女優・熊谷真美さんは18歳年下の中沢希水さんとの離婚しましたが、離婚原因にネットがざわついています。
今回は熊谷真美さんの若い頃、父親や妹など家族、元旦那のつかこうへいさんや中沢希水さんとの離婚原因、子供をまとめました。
この記事の目次
熊谷真実のプロフィールや生い立ち・経歴
熊谷真実
生年月日:1960年3月10日
出身:東京都杉並区
在住:静岡県浜松市
身長:160cm
所属:アワーソングスクリエイティブ
血液型:AB型
活動:女優、タレント
熊谷真美さんは東京都杉並区出身の女優・タレントです。
朝ドラ女優として人気になり、石井ふく子さんの「石井組」の女優の1人でもあります。
また、レジェンド俳優の松田優作さんの義姉としても知られています。
私生活では劇作家のつかこうへいさんや書道家の中沢希水さんと結婚・離婚をしています。
熊谷真美の生い立ち
熊谷真美さんは、東京都杉並区で生まれました。3姉妹の次女です。実家は婦人服店の「熊谷商店」で、ねじめ正一さんの実家と同じ商店街でした。
実家兼店舗は6畳一間で狭かったので、熊谷さん達3姉妹は近くのアパートで暮らし、叔母に面倒を見てもらって育っています。
中学・高校は女子校の東京文化高校中学校・東京文化高校に通っていて、演劇部に入っていました。小学校時代は引っ込み思案だったものの、中学・高校は学校の人気者で、高校3年生の時の文化祭のクラスの出し物は「熊谷真実のすべて」でした。いかに人気者だったかが分かりますね。
芸能界に入っての経歴
熊谷真美さんは高校卒業後、日本女子体育短期大学への進学が決まっていました。
ですが、1978年につかこうへいさん構成・演出のロックオペラ「サロメ」のオーディションに合格したことにより、進学をやめて、「サロメ」への出演を決めます。
それ以降はドラマや映画に出演し、1979年にはNHK連続テレビ小説「マー姉ちゃん」に主演し、エランドール賞新人賞を受賞しました。
その後も、ドラマや舞台に出演し、特に石井ふく子プロデュース作品への出演が多かったため、「石井組」の1人に数えられるようになります。
1998年には、母親の清子さんを題材にしたねじめ正一さんの「熊谷突撃商店」の舞台に主演します。
2015年には舞台「マンザナ、わが町」での演技が評価され、第50回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞しました。
熊谷真実の若い頃のかわいい画像まとめ
熊谷真美さんは18歳の時に芸能界デビューをしています。
若い頃の熊谷真美さんはとてもかわいいんです。
表情がくるくる変わって、その場がパッと明るくなるようなかわいらしい女優でした。
若い頃の朝ドラ「マー姉ちゃん」に出ていた頃の画像を見ていきましょう。
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出典:twitter.com
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熊谷真美さんの若い頃の画像を見ると、人気があったのも納得ですよね。
熊谷真美さんはかわいいですが、絶世の美女というわけではありません。それでも、人を惹きつけるものを持っていますし、魅力的に感じるものを持っている女優さんです。
そうでないと、18歳でデビューしてから還暦を過ぎてもずっと第一線で、女優・タレントとして活躍することはできないですよね。
熊谷真実の父親や妹・義弟など家族
熊谷真美さんの家族について見ていきましょう。実家の家族構成はこちらです。
・母親
・姉(6歳年上)
・熊谷真美
・妹(2歳年下)
この5人家族以外にも、妹が結婚した旦那や甥を見ると、熊谷真美さんはすごい家族に囲まれていることが分かります。
父親は熊谷行年
熊谷真美さんの父親は熊谷行年さんです。東京都杉並区の商店街で婦人服洋品店を営んでいました。
熊谷さんの父親は典型的な九州男児タイプでとにかく破天荒だったようで、食事が冷えているだけでちゃぶ台をひっくり返すようなことが多々あったようです。
しかも、父親には愛人がいて、家族旅行に愛人を連れてくることもあり、熊谷真美さんは子供の頃は「父親に愛人がいるのは当たり前」と思って育っていたそうです。
高齢になった父親の写真を見るだけでも、「破天荒なプレイボーイタイプ」であることは一目瞭然ですよね。
母親は熊谷清子
熊谷真美さんの母親は熊谷清子さんです。母親は「阿佐ヶ谷のひまわり」と周囲の人から呼ばれるほど明るい女性でした。
同じ阿佐ヶ谷の商店街で生まれ育った小説家のねじめ正一さんは、のちに「熊谷突撃商店」という熊谷家をモデルにした小説を書いています。
この小説は母親の熊谷清子さんが主人公であり、商店街のマドンナとしての奮闘記が描かれています。
母親は演劇が好きで、お母さん子だった熊谷さんを宝塚歌劇団の公演にも連れていってくれたそうです。そのような影響から女優を志すようになったのかもしれません。
熊谷真美さんの母親は、家族にとって太陽のような存在であり、破天荒な父親にとっても大きな存在だったようです。
母親は1996年に他界していますが、父親は母親の供養のために、庭に高さ15mの観音像(清子観音)を建造しています。
妹は松田美由紀
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熊谷真美さんの妹は松田美由紀さんです。
松田美由紀さんは10代の頃からモデルとして活動し、1979年につかこうへいさんの抜擢で「金田一耕助の冒険」で女優デビューを果たしました。
その後も「探偵物語」や「北の国から」等たくさんの作品に女優として参加しています。また、近年はアートディレクターや写真家としても活動しています。
熊谷真美さんと松田美由紀さんは性格が全く違うので、会うといつも喧嘩してしまうそうです。
義弟は松田優作
熊谷真美さんの妹・松田美由紀さんが結婚したのは、レジェンド俳優で現在でも高い人気を誇る松田優作さんです。
松田優作さんと松田美由紀さんはダブル不倫状態でしたが、双方とも離婚後に1983年に再婚しています。
松田優作さんの代表作はこちらです。
・「太陽にほえろ!」
・「俺たちの勲章」
・「大都会 PARTⅡ」
・「探偵物語」
<映画>
・「遊戯シリーズ」
・「蘇える金狼」
・「家族ゲーム」
・「ブラック・レイン」
松田優作さんは1989年に膀胱がんで亡くなっています。
甥は松田龍平&松田翔太
熊谷真美さんの甥は松田龍平さんと松田翔太さんです。
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松田龍平さんも松田翔太さんも、2世ながらも実力を兼ね備えた俳優ですよね。
映画・ドラマで活躍しています。また、姪には松田ゆう姫さんもいます。
熊谷真実の1人目の旦那はつかこうへい
熊谷真美さんが最初に結婚したのは、つかこうへいさんです。
つかこうへいさんとは1980年に結婚しています。
つかこうへいのプロフィール
つかこうへいさんは在日韓国人の劇作家です。
大学在学中からアングラ演劇第二世代の劇作家・演出家として活動を始め、新進劇作家として注目を集めます。
そして1970年代から1980年代にかけて、「つかブーム」を巻き起こしました。
つかこうへいさんの代表作はこちらです。
・「蒲田行進曲」
・「二代目クリスチャン」
・「幕末純情伝」
どれも日本の演劇を代表するような作品です。
熊谷真美とつかこうへいとの馴れ初め
熊谷真美さんとつかこうへいさんの出会いは、熊谷さんのデビュー作である「サロメ」です。
18歳の熊谷さんは、12歳年上のつかこうへいさんに恋をします。
「サロメ」が終わってしまえば会えなくなってしまうことから、熊谷真美さんはつかこうへいさんに「真美とデートしてください」とデートを申し込み、そこから交際が始まりました。
そして1979年7月、つかこうへいさんのお父さんが危篤になり、2人で福岡の病院に駆け付け、お父さんの前でつかさんが熊谷さんを「俺の嫁さんになる人だ」と紹介します。
これがプロポーズになり、2人は1980年に結婚しました。
熊谷真美さんがつかこうへいさんと結婚したのは、20歳の時でした。
熊谷真実と元旦那・つかこうへいの離婚原因
つかこうへいとは1982年に離婚
熊谷真美さんとつかこうへいさんは1980年に結婚しますが、1982年に離婚しています。
1981年3月の時点で、熊谷さんは家を出ていて別居状態だったとのことです。
離婚にあたり、つかこうへいさんは記者会見を開いています。その時には、次のように離婚原因を語っていました。
「お互い忙しすぎたことがこんな結果を招いたと思う」
「家でいばりすぎたり、かまってやれなかったりしたのも原因だろう」とも話しています。
夫婦のことは2人にしかわからないですが、熊谷さんはまだ若かったですし、亭主関白で、しかも家でもかまってくれず、忙しいつかこうへいさんに愛想をつかしたのかもしれませんね。
また、熊谷真美さんは結婚後も仕事を続けていましたが、つかこうへいさんは結婚後は女性は家庭に入って欲しかったという価値観のズレも離婚原因の1つだと思われます。
熊谷真実の2人目の旦那は中沢希水
熊谷真美さんはつかこうへいさんと離婚後、ずっと独り身を貫いていましたが、2012年11月13日に書道家の中沢希水さんと再婚しています。
中沢希水さんは熊谷真美さんの18歳年下で、年の差夫婦として話題になりました。
中沢希水のプロフィール
出典:dogatch.jp
中沢希水
生年月日:1978年1月6日
出身:静岡県浜松市
学歴:大東文化大学文学部中国文学科卒業
活動:書道家
中沢希水さんは新進気鋭の書道家です。静岡県浜松市出身の中沢希水さんは、書道家の両親のもとに生まれ、幼少期から書道を始めました。
成瀬映山に師事し、希水會を主催していて、書道教室などを開催しながら諸作品や抽象画、ロゴや題字などを手掛けています。
2014年には第9回手島右卿賞を受賞し、2016年には浜松市親善大使「やらまいか大使」に就任しています。
この「やらまいか大使」には、2020年に熊谷真美さんも就任しています。
中沢希水との馴れ初め
熊谷真美さんと中沢希水さんは18歳の年齢差があります。
結婚した2012年、熊谷真美さんは52歳、中沢希水さんは34歳でした。
年齢も職業も違う2人の馴れ初めが気になりますよね。
実は、中沢希水さんは熊谷さんの書道の先生だったとのことです。
熊谷さんは46歳の時から2週間に1回、書道教室に通っていて、中沢希水さんはその教室の先生でした。
最初に出会った時から4年間はずっと、先生と生徒の関係でしたが、熊谷さんは中沢さんのことを好きになっていたのです。
そんな中、熊谷さんは中沢希水さんが彼女と別れたことを知り、デートに誘います。そして、3回目のデートで熊谷真美さんの方から「好きです」とストレートに告白しました。
中沢希水さんは「1ヶ月考えさせてください」と答えましたが、1ヶ月後に「結婚を前提に付き合ってください」と熊谷さんに伝え、交際が始まりました。
そして交際8ヶ月で結婚しました。2013年3月には、ホテルオークラで盛大な結婚式・披露宴を挙げています。
2020年に浜松に移住
熊谷真美さんと中沢希水さんは、2012年11月13日に結婚しています。
結婚当初は拠点を東京に置いて、熊谷真美さんは女優としての仕事に打ち込んでいましたが、2020年8月には中沢希水さんの出身地・静岡県浜松市に引っ越して、浜松に拠点を置きました。
そして、熊谷真美さんも2020年12月「浜松市やらまいか大使」に任命されていて、夫婦2人で浜松で活動をしていました。
熊谷真実と元旦那・中沢希水の離婚原因
熊谷真美さんと中沢希水さんは夫婦でテレビ番組にも出演するなど、仲睦まじいおしどり夫婦として知られていました。
年の差は18歳もありますが、夫婦円満だと世間には思われていたんです。
しかし、2021年3月25日に離婚しています。
なぜ、熊谷真美さんと中沢希水さんは離婚したのでしょうか?離婚原因を考えていきましょう。
1年契約&年齢差に不安はあった
出典:at-s.com
離婚後の週刊誌の報道によると、熊谷真美さんと中沢希水さんの結婚は1年ごとの契約更新というルールがあったようです。
1年ごとに、「結婚を続けていくのか?」という意思をお互いに確認するという契約ですね。
これは、ごく一般的な夫婦では考えられない契約です。結婚するということは、生涯連れ添うことを前提とするのが当たり前ですから。
報道によると、この契約は中沢希水さんの方から持ち出したようです。熊谷真美さんは年の差・自分の年齢もあって、不安を吐露していました。
それは“1年ごとに結婚生活を続けるか話し合う”というもの。だから熊谷さんは当初から老後のことを気にしていて、『心配でしょうがない。捨てられないように頑張る』と言っていました
確かに、18歳の年齢差があって、1年ごとの契約更新という条件だったら、誰だって老後のことは心配になるし、いつかは捨てられるのではないかと不安になりますよね。
熊谷真美は中沢希水を全力で支えていた
そんな中、熊谷真美さんは中沢希水さんの書道家としての活動を必死に支えていました。
中沢希水さんは、書道家と言っても、常に安定した収入が得られるような有名書道家ではありませんでした。
また、書道家として自分の好きな活動をしていくには、お金がかかります。
だから、熊谷真美さんは夫の中沢希水さんに自由に活動してもらうために、仕事に打ち込み、しっかり稼いでいたんです。
ただ、舞台の仕事は地方を回ることも多く、家を開けがちになっていたそうです。そうしたら、夫の中沢希水さんは熊谷真美さんに離婚を言い渡したそうです。
しかし多忙になった結果、家を空けることが増えてしまった。すると結婚5年目くらいのとき、彼から『一緒にいられないなら一人でいるほうがいい』と離婚を言い渡されたそうです。
自分のために、一生懸命働いてくれている妻に対して、「一緒にいられないなら一人でいる方がいい」なんて、単なるわがままと思ってしまいます。
ですが、熊谷真美さんはこのように言われたことで、仕事をセーブして、夫婦の時間を持つようにします。
そして、中沢希水さんの故郷でもある静岡県浜松市に移住しました。そうしたら、今度は一緒にいる時間が増えたことで、喧嘩も増えてしまう結果に…。
そして離婚…
出典:mainichi.jp
夫の活動を支えるために一生懸命働いたら、「一緒にいられないなら離婚」と言われ、仕事をセーブして夫の故郷に移住までしたら、今度は喧嘩が増えて離婚。
第三者の視点から見ると、熊谷真美さんは中沢希水さんに振り回され、18歳年上で還暦の年齢という弱みに付け込んで、貢がされていただけのようにも見えます。
離婚理由については、熊谷真美さんは次のように発表しました。
理由は将来的なビジョンの相違ですが、お互いにとってとても前向きな離婚という決定です。希水さんの書家としての創作活動、私の女優として、そして伝えるものとしての活動はますます充実する事と思います。9年の結婚生活には楽しい思い出しかありません。
夫の中沢希水さんのコメントはこちらです。
「私の我儘(わがまま)からの結果ですが、自身の夢を真実さんに理解していただき、お互いに前進しようという結論に至りました」
夫婦のことは夫婦にしかわかりませんし、お互いが納得して離婚するなら、何の問題もありませんが、やっぱりなんかもやもやしてしまうし、熊谷真美さんに同情してしまいます。
ちなみに、熊谷真美さんは離婚後も浜松市に住み続けるとのことです。
熊谷真実に子供はいない
熊谷真美さんはつかこうへいさん、中沢希水さんという2人の旦那がいましたが、子供はいません。
最初の結婚は20歳の時でとても若かったですし、2回目の結婚は52歳で年齢的に子供は望めなかったというのが理由でしょう。
熊谷真美のまとめ
熊谷真美さんのプロフィールや生い立ち・経歴、若い頃のかわいい画像、父親や母親・妹など家族、結婚・離婚した元旦那との馴れ初めと離婚原因、子供の有無などをまとめました。
熊谷真美さんは、ちょっと男運がないのかなとも思いますが、還暦を過ぎても相変わらずかわいいのがステキですよね。
何より、離婚して老後は1人だとしても、自分で稼いでいる方なので、ステキな老後を過ごしていそうです。
これからも熊谷真美さんを応援していきましょう。