ルフィ強盗団の特殊詐欺事件にかけ子として関わり逮捕された熊井ひとみが注目されています。
この記事では熊井ひとみの実家や父親や祖父などの家族、高校での陸上部や多摩美術大学の学部など学歴情報、ルフィ事件への関与や内縁の夫で共に逮捕された藤田海里との子供を出産し、判決が下った現在についてまとめました。
この記事の目次
- 熊井ひとみは通称「ルフィ強盗団」による特殊詐欺事件で逮捕された女
- 熊井ひとみの実家は東京都三鷹市
- 熊井ひとみの家族① 父親
- 熊井ひとみの家族② 祖父は高知県議も務め勲章も授与された名士
- 熊井ひとみの家族③ 母親やきょうだい(兄と姉)
- 熊井ひとみの学歴① 小学校〜中学校
- 熊井ひとみの学歴② 高校は千代田区内で陸上部に所属
- 熊井ひとみの学歴③ 大学は多摩美術大学で美術学部演劇舞踊デザイン学科
- 熊井ひとみはフレキャン出場後に多摩美術大学を退学
- 熊井ひとみは多摩美術大学在学中にパパ活も
- 熊井ひとみの現在①逮捕されるも妊娠を理由に釈放される
- 熊井ひとみの現在②藤田海里の裁判で子供を出産していたことが判明する
- 熊井ひとみの現在③懲役2年の実刑判決が下される
- まとめ
熊井ひとみは通称「ルフィ強盗団」による特殊詐欺事件で逮捕された女
熊井ひとみ(逮捕当時25歳)は、特殊詐欺や強盗事件を立て続けに起こしていた通称「ルフィ強盗団」で、現地からターゲットに電話をかける「かけ子」の役割を果たしていたとして逮捕された女です。
熊井ひとみは、一連の特殊詐欺に関わった容疑で2022年9月に日本で逮捕状が出て指名手配され、2023年3月10日午後にフィリピンの入国管理局によって身柄を拘束されました。
この時一緒に「かけ子」グループのまとめ役だったという藤田海里容(逮捕当時24歳)も一緒に拘束されており、熊井ひとみと藤田海里はフィリピンマニラにある富裕層が住むエリアで一緒に生活していたと報じられています。
先に逮捕されて日本に送還された山田李沙(逮捕当時26歳)が、熊井ひとみが住んでいた家の約30万円の家賃を支払っていたとの情報も出ています。
熊井ひとみの実家は東京都三鷹市
ルフィ事件に関わった容疑で逮捕された熊井ひとみの実家は東京都三鷹市の住宅街に建つ3階建ての鉄筋コンクリート造りの豪邸だと報じられています。
熊井容疑者は東京都出身で、三鷹市の住宅街にある実家は、鉄筋3階建てという豪邸である。
引用:《“ルフィ強盗団”特殊詐欺事件》逮捕された“かけ子”・熊井ひとみ容疑者(25)は元美大生の「いいとこのお嬢さん」中学ではボランティア活動…同級生が語る素顔
後述しますが、熊井ひとみの父親方の祖父は、市議や県議や務めた事もある名士で、実家はかなりのお金持ちだと見られています。
熊井ひとみの家族① 父親
熊井ひとみの父親については、普通の会社員である事が明らかにされています。
お父さんは会社員
父親は、県議などを務めた熊井ひとみの祖父の長男として生まれ、亜細亜大学を卒業。そこで熊井ひとみの母親と知り合って学生結婚し、別の場所で暮らした後に三鷹市の実家に戻ってきたようです。
祖父母夫妻は1男2女に恵まれ、その長男が容疑者の父親である。
「父親は隣駅にある亜細亜大学の在学中、母親と学生結婚したんです。ふたりはしばらく実家を離れて、ほかの街で生活していた。もちろん、親の支援があったから実現できたんだと思いますよ」(近所の主婦)
引用:《“ルフィ強盗団”特殊詐欺事件》逮捕された“かけ子”・熊井ひとみ容疑者(25)は元美大生の「いいとこのお嬢さん」中学ではボランティア活動…同級生が語る素顔
一部メディアは、熊井ひとみの実家を直撃して父親に取材を行なっています。
それによると、熊井ひとみの父親は、娘である熊井ひとみがフィリピンに渡っていた事は聞いていたものの、そこで何をしているのかは知らなかったようで、ルフィ事件に関わっていた事を知ってショックを受けたようです。
また、この父親は、後述するように熊井ひとみが多摩美術大学時代にミスコンに出場していた事も知らなかったようで、娘に対してあまり関心を持っていなかった事が窺えます。
父親は憔悴しきった声色でこう話した。
「フィリピンに行ったことは家内からはチラッと聞いていましたが、何をしているのか知りませんでした。そもそも私は娘がミスコンに出ていたことすら知りませんでした。私のなかでは運動好きなイメージのままで……インターネットを見ると私の知らない娘のことがいろいろ出てきます。(現実を)少し知るだけでもきつくなってしまって。
熊井ひとみの家族② 祖父は高知県議も務め勲章も授与された名士
上でも少し触れていますが、熊井ひとみの祖父は高知県の組合関連団体を経て、市議会議員、県議会議員を何期も務めた地元の名士だったという事です。(「週刊文春」などによると、祖父は高知県出身で県議だけで5期も務めている)
「祖父はもともと高知県で組合関連団体に勤めていた方で、のちに市議会議員、県議会議員を何期も務め、勲章までもらった人物。上京して中野区で暮らしたあと、50年ほど前に一家でここへ引っ越してきた」(近所の住民)
引用:《“ルフィ強盗団”特殊詐欺事件》逮捕された“かけ子”・熊井ひとみ容疑者(25)は元美大生の「いいとこのお嬢さん」中学ではボランティア活動…同級生が語る素顔
熊井ひとみの祖父はその功績により勲章を授与されているとの事ですが、「週刊文春」によると、旭日章を受賞しているとの事です。
また、熊井ひとみの実家の鉄筋造りの3階建て豪邸を建てたのもこの祖父だという事です。
しかし、熊井ひとみの祖父は2007年に亡くなっているようです。理由は不明ながら葬儀は近所には伏せられていたようです。
世帯主が父親に代わってからは町内会からも抜けるなど、近所付き合いもあまりなかった模様です。
その後、2007年ごろに祖父が亡くなる。葬儀は近所のお寺でしめやかに行われたものの、「祖父、祖母は町内会に入っていて、付き合いがあったのに、なぜか葬儀には近所の人は誰も呼ばれなかった。世帯主が(容疑者の)父親に替わってからは、町内会からも脱けてしまったので、祖父も祖母もいつ亡くなったかさえわからなかった」(同・主婦)
引用:《“ルフィ強盗団”特殊詐欺事件》逮捕された“かけ子”・熊井ひとみ容疑者(25)は元美大生の「いいとこのお嬢さん」中学ではボランティア活動…同級生が語る素顔
熊井ひとみの家族③ 母親やきょうだい(兄と姉)
熊井ひとみの家族については、父親と祖父の他には、専業主婦の母親ときょうだいに兄と姉が1人ずついる事が明らかにされています。
お母さんは専業主婦。ひとみさんの上にお兄さんとお姉さんが一人ずついます。
熊井ひとみの兄や姉についての情報は現在のところ出ていませんが、一部メディアの実家への直撃取材に応対しているのが兄と見られると報じられているので、兄は実家に同居している可能性があるようです。
熊井ひとみの学歴① 小学校〜中学校
熊井ひとみの学歴についても見ていきます。
まず、熊井ひとみは過去のミスキャン出場時に公開されていたプロフィール情報から1997年6月27日生まれである事がわかります。(当該ページはすでに削除されているがネット上のアーカイブで確認済)
なので、熊井ひとみは2004年4月に小学校に入学し、2010年3月に卒業。2010年4月に中学校に入学して2013年に卒業しています。
子供時代の熊井ひとみについては、近所の住人から活発で自宅前の道路で元気に遊んでいたとの証言が出ています。
子供のころのひとみさんの印象は活発な女の子。いつも自宅の前の道路で元気に遊んでいました
熊井ひとみの通っていた小学校や中学校については、地元の公立校を卒業したとの報道が出ていますが、どこの学校かまでは特定されていません。
同級生によれば、当時の熊井ひとみの印象はおとなしくて愛想が良いが、前に出る事はない目立たないタイプだったという事です。
熊井容疑者の印象は「大人しくて愛想のいい、目立って前に出て何かをするタイプの子ではなかった」と同級生らは口を揃えて言う。
引用:「ミスコン出場後、パパ活もはじめて…」ルフィ強盗団の“お嬢さま”熊井ひとみ容疑者(25)の“変貌”と逮捕された同居男性(24)の“チャラすぎる素顔”とは
また、別の同級生の証言では、勉強は普通だったが、足は速く運動神経は良かったとの証言が出ています。中学時代には文系の部活に所属し、ボランティア活動も行なっていたとも証言しています。
「勉強は普通だったかな。でも、足が早くてかわいい子だった。特別に目立つほうではなかったです。中学校は文科系の部活で、確か日本赤十字社関連のボランティア活動を真面目にやっていた」
引用:《“ルフィ強盗団”特殊詐欺事件》逮捕された“かけ子”・熊井ひとみ容疑者(25)は元美大生の「いいとこのお嬢さん」中学ではボランティア活動…同級生が語る素顔
熊井ひとみの学歴② 高校は千代田区内で陸上部に所属
地元の公立小学校・中学校を卒業した熊井ひとみは、2013年4月に千代田区内の高校に進学しています。現在のところ熊井ひとみの進学した高校は特定されていません。
熊井ひとみは高校時代には陸上部に所属していたようです。熊井ひとみが通っていた高校の教師は、当時は特に問題行動もなくルフィ事件に関わっていた事についても「そうした事とは結びつかない生徒だった」と話しています。
地元の公立小・中学校を卒業後、千代田区内の高校に進学すると陸上部で活躍した。高校の教師は突然の逮捕に驚きを隠さない。
「まさか、です。報道で知りビックリしています。そうしたことと結びつかない生徒でした。(どこで道を踏み外したのか)見当つきません。浪人後のことはまったく把握していませんでした」
熊井ひとみの学歴③ 大学は多摩美術大学で美術学部演劇舞踊デザイン学科
熊井ひとみは2016年3月に千代田区内の高校を卒業後、2浪して「多摩美術大学」へと進学しています。
アートやデザインへの関心もあり、大学は二浪した末に多摩美術大学へと進んだ。
熊井ひとみの多摩美術大学での学部は「美術学部演劇舞踊デザイン学科」だったようです。
多摩美術大学時代の熊井ひとみについては、当時の同級生によると2浪していた事から同級生達よりも年上扱いされ、上手く馴染めなかったようです。
「私は1浪して入学。ひとみさんは2浪して入学して来ました。なので、年が1つ上だったから敬語で話していると『全然タメ語でいいよ』と優しく接してくれました。浪人生が多い大学でしたが、ひとみさんは集まりでも年上の扱いをされることが多くてどこか馴染めていない様子でした」
引用:「ミスコン出場後、パパ活もはじめて…」ルフィ強盗団の“お嬢さま”熊井ひとみ容疑者(25)の“変貌”と逮捕された同居男性(24)の“チャラすぎる素顔”とは
ただそれでも、入学当初は気さくに周りに接して交友関係を広げていたようです。
ところが、熊井ひとみは周囲に勧められて、大学の新入生No.1を決めるミスコン「ミスフレッシュキャンパスコンテスト2018」に出場してから大学生活を真面目に過ごさなくなっていったようです。
熊井ひとみはフレキャン出場後に多摩美術大学を退学
熊井ひとみはフレッシュキャンパスコンテストでセミファイナリスト(下の引用記事ではファイナリストと書かれているが、正確にはセミファイナリスト。ネット上のアーカイブで確認済)に進むも、グランプリには選ばれませんでした。
しかしその後、熊井ひとみはモデルで成功したいと考えるようになり、多摩美術大学にも通わなくなって「SHOWROOM」での動画配信に力を入れるようになったという事です。
熊井容疑者は見事ファイナリストまで駒を進めたが、課題は出さなくなり大学にも顔を出さなくなった。“フレキャン”が終わっても周囲からの注目を求めて、動画配信アプリ「SHOWROOM」での配信やモデル活動に力を入れ始めた。
引用:「ミスコン出場後、パパ活もはじめて…」ルフィ強盗団の“お嬢さま”熊井ひとみ容疑者(25)の“変貌”と逮捕された同居男性(24)の“チャラすぎる素顔”とは
フレキャンに出場した頃から、熊井ひとみは多摩美術大学に真面目に通わなくなり、単位を落として留年しています。結果として3年生の頃に中退してしまったとの事です。
熊井容疑者は授業には出ず、単位が取れなくなり留年が確定。大学3年生の時期に中退している。
引用:「ミスコン出場後、パパ活もはじめて…」ルフィ強盗団の“お嬢さま”熊井ひとみ容疑者(25)の“変貌”と逮捕された同居男性(24)の“チャラすぎる素顔”とは
多摩美術大学時代の知人女性によれば、熊井ひとみはフレキャンに出場した頃から変わっていったとの事でした。
「周りに勧められて《ミスフレッシュキャンパス》に参加を決めて、エントリー審査に受かった頃からひとみさんは変わっていきました。SNSで積極的に発信するようになり、自分を露出することに時間をかけるようになって、どんどん可愛くなっていきました。ただ、その反面、学業はおろそかになっていって……」
引用:「ミスコン出場後、パパ活もはじめて…」ルフィ強盗団の“お嬢さま”熊井ひとみ容疑者(25)の“変貌”と逮捕された同居男性(24)の“チャラすぎる素顔”とは
熊井ひとみは多摩美術大学在学中にパパ活も
多摩美術大学時代の知人女性の証言によれば、熊井ひとみはフレキャンに出場してからルイ・ヴィトンやグッチなどの高級バッグを持ち歩くようになったそうです。
この知人女性が興味本位で「モデル活動って儲かるの?」と尋ねたところ、熊井ひとみは「SHOWROOM」の配信に投げ銭(視聴者が配信者に課金するシステム)をたくさんしてくれる人と個人的にやり取りしてデートに行き、お金やブランドバッグをもらっていると明かしたそうです。
この知人女性は、こうした熊井ひとみの行動について「要はパパ活ですよね」と話しています。
「SHOWROOMの投げ銭システムでいつも多く払ってくれる人とSNSで個人的にやりとりして、ご飯を食べたりカラオケに行ったりしてたそうです。その人がお金をくれたり、カバンをくれたと言っていました。ガールズバーみたいなものと言ってましたが、要はパパ活ですよね」
引用:「ミスコン出場後、パパ活もはじめて…」ルフィ強盗団の“お嬢さま”熊井ひとみ容疑者(25)の“変貌”と逮捕された同居男性(24)の“チャラすぎる素顔”とは
熊井ひとみの現在①逮捕されるも妊娠を理由に釈放される
出典:https://twitter.com/
熊井ひとみはフィリピンの入国管理局のマニラのビクタン収容所に拘束されていましたが、特殊詐欺に関わった他の容疑者3名と共に2023年5月24日に強制送還され日本に向かう機内の中で逮捕されました。
この4人は、2023年2月に強制送還された渡辺優樹らが率いる特殊詐欺グループの「かけ子」であり、2019年に高齢女性に嘘の電話をかけ、キャッシュカード数枚をだまし取った疑いが持たれているとの事です。
寺島春奈容疑者(28)、熊井ひとみ容疑者(25)、藤田海里容疑者(24)、佐藤翔平容疑者(32)の4人は、フィリピンから移送中の飛行機が日本の領空に入った24日午後0時40分ごろ、窃盗容疑の逮捕状が執行された。
熊井被告は2019年に仲間ら共謀し、都内に住むA氏(65)とB氏(76)のキャッシュカードをそれぞれ盗み、A氏から350万9000円、B氏から63万3000円を引き出した窃盗の罪に問われている。
出典:https://www.yumerohashi.com/
逮捕された当時、熊井ひとみは妊娠しておりお腹がふっくらしている様子も確認されています。
そのため、熊井ひとみは逮捕はされたものの体調不良を理由にすぐに釈放されました。
熊井ひとみの子供の父親は、フィリピンで一緒に生活していたという藤田海里であることが明らかになっています。
釈放後の熊井ひとみは、警視庁による任意での捜査が続くことになりました。
熊井ひとみの現在②藤田海里の裁判で子供を出産していたことが判明する
出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/
2023年9月26日、熊井ひとみの交際相手で、子供の父親である藤田海里の初公判が行われました。
初公判で藤田海里は熊井ひとみのことを「内縁の妻」であると明かし、「罪を償ってから入籍したい」と語っています。
熊井ひとみは2023年8月頃に出産しているとの事ですが、藤田海里は熊井ひとみにも子供にも会えていないと明かしていました。
「配偶者はいますか」と聞かれた藤田は「内縁の妻で、熊井ひとみさんがいます」と証言。続いて、次のように明かした。「フィリピンに滞在している間は同棲していたんですが、子供の妊娠が発覚した今年1月頃からは『ずっと一緒に暮らしていこう』と思って」そして前を見据え、こう宣言したのだ。「罪を償ってから、その後、入籍したいなと思っています」
熊井ひとみは大学を中退した後、2019年にフィリピンに渡り詐欺グループの一味に加わったとの事ですが、フィリピン入国管理局によりアジトが摘発されメンバーたちが拘束された際、藤田海里とともに運よく難を逃れたことをきっかけに、交際・同棲がスタートしたといいます。
その後、ルフィグループの渡辺優樹らがマニラの収容所に収容されたことで、制裁を加えられる可能性がなくなったため、2人で組織を脱退したことを藤田海里が明かしています。
同年11月13日、同局はマカティ市内で“ルフィグループ”のメンバー36人を拘束。難を逃れた熊井と藤田は混乱の最中に交際をスタートさせ、息を潜めるように同棲生活を始める。渡辺ら幹部がマニラ市のビクタン収容所に収容されたのは、それから1年余が経過した21年3月頃のことだ。2人が組織を脱退したのは、その直後だった。
引用:(2ページ目)「親兄弟に危害を加える」と脅されて…“ルフィグループ”熊井ひとみ(26)と藤田海里(24)“愛と地獄の逃避行”〈息を潜めて同棲、妊娠、強制送還〉 夫は被害者に「全額自分が弁済する」
また、藤田海里は、被害者の一人に弁済と示談を済ませていることが明らかになっていますが、現金を用意したのは熊井ひとみの8才年上の姉であるとの事です。
起訴状によると、被害者であるAさん、Bさんの被害総額は、それぞれ350万9000円、63万3000円。現在、藤田はBさんに対し、被害弁済と示談を済ませている。
引用:「親兄弟に危害を加える」と脅されて…“ルフィグループ”熊井ひとみ(26)と藤田海里(24)“愛と地獄の逃避行”〈息を潜めて同棲、妊娠、強制送還〉 夫は被害者に「全額自分が弁済する」
熊井ひとみは、藤田海里の母親に電話で事件を起こしたことへの謝罪をするとともに、子供を2人で大切に育てていきたいとの希望を口にしていたことも明らかになっています。
熊井ひとみの現在③懲役2年の実刑判決が下される
出典:https://www.youtube.com/
熊井ひとみの初公判が2023年11月6日に東京地裁で行われました。
熊井ひとみは「間違いありません」と起訴内容を認め、犯罪に手を染めることになってしまった経緯についても説明しています。
熊井ひとみはフレキャン出場を機に知り合ったスギウラという男から闇バイトの勧誘を受けたといいます。
「スギウラからは、フィリピンで1ヶ月、キャッシュカードに関する手続きについて、電話をかける案件があると言われました。50万〜100万近く稼いで帰ってくる人もいると。かなり切羽詰まった様子でお願いされたので、怪しいとは思ったのですが、父親が東南アジアで事業をしている関係だから安心してと言われました。彼のことは信用していましたし、まさか犯罪組織に関わっているとは思っていなかったので、その時は深く考えず。お金も欲しかったので……」(熊井被告の証言)
引用:有名ミスコンにも出場、「ルフィグループ」一味の美女が法廷で語った現在「老人ホームでボランティア」「2人で子供を育てていきたい」
フィリピンに渡ってすぐに、紹介された仕事が詐欺であると理解し恐怖を感じたとの事ですが、上の人間から「実家の住所も知っているんだから」などと脅され、かけ子を強要され続けていたようです。
公判の中で熊井ひとみは、都内の実家で両親とともに子供を育てながら、老人ホームでボランティア活動をしていることも明かしていました。また、裁判を終えたらすぐに仕事ができるよう、ハローワークに通い得意な英語を生かした仕事を探しているとの事でした。
「自分が金を騙し取ったのが高齢者だったので、罪の意識を忘れないよう、老人ホームでのボランティアを始めました。そのうち入居者たちと話していくなかで、親切にしてもらうことも多々あり、私がお金を盗んだA氏とB氏も、親切な老人だったのではないかと考えるようになりました。私がA氏とB氏から盗んだお金は、老後の資金や、子供や孫にとっておいた金だったと聞いています。罪の意識を忘れないよう、今後もボランティア活動は続けていきます」(熊井被告の証言)
引用:有名ミスコンにも出場、「ルフィグループ」一味の美女が法廷で語った現在「老人ホームでボランティア」「2人で子供を育てていきたい」
検察側は「懸命に貯蓄した老後の資金を奪った」と指摘し、懲役4年を求刑。一方、弁護側は「子供のためにも服役させるべきではない」と主張していました。
2023年12月7日、「従属的であるとはいえ、重要な役割だった」として熊井ひとみに懲役2年の実刑判決が言い渡されました。黒のスーツに身を包み、髪を一つに結んだ姿で証言台に立った熊井ひとみは、終始うつむきながら判決を聞いていたとのことです。
裁判冒頭で検察側は熊井被告の弁護人がA氏の了承を得ずに被害額の350万円を弁済したことについて「処罰感情を無視。一方的に返金し、逆なでした」と批判した。検察によるとA氏は「一方的にお金を振り込まれて、びっくりしました。弁護士としてあるまじき行為。お金が返ってきても犯人を許す気にはならないし、罪が軽くなるのは困る」と拒否しているという。
まとめ
今回は、大規模特殊詐欺事件、連続強盗事件を引き起こした通称「ルフィ強盗団」で、かけ子として特殊詐欺事件に関わっていた容疑で逮捕された熊井ひとみについてまとめてみました。
熊井ひとみの実家は東京都三鷹市の閑静な住宅街に建つ鉄筋3階建ての豪邸である事が明らかになっています。
熊井ひとみの家族については、父親は会社員で母親は専業主婦、きょうだいは兄と姉が1人ずついる事がわかっています。また、父方の祖父は過去に高知県で市議会議員や県議会議員を長期にわたって務め、その功績により勲章も授与されている地元の名士である事が明らかにされています。
熊井ひとみの学歴については、地元の公立小学校・中学校を卒業後、千代田区内の高校へと進学し陸上部に所属。高校卒業後は2浪して多摩美術大学へと進学した事がわかっています。
熊井ひとみは、多摩美術大学では美術学部演劇舞踊デザイン学科で学んでいたようですが、「フレッシュキャンパスコンテスト2018」に出場してセミファイナリストに選ばれて以降、大学に真面目に通わなくなり、3年生の時に中退しています。
熊井ひとみはその後フィリピンにわたり、ルフィ強盗団に関わり特殊詐欺事件でかけ子の役割を果たすようになりました。
熊井ひとみは2023年3月にフィリピンの入国管理局に身柄を拘束され、5月に日本に強制送還、逮捕されました。
その後すぐに釈放された熊井ひとみは、一緒に逮捕された藤田海里との子供を2023年8月頃に出産したものの、同年12月には懲役2年の実刑判決を受けています。子供のためにも罪を償い、今後は真っ当な人生を歩んでもらいたいものです。