陸自の射撃訓練場で起きた「岐阜自衛隊銃乱射事件」の内容や犯人・渡邉直杜が注目されています。
この記事では岐阜自衛隊銃乱射事件の内容と被害者、犯人の名前と経歴、卒アル画像、実家や家族、結婚、犯行の動機や現在の状況などについてまとめました。
この記事の目次
- 岐阜自衛隊銃乱射事件の概要
- 岐阜自衛隊銃乱射事件の被害者
- 岐阜自衛隊銃乱射事件事件の犯人は当時18歳の自衛官候補生の男
- 岐阜自衛隊銃乱射事件の犯人の名前・渡邉直杜を週刊新潮が公表
- 岐阜自衛隊銃乱射事件の犯人の経歴① 複雑な生い立ち
- 岐阜自衛隊銃乱射事件の犯人の経歴② 小学校は遅刻欠席気味で中学はすぐに不登校
- 岐阜自衛隊銃乱射事件の犯人の経歴③ 高校時代は里親に預けられていた
- 岐阜自衛隊銃乱射事件の犯人の卒アル画像
- 岐阜自衛隊銃乱射事件の犯人の実家は岐阜県安八郡安八町の貸家
- 岐阜自衛隊銃乱射事件の犯人の家族① 父親は60代くらいのトラック運転手
- 岐阜自衛隊銃乱射事件の犯人の家族② 母親は40代で過去にコンビニで勤務
- 岐阜自衛隊銃乱射事件の犯人の家族③ 6人きょうだいの上から3番目
- 岐阜自衛隊銃乱射事件の犯人の結婚
- 岐阜自衛隊銃乱射事件の犯人の動機は教官への恨みではなく銃と弾丸の強奪
- 岐阜自衛隊銃乱射事件の犯人の現在
- まとめ
岐阜自衛隊銃乱射事件の概要
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「岐阜自衛隊銃乱射事件」は、2023年6月14日に岐阜県岐阜市日野の陸上自衛隊施設「日野基本射撃場」で、当時18歳の自衛官候補生の男が89式5.56mm小銃を乱射(自衛隊の制式アサルトライフル)し、3人の自衛隊員が撃たれ2人が死亡、1人が太ももを撃たれて重傷を負った事件です。
岐阜自衛隊銃乱射事件の経緯① 射撃訓練が始まって数分後に犯人が発砲
事件のあった2023年6月14日、名古屋市守山区の守山駐屯地の第35普通科連隊に所属する自衛官候補生70名と指導にあたる自衛官およそ50名の合計でおよそ120名が参加する実弾射撃訓練が実施されました。
その日の午前から準備が始まり、午前9時頃から射撃訓練が開始、犯人の当時18歳の自衛官候補生A(名前が一部の週刊誌により公表されているが後述)は、「弾薬置き場」で実弾を受け取った後、突然指示を無視して待機位置付近で実弾を込めた男装を自動小銃に装填。
それに気がついた被害者の1人、八代航佑3等陸曹(当時25歳)が制止しようとすると、犯人は「動くな」と叫んで突如小銃を発砲。
その直後、犯人は向きを変えて右後方にあった実弾置き場へと再び接近。そこで弾薬係を担当していた菊松安親1等陸曹(当時52歳)に向けて発砲し、続けて原悠介3等陸曹(当時25歳)にも発砲。さらに4発目を発砲し、これが菊松安親1等陸曹の胸に命中しています。この犯人による一連の発砲は午前9時8分頃だったと見られています。
犯人は周囲の自衛官らによって取り押さえられますが、その際にも数発発砲しています。
岐阜自衛隊銃乱射事件の経緯② 犯人は現行犯逮捕され自衛官2名が病院で死亡
午前9時30分頃、通報を受けた岐阜県警が現場に到着。32分頃に犯人の身柄が引き渡され殺人未遂容疑で現行犯逮捕されています。
9時50分から53分にかけて被害者の3名が救急搬送されますが、10時45分頃に菊松安親さんの死亡が確認され、11時23分頃に八代航佑さんの死亡が確認されました。原悠介さんも銃弾を受けていましたが命に別状はなく病院で治療中と発表されました。
岐阜自衛隊銃乱射事件の被害者
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「岐阜自衛隊銃乱射事件」の被害者は、いずれも自衛官の方で、亡くなられたのが2名、負傷された方が1名です。
被害者のうち亡くなられた2名の名前は公表されていて、菊松安親1等陸曹(52歳)と、八代航佑3等陸曹(25歳)だという事です。両人とも第35普通科連隊に所属されていました。
岐阜市にある陸上自衛隊「日野基本射撃場」で、男性自衛官3人が銃撃されて死傷した事件で、陸自は15日、死亡したのは、第35普通科連隊所属の菊松安親1曹(52)と、同連隊の八代航佑3曹(25)と発表した。
被害者のうち菊松安親さんは宮崎県出身で、結婚していて妻と息子がいるとの事です。温厚な人柄で後輩の自衛官や部下にとても慕われており、格闘技の達人で格闘訓練の教官も務めるなど自衛官としてもとても優秀な方だったという事です。
もう1人の被害者である八代航佑さんは岐阜県の出身で、周囲からの評判もとてもよく、真面目で仕事をまっとうする自衛官の鑑のような人物だったそうです。自衛官候補生らの事も「すごくかわいい良い子ばかり」とよく褒められていたそうで、同僚達からもその人柄が信頼されていたとの事でした。
また、被害者のうち重傷を負ったのは原悠介3等陸曹(25歳)との事です。この方は太ももを撃たれ全治3ヶ月と診断されていますが命に別状はないようです。
岐阜自衛隊銃乱射事件事件の犯人は当時18歳の自衛官候補生の男
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岐阜自衛隊銃乱射事件の犯人は「犯行当時18歳の自衛官候補生の男」です。
犯行当時18歳という事で、起訴前の段階では犯人の名前は公表されていません。(唯一、週刊新潮が名前公開に踏み切っている。後述)
岐阜自衛隊銃乱射事件の犯人の名前・渡邉直杜を週刊新潮が公表
岐阜県自衛隊銃乱射事件の犯人は事件当時20歳以下という事で、報道では18歳の自衛官候補生とのみ報じられ名前は伏せられています。
しかし唯一、2023年6月22日発売の「週刊新潮」(2023年6月29日号)のみが犯人の名前である渡邉直杜(わたなべ なおと)を公開しています。
岐阜市の陸上自衛隊射撃場で男性隊員3人が撃たれた小銃発射事件で、「週刊新潮」(22日発売)が、自衛官候補生の男(18)=殺人容疑で送検=の入隊までの経歴などを特集した記事で、男の実名や顔写真を掲載したことが21日、分かった。
2022年4月に施行された改正少年法により18と19歳は「特定少年」とされ、起訴されると名前や顔写真などの報道が可能となりますが、この岐阜自衛隊銃乱射事件の犯人は2023年6月25日の現在の時点では起訴はされていないため違法となります。そのため、日本弁護士連合会からは抗議の声明が発表されています。
岐阜自衛隊銃乱射事件の犯人の経歴① 複雑な生い立ち
岐阜自衛隊銃乱射事件の犯人の事件を起こすまでの経歴についても見ていきます。
岐阜自衛隊銃乱射事件の犯人は、岐阜県岐阜市の出身で当時の実家は岐阜市中央卸売市場に近い家賃3万円のアパートでした。(現在は取り壊されている)
犯人は両親と6人きょうだい(犯人は上から3番目の子供で次男)の大家族で育ち、保育園の頃に2歳上の兄と岐阜県瑞穂市の児童養護施設に預けられています。
当時の実家のアパートの大家によると、最後の方は家賃も支払わず、家財道具もほったらかしのまま挨拶もなく出ていったという事で当時から犯人の家族は貧困状態にあり、育てる経済力がないため小さな子供達が児童養護施設に預けられたようです。
その後、小学校3年生の時に犯人は施設から安八郡の貸家へと移っていた実家に戻ってきています。
岐阜自衛隊銃乱射事件の犯人の経歴② 小学校は遅刻欠席気味で中学はすぐに不登校
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小学校3年生の時に実家に戻った犯人でしたが、小学校時代はやんちゃで活発な性格で、屋根や木に登ったり、蜂の巣をつついたりと外で遊びまわっていたようです。
また、当時の同級生によると小学5年生の頃から「かっこいい」と言って自衛隊に憧れを抱いており銃器にも興味を示していたようです。
小学校時代の犯人は運動神経は抜群で、走るのが早くサッカーが得意で運動会や体育の授業では目立っていたそうです。一方で勉強は得意ではなく、遅刻や欠席気味で、先生の言う事も聞かず反抗的で手を焼かせる一面もあったという事です。
ただ、仲の良い友人に対しては明るくいい奴という印象を持たれており、友人がからかわれていると庇うような友人思いの一面もあったそうです。
また、小学校時代には「伝統遊びクラブ」というコマ遊びなどをするクラブに入っていたとの事です。
なお、犯人の通っていた小学校は「安八町立名森小学校」でほぼ間違いないようです。(一部の週刊誌が公開した小学校時代の制服姿から特定)
その後、中学に進学した犯人ですが、美術部に入るも、活発な性格が突然変わって周囲から距離を置くようになり、1〜2ヶ月ですぐに不登校になったようです。
Aくんは中学に入学してすぐに不登校になったんですよ。入学して1〜2ヵ月で来なくなったみたいです
引用:〈岐阜自衛官候補生・18歳写真入手〉6人きょうだいで育ち、幼少期に施設に預けられ、中学は不登校…「大人を信用しなかった」銃乱射少年Aの“複雑”な生い立ち
また、詳細な理由は不明ながら犯人は中学進学と同時に特別支援学級に入っているようです。
犯人が進学した中学は「安八町立登龍中学校」だと見られています。
中学時代の犯人については、キレやすい性格の問題児だったとの証言も出ており、何らかの発達障害や精神面での問題点を抱えていた可能性が考えられます。
容疑者の男を知る人によれば、男は「中学時代からキレやすい問題児だった。特別支援学級にいたはず」という証言もある。
引用:《自衛隊・小銃乱射2名死亡》「キレやすい問題児だった…」執拗に発砲を続けた18歳容疑者“狂気”の瞬間 現役自衛官は「弾をそんなところで配っちゃマズい」
そして、犯人は中学2年生の時に中学を転校し、地元の公立中学の分教室がある岐阜県関市の児童心理療育施設へと入所しています。こちらの施設は、家庭環境に問題があるなどの理由で社会生活への適応が困難な児童を入所させる施設との事です。
岐阜自衛隊銃乱射事件の犯人の経歴③ 高校時代は里親に預けられていた
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中学を卒業(児童心理療育施設を出所)した犯人は、岐阜県羽島市内の県立高校へと進学しています。しかし、実家には戻らずに複数の里親の元に転々と預けられています。
犯人の通っていた高校は「岐阜県立羽島高校」と言われていますが確定情報ではありません。
高校時代の犯人は、小・中・高と一緒だったという親友の証言によると、ドラッグストア倉庫やラーメン店、洋服関係の倉庫などでアルバイトをし、アルバイトで稼いだお金は趣味のロードバイクや漫画やゲームなどに使っていたそうです。また高校では放送部に所属し、3年の時には部長も務めていたそうです。
犯人はこの高校時代に本格的に自衛隊に入隊しようと考えるようになり、友人には、「寮生活をしてみたい」、「実家を出て自立したい」とその理由を語っていたそうです。
この友人は犯人に誘われて高校2年生か3年生の時に岐阜の自衛隊の見学会に一緒に行ったそうで、犯人は高校3年生から自衛隊入隊試験の勉強を熱心にはじめており、自衛隊入隊へのモチベーションは高かった事なども証言しています。
そして、犯人は高校卒業後の2023年4月に念願だった自衛隊に入隊しますが、入隊からわずか2ヶ月後の6月14日に岐阜自衛隊銃乱射事件を引き起こす事になります。
岐阜自衛隊銃乱射事件の犯人の卒アル画像
岐阜自衛隊銃乱射事件の犯人の小学校と高校の卒アル画像が一部週刊誌などにより公開されています。
岐阜自衛隊銃乱射事件犯人の小学校の卒アル画像
岐阜自衛隊銃乱射事件犯人の高校の卒アル画像
岐阜自衛隊銃乱射事件の犯人の実家は岐阜県安八郡安八町の貸家
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岐阜自衛隊銃乱射事件の犯人の実家は岐阜県安八郡安八町にある貸家です。
現在も一家が居を構える安八(あんぱち)郡の貸家
引用:「普通の子やけえ…」自衛隊銃乱射、容疑者の父が語った胸の内 複雑な家庭環境と、友人に語っていた「海外で銃を撃ちたい」
犯人の実家は老朽化してボロボロになっており、庭には雑草が生い茂り家財道具が捨てられて放置されるなどして、近隣から汚すぎるとクレームが出た事もあったようです。
A容疑者の実家は壁などの塗装がところどころ剥げているなど、手入れが行き届かずに老朽化が激しいように見える。雑草が伸び放題の庭には、壊れたイスなどが放置してあり、飼っているのか居ついたのか判然としない猫が数匹寝そべっていた。
引用:〈岐阜自衛官候補生・18歳写真入手〉6人きょうだいで育ち、幼少期に施設に預けられ、中学は不登校…「大人を信用しなかった」銃乱射少年Aの“複雑”な生い立ち
2023年6月19日には、捜査に当たっている陸自の警務隊が犯人の実家に家宅捜索に入っています。この時に犯人の実家の映像がニュースなどで流れていますが木造の随分と古い建物のようでした。
岐阜自衛隊銃乱射事件の犯人の家族① 父親は60代くらいのトラック運転手
岐阜自衛隊銃乱射事件の犯人の家族構成は、両親と6人きょうだいの大家族である事がわかっています。
犯人の家族のうち父親については、60代くらいで職業はトラック運転手である事が報道で明らかにされています。岐阜市内の運送業者に勤務しているという事です。
数年前までは弁当を持って歩いている姿が犯人の実家近くに住む住人によく目撃されていたようです。
この父親は事件後に取材を受けていますが、マスコミへの不信を口にしつつ「普通の子やけえ」と犯人についてコメントしています。
岐阜自衛隊銃乱射事件の犯人の家族② 母親は40代で過去にコンビニで勤務
岐阜自衛隊銃乱射事件の犯人の母親は40代で、過去にはコンビニでアルバイトをしていた事がわかっています。
また、「文春オンライン」では、犯人の母親は東南アジア出身の海外の方で、引っ越してきた当時は日本語をうまく話せなかったとの実家近隣住民からの証言を掲載していましたが後で訂正されています。
6月19日12時18分、「お母さんは東南アジアの方で、引っ越してきた当時は日本語が喋れませんでした」の記述を削除いたしました。これは事実確認の不足による誤った記述であり、お詫びして訂正いたします。
引用:《18歳容疑者“卒アル写真”入手》“陸自演習場・自動小銃発砲2名死亡”逮捕の男の人生が狂い始めた瞬間「中学に入るとすぐに来なくなり…」「友達は少なくて、モテるタイプでもなかった」
岐阜自衛隊銃乱射事件の犯人の家族③ 6人きょうだいの上から3番目
岐阜自衛隊銃乱射事件の犯人は6人きょうだいの上から3番目の次男である事がわかっています。
犯人のきょうだいは、20代後半の姉、20代前半の兄、高校生の弟、中学生の弟、末っ子の妹の5人で、子供時代はきょうだいの仲はとても良い様子で、一緒に遊んでいる姿がよく目撃されていたそうです。
Aくんは6人きょうだいの上から3番目のはず。一番上がお姉ちゃんで20代後半、あと、20代前半のお兄ちゃんと、高校生と中学生の弟がいて、一番下が妹さんだと思う。
引用:〈岐阜自衛官候補生・18歳写真入手〉6人きょうだいで育ち、幼少期に施設に預けられ、中学は不登校…「大人を信用しなかった」銃乱射少年Aの“複雑”な生い立ち
犯人の母親は16歳の時に最初の子供である長女を出産しているとの情報も報じられています。
岐阜自衛隊銃乱射事件の犯人の結婚
岐阜自衛隊銃乱射事件の犯人は結婚はしていません。恋人などもいなかったようです。
岐阜自衛隊銃乱射事件の犯人の動機は教官への恨みではなく銃と弾丸の強奪
岐阜自衛隊銃乱射事件の犯人の動機については、いう事がコロコロと変わっているようで支離滅裂な情報が錯綜しています。
当初、犯人は「教官を狙った。」、「教官に叱られた」、「人間関係がうまくいかなかった」などと供述しており、動機は被害者の1人の菊松安親1等陸曹との人間トラブルだと見られていました。
弾丸を受けた52歳の教官ら隊員3人が死傷したが、調べに対し男は「教官に叱られた」と話しているほか、死亡した25歳の隊員について「教官との間にいて邪魔になったから撃った」などと供述していることがわかった。
引用:「先生も手を焼いていた…」実家周辺の人 明らかになってきた“人柄” 自動小銃を発射し逮捕の18歳自衛隊員 【岐阜発】
男は事故ではなく故意に発砲したことを認め『菊松さんに叱られた』とその動機を供述しています。人間関係がうまくいかなかったとも話しており、これも菊松さんのことを指していると思われます。
引用:《18歳容疑者“卒アル写真”入手》“陸自演習場・自動小銃発砲2名死亡”逮捕の男の人生が狂い始めた瞬間「中学に入るとすぐに来なくなり…」「友達は少なくて、モテるタイプでもなかった」
ところが、その後の報道では、犯人は菊松安親1等陸曹の名前すら知らなかった事が判明。特定の隊員に対する恨みや不満などは何も供述していない事などもわかっています。
A容疑者は特定の隊員に恨みや不満などがあったという趣旨の供述はしておらず、菊松さんと原さんについては『弾薬置き場にいた人』と名前も認識していないようです。犯行状況から実弾を奪おうとしたのではないかと見られています。
引用:「彼女おるんか?」って聞いたら「いません」と即答…ロードバイクが大好きで… バイト先店長が語るAの変わった一面、里親は記者の問いかけに…〈岐阜・ 銃乱射の自衛官候補生A(18)〉
さらにその後の6月24日の報道では、犯人が「銃と弾を外に持ち出して、うろうろしたかった」などと動機について供述した事が判明。
殺人容疑で送検された自衛官候補生の男(18)が「銃と弾を外に持ち出して、うろうろしたかった」と供述したことが捜査関係者への取材でわかった。その後の目的については説明していないといい、岐阜県警と陸自の警務隊は動機をさらに調べる。
現在の時点での報道では、犯人の動機は銃と弾丸を奪う事だったとの見方が強まっています。
岐阜自衛隊銃乱射事件の犯人の現在
岐阜自衛隊銃乱射事件の捜査は、陸上自衛隊の中部方面警務隊と岐阜県警が合同で行っており、犯人の取り調べは岐阜県警が主に担当しているようです。
犯人の現在については、6月15日に殺人未遂から殺人の容疑に切り替えられて岐阜地検に送検されています。捜査と犯人の取り調べが続けられており、現在までに犯人が起訴されたとの報道は出ていません。
まとめ
今回は、2023年6月14日に発生した「岐阜自衛隊銃乱射事件」についてまとめてみました。
岐阜自衛隊銃乱射事件は、実弾射撃訓練が行われている最中に、当時18歳の自衛官候補生が突如として小銃を発砲。自衛官2人が死亡し1人が重傷を負った事件です。
犯人は2023年4月に自衛隊に入隊したばかりの18歳の男で、名前も週刊新潮によって明らかにされていますが、他のメディアは起訴前の段階では違法となるため実名報道は控えています。
犯人の経歴については、岐阜県の貧しい大家族の生まれで、幼少期に児童養護施設に預けられた後、小学校3年生で実家に戻るも、中学進学後には児童心理療育施設へと送られ、高校進学後は実家ではなく複数の里親に預けられています。
そして、高校卒業後に自衛隊に入隊するもわずか2ヶ月で今回の事件を起こしています。
犯人の卒アル画像なども流出しており、小学生時代や高校時代のモザイク入りの画像が確認できます。
犯人の実家については、岐阜県安八郡安八町にある貸家である事がわかっています。家族は、トラック運転手の60代くらいの父親とコンビニでアルバイトをしていた40代の母親、20代後半の姉と20代前半の兄、高校生と中学生の弟、その下の妹の5人のきょうだいがいる事わかっています。
また、犯人は結婚はしておらず恋人もいない模様です。
岐阜自衛隊銃乱射事件の動機については、当初は人間関係のトラブルなどと見られていましたが、実際の動機は銃と弾薬を奪う事だったとの見方が強まっています。
現在も岐阜自衛隊銃乱射事件の捜査と犯人の取り調べは続けられており、現時点においては起訴されたとの発表もありません。