ダウンタウンととんねるずは、双方ともに大御所芸能人です。2014年3月末に「笑っていいとも」最終回で共演した時には大きな話題になりました。
この記事では、ダウンタウンととんねるずの不仲説の真相をまとめています。
ダウンタウンについて
ダウンタウン
所属事務所:よしもとクリエイティブ・エージェンシー
コンビ結成年:1982年〜
ダウンタウンはよしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属するお笑いコンビです。
松本人志さんがボケ担当で、浜田雅功さんがツッコミ担当。
ボケ担当:松本人志
出身地:兵庫県尼崎市
ツッコミ担当:浜田雅功
出身地:兵庫県尼崎市
生年月日:1963年5月11日
血液型:A型
身長:165cm
配偶者:小川菜摘
松本人志さんと浜田雅功さんの出会いは尼崎市立潮小学校時代で、高校卒業後にコンビ結成し、吉本興業に所属して活動していくようになりました。
結成当初は関西エリアを中心に知名度を高めましたが、1988年から放送が始まった「夢で逢えたら」をきっかけに全国的にも人気者となり、東京進出。当時、ダウンタウンは、とんねるず、ウッチャンナンチャンとともに「お笑い第三世代」を牽引した存在として知られていて、後の多くの後輩芸人に影響を与えたとも言われています。
とんねるずについて
とんねるず
所属事務所:アライバル
コンビ結成年:1980年〜
とんねるずは、ゲイダッシュがマネージメントを務めるアライバルという芸能事務所に所属しています。メンバーは木梨憲武さんと石橋貴明さんで、ボケ・ツッコミという担当の区別はありません。
石橋貴明
出身地:東京都板橋区
生年月日:1961年10月22日
血液型:A型
身長:182cm
配偶者:鈴木保奈美(1998年〜)
(前妻は元モデル(1988年〜1998年))
木梨憲武
出身地:東京都世田谷区
生年月日:1962年3月9日
血液型:O型
身長:177cm
配偶者:安田成美
石橋貴明さんと木梨憲武さんの出会いは帝京高等学校時代で、いずれもその当時から素人参加番組に出演するなどしていたようです。二人揃ってコンビとして出演したのは、高校卒業記念に「ドバドバ大爆弾」という番組において。
二人は高校卒業後一度就職していますが、「お笑いスター誕生」に出演したのをきっかけに退社。プロのコンビとして活動していくようになり、1982年の「お笑いスター誕生」ではついにグランプリを獲得、その後「オールナイトフジ」や「夕やけニャンニャン」などの人気番組に出演しスターダムへとのし上がります。
1990年代以降は人気冠番組を複数持つようになるなど、安定の人気を誇るコンビです。
ダウンタウンととんねるずの不仲説について
ダウンタウン・とんねるずというと、どちらも超大物芸能人というイメージがありますが、そんな二組の間には不仲説が以前から言われていました。
ダウンタウンととんねるずの不仲説の発端は、番組共演がほとんどないことから。
結成34年のダウンタウンと結成36年のとんねるずは、30年以上のキャリアの中で共演がほとんどない。そのせいで一部で不仲説がささやかれていた
そのため、この二組のコンビ間には”共演NG”説があるなど、仲が良くないと思われていました。
大御所たちの奇跡的共演とも言われた2014年3月末の「笑っていいとも」最終回でも、とんねるずとダウンタウンが共演こそ果たしたものの、その裏話として裏方スタッフが双方の扱いにとても気遣っていたと言います。
出典:i.ytimg.com
『笑っていいとも!』(フジテレビ系)で、ダウンタウンととんねるずが共演した話に触れると、出川は「奇跡の共演だけれども、でもあれも時間が短いっちゅうの!」と、不満を述べた。松本はそんな出川に対し、共演したときに周囲のスタッフから気を遣われていたことは知らなかった、とコメント。
「楽屋も、相当離していたり、廊下ですら、すれ違わないようにしてたんですもんね、スタッフが」と、いざ収録にいってみて驚いたと語った。
ダウンタウンととんねるずの不仲説の真相
コンビ結成から互いに30年以上も経つのに共演がほぼなく、裏方のスタッフにも気を使わせるというダウンタウンととんねるずの不仲……なかなか周囲も大変そうです。
2014年3月「笑っていいとも」最終回の共演では、ついに本人たちが不仲説について言及している場面がありました。
松本人志(50)が「早くやらないと、われわれも、とんねるずが来たら、ネットが荒れるから」と以前からささやかれる“不仲説”をネタに爆笑を誘った。
その後、同50分、とんねるずが“乱入”。松本は「ネットが荒れるから、ダメやって」。浜田も「今、出ちゃダメ」と“注意”。石橋貴明(52)は「(時間がなくなり、出番が)終わっちゃうじゃん、だって」と返した。
石橋は「順番抜かしじゃないんだよ。松本がネットで荒れるって言うから。そしたらオレはネットで見たら、キーマンは石橋貴明だって。だからオレは太田に言ったの。『太田、一緒に(ステージに)上がろう』って」と内幕を暴露。
不仲説がささやかれてきたダウンタウンととんねるずの共演は視聴者も胸熱でしたが、思ったほど険悪なムードはなく、むしろネタ的な扱いにも見えます。
一体どういうことなのでしょうか?
二組のコンビは「笑っていいとも」最終回で共演以降、たびたび不仲説について言及している姿が見られています。その真相は不仲というよりも、まったく違う意味合いから、共演が今までなかっただけと取れそうなものでした。
ダウンタウン側からみた不仲説の真相とは?
プライベードでは普通に石橋さんと会話をするという浜田雅功さんは、長らく共演がなかったため周囲が不仲と見ていただけと解釈しています。
浜田も「共演していないから、余計思ってるんちゃう?」と、周囲が勝手に不仲と思い込んでいると説明。浜田は自分の子どもと石橋の子どもが、同じ学校に通っていたこともあり、「石橋さんとは、学校でも会うてたのよ。しょっちゅう」「普通のときは、全然しゃべってるよ。ただ表で一緒に共演してないから、なんかこう、あそこNGちゃうんか? って思われてるだけで」とあらためて周囲の思い違いであると主張した。
とんねるず側からみた不仲説の真相とは?
とんねるずの石橋貴明さんも、ダウンタウンとの不仲説を否定しつつも、やはり周囲がそういう雰囲気だったと言及しています。
矢作兼は、とんねるず・石橋貴明から聞いた不仲説の真相について打ち明ける。過去に一度だけ「とんねるずってダウンタウンと仲悪いんですか?」とストレートに聞いたところ、石橋の返答は「全然仲悪くないんだよ」。自分達からするとダウンタウンは後輩だが、周りから「会わせてはいけない」と遠ざけられていることを語ったそうだ。
松本人志さんは、とんねるず二人の名前を呼ばない理由について話しています。
松本人志さんがとんねるずの個人名を呼ばない理由については、お互いの関係性がわからなくて、どのように対処すべきか考えあぐねているようです。
松本は「とんねるず」というコンビ名を発するものの、「石橋」「木梨」の個人名を出して呼ぶことはしていない。7月29日放送の「ダウンタウンなう」で、松本は「好きとか嫌いよりも我々年齢も芸歴も下やから」と説明。ダウンタウンにとっては先輩だが、名前を呼ぶということには関係のないこと。これに対して松本は、「なんて呼んでいいか、わからない」と語っている。
ダウンタウンととんねるずは不仲ではないけれど諸事情あり?
不仲説がささやかれていたダウンタウンととんねるずですが、その真相は本人たちの口からも出ている通り、周りが過剰に反応していただけとも取れそうです。
ただ、いくつか気になる諸事情があったことも確かです。
浜田雅功さんと木梨憲武さんは、小川菜摘さんを取り合っていた?!
浜田雅功さん・小川菜摘さん夫婦。
1989年にご結婚されています。
なんだかんだお似合いなご夫婦ですが、実は奥さんの小川菜摘さんがかつてとんねるずの木梨憲武さんと付き合っていたという噂から、”共演NG説”や”不仲説”があったと言います。
一部では妻の小川菜摘さんが木梨さんと交際していたと報じられたことから、2人の間にシコリがありましたが、浜田さんも木梨さんもいい大人ですからね。率先して絡もうとはしなくても、面と向かい合えば普通に対応すると思いますよ。
木梨憲武さんは1994年に安田成美さんと結婚していますので、小川菜摘さんと交際していたのは浜田さん達が結婚した1989年以前と考えると、それこそ30年近く前の話になります。
若かった頃は、もしかしたらそれで不仲だったことや共演NGだったというのも考えられるかもしれませんね。
不仲ではないけれどライバルだった
最近では、バラエティ番組でダウンタウンが「不仲ではない」といったコメントを出していますが、実際には何もなかったという訳ではなさそうです。
それは、以前「ワイドナショー」で松本人志さんが言及しています。
さらに石橋や太田らお笑い芸人との不仲説の真相について聞かれた松本は、「いろいろあるんですよ、あったんでしょう」と認めつつ、「我々、20~30代の血気盛んな頃に、今のお笑い界と違ったのよ。本当に『やるか、やられるか』みたいなところでやってたので、真剣持ってやってたみたいな時代だった。僕らにとってはそれしかなかった。僕らも人から言われたこともあったし、人を傷付けたこともあったし、そんな時代だった」と当時を振り返った。
同じ時代に、それぞれ大きな旋風を巻き起こした”ダウンタウン”と”とんねるず”。いわば、ライバル的な関係にあったのかもしれませんね。その度合いはわかりませんが、とんねるず側とダウンタウン側のライバル関係には、周囲も自然と共演NGの雰囲気となり、それが長く続いてしまったという見方もできそうです。
現在はそれぞれ盤石の地位を築き、年齢を経て丸くなっていますが、過去のそういったライバル関係について不仲であるというのも少し違う気がしますね。
そもそもジャンルが違う”ダウンタウン”と”とんねるず”
ダウンタウンととんねるずは、ジャンルの違いもあり、それも共演がなかった理由の一つとして考えられるかもしれません。
浜田はまた、「向こうはテレビのタレントさんじゃない? われわれは芸人ということで出てきたけど。漫才をやりはるわけではないし」ととんねるずとの違いに言及。松本も「俺もジャンルがちょっと違うなとは…」と同調した。
やはりテレビに出るタレント同士には相乗効果をのぞめる関係性が望ましいですし、そういった意味でも共演が遠ざかっていたのかもしれません。どちらかがいるだけで、十分番組が成り立ってしまうタレント性がありますので。
「笑っていいとも」最終回のようにタモリさんという大きな主軸があって、一種のお祭り的な要素がある場合には、派手やかで良いかもしれません。しかし、そういった特例以外に共演している姿は想像しづらいですし、なんだかもっていないなとも感じてしまいますね。
まとめ
とんねるずとダウンタウンの不仲説の出処は、周囲の配慮で共演がなかったというのが有力そうです。
ただ「笑っていいとも」最終回のように、ダウンタウン・とんねるずなどの大御所たちの共演をもう一度見たい!という声が多く聞かれています。
本当にこれは奇跡だべ✨
— まこと (@woznq) 2016年8月20日
ダウンタウンのお2人ととんねるずお2人の目が合ってるんだよ!!!!
最近松本さんとかよくテレビでとんねるずについて話してるからそろそろ共演があるんじゃないかって勝手にハラハラしてる今日この頃←///// pic.twitter.com/H2aeYytCLt
仮にスマスマ終わるとしてもいいとものとき見たく、関わった芸能人全員集合みたいに最後はお祭り騒ぎで終わってほしい。で、欲を言えばまたダウンタウン、とんねるず、ウッチャンナンチャン、爆笑問題が同じ画面に集うところを観たいんだ。
— かんそう (@ikdhkr124) 2016年8月16日
とんねるずとダウンタウンの共演にふさわしい舞台を用意するのもなかなか難しそうですが、是非とも再共演した姿も見てみたいですね。