将来の世界王者候補と有望視されていたプロボクシング選手の坂間叶夢さんが、2024年3月17日に急死して、大きな話題になっています。
坂間叶夢さんのプロフィールや身長、家族、中学や高校、経歴・戦績と急死の発表と死因、ワクチンの噂、葬儀での不適切行為などをまとめました。
この記事の目次
坂間叶夢は自殺した有望プロボクサー
坂間叶夢(さかまかなむ)
生年月日:2003年5月3日
没年月日:2024年3月17日
出身:東京都足立区
所属:ワールドスポーツボクシングジム
活動:プロボクシング選手
坂間叶夢さんは、プロボクシング選手です。第4代日本ライトフライ級ユース王者になり、将来は世界王者を狙える逸材であると有望視されていましたが、2024年3月17日に20歳の若さで急死しました。
坂間叶夢さんは3月18日に試合が予定されていましたが、計量1日前の3月16日に体調不良を理由に試合をキャンセルしていて、3月17日に急死したため、格闘技界の減量の危険性に注目が集まりました。
また、坂間叶夢さんの父親が、坂間叶夢さんの急死は所属ジムにも責任があると訴え、坂間叶夢さんの死の原因・責任の所在が議論されています。
坂間叶夢の身長
坂間叶夢さんの身長は165cmです。
坂間叶夢さんはライトフライ級なので、体重は試合前の計量時点で、105~108ポンド (47.627~48.988kg) になります。
ライトフライ級の平均身長は158~160cm程度になります。
坂間叶夢さんの身長は165cmですから、ライトフライ級の選手の中では身長が高かったことになります。その分、同じ階級の選手よりもリーチが長いので、有利にはなりますが、減量はきつくなります。
坂間叶夢さんの身長(165cm)だと、バンダム級やスーパーバンダム級になるのが一般的です。バンダム級だと体重は52.16kg~53.52kg、スーパーバンダム級だと53.52kg~55.34kgになります。坂間叶夢さんは同じくらいの身長の選手よりも約5kg程度も多く減量しなければいけなかったことになります。
これを考えると、坂間叶夢さんは減量がかなり大変だったことは間違いないでしょう。
坂間叶夢の家族
出典:ameblo.jp
坂間叶夢さんは4人家族です。
・父親:坂間一平
・母親
・坂間叶夢
・弟:坂間楽
父親の坂間一平さんは息子の坂間叶夢さんの試合の宣伝をしたり、ジムとのやり取りをしたりなどのサポートをしていて、セコンドにもついていたことがありました。
坂間さんの父の一平さんは試合でセコンドについていた。
引用:ボクシング 日本ユース王者の坂間叶夢さんが20歳で死去 18日に防衛戦予定も発熱でキャンセル 9戦全勝8KOで将来嘱望 :中日スポーツ・東京中日スポーツ
また、5歳年下の弟の楽さんは子どもの頃に坂間叶夢さんと一緒にボクシングジムで写真を撮ったりしていましたので、弟の楽さんもボクシングをやっているかもしれません。
坂間叶夢の中学や高校
出典:metro.ed.jp
坂間叶夢さんは東京都足立区出身で、地元の小学校・中学校・高校を卒業しています。
・小学校:区立弘道第一小学校
・中学校:区立第十一中学校
・高校:都立淵江高校
坂間選手は弘道第一小、第十一中、淵江高校を卒業し、現在は竹の塚のワールドスポーツボクシングジム(WSB)に所属、足立で育ってきたホープだ。
引用:足立朝日» Blog Archive » 日本ユースライトフライ級王者 無敗の二十歳 坂間選手 足立区から世界一目指す
都立淵江高校の偏差値は43と高くありませんので、坂間叶夢さんは勉強が得意なタイプではなかったようです。
2学期の期末テストを終えたばかりで、結果は「赤点ギリギリ」と苦笑いしたが、「明日の決勝は誰よりも楽しんで最高の試合をしたい」とボクシングでは“満点”を目指すことを誓った。
引用:高校生ボクサー坂間叶夢 ボクシングは満点目指す「誰よりも楽しんで最高の試合」― スポニチ Sponichi Annex 格闘技
ただ、それは小学生の時からボクシング一筋で来ているからだと思います。
坂間叶夢さんは地元の足立区に愛着を持っていて、地元を大切にしているようで、2024年の足立区の成人式「二十歳の集い」では、はかま姿で出席しただけでなく、会場で「サプライズゲスト」としてインタビューを受けていました。
坂間叶夢の経歴・戦績
出典:jisin.jp
ボクシングを始めたきっかけ
坂間叶夢さんは幼稚園の時に空手道場に通うようになりました。その空手道場の師匠に勧められて、小学2年生の時にキックボクシングを始めます。その後、小学4年生の時に「パンチの方がいいな」という理由でボクシングに転向しました。
ボクシングに転向して2年目の小学5年生の時に、全国U-15ジュニアボクシング大会で優勝します。この全国U-15ジュニアボクシング大会は、世界王者の井上尚弥選手や井上拓真選手も出場し優勝した大会です。
この時にボクシングで大きな手ごたえをつかみます。小6・中1の時は準優勝でしたが、中学2年生の時に再び優勝し、中学3年生の時にはジュニアチャンピオンリーグを制しました。
淵江高校に入学した後は、所属ジムの「ワールドスポーツボクシングジム」に所属して、プロになることを目指し、トレーニングを積みました。
プロデビュー以降の経歴
坂間叶夢さんは17歳になると、すぐにプロテストを受けて合格します。日本のプロボクサーの新人テストは満16歳から受けることができますが、試合出場は17歳からと決められているからですね。
そして、高校3年生になった2021年5月19日にプロデビューを果たし、結果は3回TKOで勝利します。
その後、2021年東日本ライトフライ級新人王になり、同年に全日本新人王と技能賞を獲得します。
2023年にはライトフライ級日本ユース王座獲得し、2023年12月26日には有明アリーナで井上尚弥VSマーロン・タパレスの試合の前座として試合を行い勝利しました。
この井上尚弥選手の試合の前座が、坂間叶夢さんの最後の試合となっています。
前述の通り、2024年1月には足立区の成人式に参加してインタビューを受けています。その時に、「引退するまでアルコールは飲まないと決めている」と語っていました。
1月の「二十歳の集い」に羽織袴で出席。引退するまでアルコールは飲まないと決めているため、20歳になっても生活に大きな変化はないが「かっこいい大人になれたら。人にやさしくできる人がかっこいいかな」。
引用:足立朝日» Blog Archive » 日本ユースライトフライ級王者 無敗の二十歳 坂間選手 足立区から世界一目指す
坂間叶夢さんはボクシングに真摯に取り組んでいたことがわかりますね。
坂間叶夢の戦績
坂間叶夢さんのプロデビュー後の戦績をまとめました。
・2021年5月19日:勝利(VS永里翔・3RTKO)
・2021年9月28日:勝利(VS縄井愁・2RTKO)
・2021年11月3日:勝利(VS山内寛太・4RTKO)
・2021年12月19日:勝利(VS加藤幸海・2RTKO)
・2022年2月6日:勝利(VS神垣拓磨・判定)
・2022年6月7日:勝利(VS石垣芙季・2RTKO)
・2022年11月5日:勝利(VS李漢率・1RTKO)
・2023年7月25日:勝利(VS堀川龍・8RTKO)
・2023年12月26日:勝利(VSジョン・ポール・ガブニラス・5RTKO)
2021年にプロデビューしてから2023年12月26日の最後の試合をするまで合計9試合を行い、9戦全勝(8KO)無敗という素晴らしい戦績を残しています。
9戦全勝で負けなし、しかもそのうち8戦がTKO勝ちです。
<獲得タイトル>
・2021年度東日本ライトフライ級新人王
・2021年度全日本ライトフライ級新人王
・第4代日本ライトフライ級ユース王座
20歳にして、これだけの戦績を残していました。WBA世界ライトフライ級9位にもなっていましたので、将来の世界王者とも目されていた逸材でした。
坂間叶夢は結婚していない
坂間叶夢さんは結婚していません。
亡くなった時はまだ20歳でしたので、結婚は考えていなかったものと思われます。
「20歳になってもお酒は引退するまで飲まない」という考えを持ち実践していたほど、坂間叶夢さんはボクシング一筋でボクシングにすべてを掲げているような人でしたので、もし誰か交際していた人がいても、結婚までは考えていなかったのではないでしょうか。
坂間叶夢が死亡で死因は自殺…ワクチンではない
坂間叶夢さんは3月17日に急逝しました。
坂間叶夢さんが亡くなったことは、父親の坂間一平さんがSNSで報告しています。
本日坂間叶夢が永眠いたしました。
— 坂間一平 (@ippeypey) March 17, 2024
沢山の応援や沢山の愛情を注いで頂きありがとうございました。
試合間隔が短く拳の怪我や最終まで足の痛み止めを打って走れなくてもプールで調整して出場しようと最後までどんなボクサーより頑張りましたが。試合をキャンセルした自分を許せなかったんだと思います。
坂間叶夢さんの死因については、この時は発表がありませんでした。しかし、その後に父親の一平さんによって、坂間叶夢さんの死因が自殺であることが発表されたのです。
父親が自殺と公表
出典:gendai.media
3月17日に坂間叶夢さんが急逝したと公表した時には死因については触れられていませんでしたが、翌3月18日に次のようなポストをしています。
叶夢迎えにきたぞ!
— 坂間一平 (@ippeypey) March 18, 2024
叶夢は隠し事しなかった!
俺もしない!
それがファンの方に出来る事!
ありがとうございました!
叶夢一緒に家帰るぞ!#坂間叶夢 pic.twitter.com/qskqBUbE7Y
この場所は千葉県の鋸山にある「地獄のぞき」と呼ばれる断崖絶壁の場所です。
そして、4月13日に週刊現代の取材で、坂間叶夢さんは鋸山で自殺したことを公表しました。
千葉県にある鋸山の絶壁からの飛び降り自殺でした。登山口の駐車場にあった車には、3分の1ほど飲んだコーラのペットボトルが5~6本残されていた。蓋を開けた直後の一番美味しいところだけを口にしていたんです。減量中は飲めなかったコーラを最期に味わいたかったんだろうな、と……
引用:「息子はボクシングジムに殺されました」…父親が慟哭告白…「将来の世界チャンプ」と期待された若きボクサーが自ら命を絶った理由(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
3月18日のポストは坂間叶夢さんが自殺した場所だったということですね。
死因はワクチンではない
坂間叶夢さんの訃報を受けて、坂間叶夢さんの死因はワクチンではないか?と疑う人もいました。
https://twitter.com/ultimate_quake/status/1769631864195854673
ワクチン?
— ナマポプレイ (@onikinikiniki7) March 18, 2024
ボクシング 日本ユース王者の坂間叶夢さんが20歳で死去 18日に防衛戦予定も発熱でキャンセル 9戦全勝8KOで将来嘱望(中日スポーツ) https://t.co/oUIa6483Fp
しかし、前述の通り、坂間叶夢さんの死因は自殺であり、ワクチンとは無関係です。若く健康な人が急逝すると、ワクチンの副作用を疑う声が必ず上がりますが、坂間叶夢さんの死因とワクチンは一切関係がありません。
坂間叶夢の父親が責任はジムにあると告発
坂間叶夢さんの死因が自殺であると公表した父親は、坂間叶夢さんの自殺の責任はジムにあると告発しました。
坂間叶夢さんの自殺の経緯や自殺の原因などを見ていきましょう。
16日に試合をキャンセル
坂間叶夢さんは3月18日に後楽園ホールで行わるライトフライ級の試合に出場する予定でした。
しかし、その2日前の3月6日に坂間叶夢さんの体調不良を理由に試合が中止になったことを、所属していたワールドスポーツボクシングジムが発表しました。
【お詫び】
— ワールドスポーツボクシングジム (@W_S_BOXING) March 16, 2024
3月18日に予定していた坂間叶夢選手の試合は、坂間選手の体調不良により中止となりました。
対戦相手の大木彪楽選手、浜松堀内ジムの皆様に深くお詫び申し上げます。
試合に向けてご尽力頂いた放映局の皆様、観戦を楽しみにされていた後援会、ファンの皆様には大変申し訳ございません。
坂間さんはこの日に日本ユース王座の防衛戦を予定していたが、16日に発熱を理由に試合をキャンセルしていた。
引用:ボクシング 日本ユース王者の坂間叶夢さんが20歳で死去 18日に防衛戦予定も発熱でキャンセル 9戦全勝8KOで将来嘱望 :中日スポーツ・東京中日スポーツ
このジムの発表では、坂間叶夢さんが体調不良で発熱しているから試合ができないという認識になります。
発熱(体調不良)による試合のキャンセルは嘘!
出典:efight.jp
しかし、父親によると、坂間叶夢さんは発熱していませんでした。
記事にもありましたが、試合前に発熱もしてないです。
— 坂間一平 (@ippeypey) March 24, 2024
嘘をつかなきゃ試合が止まらないななら選手の命は守られない
発熱による試合のキャンセルが嘘であれば、一体なぜ試合がキャンセルになったのか?坂間叶夢さんはケガをしていて減量に苦しんでいたようなんです。
ケガをしていて減量に苦しんでいた
出典:twitter.com
坂間叶夢さんは2023年12月26日で右手をけがしていました。
12月の試合で右拳に重傷を負い、ミット打ちすら満足にできない状態だったにもかかわらずです。
引用:「息子はボクシングジムに殺されました」…父親が慟哭告白…「将来の世界チャンプ」と期待された若きボクサーが自ら命を絶った理由(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(3/4)
それなのに、3月18日に試合をすることになったのです。父親曰く、この3月18日の試合は12月の試合前から交渉が進んでいたとのこと。
右拳の状態が万全ではない中、試合の10日前の3月8日には左足を痛めました。このケガで、歩くこともままならない状態になっていたのです。
試合直前の3月8日には、左足の腱を痛めたことも発覚。足は腫れあがり、走ることはおろか、歩くことすらままなりませんでした。もちろん叶夢は、足の腫れを会長にも見せていた。それでも会長は、試合中止という判断はしてくれなかった
引用:「息子はボクシングジムに殺されました」…父親が慟哭告白…「将来の世界チャンプ」と期待された若きボクサーが自ら命を絶った理由(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(3/4)
満身創痍の状態だったけれど、ジムは試合を中止にしなかったため、坂間叶夢さんは試合に間に合わせるために厳しい減量を強いられます。
一般的にボクサーの減量は走り込みで身体の水分を抜いていくのですが、坂間叶夢さんは歩くことすらままならない状態だったため、減量が思うようにいかなかったのです。
「減量は本来、水をたくさん飲んで代謝を良くしたうえで走り込みによって行うもの。しかし叶夢は走れないので、水を飲まず食事もとらず、絶食して体重を落とすしかなかった」
引用:「息子はボクシングジムに殺されました」…父親が慟哭告白…「将来の世界チャンプ」と期待された若きボクサーが自ら命を絶った理由(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(3/4)
坂間叶夢さんは足に負担をかけないために、プールで泳いで減量を試みますが、それでもうまくいきませんでした。そうでなくても、坂間叶夢さんの減量は身長が高い分、ほかの人よりも厳しいものです。
それなのに、坂間叶夢さんは走り込みができないため、減量に苦しんだのです。父親はジムに試合中止・引退を直訴しましたが、ジム側に押し切られてしまったとのことです。
減量苦&責任感から自殺した?
遺書はありませんでしたので、坂間叶夢さんの自殺の原因はわかりません。しかし、減量苦と試合を中止にしてしまったという責任感から自殺した可能性があります。
ただ一方で、試合へのストレスや減量苦により、ボクサーの精神状態が極限まで追い込まれることは、以前から指摘されていることだ。
引用:真実が知りたい…!急死した有望ボクサー・坂間叶夢選手の父親が明かす「怒り」(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(2/4)
特に、減量がうまくいかず、坂間叶夢さんは絶食していたとのことですので、精神状態はかなり悪かったものと思われます。
最後にコーラを5~6本、3分の1ずつ飲んでいたというところに精神状態の悪さと減量苦のストレスが現れていますよね。
また、父親による坂間叶夢さんの急逝報告には、次のように書かれていました。
本日坂間叶夢が永眠いたしました。
— 坂間一平 (@ippeypey) March 17, 2024
沢山の応援や沢山の愛情を注いで頂きありがとうございました。
試合間隔が短く拳の怪我や最終まで足の痛み止めを打って走れなくてもプールで調整して出場しようと最後までどんなボクサーより頑張りましたが。試合をキャンセルした自分を許せなかったんだと思います。
「試合をキャンセルした自分を許せなかった」。プロボクサーとしてプライドを持ち、20歳になってもお酒を飲まなかった坂間叶夢さんは、いくらケガをしたからといって減量に失敗した自分を許せなかったのでしょうか。
口止め料の香典?
なぜ、ケガをしていて減量がうまくいっていないのに、ジムは試合を直前まで中止しなかったのでしょうか?これは坂間叶夢さんの父親によると、「ジムの売り上げのため」とのことです。
人気選手だった坂間叶夢さんはケガをしていたのに短いスパンで試合を組まれ、ケガをしても利益優先のために試合を中止・延期することができなかったとのこと。
父親は再三、働きかけていましたし、「減量がうまくいかないから、引退させる」とまでLINEしていました。それでも、ジム側は試合を中止することはありませんでした。
そして、坂間叶夢さんが自殺をした後、ジムはすごい金額の香典を父親に送ってきたようです。
この御霊前はなんなんですか。
— 坂間一平 (@ippeypey) March 24, 2024
確かに私がした事はいけない事かもしれません。
ただお金で解決とかの問題ではないです。
返金いたします。
黙れって意味なのでしょうか?#坂間叶夢 pic.twitter.com/WJClVmsZ6X
これ、100万円ですよね・・・。いくら何でも100万円の香典というのは聞いたことがありません。これを送ってきたということは、父親が勘ぐっている通り、口止め料なのでしょうか。
坂間叶夢の葬儀で不適切行為が?
トレーナーが遺体の写真を投稿
2024年3月23日に葬儀(通夜)が営まれました。通夜には世界バンタム級王者の中谷潤人さんや那須川天心さん、漫画家の森川ジョージさんが弔問に訪れています。
この葬儀でトレーナーの山田武士さんが坂間さんのご遺体と共に写った写真や通夜の場で笑顔の集合写真などをアップしたのです。遺体の写真をSNSアップしたことで、「不適切だ」、「不快だ」という声が相次ぎました。
山田氏は、20歳の若さで亡くなったプロボクシング日本ユース・ライトフライ級王者坂間叶夢さんの葬儀に参列した写真をアップしたが、哀悼の言葉とともに、坂間さんの写真や、参列者らの笑顔の写真なども公開したことで批判の声があがった。
引用:坂間叶夢さん葬儀めぐる“不適切”写真 漫画「はじめの一歩」の作者・森川ジョージ氏が経緯説明 – 芸能 : 日刊スポーツ
この炎上を受けて、山田武士さんはこの投稿を削除して、「坂間家と話した上での投稿でした」と謝罪しています。
家族の了承があったと森川ジョージ氏が説明
出典:mainichi.jp
この坂間叶夢さんの葬儀での不適切行為・炎上を受けて、「はじめの一歩」の作者である森川ジョージさんがXで今回の葬儀での不適切行為の経緯を説明しています。
森川ジョージさんは坂間叶夢さんが小学生の時に通っていたJBスポーツの会長で、坂間叶夢さんと面識がありました。
Xのポストでは次のように説明しています。
ウチ(JBスポーツ)の山田武士がお騒がせしているようです。
— 森川ジョージ (@WANPOWANWAN) March 24, 2024
不快な思いをした方もいると思います。
通夜、告別式は普段着で来てほしいと言われました。
遺体がそばにあるうちはあくまで息子は戦っている、そして退場する姿を試合を観るノリで見守ってほしいと。…
・普段着で来てほしいと言われた
・試合を観るノリで見守ってほしい
・家族は笑顔で過ごしていた
・投稿はそうしてくれと家族の意思を尊重したもの
投稿した山田武士さんと著名な漫画家である森川ジョージさんが2人とも「家族の意思によるもの」としたことで、今度は家族への誹謗中傷が相次ぎました。「息子の遺体をSNSに投稿するなんて非常識!」という誹謗中傷です。
これについて、森川氏は遺族を擁護するポストをしました。
原稿が終わったので皆様からの意見を一通り読ませていただきました。
— 森川ジョージ (@WANPOWANWAN) March 26, 2024
自分は葬儀とそれにまつわるものは遺族のものだと思います。
愛する息子の退場シーン、最後まで戦った誇り高い姿を感謝と笑顔で見送りたいという決断とそれを共有したいという信条を尊重します。… pic.twitter.com/T9fqgR9MK4
これについては、森川ジョージさんのご意見が最もですよね。葬儀は遺族のためのもので、外野がとやかく言うことではない。特に、息子が自殺したご遺族の精神状態は冷静ではないですから、一般常識とはかけ離れてしまう事もあるでしょう。
この後、坂間叶夢さんが自殺だったことが父親から明かされたため、家族への誹謗中傷は収まり、所属ジムとボクシング界がどう対応するのかに注目が集まるようになりました。
坂間叶夢のまとめ
坂間叶夢さんのプロフィールや身長、中学や高校、家族や父親、経歴や戦績、結婚の有無、急逝と死因・ワクチンとの関係やジムの責任と葬儀での不適切行為の炎上をまとめました。
坂間叶夢さんのご冥福をお祈りするとともに、二度と同じような事が起こらないことを願います。