「キミオアライブ」を連載中だった漫画家・恵口公生さんが23歳の若さで亡くなりました。
ここでは、恵口公生さんの生年月日などのプロフィール、性別や顔、死去が伝えられた経緯、病気説、自殺説のいずれも出ている死因などについてまとめました。
恵口公生(漫画キミオアライブの作者)が23歳の若さで死去
2020年8月19日に漫画家の恵口公生(えぐちこうせい)さんが23歳という若さで逝去されました。
恵口公生さんは、月刊少年マガジンで漫画「キミオアライブ」を連載中でした。
恵口公生さんの死去は8月29日、「キミオアライブ」の公式Twitterから発表されました。8月17日に緊急入院されその2日後の19日に死去されたという事です。このツイートでは死因などは発表されていません。
漫画家 恵口公生先生が令和2年8月17日に緊急入院され、その2日後に逝去されました。先生のあまりにも早すぎる訃報に接し、深い悲しみを禁じえません。心よりご冥福をお祈りいたします。
— 【公式】恵口公生「キミオアライブ」 (@eguchi_tantou) August 29, 2020
読者の皆様には、これまでのご愛顧に深く感謝を申し上げると共に、謹んでご逝去のご報告を申し上げます。 pic.twitter.com/IDF6bysA4E
恵口公生の生年月日などプロフィール
恵口公生(えぐちこうせい)さんのプロフィールについて見ていきます。
と言っても、恵口公生さんは詳細なプロフィールは特に公開されておらずほとんど不明です。
出身地や詳しい経歴なども不明ですが、漫画家デビュー以前には「PEYO」、「磯部」などの名義で同人作家として活動しており、美麗なイラストと作品への愛が伝わってくる表現でファンからの支持を得ていました。
漫画家としてのデビュー作は「PEYO」の名義で描いた「ボーイミーツマリア」というBL作品でプランタン出版から2018年に単行本を発表しています。
その後、2019年に月刊少年マガジンで初連載「キミオアライブ」をスタートさせ本格的に漫画家としてデビューを果たしました。
恵口公生の生年月日は1997年7月28日
ネット上の断片的な情報をつなぎ合わせると、恵口公生さんの生年月日は「1997年7月28日」で間違い無いと思われます。
プロデビュー以前に恵口公生さんが作品を投稿されていたイラスト投稿型SNS「pixiv」のプロフィールで誕生日が7月28日である事が明かされています。2020年8月の時点の年齢が23歳と発表されているため、生年月日は1997年7月28日という事になります。
恵口公生は顔は非公開
恵口公生さんは詳細なプロフィールはほとんど非公開なので、当然ながら顔写真なども公開していません。
恵口公生の性別は女性
恵口公生さんは性別も非公開ですが、以前からイラスト投稿型SNS「pixiv」や同人作家として「磯部」、「PEYO」などの名義で活動されており、以前から知っている人の間では、恵口公生さんの性別が女性である事はよく知られています。
恵口公生の死因は病気?自殺?
恵口公生さんの死因ですが、発表されていないため病気説も自殺説も出ています。
恵口公生さんはキミオアライブについて「難病を乗り越える中でやりたい事が溢れて爆発した高校生の話」と紹介しています。
難病を乗り越えるなかで、やりたいことが溢れて爆発した高校生の話 1/14 pic.twitter.com/uYt1nTHWVD
— 恵口公生@キミオアライブ/PEYO@ボーイミーツマリア (@igo_eguchi) April 24, 2020
「キミオアライブ」の主人公は「キミオ」という名前ですが、ペンネーム「恵口公生」の「公生」は「キミオ」とも読めます。この事から、恵口公生さんはこの作品の主人公に自分を重ねていたのでは無いでしょうか?
ネット上では恵口公生さんが「元々心臓に持病があった」との情報もあり、その病気と向き合いながら生きてやりたい事をやろうとの強い想いを持っていたのではないかと想像されます。
ペンネームに「生」という字を含めている事からも、生きる事に対する強い気持ちが感じられます。この事から自殺ではなく、何らかの病気が死因になった可能性が高いのではないかと思います。
実は、恵口公生さんは亡くなる約3ヶ月前の5月20日に編集部から新型コロナウイルスの影響で単行本1巻の売り上げが悪く、3巻分の話数で打ち切りになる事を伝えられた事を、5月30日に告白マンガとして公開しています。
この後、恵口公生さんは少しでも単行本の売り上げを伸ばそうと、Twitterなどを利用したプロモーションをかなり頑張られていました。
結果、7月の時点で単行本の売上が書店で約3.5倍、アマゾンでは約5倍、電子書籍売上が約6倍になるなど急増。懸命な努力が身を結びつつありました。
そして、恵口公生さんはそのひと月後になんらかの理由で突然この世を去ったという事になります。
この経緯から、一部では、新型コロナウイルスの影響で単行本が売れずに打ち切りになるという理不尽な状況に絶望して命を絶ったのでは?との見方や、自らを反映して全身全霊をかけて描いた作品が売れず、自分自身が否定された気持ちになってしまったのでは?との見方もあるようです。
ただ、これほど希望に満ちた作品を描く作家が、自ら命を絶ったという事は無いと信じたいです。
そのほかにも、打ち切りの危機をなんとか回避しようと持病を抱えた身体で無理をし過ぎたのではないか?という声も上がっています。
少なくとも恵口公生さんが、とても真面目な方で、作品に全身全霊をかけて向き合っていた事には異論はないかと思います。そうした人物だったからこそ、自殺説や過労による病死が死因とする説が出ているのでしょう。
まとめ
今回は、2020年8月に23歳の若さで突然の死去が報じられた漫画家・恵口公生さんについてまとめて見ました。
恵口公生さんは2019年から「月刊少年マガジン」にて「キミオアライブ」という漫画の連載をスタートし、本格的に漫画家デビューを果たしたばかりでした。
プロフィールはほとんど公表されていませんが、生年月日は1997年7月28日で、性別は女性である事などがわかっています。
恵口公生さんの死因は発表されておらず、連載打ち切りを編集部に伝えられ絶望して自ら命を絶ったのではないか?という見方や、なんらかの持病を抱えていたのに頑張り過ぎてしまったのではないか?とする見方などが出ています。
何れにしても、素晴らしい才能を持つ漫画家が23歳という若さでこの世を去った事がとても悲しいです。
今はただ恵口公生さんの冥福を祈りましょう。