スター選手から監督へと華麗な転身に成功している阪神タイガース監督の金本知憲さんですが、私生活では離婚を経験するなど苦労が重なっているようです。
この記事では、金本さんの家族や離婚情報の他、韓国人であるという情報に関してまとめてみました。
この記事の目次
金本知憲のプロフィール
名前:金本知憲(かねもと ともあき)
出身地:広島県広島市南区
生年月日:1968年4月3日
学歴:東北福祉大学卒業
身長:180cm
プロ入り時期:1991年ドラフト4位
現役引退時期:2012年
金本知憲、現役時代は“アニキ”の愛称で親しまれた元プロ野球選手
金本知憲さんは、現役時代には広島カープや阪神タイガースで活躍したスター選手でした。現役時代の金本さんは、連続試合フルイニング出場の世界記録(1492試合)を達成したことで有名であり、「鉄人」との異名も持っていました。
タイトルこそ、打点王とシーズンMVPを各1回ずつ取っただけという金本さんですが、現役通算では「2539安打(歴代7位) 476本塁打(歴代10位) 1521打点(歴代8位)」という実績を残しています。
2012年に現役を引退して以降は解説者として活躍していた金本さん。その後、古巣である阪神タイガースの監督に2016年から就任するも成績不振の責任を取り2018年に監督を辞任しています。
金本知憲は在日韓国人3世…結婚を機に日本に帰化していた
金本知憲、出生名は金博成(キム・バクソン)
広島育ちということもあり、子供の頃は広島カープファンだった金本知憲さん。
金本知憲さんが、在日韓国人2世であるご両親の元に生まれた在日韓国人3世であったことは、プロ野球ファンには有名な話だったりします。
スポーツ選手には、弟が多いという俗説は金本さんにも当てはまっており、金本さんは4人兄弟の末っ子という立場でした。
幼少期は金博成(キム・バクソン)という名前だった金本さんですが、途中から知憲(ジホン)に改名しており、帰化以前は金知憲が本名だったことになります。
在日韓国人のプロ野球選手というと、NPBの通算安打記録保持者である張本勲さんなどが有名です。
芸能の分野でも、在日韓国人の役者やアーティストなどは珍しくなかったりもします。在日韓国人の方々といえば、戦後の日本文化を築いた重要なプレイヤーと言えます。
ちなみに、金本さんは小学校から大学まで日本の学校に通っており、高校時代には高校野球の名門である広陵高校の野球部で甲子園を目指していました。
金本さんが日本への帰化を決断したのは、2001年に一般人女性と結婚をしたことがきっかけとなったようです。
金本知憲、2001年にOLをしていた裕美さんと結婚…子供は娘が1人誕生
結婚をした2001年当時、金本知憲さんはまだ広島カープに所属していました。
金本知憲、2001年にOLをしていた裕美さんと結婚
金本知憲さんの結婚相手の女性に関しては、裕美さんという名前で結婚前はOLをしていたと言われております。
裕美さんと結婚した2001年当時の金本さんは、既にオールスター常連のスター選手でした。そのため、裕美さんの情報などもマスコミに需要があったことだと思われますが、現実には裕美さんの顔写真1つ残っていない状況です。
金本さんは後に自身の引退試合に娘を呼んでセレモニーにも登場させているので、家族の個人情報を秘密にする方針の人物ではないように思われます。そのため、裕美さんの個人情報が公開されていない理由に関しては、裕美さん自身の方針ではないでしょうか?
金本知憲、ひとり娘の名前は智萌美(ちほみ)
2012年10月9日に行われた、金本知憲さんの引退試合の花束贈呈セレモニーに登場した智萌美(ちほみ)さん。
当時は小学生だったそうですよ。
金本知憲さんの子供情報に関しては、娘が1人だけいると言われております。家族情報は基本的に非公開という方針は娘に対しても貫かれており、金本さんの長女に関しても、智萌美(ちほみ)さんという名前以外の情報は不明です。
気になる金本さんと智萌美さんの父娘関係ですが、引退試合のセレモニーにも登場していたということは、2012年当時は良好な関係であったと思われます。
とはいえ、中高生ともなると反抗期となり、父親を嫌い出す娘も珍しくなかったりもしますから、仲の良い父娘の姿も現在は変化している可能性はありますね。
金本知憲は離婚していた…2012年9月に週刊文春がスクープ
金本知憲、2009年頃から別居していた嫁と離婚
プロ野球を代表する大物ながら、離婚報道すらほとんどなかった金本知憲さん。
大々的な離婚報道などがなかったため、プロ野球ファンにすら現在でも妻帯者だと思い込まれている金本知憲さんですが、現在は独身の身の上です。
金本さんの離婚が表沙汰となったのは、2012年9月の週刊文春のスクープ記事によるものでした。2009年より妻子と別居状態になっていた金本さんは、現役引退前には正式に離婚をしたと言われております。
そして、今号によると、09年ごろから自宅マンションで妻の姿が見られなくなったというのだ。お手伝いの女性が炊事や洗濯をするようになり、若い女性が出入りすることもあって、妻とは離婚したものの、小学生の娘のことを考え、同じマンションの別フロアに住んでいるという。
週刊文春のようなメジャー週刊誌がスクープ記事を書いたのに、金本さんの離婚の事実が世間に認知されていない理由に関しては、ワイドショーやスポーツ新聞の後追い報道がなかったためだと思われます。
金本知憲、離婚発覚により芦屋の豪邸売却の謎が解ける
芦屋といえば、田園調布と並ぶ日本の高級住宅街の代名詞ですよね。
金本さんには、2009年に芦屋に5億円の豪邸が完成したものの、入居せずに3億円で売却したという謎の行動をしています。
ちなみに、売値3億円の不動産は、芦屋という一等地でも容易には売れず、年をまたいで2010年になってようやく売却出来たそうです。
当時は、金本さんが信用している風水師に「風水上良くない」とNGを出されたため、新築早々に豪邸を売却したなどという報道がありました。
しかし、今となると、豪邸建設中に妻・裕美さんと不仲となり、別居へと至った家庭環境の変化により、豪邸が売却されたのだということが察しられますよね。
金本知憲の離婚理由① 女性問題?
離婚の決定打となったのは、別居後の金本知憲さんの女性問題のようですが、別居理由に関してはまた別の話だと言えそうですね。
プロ野球選手と女性問題は、古今東西切っても切れない間柄だと言われています。シーズン中に日本中を飛び回って試合をする職業柄、日本各地に現地妻がいると噂されているプロ野球選手なども昔からいました。
国民的スーパースターだった王貞治さんや長嶋茂雄さんなどにも愛人がいたと言われており、どんなスターや人格者でも下半身の問題は別というのが、プロ野球界の伝統でした。
近年は、週刊誌などが頻繁にスクープをするようになり、プロ野球選手の女性問題が表沙汰になる機会が増えて来ている傾向があります。
ちなみに、金本知憲さんの前任者だった、元阪神タイガース監督の和田豊さんも、監督在任中にモノマネ芸人・星奈々さんとの不倫をスクープされていたりもします。
金本さんの女性問題に関しては、実は週刊誌沙汰になったことはない状況です。金本さんも高級クラブやキャバクラといった場所には、後輩などを連れて出かける機会は多かったのでしょうが、妻帯者としての最低限のモラルは守っていたのではないでしょうか?
妻子との別居後は、自暴自棄になった部分もあったのか、自宅マンションに若い女性を連れ込むことがあったらしい金本さん。結果的には、この不貞行為が離婚の決定打となってしまったようですが、別居の原因に限定して言えば、女性問題は関係ないと言えますね。
金本知憲の離婚理由② 投資詐欺
現役時代の最高年俸は5億5000万円と言われている金本知憲さん。
あまりに大金を稼ぎ過ぎて気持ちが大きくなってしまったことが、投資詐欺の被害に遭う原因となったのかもしれませんね。
金本知憲さんの現役時代の一大スキャンダルといえば、投資詐欺の被害に遭ったことです。その被害総額は8億円以上とも言われた大規模な投資詐欺であり、金本さんからお金を騙し取った本多善光さんには、東京高裁でも懲役8年の実刑判決が下っています。
競艇の場外発券所建設に絡む投資というお題目で、本多さんから8億円を騙し取られた金本さん。
本多さんが古くからの金本さんの友人だったうえに、競艇の外発券所を建設する会社の元役員という肩書まであったことが、金本さんが本多さんを全面的に信用してしまった原因でした。
結果的には、金本さんは2004年から2009年末までの間、本多さんの食い物にされてしまったことになります。
金本さんが裕美さんと別居を開始した2009年当時は、金本さん夫妻がこの事件を詐欺だと認識していない時期のため、直接の離婚原因にはなっていないようです。
金本知憲の離婚理由③ リーマンショックによる投資失敗
古今東西、財テクに失敗するアスリートや有名人は多かったりします。
自身の才覚により、大金を稼いだ成功経験が、投資判断を鈍らせてしまう原因となっているのかもしれませんね。
金本知憲さん夫妻の別居理由に関しては、タイミング的にはリーマンショックによる財テクの失敗が原因となったことが濃厚です。2008年9月に起こったリーマンショックにより、商品投資に失敗したと言われている金本さん。
商品投資とは、主に、現物投資、純金積立、商品ETF、商品先物(国内・海外)等があります。共通して言えるのは、それらの手段によって商品投資を行う場合、商品の需要と供給や、 価格変動要因、内部要因、テクニカル要因等を知っていないと、かなりボラティリティーの 高い商品価格の変動に翻弄されて、ななかな投資の効果が上がらない、 あるいは大きな損失を被る危険性があるということです。
引用:商品投資とは
金本さんが被った損失は3億円とも言われており、夫婦喧嘩の原因となるには十分すぎる額でした。もちろん、金本さんの財テク失敗が別居の決定打となっただけで、以前から性格の不一致などによる夫婦関係の悪化という流れもあったのではないかと思われます。
バブル崩壊時にも、江川卓さんや桑田真澄さんなど、多くの有名野球関係者が財テクに失敗したことは有名な話だったりもします。
表沙汰にならないだけで、リーマンショックで損失を被った野球関係者は、金本さん以外にも大勢いるのかもしれませんね。
金本さんは、リーマンショック後の2009年から引退した2012年までの間に、年俸だけで16億円近くを稼いでいます。そのため、投資詐欺被害や財テク失敗などの数々のアクシデントがあっても、何とか本業で取り戻すことが出来たとは言えそうですね。
金本知憲の現在…2018年に阪神タイガース監督を辞任
金本知憲、電撃辞任の真相は無言の圧力による解任だった
2016年より、阪神タイガースの監督となり、プロ野球界に戻って来た金本知憲さん。監督就任1年目となる2016年こそ、勝率457のリーグ4位に低迷しましたが、2年目となる2017年は9月26日現在で勝率549のリーグ2位へと躍進しました。
しかし、2018年は成績が低迷し、阪神タイガースは17年ぶりの最下位となってしまいました。金本知憲さんは成績不振の責任を取る形で2018年シーズンをもって監督を辞任しています。
「やり残したというのは多々ありますけど、結果の世界ですから。成績不振です。何より最下位というね。(揚塩球団社長から)『もう少し、頑張ってみてよ』ということは言われましたけど、僕の意思も固かった」
今季から新たに3年契約を結んでいた金本監督は、試合前の辞任の意向については「なかったです」と否定。関係者によると、試合後の面談は事実上の“辞任勧告”ともとれる状況で、無言の外圧を感じて自ら終止符を打つことを決断したというのが真相だ。
「しんどかったというのが一番ですね
金本知憲についてまとめると…
・金本知憲は2001年にOLをしていた裕美さんと結婚するも2009年から別居、その後現役引退前に離婚した
・金本知憲には子供は娘が1人おり、名前は智萌美(ちほみ)さん
・金本知憲は成績不振の責任を取る形で、2018年に阪神タイガースの監督を辞任した
ちなみに、金本知憲さんの再婚の噂は影も形もない状況です。
人生はプラスマイナスゼロという考え方をした場合、仕事面で順調すぎる人生を送っている金本知憲さんが、家庭面では挫折を味わっているのは、バランスが取れていると言えます。
独身である金本さんには女性スキャンダルも起こり難いということで、ゲス不倫ブームに湧く現在日本では、ある意味信用して仕事を任せられる人間だと言えるのかもしれませんね。