は?
森翔馬のスカウトをきかっけにキャバ嬢となった小西優香さんですが、以降も森とは交流があり、セフレのような関係だったそうですね。
また、森は売れっ子キャバ嬢の小西さんを別の店舗に移籍させて紹介料などを稼ごうと目論んでいたとの噂もあります。
そのため、森にとって小西さんとの交遊は、単純な男女関係以外の目的もあったように思われます。
小西優香、事件後に家族が悲痛のコメントを発表していた
小西優香さんに関しては、キャバクラで働き始めて以降は専門学校を中退していたそうですね。
とはいえ、実家との関係は悪化しなかったらしく、母親に顔を見せるために月に数回は(片道2時間かかる)三重県内の実家に帰省していたと言われております。
そのため、小西さんが事件に巻き込まれて殺害されたことは、遺族にとって心痛の限りだったようで、弁護士を通して悲痛のコメントを発表しています。
娘が事件の被害者であるとの知らせを警察から受けて以来、私たち家族の生活は一変してしまいました。私自身この数日間が現実なのか悪い夢なのか、区別ができないような気持ちでいます。本日ようやく、娘の葬儀を無事に終えることができ、少しほっとしておりますが、私たち家族は今、明るく行動的だった娘を想い、深い悲しみの中にあり、未だ心を整理することができておりません。
森翔馬が起こした「加古川ダム女性遺棄事件」の共犯者・稲岡和彦とは
稲岡和彦、その経歴は?
「加古川ダム女性遺棄事件」の犯人の1人である稲岡和彦に関しては、1976年前後に兵庫県加古川に生まれており、小西優香さんの遺体が遺棄されたダムから6㎞ほど離れた場所に実家があったそうですね。
高校を卒業後の稲岡は、大の夜の街好きだったことが災いし常に金欠状態だったそうで、周囲にお金を無心して回ることもあったとか。
そんな生活が災いし職場も転々としていた稲岡でしたが、近年は森翔馬の下でスカウト業の手伝いをして生計を立てていたと言われております。
敏腕スカウトマンだった森が稲岡を助手として雇っていた理由については、運転免許がなかったため、運転手代わりにコキ使っていたと言われております。
加古川の権現ダムに大阪の20歳の女の子の遺体を衣装ケースに入れて沈めた森翔馬と稲岡和彦やけど、稲岡和彦は、加古川市神吉町に実家があり、松陰高校卒業やろ。高校卒業後、仕事が続かず、転々としてた。しかも22歳も年下の森翔馬にパシりにされてた情けない
— しばくぞおじさん (@nxvMMA3TUhvlAni) August 20, 2018
稲岡和彦、「加古川ダム女性遺棄事件」に関与した理由とは?
あくまでちょっとだらしない中年男性に過ぎなかった稲岡和彦が「加古川ダム女性遺棄事件」の犯人となってしまった原因については、自宅マンションで小西優香さんを絞殺してしまった森翔馬から呼び出されて遺体の遺棄を手伝わされてしまったそうですね。
とはいえ、その場で警察に通報する手段もあった以上は、犯罪に巻き込まれたと主張するには苦しい立場であったと思われます。
その結果、死体遺棄の罪に問われた稲岡ですが、2019年6月に神戸地裁より執行猶予3年の有罪判決が下っています。
森翔馬の現在…懲役7年の判決/不可解判決に知的障害者説も出る
森翔馬、自宅マンションで小西優香を殺害した動機とは?
「加古川ダム女性遺棄事件」における最大の謎が、森翔馬の犯行動機となります。
森は、夜の街の男らしく粗暴な一面はあったものの、スカウト業では成功していたうえに女性には不自由しない人生だったようですね。
また、事件当時の森はシングルマザーと交際していたとの情報もあります。
大阪のキャバ嬢小西優香さんが殺害されダムに遺棄された事件で、逮捕された風俗スカウト業森翔馬。
— kazuya_802 (@james_8o2) August 23, 2018
現在交際中のシングルマザーでもある彼女が 「だーりんつかまった笑」と画像つきでツイートし話題になっている。 pic.twitter.com/09VD3U5Ya5
そんな森が、引き抜き予定だった売れっ子キャバ嬢を自宅マンションで絞殺する動機などは想像がつかない状況と言えます。
そのため、世間からも注目を集めた森の犯行動機ですが、どうやら性行為中にプレイとして首を絞めることを小西優香さんから求められた結果、発生してしまった不運な事故だった可能性が高い状況となります。
森翔馬、不可解判決には 知的障害者説まで出た
森翔馬の現在に関しては、当初は殺人と死体遺棄の罪で起訴されていたものの、裁判で殺意がなかったことが認められた結果、殺人罪ではなく傷害致死罪で罰せられる結末を迎えました。
そのため、検察側の求刑が懲役20年だったのにも関わらず、実際に下った判決は懲役7年に留まりました。
飯島裁判長は判決理由で、小西さんの求めに応じ首を絞めたと認定し「死亡の危険性が高いと認識していたと認めるには疑いが残る」と述べた。防犯カメラに2人が手をつないでマンションに入る姿が映っており「短時間でトラブルに至るとは考えにくい」とした。弁護側は「殺意がなく傷害致死罪にとどまる」と主張していた。
故意であろうがなかろうが1人の女性の命を奪った事実には変わりがない森が、懲役7年の実刑判決に留まったことに対しては、ネット上でも批判や不満の声があがっています。
若い女を殺した森翔馬 懲役7年?
— 天使と神 (@LOL_sengen777_) December 11, 2019
死刑の間違いだろ
あんな爬虫類いらねーし
また、刑があまりに軽かったことから、「森に知的障害でもあって減刑されたのではないか?」と怪しむネットユーザーまでいたようですね。
え?何この判決…
— (≠ヵゝレ\ナょょσナょヵゝ (@vGwqBKQAVLYhVEW) December 11, 2019
人を殺して 懲役7年?
殺した後、衣装ケースに入れてダムに遺棄したのに知的障害?#森翔馬
とはいえ、森に知的障害や精神障害があったとの情報がなかったことは言うまでもありません。
森翔馬と「加古川ダム女性遺棄事件」についてまとめてみると…
森翔馬に関しては、夜の街の住人としてそれなりに快適な人生を送っていたものの、「加古川ダム女性遺棄事件」を起こし収監中の人物となります。
「加古川ダム女性遺棄事件」の被害者となった小西優香さんのご冥福を祈りつつ、この記事のまとめを終了させて頂きます。