「容疑者Xの献身」や「とと姉ちゃん」などに出演した俳優の佐藤仁さんが48歳という若さで亡くなりました。
この記事では佐藤仁さんの俳優としての代表作や全出演作、家族や結婚、子供、死因となった持病などについてまとめました。
この記事の目次
佐藤仁(俳優)のプロフィール
佐藤仁のプロフィール
生年月日:1974年10月30日
没年月日:2023年6月12日(没年48歳)
出身地 :愛知県
身長 :172cm
血液型 :O型
俳優の佐藤仁(さとう・ひとし)さんが48歳という若さで死去した事を、所属事務所「STRAYDOG PROMOTION」が公式サイトで発表し、その早すぎる死に悲しみの声が上がっています。
仁さん、亡くなったとか信じたくないよ。。。
— さいのすけ。 (@sai0714) July 1, 2023
仁さんとはお芝居何度もご一緒して、心優しい、目の綺麗な先輩でした。私が駆け出しの時、たくさん失敗しても笑顔でお酒を交わしてくれて🍶大好きな先輩俳優さんの一人。
ご冥福をお祈りいたします🙏#佐藤仁#ストレイドッグ https://t.co/BIAkndZ1qV
あまりに突然の訃報に信じられない気持ちでいっぱいです。
— 仁科咲姫 (@skhm_247) June 26, 2023
初めてドッグに出た10年前から沢山沢山ご一緒させてもらい沢山沢山学ばせていただきました。
仁さん。ありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします。 https://t.co/KW9SKP4viB
佐藤仁の代表作や出演作① 映画では「容疑者Xの献身」など
佐藤仁さんは2000年の初め頃から俳優として本格的に活動を開始し、映画やドラマ、舞台、テレビCMなど幅広く出演されました。
佐藤仁さんの映画の代表作や出演作は以下です。特に森岡利行監督作品に多数出演されていました。
森岡利行監督は元俳優であり、佐藤仁さんが所属する事務所「STRAYDOG PROMOTION」の前身にあたる劇団「ストレイドッグ」の主宰であり、発起人です。佐藤仁さんは「ストレイドッグ」の最古参俳優の1人で、森岡利行監督に信頼され重用されていました。
「ファンタティスポ」(2005年) トラジの友人役
「ローレライ」(2005年)
「容疑者Xの献身」(2008年)
「子猫の涙」(2008年) 先輩役
「女の子ものがたり」(2009年)
「パンツの穴」(2011年)
「忍道ーSHINOBIDOー」(2012年)
「蝉の女 愛に溺れて」(2012年)
「いびつ」(2013年)
「上京ものがたり」(2013年)
「ハダカの美奈子」(2013年)
「メイクルーム」(2014年) あやしい男優役
「メイクルーム2」(2016年) あやしい男優役
「女ヒエラルキー底辺少女」(2016年)
「夜明けまで離さない」(2018年)
「純平、考え直せ」(2018年)
佐藤仁の代表作や出演作② テレビではNHK朝ドラ「とと姉ちゃん」など
出典:https://m.media-amazon.com/
佐藤仁さんのテレビドラマの代表作や出演作は以下です。
「ケータイ刑事 銭形雷」2ndシリーズ第8話(2006年) 戸ヶ里益男役
「拝み屋横丁顛末記」第2話(2006年)
「受験の神様」(2007年) 笹山役
「外科医鳩村周五郎 血ぬられた挑戦状」(2008年)
「未来講師めぐる」(2008年)
「1ポンドの福音」(2008年)
「トリハダ4」第2話(2008年)
「ツレがうつになりまして。」第1話(2009年) リストラされる社員役
「帝王」(2009年)
「ブラッディ・マンデイ-シーズン2-」(2010年) 笹嶋浩介役
「逃亡弁護士」第1話(2010年)
「ムジカ・ピッコリーノ」(第1シリーズ)第1回、最終回(2013年)
「モザイクジャパン」第4話(2014年)
「夜の辛夷」(山本周五郎人情時代劇の第2話。2015年)
「山椒魚」(BSジャパン松本清張ミステリー時代劇の第6話。2015年)
「大山詣で」(BSジャパン松本清張ミステリー時代劇の第8話。2015年)
「とと姉ちゃん」第14週(NHK連続テレビ小説。2016年)
「D坂の殺人事件」(シリーズ・江戸川乱歩短編集・第1回。2016年)
「コールドケース2 ~真実の扉~」第8回(2018年)
「そろばん侍 風の市兵衛」第7回(2018年)
「刑事7人」(2021年)
佐藤仁の代表作や出演作③ 舞台ではストレイドッグの作品に多数出演
佐藤仁さんは所属していた劇団「ストレイドッグ」の作品を中心に舞台にも多数出演されています。舞台でも森岡利行監督が作・演出を手がけた作品に数多く出演されています。
佐藤仁さんの舞台での代表作、出演作は以下です。2016年上演の「映像都市-チネチッタ-」では主演されています。この作品が佐藤仁さんの唯一の主演作で舞台での代表作となっています。
「ボクのサンキュウ」(2007年)
「母の桜が散った夜」(2008年、2010年、2013年、2018年、2023年)
「へなちょこヴィーナス」(2009年、2011年)
「あなたには帰る家がある」(2009年、2017年)
「悲しき天使」(2009年、2010年、2012年)
「心は孤独なアトム」(2010年、2013年、2014年)
「ぼくんち」(2010年、2013年、2018年)
「ゴジラ」(2010年、2012年、2013年、2014年)
「女の子ものがたり」(2012年、2013年、2023年)
「路地裏の優しい猫」(2012年)
「純平、考え直せ」(2014年)
「暗闇のレクイエム」(2015年)
「問題のない私たち」(2015年)
「メイクルーム」(2015年、2022年)
「メイクルーム~すかんぴんアイドル~」(2015年)
「ゴジのラ」(2015年)
「月と箱舟」(2015年)
「映像都市-チネチッタ-」(2016年) 主演・クニ男役
「女ヒエラルキー底辺少女」(2016年)
「アオイの花」(2016年)
「いるかホテル」(2017年)
「蒲田行進曲」(2017年)
「海街diary」(2017年、2022年)
「八月のシャハラザード」(2017年)
「へなちょこビーナス」(2017年)
「おとうさんとわたし」(2017年)
「閨房のアライグマ」(2018年)
「夕凪の街 桜の国」(2019年)
「嫌われ松子の一生」(2019年)
「残念なアイドルはゾンビメイクがよく似合う」(2022年)
佐藤仁(俳優)の家族
佐藤仁さんの家族についてはほとんど情報がありません。
ただ、佐藤仁さんと長い付き合いである森岡利行監督が、自身のオフィシャルブログで、佐藤仁さんが亡くなられた時の状況を綴られていました。
森岡利行監督によれば、佐藤仁さんと突然連絡がつかなくなったため、脚本家志望のIさんという方と一緒に佐藤仁さんのアパートに様子を見に行き、佐藤仁さんが亡くなっているのを発見したという事です。
この時には森岡利行監督が警察と救急車を呼び対応されていますが、亡くなっているのが見つかった翌日に佐藤仁さんのお姉さんが警察署に来られたという事です。
次の日にお姉さんがやってきて、警察から事情聴取を受けた。
佐藤とお姉さんのDNA鑑定が行われて、結果が出るまで身柄は引き渡せないという。
それまで葬式は行えない。
わたしと最後に連絡をとったのが今月11日だった。
監察医は推定12日で死亡診断書を出した。
この内容から、佐藤仁さんの家族には少なくともお姉さんが1人いる事がわかります。
ただ、これ以外に佐藤仁さんの家族についての情報なく、実家が愛知県にあるという事以外はわかりません。
佐藤仁(俳優)の結婚や嫁
佐藤仁さんの結婚や嫁に関する情報もありません。
ただ、上でも書いたように、森岡利行監督が佐藤仁さんが亡くなられた時の事をオフィシャルブログで書かれていて、その内容を読むに佐藤仁さんはアパートで一人住まいをされていたと思われます。
この事から佐藤仁さんは結婚はされておらず、嫁もいなかった可能性が高いと推測されます。
佐藤仁(俳優)の子供
佐藤仁さんは結婚されておらず、嫁もいなかった可能性が高く、当然ながら子供もいない可能性が高いと思われます。
佐藤仁さんは2016年に主演した舞台「映像都市-チネチッタ-」では、嫁と子供(ミドリという娘)がいる役柄を演じられていました。
この舞台を観劇した方が、会場で佐藤仁さんが販売していたアイスクリームの収納箱に可愛い絵と「ミドリ」と書かれているのを見つけ「みどりって書いてありますね。」と話しかけたところ、佐藤仁さんは「娘の名前なんですよ」とユーモアを交えて答えてくれたのだそうです。
今日は、チームも変わり、会場内でクニ男役の佐藤仁さんがアイスクリームを
販売していたのですが、アイスを収納している箱にかわいい絵が書いてあって
「みどりって書いてありますね。」ってクニ男に話しかけたら「娘の名前なんです
よぉ~。」って完全にクニ男で返してくれて開演前からチネチの雰囲気を味わえ
ました。
佐藤仁(俳優)の死因となった持病
出典:https://image.itmedia.co.jp/
佐藤仁さんのはっきりとした死因は公表されておらず、所属事務所からは「持病により急逝」とのみ発表されています。
弊社所属の俳優・佐藤仁(享年48)が、
死因は何らかの持病という事になりますが、具体的な病名は発表されておらず不明です。
ただ、佐藤仁さんが亡くなっているのを発見した森岡利行監督は、オフィシャルブログで下のように綴られていました。
今年に入って公演ごとに痩せていく佐藤を見て、
「酒やめろ」とずっと言い続けていた。
森岡利行監督は、2023年に入ってから佐藤仁さんが痩せていくのを心配されていたようです。
ブログの内容によると、佐藤仁さんは相当なお酒好きだったそうで、佐藤仁さんの持病にはお酒の飲み過ぎが関係しているのではと感じられる内容でもありました。
お酒が原因の持病というと肝臓関係の病気が連想されますが、佐藤仁さんが具体的にどのような持病を持っていたのかは不明です。
また、森岡利行監督のブログの内容を見ると、佐藤仁さんは自宅のアパートで1人でいる時に亡くなられたようです。いわゆる不審死という事で、警察による司法解剖も行われたようで、この時に監察医により死亡推定日は2023年6月12日とされた事なども綴られています。
わたしと最後に連絡をとったのが今月11日だった。
監察医は推定12日で死亡診断書を出した。
この内容から、佐藤仁さんの正確な死因は不明ながら、突然死であった事が窺えます。
まとめ
今回は、2023年6月12日(推定)に48歳の若さで死去した俳優の佐藤仁さんについてまとめてみました。
佐藤仁さんは2000年代初め頃から俳優として活動し、舞台を中心に映画やテレビドラマにも出演されていました。代表作としては、映画では「容疑者Xの献身」、テレビドラマではNHK朝ドラ「とと姉ちゃん」、舞台では唯一の主演作である「映像都市-チネチッタ-」が挙げられます。
佐藤仁さんの家族については、実家は愛知県で姉が1人いるという以外には情報がなく詳しい事は不明です。また、結婚はされておらず嫁はいなかった可能性が高く、子供もいなかった可能性が高いです。
佐藤仁さんの具体的な死因は発表されておらず、発表では「持病により急逝」とのみ明かされています。佐藤仁さんと古い付き合いで、俳優として重用されていた森岡利行監督のオフィシャルブログによれば、佐藤仁さんは酒の飲み過ぎが関わる持病を持っており、突然死であった事が窺えます。