2022年に複数の女優への性的な行為強要が週刊文春に暴露され話題を集めた映画監督の榊英雄さんが、2024年になってついに逮捕されました。
この記事では榊英雄さんの経歴や高校や大学、国籍、結婚した嫁・橘いずみさんや子供などの家族、年収、週刊文春に掲載された被害者の女優達への卑劣な行為やLINEの内容、準強姦容疑で逮捕された現在などについてまとめました。
この記事の目次
- 榊英雄のプロフィール
- 榊英雄の経歴① 映画「この窓は君のもの」で主演し俳優デビュー
- 榊英雄の経歴② 自主制作映画「“R”unch Time」で監督業も開始
- 榊英雄の出身高校は地元福江島
- 榊英雄の出身大学は私立福岡大学の経済学部
- 榊英雄の国籍は韓国ではなく日本
- 榊英雄の家族① 結婚した嫁はシンガーソングライターの橘いずみ
- 榊英雄の家族② 子供は娘が2人
- 榊英雄の年収
- 榊英雄の女優への性行為強要疑惑を週刊文春が報道
- 榊英雄の性行為強要の被害者の女優の1人は石川優実さん
- 榊英雄の性加害を女優の睡蓮みどりさんも告発
- 榊英雄が被害者女優達に送った気持ち悪いLINE内容も週刊文春が公開
- 榊英雄の現在① ラーメン店で修業していた
- 榊英雄の現在② 準強姦の疑いで逮捕される
- まとめ
榊英雄のプロフィール
榊英雄のプロフィール
生年月日:1970年6月4日
出身地 :長崎県五島市福江島
身長 :178cm
血液型 :A型
「週刊文春」2022年3月10日発売号に女優への性行為強要を告発された榊英雄さんは、1990年代から俳優や映画監督として活躍してきました。
俳優としての代表作としては、デビュー作でもある主演映画「この窓は君のもの」(1995年)や、映画「VERSUS」(2001年)、2012年のスーパー戦隊シリーズ「特命戦隊ゴーバスターズ」などがあります。また、NHK大河「風林火山」、「西郷どん」、「いだてん」にも脇役ながら出演しています。
また映画監督としての代表作としては、2008年公開の「ぼくのおばあちゃん」、2009年公開の「誘拐ラプソディー」、2014年公開の「捨てがたき人々」などがあります。
榊英雄の経歴① 映画「この窓は君のもの」で主演し俳優デビュー
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続けて、榊英雄さんの経歴について見ていきます。
榊英雄さんは、長崎県五島市福江島の出身で実家は理髪店を経営していたそうです。高校はまでは地元の福江島で過ごし、大学は福岡県の私立大学に進学されています。
-福江島には高校卒業まで?-
「はい。それで福岡の私立大学の経済学部に行ったんです。」
大学時代はディスコでアルバイトをしており、それがきっかけでダンスに興味を持ち、大学にほとんど通わずに4年間ダンスばかりされていたのだそうです。
大学に行かずに4年間、ずっとダンスをやっていました。
その後、榊英雄さんは大学卒業後に上京し、チケットぴあの後ろのページに、古厩智之監督が、主演男優とヒロインを募集する記事があるのを偶然見つけ、「ものは試しだ」とオーディションに挑戦したところ受かってしまい、映画「この窓は君のもの」にいきなり主演として出演する事が決まり俳優デビューしています。
榊英雄の経歴② 自主制作映画「“R”unch Time」で監督業も開始
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榊英雄さんは俳優デビュー後はなかなか売れず、数年の下積み時代を送った後、女優の片岡礼子さんに「自分で脚本を書いて監督をしたら主役ができる」と言われたのをきっかけに自主制作映画を撮り始めています。
1998年に監督作品「“R”unch Time」が「インディーズムービー・フェスティバル」に入選し、その後は監督としても活動を開始しました。この頃に知り合った北村龍平監督に誘われて、アクション映画「VERSUS」でヤクザのリーダーの不死身の男の役を演じています。
この「VERSUS」は激しいバトルシーンが話題になり、海外の映画賞を受賞するなど高い評価を得ました。この作品をきっかけに榊英雄さんは俳優として仕事が来るようになり、アルバイト生活から脱出する事ができたのだそうです。
その後は、俳優と映画監督として活躍を続けられていました。
榊英雄の出身高校は地元福江島
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榊英雄さんは出身高校は明かしていませんが、インタビュー記事の中で、高校卒業後までは地元の福江島にいたと答えられているので、島内の高校に通われていた可能性が高そうです。
五島市福江島にある高校は「長崎県立五島高校」、「長崎県立五島南高校」、「長崎県立五島海陽高校」があります。また、榊英雄さんが高校生だった時代には、2011年に廃校になった「長崎県立富江高校」もありました。
榊英雄さんの出身高校はこの4高校のどれかである可能性が高いようです。
榊英雄の出身大学は私立福岡大学の経済学部
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榊英雄さんは過去のインタビュー記事などによると、高校卒業後に福岡県の私立大学の経済学部へと進学したようです。
榊英雄さんは大学名は明かされていませんが、過去に監督した映画「木屋町DARUMA」の舞台挨拶の時に、福岡大学の出身である事を明かされていたようです。
11/7鑑賞。中洲大洋劇場「木屋町DARUMA」榊英雄監督による舞台挨拶。この日尾道からいらした榊監督、お疲れ様でした。福岡大学に通われていたとは!トークから映画への想い、物作りへの情熱をひしひしと感じて。お客さんに逆質問されたり! pic.twitter.com/yNNQ4T2Scy
— TOMIY27 (@tomiy2_27) November 9, 2015
榊英雄さんの出身大学である可能性が高い私立「福岡大学」の経済学部の最新の偏差値は「45〜50」となっています。
榊英雄の国籍は韓国ではなく日本
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榊英雄さんの女優に対する性行為強要疑惑を週刊文春が報じた事から、榊英雄さんの国籍は日本ではないのではという声もあるようです。
ネット上には、性犯罪者の国籍は日本人ではない可能性が高いと主張する人々が一部存在するため、性行為強要疑惑が浮上した榊英雄さんも日本国籍ではないという噂が浮上しており、ネット上では韓国系ではないかとの声が出ています。
結論から言うと、榊英雄さんはほぼ間違いなく日本国籍であると思われます。その理由は、常用漢字・人名用漢字でない漢字は帰化する際の苗字には使用できないためです。
「榊」という漢字は2004年に人名用漢字に追加されましたが、榊英雄さんはそれ以前から榊の苗字を名乗っているので、帰化した元外国籍や、通名を名乗っている外国籍ではなく、代々榊姓を名乗っている日本人である可能性が高いと考えられます。
榊英雄の家族① 結婚した嫁はシンガーソングライターの橘いずみ
続けて、榊英雄さんの家族について見ていきます。
榊英雄の嫁・橘いずみのプロフィール
生年月日:1968年12月11日
出身地 :兵庫県神戸市
榊英雄さんは2005年にシンガーソングライターの橘いずみさんと結婚されています。
榊英雄さんの嫁の橘いずみさんは、1992年にシングル「君なら大丈夫だよ」デビューし、1993年の3rdシングル「失格」がヒットして人気を上げ、その後も「バニラ」、「サルの歌」などのヒット曲を発表しています。
1994年には、6thシングル「永遠のパズル」が、ドラマ「この愛に生きて」の主題歌に起用され、大ヒットを記録し、「女・尾崎豊」とも呼ばれました。
榊英雄さんの嫁の橘いずみさんは、2020年からは「和(いずみ)」に名義を変更し、現在も活動を続けられています。
榊英雄が嫁の橘いずみと離婚
橘いずみさんは、2022年3月に旦那の榊英雄さんが「週刊文春」に過去の女優に対する性行為強要を告発された事を受けて、自身がゲスト出演した配信番組の中で離婚を示唆する発言をされていました。
複数の女性俳優に対する性行為強要疑惑が報じられた俳優で映画監督の榊英雄さん。その妻でシンガー・ソングライターの和(いずみ、旧芸名:橘いずみ)さんが3月17日、ゲスト出演した配信番組で被害女性に謝罪し、「夫婦関係にケジメをつけようかなと思ってはいる」と離婚を示唆する発言を行いました。
引用:渦中の榊英雄、妻の“元”橘いずみが夫婦関係に「ケジメをつけようかなと」 頭を下げて「傷つけてしまった女性の皆さん」に謝罪
その後、2022年10月になって同年5月に榊英雄さんと橘いずみさんの離婚が成立していたことが明らかになりました。
2022年4月11日に和は榊との離婚に向け別居・協議中であることを発表。《家族がありながらの夫の行為に対して許せないものがありました。一度も榊を許したことはありません》と、榊の蛮行を痛烈に批判し、5月末に離婚が成立していたことが、10月に明かされた。
引用:女優に男女関係を強要した榊英雄監督 妻・和との離婚後は自宅から姿を消す“行方不明”状態、周囲で囁かれる「フードデリバリーアルバイト」の近況
榊英雄の家族② 子供は娘が2人
榊英雄さんは嫁の橘いずみさんとの間に子供が2人います。
榊英雄さんの子供は2人とも女の子で、長女が2007年11月5日に生まれた真里亜さん、次女が2011年11月5日に生まれたひかるさんです。
2019年8月23日に放送されたバラエティ番組「爆報!THEフライデー」では、嫁の橘いずみさんが特集され、榊英雄さんと2人の子供ら家族で出演して話題になりました。
なお、この子供達2人も、父親の榊英雄さんの週刊文春報道については伝えられており、特に長女の真里亜さんは、母親の橘いずみさんをケアするような発言もされていたようです。
中学2年生の娘から「それママじゃないよね、パパの話だよね。じゃあパパが全部責任取ればいいんじゃない?」とアドバイスを受けたことで心が軽くなったことを明かし、「私自身はね、やっぱり夫婦関係にケジメをつけようかなと思ってはいる」と明言していました。
引用:渦中の榊英雄、妻の“元”橘いずみが夫婦関係に「ケジメをつけようかなと」 頭を下げて「傷つけてしまった女性の皆さん」に謝罪
榊英雄さんと橘いずみさんの離婚後、子供たち2人の親権は橘いずみさんが持つことになりました。
榊英雄の年収
榊英雄さんは年収を公表されていませんが、映画監督の平均年収は350万円〜500万円なので、榊英雄さんも最低でもこの程度の年収があった可能性が高いと思われます。
加えて、榊英雄さんは俳優としても多くの作品に出演されているため、500万円以上の年収があったのではないかと推測されています。
ただ、スキャンダルによって仕事がなくなってしまったため、現在は映画監督や俳優としての収入はほぼ0だと思われます。
榊英雄の女優への性行為強要疑惑を週刊文春が報道
出典:https://theyellowmonkey-movie.jp/
2022年3月、「週刊文春」が榊英雄さんの複数の女優に対する性行為強要疑惑を報じました。
週刊文春の記事によると、榊英雄さんは自身の主宰するワークショップや監督した映画に参加した女優達に対し、監督という立場を利用して性的な行為を強要していたという事です。
榊英雄さんに性的行為を強要された女優は、週刊文春が報じただけでもA子さんからG子さんまでの7人にものぼるようです。週刊文春に書かれていた榊英雄さんの女優に対する行為を1人ずつ順番にまとめていきます。
榊英雄からの性的被害を訴える女優① A子さん
週刊文春(2022年3月17日号)の取材に、榊英雄さんからの性的被害を告白した女優のA子さんは、女優を目指して地方から上京し、2013年12月頃に榊英雄さん主宰のワークショップに参加したそうです。
ワークショップ後、榊英雄さんから「もう1度会いたい、飲みに行こう」と誘われ、渋谷・道玄坂の居酒屋に呼び出されたのだそうです。
A子さんは19時頃から2〜3時間ほど榊英雄さんと2人きりで飲み、店を出たそうなのですが、出てすぐに榊英雄さんに強引に腕を引っ張られ、マンションの駐車場の道路からは死角になる奥の暗がりへと連れ込まれたそうです。
A子さんは「やめてください!」と声を出し、強く抵抗したそうなのですが、榊英雄さんに耳元で「騒いだら殺すぞ」と凄まれ、避妊もなく性的な行為を強要されたのだそうです。5分ほどで事を終えた榊英雄さんは「じゃ、またね」とだけ言い残してその場を去ったという事です。
A子さんは女優を続けたいという気持ちから、誰にも相談できなかったそうなのですが、結局心に深い傷を負い、女優の夢を諦める事になったという事でした。
榊英雄からの性的被害を訴える女優② B子さん
週刊文春(2022年3月17日号)で2人目の被害者として登場したB子さんは、2017年11月に映画関係者が集まる飲み会で榊英雄さんと知り合ったそうです。その後、榊英雄さんからのFacebookへのメッセージをきっかけに連絡を取り合うようになり、12月に道玄坂の居酒屋で2人きりで食事をする事になったそうです。
20時頃、「もう1軒行こう」と店を出て歩いていると、突然強引に路地裏に引っ張り込まれたそうです。そして、榊英雄さんは自分のパンツを下ろし、「口でやれ」と命令してきたそうです。B子さんは抵抗したものの、榊英雄さんに無理矢理頭を押さえつけられ、そうした行為を強要されたという事でした。
10分ほどで行為を終えた榊秀雄は、B子さんをバーに連れていき、それからバーを出て渋谷駅まで歩き、最後にポケットからクシャクシャに丸まった千円札を取り出して投げてよこしたのだそうです。
榊英雄からの性的被害を訴える女優③ C子さん
週刊文春(2022年3月17日号)の記事で3人目の被害者として登場した女優のC子さんは、2015年に榊英雄さんが監督する映画への出演がきまり、その年の秋頃から頻繁に誘われるようになったそうです。そして、C子さんはキャストから外される事を恐れて肉体関係を持ってしまったという事でした。
その後も頻繁に誘われ、道玄坂の居酒屋を出た後に、民家の駐車場へと連れ込まれその場で性行為を強要された事もあったようです。そしてその後も、榊英雄さんからしつこく「裸の写真送って」などと卑猥な内容のLINEのメッセージが送られてきたという事です。
榊英雄からの性的被害を訴える女優④ D子さん
週刊文春(2022年3月17日号)の記事で4人目の被害者として登場した女優のD子さんは、2015年12月に榊英雄さんのワークショップに参加した後、「芝居を見てあげるから」と榊英雄さんに赤坂の事務所に呼び出されたそうです。
榊英雄さんは椅子に座り「上に乗って、癒されたい」とD子さんに求め、D子さんは立場的に断れずに言われた通りにすると、なし崩し的に行為が始まり、そのまま強引に事務所の床でそうした行為を強要されたとの事です。D子さんはこの日の後にも、渋谷の居酒屋の帰りにもそうした行為をしたという事でした。
D子さんはその後も榊英雄さんとLINEで連絡を取り合っていたそうなのですが、D子さんが榊英雄さんの作品に出たいというと、榊英雄さんは次々と卑猥なメッセージを送ってきて、挙げ句の果てには自身の男性器の画像までも送りつけてきたのだそうです。
それを見たD子さんは、「この人は病気だ」と感じてそれ以来榊英雄さんと連絡を取らないようにしたそうです。
榊英雄からの性的被害を訴える女優⑤ E子さん
上記4人の被害者の告発が掲載された号の次週に発売された週刊文春3月24日号には、さらに別の3人の被害者の告発内容が掲載されています。
その中の1人、被害者の女優・E子さんは、友人に榊英雄さんを紹介され、撮影の手伝いなどをするようになったのだそうです。
2016年8月、E子さんは榊英雄さんから「短編映画の主演に起用したいからフィッティングをしよう」という事になって2人きりで食事をしたそうです。
渋谷の居酒屋で2時間ほど過ごした後、E子さんは榊英雄さんにラブホテル「S」に誘われたそうです。E子さんはその時の事務所に榊英雄さんの紹介で入った事もあり、「断れば、事務所をクビになるかも、色々な人に悪口を言われて仕事がなくなるかも」と考えて、ラブホテルに一緒に入ったのだそうです。
榊英雄さんに性的な行為を求められたE子さんは拒否したそうなのですが、榊英雄さんは「自分は男性機能が役に立たない。妻とも長い間、してないんだ」などと言って抱きしめてきたのだそうです。
E子さんは本番だけはしたくないという気持ちから、仕方なく口でしますが、それでも榊英雄さんは収まらず、ベッドに強引に放り投げられて、避妊もなく強要されたという事でした。
行為の後に、E子さんが「避妊しなかったですね、もうすぐ生理が始まると思うんですけど」と伝えると、榊英雄さんは「ちょうどよかったじゃん」などと言い放ったのだそうです。
この後、E子さんは鬱症状を患い、療養生活を余儀なくされたという事でした。
榊英雄からの性的被害を訴える女優⑥ F子さん
週刊文春3月24日号に2人目の被害者として登場したF子さんは、2015年の榊英雄さんの映画に出演し、クランクアップの後に道玄坂の居酒屋に誘われたそうです。
F子さんも居酒屋を出た後に、マンション陰に強引に引っ張り込まれ、「絶対に嫌です」と強く抵抗すると、榊英雄さんは「やらせろ!」と叫び出したそうです。
その場はなんとか逃げ出したものの、その後も榊英雄さんからLINEで「しゃぶれ」、「裸の写真を送れ」などと卑猥なメッセージが届き、ピンク映画への出演も持ちかけられたのだそうです。この映画への出演をF子さんが断ると、現場で会っても無視されるようになり、周囲にも「F子はもう使わない」などと言いふらしていたのだそうです。
榊英雄からの性的被害を訴える女優⑦ G子さん
週刊文春3月24日号に3人目の被害者として登場したG子さんは、2015年の榊英雄さんの映画nオーディションを受けたものの落選したそうです。G子さんは女優として成功したいという焦りから「次に繋げたいので何が悪かったか教えてください」と榊英雄のフェイスブックにメッセージを送ったのだそうです。
すると、榊英雄さんから「1回会って話そうか」と返信が来て、渋谷神泉の香箱蟹が名物の店で2人きりで会ったそうです。
食事中、榊英雄さんは「どんなプレイが好きなの?」などと性的な事を聞いてきて、店から出ると手を握られ、道玄坂のホテル街へと連れて行かれたそうです。その後、駐輪場へと誘導され、無理矢理腕を引っ張られてキスをされて舌を入れられたのだそうです。
G子さんは榊英雄さんがズボンのベルトを外そうとしているのを見て、咄嗟に榊英雄さんの頬をビンタしたそうです。すると、榊英雄さんは「気に入った。女に叩かれたのは初めてだ」などと言って笑ったのだとか。
以上が、週刊文春に2週にわたって掲載された榊英雄さんから性的な被害を受けたと主張する女優達7人の告発の大まかな内容です。
榊英雄の性行為強要の被害者の女優の1人は石川優実さん
出典:https://img.huffingtonpost.com/
榊英雄さんからの性的な行為の強要を受けた被害者の女優の1人(C子さん)は、アクティビストとしても活躍されている石川優実さんです。
前回匿名で証言したC子さんは、榊氏が「彼女の方から近づいてきて関係を持ちました」と回答したのを受けて、実名で顔も出して再度告発する、と決意した。女優でアクティビストの石川優実さんだ。
他の被害者の女優達6人は名前は公開しておらず不明です。
榊英雄の性加害を女優の睡蓮みどりさんも告発
出典:https://koumuintaisyoku.com/
週刊文春での報道を受けて、女優の睡蓮みどりさんも「図書新聞」のエッセーの中で、過去に榊英雄さんから性暴力を受けたことを告発しています。
睡蓮みどりさんは、2015年10月に榊英雄さんから映画を撮るからと事務所に呼び出され、榊英雄さんに「演技指導だ」と言われ、「自分をカメラだと思って、俺を誘惑してみろ」と要求されたといいます。
睡蓮みどりさんが誘惑の演技をしたところ、榊英雄さんは睡蓮みどりさんを押し倒し暴行したとのこと。
その後、睡蓮みどりさんは映画の役をもらったものの、ギャラが支払われることはなかったといいます。
睡蓮みどりさんはこの時のショックが大きく、現在でも心的外傷後ストレス障害(PTSD)の治療を受けていることを明かしていました。
榊英雄が被害者女優達に送った気持ち悪いLINE内容も週刊文春が公開
週刊文春では、榊英雄さんが被害者の女優達に送った気持ち悪いLINEの内容も画像と共に暴露されているので紹介します。
榊英雄が被害者D子さんに送ったLINE内容
榊英雄が被害者E子さんに送ったLINE内容
まさに気持ち悪いの極みです。
榊英雄の現在① ラーメン店で修業していた
榊英雄さんは自身の性加害に関する報道を受けて、「事実であることと、事実ではない事が含まれて書かれております」としながらも、謝罪のコメントを発表しています。
「今回の記事上で、事実の是非に関わらず渦中の人とされてしまった相手の方々にも、大変申し訳なく思っております」とし、報道内容について「事実であることと、事実ではない事が含まれて書かれておりますが、過去のことをなかった事には出来ません。それをしっかり肝に銘じ、これからの先へ猛省し悔い改めることを誓い、人を、日々を大事に生きていきたいと思っております」とコメント。
その後、公開を控えていた2本の映画がお蔵入りとなっています。
地位も名誉も失ってしまった榊英雄さんですが、2023年1月になると若手やフリーランスの役者に向けワークショップを開き、名前を”榊シンイチ”に改名し、2023年夏に新作映画の撮影をスタートする予定であることを明かしていたようです。
「彼は性加害の過ちから心機一転するため、“今後は『榊シンイチ』に名前を変えて活動していく”と語っていました。募集の段階からワークショップ中も、昨年の騒動についてはいっさい触れなかったようですし、監督として一から再スタートする考えなんでしょう」
引用:性加害報道の榊英雄監督が“改名”して活動再開していた!役者もドン引き、悪夢の温床にもなったワークショップへの誘い文句と「新しい名前」
しかし、その後も映画監督や俳優としての復帰は叶っておらず、2023年7月には都内のラーメン店で修行中であることが報じられていました。
出典:https://girlschannel.net/
榊英雄さんは2022年夏頃からラーメン店で働きだし、当初は真面目に勤務していたといいますが、オーナーと揉めて2023年7月頃にクビになってしまったようです。
榊英雄の現在② 準強姦の疑いで逮捕される
出典:https://news.yahoo.co.jp/
2024年2月20日、榊英雄さんが準強姦の疑いで警視庁捜査一課に逮捕されました。
文春での報道後、複数の女性が警察に榊英雄さんからの被害を相談し被害届を出したといいます。
逮捕容疑は2016年5月23日夜、港区のマンションの一室で、女優志望の20代女性に演技指導と称して性的暴行をしたというもの。『映画に出る時に、ヌードにならないといけないこともある』『タトゥーがあると大変だから裸を確認したい』などと、監督という立場を利用して犯行に及んでいたと見られます。
引用:《榊英雄容疑者(53)逮捕》「手口は悪質」「すぐに出て来られないように」女性捜査員が被害女優に語っていた“決意” |
榊英雄さんは、「冤罪です」と容疑を否認していたといいますが、自宅からは複数の女性とのわいせつ動画50点以上が入ったSDカードも押収されているとのことです。
さらに榊英雄さんは同年3月11日には、別の女性に対する準強姦容疑でも逮捕されています。
榊英雄容疑者(53)は2015年、東京・港区の事務所で女性(当時20代)に演技指導と称して乱暴をした疑いがもたれています。警視庁によりますと、榊容疑者は「初めての映画出演は不安だろうから練習しよう」などと言い乱暴したということです。取り調べに対し、「黙秘します」と話しています。 女性はおよそ9年間被害届を出しておらず、「訴えればどんな報復をされるかわからず、女優としての未来が消えてしまう」と説明しているということです。
警視庁は、他にも複数の女性が同様の被害にあったとみて調べを進めているとのことです。
まとめ
今回は、週刊文春に複数の女優に対する性的行為の強要が報じられ、準強姦容疑で逮捕された俳優で映画監督の榊英雄さんについてまとめてみました。
榊英雄さんは、高校までは地元の長崎県五島市福江島で過ごし大学は福岡県の私立へ、大学卒業後に上京し、俳優や映画監督として活動した経歴を持ちますが、監督の立場を利用して複数の女優に性的な行為を強要していた疑いが持たれています。国籍については日本である可能性が高いようです。
榊英雄さんは2005年にシンガーソングライターの橘いずみさんと結婚し、2人の子供(2人とも娘)が生まれていますが、文春での報道後に橘いずみさんとは離婚しています。
榊英雄さんは監督の立場を利用して複数の女優に性的な関係を強要し、週刊文春によってそれが暴露されてしまいました。週刊文春は榊英雄さんが被害者の女優達に送っていたLINEの内容も画像と共に暴露しており、その内容があまりにも気持ち悪すぎるとして話題になりました。報道からおよそ2年後に榊英雄さんは逮捕されており、今後の裁判の行方などにも注目が集まっています。