新宿歌舞伎町で女性がホスト風男性をカッターナイフで刺した「歌舞伎町ホスト殺人未遂事件」が話題です。
この記事では「歌舞伎町ホスト殺人未遂事件」の概要や被害者と犯人、それぞれの顔画像や名前、事件をとらえた動画、文春が明らかにした犯行の動機、現在などについてまとめました。
この記事の目次
歌舞伎町ホスト殺人未遂事件の概要
「歌舞伎町ホスト殺人未遂事件」は、2023年11月5日の午前1時半頃に新宿歌舞伎町2丁目で、25歳の女性が23歳のホストの男性をカッターナイフで刺して全治2週間ほどの重傷を負わせ、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された事件です。
犯人の女性は白いパンツに白いのパーカーを着た身長が高めの女性で、「ふざけんな」、「クソガキよ」、「舐めてんなよコラ」などと怒号を発しながらカッターナイフを振りかざし、倒れ込んだ被害者のホスト男性にさらに髪の毛を掴んで引き摺り回し、殴る蹴るの追い討ちまでかけていました。
深夜でも人が溢れる新宿歌舞伎町で発生した事件だった事から、目撃者によって動画が撮影されておりその動画がネットに拡散されて大きな騒動に発展しています。
歌舞伎町ホスト殺人未遂事件の被害者
「歌舞伎町ホスト殺人未遂事件」の被害者の男性は、事件当時23歳のホストだと報じられています。
事件後に「X」で、元ホストの「Azu」というハンドルネームの人物が、歌舞伎町ホスト殺人未遂事件の被害者は自分だと名乗り出ました。
しかしこの方はすぐに自分が被害者というのは嘘だと明かしています。
正直に話しますと、自分は刺された本人ではありません。
— Azu. (@azu_azu_216) November 6, 2023
刺されたホスト、刺した女なんかどうでもよくて
たった1つの自分の嘘のツイートを信じてしまうという人が多すぎてびっくりしました。
SNSで書かれてること全てが真実ではないというのがこれで証明できたのではないでしょうか? https://t.co/eYpCYT5YU9
歌舞伎町ホスト関係者によると、被害者は正確にはホストではなくホスト店の内勤のスタッフだという事です。
「『お客様と揉めてしまい、刺されたのは自分です』という旨の投稿をしたホストがいますが、あれは偽者。『ホストと客間で起きた色恋トラブルではないか』という見立てに便乗しただけの輩です。そもそもBはホスト店で働いているものの、プレイヤー(接客の仕事をするホスト)ではなく内勤スタッフですから」(歌舞伎町ホスト関係者)
ただ、別の関係者によるとこの被害者男性は以前はホストとしても勤務していたようです。
しかし、かなり変わった人物で周囲からは「サイコパス」などと呼ばれ、発言が支離滅裂でお客さんと目を合わせられないためホストとしてはやっていけなかったために内勤に退いたのだとか。
Bは周囲からは“サイコパス”と評されていました。言ってることがいつも支離滅裂ですごく変わった子という印象です。人と目を見て話せないので、ホストとしては致命傷なんです。もちろん売り上げも立てれず、“モブホスト(ランキングにも入らない、役職もないホストのこと)”と呼ばれていましたね。以前働いていた店の人もBに手を焼いており、内勤に退くしかなかったと聞いています
この被害者の元ホストですが、「toU」というライブ配信アプリで「春舞(はるま)」という名前で配信を行なっているようです。
このアカウントが特定された事で、この男性の顔画像もネットで拡散されていますが、一応被害者という事なのでここでは公開を差し控えます。
歌舞伎町ホスト殺人未遂事件の犯人についてや名前
出典:https://www.news-postseven.com/
「歌舞伎町ホスト殺人未遂事件」の犯人については、「文春オンライン」が、1998年の生まれで長崎県の出身。約5年前に上京したとの情報を明かしています。
逮捕されたA子は1998年、長崎県生まれ。上京したのは約5年前である。
引用:「肋骨骨折、顔面を8針縫い、尿管と膀胱を損傷…」《歌舞伎町ホスト殺人未遂事件》逮捕の女(25)が語っていた“男の壮絶DV”と“復讐予告電話”「なんでこいつ普通に生きてんの」
ただ、それ以外に犯人の女性についての情報はなく名前なども明らかになっていません。
歌舞伎町ホスト殺人未遂事件の犯人の顔画像
「歌舞伎町ホスト殺人未遂事件」の犯人の顔画像はネット上に出回っています。
事件当時に周囲の野次馬が動画撮影し、それがネット上に拡散されたため、その動画をキャプチャして犯人の顔画像をアップにしたもののようです。
後述しますが、実はこの犯人と被害者は客とホストの関係ではなく、同棲する恋人同士でした。そして、被害者が「春舞」の名前で配信していた「toU」にこの犯人女性も出演していた事がわかっています。
そのためこの犯人のSNS配信時の顔画像が出回る可能性もあるのですが、現在のところはそうした画像は確認できません。
また、犯人の女性はインスタグラムなどのSNSを利用していた事がわかっていますが、アカウントは関係者によって事件後に削除されているようで、そこに投稿されていた顔画像もモザイクなしのものは現在の時点では流出はしていません。
歌舞伎町ホスト殺人未遂事件の動画
「歌舞伎町ホスト殺人未遂事件」では、周囲の野次馬が一部始終を動画撮影しており、その動画がネット上で拡散されています。
警察に相談していたのに、何故またも止められなかったのか
— ナナコ (@Holina642) November 6, 2023
半沢直樹の倍返しか?
「肋骨骨折、顔面を8針縫い、尿管と膀胱を損傷…」《歌舞伎町ホスト殺人未遂事件》逮捕の女が語っていた“男の壮絶DV”pic.twitter.com/yHkm4HmK44
「カッターナイフで刺された」東京・新宿歌舞伎町が騒然、20代の女を殺人未遂の疑いで逮捕。
— けーじぇぅいー™️🙄 (@kj8763kj) November 5, 2023
20代女性がコンビニでカッターを買ってきてあなたのせいでこうなったとホストの首を刺す。
pic.twitter.com/kuyMrXI5mo
歌舞伎町ホスト殺人未遂事件の犯人の動機は金銭トラブルとDV
出典:https://www.yumerohashi.com/
「歌舞伎町ホスト殺人未遂事件」の犯人は25歳の女性でしたが、犯行の動機が「文春オンライン」などによって明らかにされています。
当初の報道で、犯人は警察の取り調べに対し、「半年で1800万円貢いで、人生壊されそうになって刺した」などと動機を語ったと報じられました。
『男のせいで半年間、入院生活を送った』『(このホストに)半年で1800万円を貢いだ』『人生を壊されそうになって許せなくて刺した』と語っているそうです。
そのため、犯人と被害者の関係は客とホストだと見られており、その金銭トラブルが犯行動機になったと見られていました。
しかし、「文春オンライン」の記事では、実際の関係は2人は交際しており、被害者が犯人から美容代や洋服代として多額の金銭を貢がせ、激しいDVも加えていた事などが明らかにされています。
犯人と被害者は、「toU」というライブ配信アプリで知り合って交際を始め、同棲を始めたようです。そして、被害者は犯人のヒモのようになってしまったという事です。
『toU』という、ホストが勧誘目的でよく使っているイケメン特化型ライブ配信アプリがあるんですが、A子はそれでBと知り合い、交際し始めました。Bはホスト店勤務ですが、A子とは客の関係ではありません。A子はBと付き合って、生活が一変してしまった。服から美容代まで全てを支払う“ヒモ”になってしまったのです
引用:「肋骨骨折、顔面を8針縫い、尿管と膀胱を損傷…」《歌舞伎町ホスト殺人未遂事件》逮捕の女(25)が語っていた“男の壮絶DV”と“復讐予告電話”「なんでこいつ普通に生きてんの」
さらに、被害者が犯人に対して激しい暴行を加えていた事も明かされています。
犯人は、2023年4月、6月、8月にそれぞれ暴行を受け、肋骨の骨折、顔面を8針縫う怪我、尿管と膀胱の損傷などの怪我を負わされ入院もしたようです。
精神的にも病んでしまい、大量の睡眠薬を服用し、オーバードーズも行った事も明かされています。
BからのDV被害は壮絶でした。今年4月には肋骨を骨折させられ、顔面を8針縫う大怪我を負わされていました。さらに6月と8月に受けたDVでは、尿管と膀胱を損傷しており、入院もしています。本当に身体中がアザだらけでした。そして、A子は大量の睡眠薬を摂取するようになった。オーバードーズになり、精神はどんどん崩壊していきました
引用:「肋骨骨折、顔面を8針縫い、尿管と膀胱を損傷…」《歌舞伎町ホスト殺人未遂事件》逮捕の女(25)が語っていた“男の壮絶DV”と“復讐予告電話”「なんでこいつ普通に生きてんの」
そして、犯人の姉はこのままでは命の危険もあると感じ、病院の診断書を持って警察に駆け込んだそうです。
2023年8月17日、被害者は傷害罪で逮捕されるも、不起訴となって釈放。
8月17日にBが逮捕されましたが、不起訴となり約20日で釈放。
そして、2023年11月5日に犯人は「歌舞伎町ホスト殺人未遂事件」に及びました。犯行の動機は、犯人がこのままこの男(被害者)といれば自分の人生が破壊されるため、もう殺害するしかないと考えた事だったようです。
歌舞伎町ホスト殺人未遂事件の現在…被害者が犯人の自宅でライブ配信
「歌舞伎町ホスト殺人未遂事件」では、犯人の女性が殺人未遂の容疑で現行犯逮捕され、被害者の男性は救急搬送されるも、1リットルの輸血を受けた後、翌日の朝には退院しています。
そして驚くべきことに、被害者男性は合鍵を預かっていた犯人の自宅へ入り、そこで「toU」で生配信を行なっていたようです。
A子の凶行から約19時間が経過した11月5日午後8時30分頃、“被害者”であるはずのBさんは、“加害者”で逮捕されたA子の自宅に1人でいた。そして、「toU」でライブ配信をしていたのである。
引用:事件当日に逮捕女(25)の自宅から生配信…《歌舞伎町ホスト殺人未遂事件》刺された男性(23)を直撃!「あ、刺されたで終わり」「最低2年は会わないからどうでも良いや」
さらに被害者は事件から丸1日が経過した11月6日の深夜には早くも歌舞伎町に復帰し、あるバーに女性2人を連れて訪れて、終始ご機嫌な様子で「全国デビューしちゃった」などと嬉しそうに事件の事を話していたのだそうです。
「文春オンライン」は、この被害者に直撃取材していますが、全く気にした様子もなく「殺人未遂だから(犯人が懲役に行くため)最低2年は会わないからどうでもいいや」と言い放ったのだそうです。
まとめ
今回は、2023年11月5日の新宿歌舞伎町で発生した「新宿歌舞伎町ホスト殺人未遂事件」についてまとめてみました。
「歌舞伎町ホスト殺人未遂事件」は、25歳の女性が、23歳のホスト店勤務の男性をカッターナイフで刺し、全治10日の怪我を負わせ、殺人未遂容疑で逮捕された事件です。
歌舞伎町ホスト殺人未遂事件の被害者については、当初はホストと報道されていましたが、関係者の証言でホストクラブのスタッフで接客をするホストではなかったと判明しています。また、この被害者が「toU」というアプリで「春舞」という名前でライブ配信をしていた事もわかっています。
歌舞伎町ホスト殺人未遂事件の犯人は名前は明らかになっていませんが、被害者男性と交際していた25歳の女性で、5年前に長崎県から上京してきた事が明かされていて、事件時に撮影された動画をキャプチャし拡大した顔画像などもネットで拡散されています。
歌舞伎町ホスト殺人未遂事件の犯人の動機ですが、被害者の男性から多額の金銭を貢がされ、激しいDV被害にも遭っており、それから逃れるため、あるいはその復讐のために犯行に及んだ可能性が高いとみられています。
歌舞伎町ホスト殺人未遂事件の被害者は、事件翌朝には病院を退院しており、その日には犯人の自宅でライブ配信まで行い、その夜には歌舞伎町に復帰してバーに来店して事件について自慢げに語っていたようです。