2010年代中盤に「白目漫才」で一世を風靡したお笑いコンビ「ピスタチオ」ですが、現在はめっきりと落ち目となり、消えた説まで囁かれている状況です。
この記事では、「ピスタチオ」に関する様々な噂や現在の情報についてまとめてみました。
この記事の目次
お笑い芸人・ピスタチオのプロフィール
コンビ名:ピスタチオ
結成年:2010年4月
所属事務所:よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京
伊地知大樹のプロフィール【ボケ担当】
名前:伊地知大樹(いじち ひろき)
生年月日:1985年2月5日
出身地:神奈川県藤沢市
身長:168cm
小澤慎一朗のプロフィール【ツッコミ担当】
名前:小澤慎一朗(おざわ しんいちろう)
生年月日:1988年9月15日
出身地:東京都葛飾区
身長:172cm
ピスタチオ、個性的な風貌と「白目漫才」でブレイク
「ピスタチオ」は、2014年12月に放映された「アメトーーク」の「ザキヤマ&フジモンがパクリたい-1GP」で優勝したことをきっかけにブレークしたお笑いコンビとなります。
ブーム最盛期となる2015年頃の「ピスタチオ」の人気ぶりは凄まじく、持ちネタである「白目漫才」を真似する小学生が続出した結果、禁止令が設けられた小学校まであったそうですね。
「子どもたちは、話しながら白目を剥くピスタチオの真似がとにかく大好き。学校で白目が流行りだしたのは、今年の新年度からです。休み時間だけでなく、授業中も白目を剥いてふざける児童がたくさん出てきたので、9月から授業中の白目を禁止に決めました。休み時間も禁止にしているクラスもありますよ。ある先生が言っていたのですが、チャイムが鳴って教室に入った瞬間、児童全員が示し合わせて白目を剥いていたそうです。その先生はピスタチオのことを知らなかったようで、『何か事故が起きたのかと思った』と言っていました」
ピスタチオ・伊地知大樹のホスト時代~元歌舞伎町No.1ホストの過去
伊地知大樹、ホスト時代は月収400万の超人気ホスト
「ピスタチオ」の伊地知大樹さんといえば、ブレイク前は新宿・歌舞伎町のホストクラブ「アスキー」でホストをしていたことで有名な人物でもあります。
伊地知さんがホストをやり始めたのは、「ピスタチオ」結成以前のピン芸人時代からだったそうで、ホストをしていた地元の後輩が独立して「アスキー」をオープンした際に、スカウトされることになりました。
当時はお笑いの仕事が月1回程度しか入って来ない状況だった伊地知さんは、次第にホスト業にのめり込み、最盛期には月収400万円を誇るNo1時代もあったそうですね。
ちなみに、ホスト時代の伊地知さんの源氏名は「春風亭嵐」だったらしく、芸人としてブレイクした後も「アスキー」に籍は置き続けているとか。
伊地知大樹、元カノのキャバクラ場がテレビ番組出演で話題に
芸人としてブレイクして以降はホストを休業中の伊地知大樹さんですが、モテ男ぶりは健在だったようで、人気キャバクラ嬢と同棲していた時期もありました。
伊地知さんの元カノだったキャバクラ嬢については、鈴木美緒さんという女性だったらしく、月収200~300万円を稼ぐほどの人気ぶりを誇っていたと言われております。
2016年頃より交際を始めた2人に関しては、伊地知さんと本気で結婚したがっていた美緒さんが、「チャラい女と思われたくない」という理由によりキャバクラ嬢を辞め、月給20万円足らずの広告会社に転職までしていました。
しかしながら、そんな美緒さんの真剣な想いとは裏腹に、伊地知さんは女性の香水の匂いを漂わせながら帰宅することが度々あったらしく、愛想を尽かした美緒さんは、2018年夏頃に伊地知さんの元を去ってしまったそうですね。
本来ならば、そのまま表沙汰になることもなく消えていた1つの愛の物語ですが、2018年11月になると、美緒さんがバラエティ番組「家、ついて行ってイイですか?」に出演するといったサプライズが起こりました。
美緒さんが出演した「家、ついて行ってイイですか?」の放送回は、伊地知さんと破局した2ケ月後に収録されたものだったらしく、美緒さんは番組内で惜し気もなく元カレ情報を暴露することになりました。
「家、ついて行ってイイですか?」出演時の反響が大きかったせいか、美緒さんは2019年1月にもバラエティ番組「水曜日のダウンタウン」に出演しており、「漫才の客席に元カノがいたら間がズタズタになる説」の検証実験に協力しています。
ちなみに、破局後は伊地知さんの方が未練たらたらな状況が続いているらしく、既に新しい彼氏のいる美緒さんに対して、復縁を迫るメールを送り続けていたそうですね。
ピスタチオ・小澤慎一朗は老舗玩具メーカー創業者の孫
小澤慎一朗、祖父は玩具メーカー「カワダ」の創業者の1人
「ピスタチオ」の小澤慎一朗さんについては、祖父が「ダイヤブロック」で有名な玩具メーカー「カワダ」の創業者の1人という名家の出となります。
当然ながら大金持ちとなる祖父には、結婚記念日に祖母と一緒に千葉県勝浦市に旅行に行った際に、急に別荘が欲しくなってその場で買い上げてしまったという武勇伝が残っています。
ちなみに、祖父が買い上げた別荘は、何故か両親へのお土産となったそうですね。
小澤家は父親もIT企業の社長をしているため、物心がついた頃からお金に困ったことはないと豪語する小澤さんですが、下積み時代は、コンビニでアルバイトをするなど社会経験も積んでいました。
小澤慎一朗、東京大学卒の噂も浮上していた
亜細亜大学卒の小澤慎一朗さんですが、ネット上では東京大学を卒業しているとの噂が流れていた時期もありました。
小澤さんに東大卒説が浮上した理由については、漫才中に伊地知大樹さんから「どうせ嘘つくなら東大って言っておけよ」とネタフリされた小沢さんが、「東大って日本止まりじゃん。俺が行ったのは亜細亜大学だから。世界見てるから」とボケたことが原因でした。
どうやら2人の漫才をながら見していた視聴者の一部が、上記のやり取りを耳にした際に、小澤さんのことを東大卒だと勘違いしてしまったようです。
これもセレブな生い立ちで有名な小沢さんだからこそ起こった、勘違い騒動だったのかもしれませんね。
ピスタチオのコンビ仲~仲が悪すぎて解散寸前だった時期も
ピスタチオ、コンビ仲は末期状態となり解散危機に
「NSC東京」の同期だった2人でしたが、養成所時代はまったく接点がなく、卒業後は伊地知大樹さんはピン芸人となり、小澤慎一朗さんも別の芸人とコンビを組み活動していました。
その後、卒業生を対象とした「NSC東京」の特別授業に参加した際に初めて会話を交わしたという2人は、ヤンキー臭が漂う見た目とは裏腹に人当たりが良かった伊地知さんに好感を抱いた小澤さんの方からコンビ結成を提案することになりました。
とはいえ、元々がまったく接点がない関係性だったうえ、「ピスタチオ」がさっぱり人気が出なかったことも手伝い、2人の仲はすぐに悪化してしまいます。
特に、当時ホストとして売れっ子だった伊地知さんは、ネタ合わせの時ですらやる気がない態度が続いていたらしく、結成3年目となる2012年には、2人の間で「ピスタチオ」の解散が決定的な状況となり、解散ライブの日取りまで決まっていたそうですね。
小澤:それで3年前、最後のライブの30分前に、今の形が決まったんです。スゲー仲が悪かったんです、解散ぎりぎりの当時。相方はホストなので、ネタ合わせで来ても、寝てる、二日酔い、営業メール。お笑いもしらないので、ネタも作らない。遅刻してきてすぐ帰るみたいな感じで、やる気ないじゃんってなってたんですね。じゃあ解散しようと。
ピスタチオ、偶然生まれた「白目漫才」で解散危機を回避
本来ならば、そのまま解散の憂き目となっていた「ピスタチオ」ですが、ラストライブということで気合を入れてネタ合わせをしたところ、代名詞となる「白目漫才」のアイデアが生まれるといったサプライズが起こりました。
小澤:滑ろうがウケようが今日で最後だし、何でもやろうと。それで本番30分くらい前に書いたネタの設定がおかしくて。「男の人なのに妊娠しました」というネタで、設定が変なのに普通に話していてもちょっとな、という話から、このキャラクターができた。じゃあ白目むいてみようかとか、気持ち悪い七三分けにしてみようかとか、喋り方変えてみようかとなっていって。
その日劇場で初披露することとなった「白目漫才」は、客席を爆笑の渦に巻き込んだことは言うまでもありません。
「ピスタチオ」結成以来初めての出来事に手応えを感じた2人は、解散を撤回してもう1度コンビで頑張ることを決意したそうですね。
ピスタチオが消えた理由~現在は舞台を中心に活動していた
「白目漫才」で一世を風靡した「ピスタチオ」ですが、全盛期から主婦受けが悪いことで有名なコンビでした。
2015年に、主婦向けメディア「暮らしニスタ」が実施したアンケート「主婦100人が選ぶ『思わずチャンネルを変えたくなる芸能人』はこの人!」でも、「何が面白いのか分からない」との辛辣な意見が多かったようですね。
そのせいで、近年はめっきりテレビで見る機会が減ってしまった「ピスタチオ」に対しては、巷では消えた説も流れています。
とはいえ、「テレビから消えた=仕事がない」という方程式は芸人には当てはまらないらしく、近年の「ピスタチオ」は、劇場でのライブや営業に精を出しており、月に20~30本程度のステージをこなしているとか。
ピン活動にも力を入れている2人は、小澤慎一朗さんが「SALTY’s」というエアバンドを結成している他、伊地知大樹さんも元ホストの前歴を活かした恋愛イベントなどを主催しているそうです。
また、2019年8月より東京・千代田区にある「神保町花月」にて、W主演舞台「No.2(仮)」が上演されることが決定しています。
小澤さんに関しては、「SALTY’s」のイベントで舞台演劇に出演した経験はあったようですが、伊地知さんにとっては「No.2(仮)」が舞台初出演作となるそうです。
お笑い芸人・ピスタチオについて総まとめすると…
・ピスタチオの伊地知大樹は元歌舞伎町のナンバワンホストで、月収400万円を稼いでいた
・ピスタチオの小澤慎一朗は玩具メーカー「カワダ」の創業者の孫である
巷では「消えた芸人」扱いされている「ピスタチオ」ですが、舞台を主戦場にして細々と活動しているようです。
「ピスタチオ」の今後のより一層の活躍を祈りつつ、この記事のまとめを終了させて頂きます。