日馬富士による暴行事件の被害者となった貴ノ岩。しかし、事件のきっかけを作ったのが貴ノ岩の性格や態度の悪さと噂されています。
貴ノ岩の父親・母親・兄など家族情報、そして暴行事件での怪我の真相など、生い立ちから現在までをまとめたのでご紹介します。
この記事の目次
貴ノ岩のプロフィール
暴行事件の被害者となった貴ノ岩
四股名:貴ノ岩 義司(たかのいわよしのり)
本名:アディヤギーン・バーサンドルジ
愛称:バスカ
生年月日:1990年2月26日
出身:モンゴル・ウランバートル市
身長:181cm
体重:148kg
BMI:45.18
所属部屋:貴乃花部屋
貴ノ岩の生い立ちが壮絶!家族情報まとめ
・末っ子
・16までに両親と死別
・姉が幼い頃に誘拐されて今も行方不明
・一番上の兄貴は貴ノ岩を日本に送り出すために身を売った(10年年季の国境警備兵)
・貴乃花が兄弟の親代わり
・次兄は貴乃花の援助で大学に行って教師になった
貴ノ岩さんはモンゴル国ウランバートル市の出身です。
貴ノ岩さんの生い立ちは不幸で、8歳で母・アルタンゲレルさんを心臓病で亡くしています(享年46歳)。
また、16歳の時に来日してから3カ月後に父・アディアさんを肝臓癌で失うという不幸がありました(享年64歳)。
貴ノ岩さんは5人兄弟の末っ子で、上には兄が3人、姉が1人います。
貴ノ岩さんは現在は結婚しておらず独身のようです。報道によると、現在は彼女がいることのことなので今後に注目が集まりますね。
貴ノ岩の経歴
貴ノ岩さんは、鳥取城北高校の監督がモンゴルで行った選抜テストに合格し、16歳で日本に相撲留学しています。
当時の鳥取城北高校は毎年、貴乃花部屋で合宿をしていたため、この頃から貴乃花部屋とは縁があったと言えます。
2008年11月、少年時代に憧れだった貴乃花が師匠の貴乃花部屋へ入門しており、日本の相撲界で活躍して、現在に至ります。
貴ノ岩が日馬富士から暴行を受ける事件発生!怪我が酷い?
暴行事件の被害者となった日馬富士
名前:日馬富士公平(はるまふじ こうへい)
本名:ダワーニャミーン・ビャンバドルジ
出身地:モンゴル国ウランバートル市
生年月日:1984年4月14日
身長:186cm
学歴:法政大学大学院政策創造研究科在学中
初土俵:2001年1月場所
所属部屋:伊勢ヶ濱部屋
最高位:横綱
2017年10月25-26日:暴行事件発生
2017年10月26-28日:初診で骨折の記載の無い診断書1
2017年10月29日:貴乃花親方が被害届け提出(診断書1提出)
2017年11月2日:警察からの連絡で相撲協会が暴行を把握
2017年11月3日:伊勢ケ浜親方と貴乃花親方に協会から電話で事情聴くが「分からない」
2017年11月5-9日:検査入院 9日付けで骨折の記載がある診断書2作成 *ここでは精密検査を行った
2017年11月13日:休場届提出(診断書2提出)
2017年11月14日:暴行報道
2017年10月25日の夜に日馬富士さんによる貴ノ岩さんへの暴行事件が発生しました。
詳細は後ほどご紹介しますが、日馬富士さんから暴行を受けた貴ノ岩さんは重症を負ったと当初は報道されています。貴ノ岩さんが所属する貴乃花部屋が相撲協会に送った診断書の内容が以下となります。
貴乃花親方が貴ノ岩の診断書を相撲協会に提出したのは9日付。それが「(1)脳震とう(2)左前頭部裂傷(3)右外耳炎(4)右中頭蓋底骨折、髄液漏の疑い」と記載されたものだ。
しかし、診断書を作成した医師のインタビューでは重症ではないとの証言があります。貴ノ岩さんが所属する貴乃花部屋が相撲協会に送った診断書の内容と、診断書を作成した医師の内容が全く異なっています。
協会の危機管理委員会(鏡山部長=元関脇多賀竜)が、貴ノ岩の診断書を作成した福岡市内の病院の医師に診断の根拠などを聞き取り調査。同委員会が発表した文書によると、重傷の起因とされる「頭蓋底骨折」と「髄液漏れ」についてはともに「疑い」で、実際に髄液が漏れた事実はなく、今後実際に生じる可能性は「極めて稀(まれ)」とされた。
「全治2週間」とされた診断結果も、鳥取市内の飲食店で事件が発生した10月26日から11月8日までの期間をさしていたことが判明。医師からは、5日から同病院へ入院した貴ノ岩が9日に退院した時点で「状態が安定しており、相撲を取ることを含め仕事に支障はないと判断したので、退院とした。貴ノ岩の病状に現状は問題がないという認識」との説明があったという。
さらに「病院としても重傷であるように報道されていることに驚いている」と加えられた。
情報が錯綜していましたが、貴ノ岩さんは後に頭部の怪我の写真を公開したことにより、貴乃花親方が提出した診断書の内容に近い怪我であった可能性が高まっています。
貴ノ岩の頭部の怪我が酷い
しかし、暴行事件のきっかけを作ったのは貴ノ岩さんとも言われているので以下でご紹介しましょう。
貴ノ岩の性格・態度がヤバイ?暴行事件のきっかけを自ら作っていた?
出典:http://livedoor.4.blogimg.jp/
貴ノ岩の性格・態度がヤバイ?①暴行事件のきっかけとなった言動
鳥取で起きた日馬富士さんの暴行問題は、その約1カ月前に起きた東京・墨田区の錦糸町での貴ノ岩さんのトラブルが根底にありました。
直前に、貴ノ岩さんは白鵬さんに相撲で勝利しており、勢い付いて以下の発言が飛び出たようです。
9月下旬の錦糸町のバーで、酒に酔った貴ノ岩はモンゴル出身の若い衆を説教していた。声を荒らげるなどヒートアップしたため、同席していたモンゴル出身の元幕内力士、元十両力士(いずれも現在は引退)らが「ほかにお客さんもいる。力士が大声出したら怖がられるからやめなさい」などとなだめようとした。しかし、貴ノ岩はおさまらず、モンゴルから来日した白鵬の友人もいる中「俺は白鵬に勝った」「あなたたちの時代は終わった」「これからは俺たちの時代」などと言い、口論になった。
この話が白鵬さんにも伝わり、後に起こった暴行事件のきっかけとなったようです。
貴ノ岩の性格・態度がヤバイ?②暴行事件の当日の行動
迎えた10月25日の夜、ちゃんこ店での1次会を終えた力士ら一行は、2次会に向かいました。
そして、白鵬さんは9月の錦糸町での出来事を口にし、貴ノ岩さんの態度を叱り、先輩力士への口の利き方などをあらためるように言い聞かせたと言います。
しかし、貴ノ岩さんは話の最中にテーブルの下でスマートフォンを操作。これを見た日馬富士さんが「お前、大横綱が話してる時に何してんだ」と頭をたたいたが、反抗的な態度をとったため、さらなる暴行につながったといいます。
協会関係者によれば、日馬富士はこの日の聴取でも暴行は認めたが、ビール瓶で殴ったことは否定。
白鵬が説教している時に、貴ノ岩がスマートフォンでメールをいじり始め、「誰とだ?」と聞くと 「彼女です」と答えたところでキレた。カラオケのリモコンや素手で頭などを数発たたいたという。
貴ノ岩の性格・態度がヤバイ?③暴行事件後の行動
暴行事件後、酔いが冷めた日馬富士さんは貴ノ岩さんに謝罪をしました。
両者は表面上、和解したと言いますが、その後の貴ノ岩さんの行動で周囲に火が付いたようです。
白鵬によると、酔いのさめた日馬富士は冷静になり、貴ノ岩に謝罪。両者は表面上、和解したという。
だが、それで事態が収束するはずもなかった。前出の関係者が説明する。
「怒りが収まらない貴ノ岩はモンゴルの兄や友人に文句を言い、やがて朝青龍(元横綱)と旭鷲山(元小結)の知るところとなった。2人は以前から仲が悪く、朝青龍が日馬富士を擁護、旭鷲山は貴ノ岩を支援する側に分かれたことも情報が混乱している原因です。その後、和解が図られたものの、両グループの対立もあってしこりが残り、やがて貴ノ岩の師匠である貴乃花親方や他の親方らの耳にも入ったようだ」
貴ノ岩の性格・態度がヤバイ?④同じモンゴル人力士を殴打
貴ノ岩さんが、今年の夏巡業中に同じモンゴル人力士を殴打していたことが判明しています。
関係者によると、日馬富士は貴ノ岩の乱暴なふるまいに立腹しており、10月25日に鳥取市内で暴行に及んだ要因の一つになっているという。
被害者である貴ノ岩も暴力を振るっていた。関係者によると事件が起きたのは夏巡業中で、殴られたのは別の部屋の幕下以下の力士。宿舎の風呂場の湯が出なかったため、貴ノ岩は確認を命じたが、報告が十分に伝わらずに激高。顔面を数発殴り、膝蹴りしたという。この場面を多くの力士が目撃していたという。
家族や関係者が語る貴ノ岩の性格は全く違う?
貴ノ岩さんの兄・アディヤさんが語る貴ノ岩さんの性格が以下になります。
アディヤさんは貴ノ岩の性格を「おとなしくて協調性があり、ケンカをしたこともない」と語り、今は弟に何をしてやれるのか、暴行被害を相撲協会かモンゴルの警察か日本の警察か、どこに届け出るかを兄弟で相談しているとも話した。
また、かつて貴ノ岩さんを指導していた監督からは「真面目な努力家」と評されています。
石浦外喜義監督によると「真面目な努力家」であったという。
これらを見ると、貴ノ岩さんは相撲に対しては真面目に取り組んでいたことがわかりますね。
事件では貴ノ岩さんの素行の悪さも報道されてしまいましたが、横綱に勝利したことによって調子に乗ってしまった部分があったのかもしれません。
貴ノ岩側が傷の写真を提出!怪我は事実で頭に10針を縫う怪我
出典:http://livedoor.blogimg.jp/
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27日にモンゴルに帰国した元小結の旭鷲山がANNの取材に対し、暴行を受けた貴ノ岩関のけがとみられる写真を公開しました。
旭鷲山によりますと、写真は関係者から送られてきたもので、貴ノ岩関とみられる人物の頭部には裂傷が見られ、医療用ホチキスが10針程、打たれている様子がうかがえます。
貴ノ岩さんの怪我は事実のようで、医療用ホチキスが10針程、打たれていることが判明しています。日馬富士さんに暴行されるきっかけを自ら作ったとはいえ、日馬富士さん側の暴行も度が過ぎている感はありますね。
貴ノ岩さんの傷の写真が公開された後、日馬富士さんは引退を発表しているので貴ノ岩さんへの暴行自体は事実のようです。
日馬富士さんは引退会見にて、暴行に至った経緯をあらためて説明しています。
暴行に至った経緯を問われると、「先輩横綱として、礼儀と礼節がなっていないと思い、直すのが先輩の義務だと思っている。しかったことが、彼(貴ノ岩)を傷つけ、世間を騒がし、ファンや協会に迷惑をかけることになった」と説明。「これからのことを思ってしかったが、行きすぎたことになった」と後悔ものぞかせた。
貴ノ岩の怪我の真相や性格・態度についてまとめ
・貴ノ岩さんは5人兄弟の末っ子で、上には兄が3人、姉が1人いる。
・貴ノ岩さんは相撲に対しては真面目に取り組んでいた努力家。しかし、プライベートでは態度が悪いこともあり、日馬富士さんに暴行されるきっかけを自ら作っていた可能性がある。
・貴ノ岩さんは頭部に医療用ホッチキス10針を縫う怪我を負っていた。貴ノ岩さんの頭部の怪我は事実で、日馬富士さんは引退を発表した。
貴ノ岩さんの生い立ちから現在までを振り返りました。
貴ノ岩さんの性格・態度は以前から問題視されており、そこを日馬富士さんが叱ったものの、度が過ぎてしまい、暴行事件が起こったというのが真相のようです。
日馬富士さんは引退を発表しましたが、貴ノ岩さんの今後にも注目が集まりますね。