岸田首相爆弾襲撃事件の犯人として逮捕された木村隆二が注目されています。
この記事では木村隆二の生い立ち、実家の場所、父親や母親、兄弟、祖父母などの家族情報、韓国籍の噂、高校や大学、経歴や統一教会と癒着する政権与党への不満が動機となった可能性についてまとめました。
この記事の目次
- 木村隆二は岸田首相爆弾襲撃事件の犯人
- 木村隆二の生い立ち① 小学生時代
- 木村隆二の生い立ち② 中学時代
- 木村隆二の実家は兵庫県川西市けやき坂3丁目で父親以外の家族と同居
- 木村隆二の家族① 父親は配送業者で近隣住民からは怖い人という印象も
- 木村隆二の家族② 母親は百貨店の美容部員でスラリとしたきれいな人
- 木村隆二の家族③ 兄弟は1つ上の兄と姉
- 木村隆二の家族④ 父親方の祖父
- 木村隆二の家族⑤ 母親方の祖父は和歌山県在住
- 木村隆二は韓国籍だという噂も
- 木村隆二の出身高校
- 木村隆二は大学へは進学していない可能性が高い
- 木村隆二の経歴…2022年に国を相手取り訴訟を起こしていた事以外は不明
- 木村隆二は統一教会との癒着を主張し政権与党を批判していた
- 木村隆二が岸田首相襲撃事件を起こした動機
- まとめ
木村隆二は岸田首相爆弾襲撃事件の犯人
出典:https://img.news.goo.ne.jp/
木村隆二容疑者(事件当時24歳)は、2023年4月15日の午前11時頃に和歌山県の雑賀崎(さいかざき)漁港で起きた岸田首相爆弾襲撃事件の犯人として威力業務妨害容疑で現行犯逮捕された男です。
木村隆二容疑者は、衆院和歌山1区補欠選挙の応援演説のために雑賀崎漁港に来訪していた岸田文雄首相に向けて手製の爆弾を投げつけその場で取り押さえられました。
岸田文雄首相に怪我はなく、集まっていた聴衆にも幸いな事に大きな怪我人は出ませんでした(数人の軽傷者は出ている)が、一歩間違えれば大惨事になっていた可能性もあるテロ行為でした。
事件から1週間が経過した4月22日の現在も、木村隆二容疑者は警察の取り調べに黙秘を続けており犯行の動機はわかっていません。
ここでは、この木村隆二容疑者の生い立ちや家族、経歴などの現在までに判明している内容についてまとめていきます。
木村隆二の生い立ち① 小学生時代
木村隆二容疑者の生い立ちについて現在までにわかっている内容を見ていきます。
木村隆二容疑者は事件を起こした当時24歳と報じられているため、1998年か1999年の生まれのはずです。
木村隆二容疑者は兵庫県川西市内のマンションで育ち、2008年にそこから1kmほど離れた現在の実家である一戸建てに家族で引っ越してきた事が近隣住民の証言から判明しているため、出身地も兵庫県川西市である可能性が高いようです。
近隣住民らによると、木村容疑者は川西市内のマンションで育った。そして2008年に、そこから1キロ離れた現在暮らしている一戸建てに父、母、兄、姉と共に移り住んできた。
引用:「母想いの青年はコロナで変わった…」首相襲撃の“爆弾男”木村隆二容疑者(24)がギターとガーデニングの日々で謀った“暗殺へのカウントダウン”「将来の夢は発明家とパティシエ」
木村隆二は2008年は9歳は10歳で、小学校3年生か4年生の頃に現在の実家の一軒家に引っ越してきたようです。
木村隆二が家族で引っ越しをする前の同じマンションに住んでいたという元同級生の証言によると、小学生当時の木村隆二は明るい性格で、いつも同級生らの中心にいるような子供だったそうで、男子から人気なだけでなく女子からもモテていたそうです。
すごい明るいヤツでした。小学校の休み時間にボール遊びや鬼ごっこをする時も、いつも同級生たちの輪の真ん中にいるような子供でした。同性からは人気者でしたし、女の子からもモテたんじゃないかな。
引用:「母想いの青年はコロナで変わった…」首相襲撃の“爆弾男”木村隆二容疑者(24)がギターとガーデニングの日々で謀った“暗殺へのカウントダウン”「将来の夢は発明家とパティシエ」
その一方で引っ込み思案な一面もあり、当時所属していた地元のサッカークラブは小学5年生頃から来なくなって、次第に友人らの輪にも入らなくなり1人でゲームなどをして遊ぶようになったとの証言も出ています。
小学校では明るい人気者だった一方で、自分からみんなの輪に入ろうとしない、引っ込み思案な部分もありました。所属していた地元のサッカークラブは、5年生のときには来なくなり、結局辞めてしまった。ゲームにハマり、ひとりで遊ぶようになったようです。
小学校5年生ごろから友達の中でも浮きはじめたんですよ。
いじめられてた、みたいな報道があったけど、いじめというより、周りから人が離れていったんちゃうかな。周囲から孤立していったという感じだから、どんどん人との接点が少なくなっていって、引きこもりがちになっていったんです
木村隆二は小学生時代の卒業文集に、将来の夢をパティシエ、もしくは人の役に立つような発明家になりたいと綴っています。
「将来の夢。将来の夢は、パティシエか発明家です。もしパティシエになったらいろんなお菓子を作りたいです。食べた人が秘密にしておきたくなるお菓子をいっぱい作りたいです」「もう一つの夢の発明家になったら、みんなが喜こぶ(原文ママ)ロボットや新しい車とかを作ったい(原文ママ)です。子どもが乗れる車があればいいと思います。子どもが安全に乗れる車と大人も安全に乗れる車を作りたいです」
これらの情報から、小学生当時の木村隆二は引っ込み思案な一面はあったものの、優しい性格で周囲からは好かれていた事が窺えます。しかし、本人の意思によって同級生達から離れていったようです。
木村隆二の通っていた小学校ですが、報じられている実家の住所(川西市けやき坂3丁目)から、「川西市立けやき坂小学校」ではないかと言われていますが確定情報ではありません。
木村隆二の生い立ち② 中学時代
木村隆二は小学校卒業後は地元の中学校に進学しています。木村隆二の通っていた中学校ですが、実家の住所などから「川西市立清和台中学校」ではないかと言われていますが、こちらも確定情報ではありません。
地元の同級生の証言によると、中学時代の木村隆二はおとなしい性格だったがいじめられてはおらず、目立たない普通の生徒だったとの事です。
「中学時代の彼は、とてもおとなしい青年でした。ただ、いじめられていたということでもなく、目立たない普通の生徒。サッカーが好きで、みんなから『隆二』って呼び捨てで呼ばれていましたね。それに休み時間には女子にも対してちょっかいを出してからかって楽しんだりしていたと聞いたので、おとなしいけど普通の子。その彼がこんな事件を起こすとは…その変わりように驚きました」
一方で、別の同級生の母親の証言によると、中学時代の木村隆二はいじめに遭い、それが原因で不登校気味になったという事です。
中学時代には、仲がよかったグループの2~3人と仲違いしていじめにあい、登校も少なくなった。“陰キャ”と言われていたと息子から話を聞きました
別の中学時代の同級生も、中学時代の木村隆二は仲間はずれにされるなどのいじめを受けていたとの証言が出ています。この方によると、1年生の後半からクラス替えになるまでの半年くらいいじめに遭っていたとの事でした。
小学生の時は人気者だったようですが、中学デビューに失敗したのか、彼に関する記憶といえば友達から仲間外れになり、皆から無視されるいじめを受けていた姿しかありません。いじめは1年生の後半から、クラス替えで別のクラスになるまでの、短くても半年ぐらいは続いていたと思います。不登校にまではなりませんでしたが、その頃から少しずつ暗く内向的になっていった印象があります
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また別の中学時代の同級生は、当時の木村隆二はテニス部に所属。特に暗いというわけではなく、勉強もスポーツも可もなく不可もなくというイメージのごく普通の目立たない生徒だったと証言しています。
木村くんはテニス部で、大人しい子でした。別に暗いわけでもなく、勉強もスポーツも可もなく不可もなくで、とにかく目立つタイプではなかったです。印象に残っているのは、昼休みに外に出て遊んだりはせず、いつも教室か図書室でよく本を読んでました。ある日、図書室でよく顔を合わせるものだから『漫画も読んだりするの?』って聞いたら、読んでる漫画の話で少し盛り上がった気はしました。
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この他にも、木村隆二は中学2年生からは不登校ではないもののカウンセリング室で勉強をしていた、殴る蹴るの暴行を受けていたわけではないが、暗い性格をいじられる事があったなどの同級生の証言が出ています。
これらの証言から、木村隆二は一時的にいじめに遭っていた時期があったものの、それほど大きないじめではなく、おとなしい性格で内向的で周囲から距離を置いていたため一部には無視されているように見えていたという事だと思われます。しかし、話しかければ普通にコミュニケーションが取れるため、話の合う人間とは普通に接していたのではないかと推測できそうです。
木村隆二の実家は兵庫県川西市けやき坂3丁目で父親以外の家族と同居
木村隆二の実家は報道で「兵庫県川西市けやき坂3丁目」である事がわかっています。
県警によると、男が所持していた運転免許証から、兵庫県川西市けやき坂3丁目の職業不詳、木村隆二容疑者(24)とみられるという。
木村隆二の実家は2階建ての一戸建てで、広い庭があってガーデニングがされてきれいに手入れされているようです。一部のメディアでは木村隆二の実家の画像や映像もモザイク処理なしで公開されています。
整然と区画整理された新興住宅地の一角に、ガレージと庭のついた洒脱な一戸建てがある。広い庭はきれいに手入れされており、この春にはチューリップが咲き誇っていた。ここは、威力業務妨害の疑いで現行犯逮捕された木村隆二容疑者(24才)の自宅である。
木村隆二の実家については、過去には庭が荒れ果てていたという証言も出ていましたが、父親が数年前に出ていってからはきれいに整備されるようになったようです。
また、木村隆二は岸田首相襲撃事件を起こすまで、この実家で母親と兄弟達と同居していたようです。木村隆二の部屋はこの実家の2階だったとの情報も明らかにされています。
木村隆二の家族① 父親は配送業者で近隣住民からは怖い人という印象も
木村隆二の家族は、父親と母親、1つ上の兄と4歳上の姉、祖父母の存在が判明しています。
木村隆二の父親は、元々赤帽の配送ドライバーの仕事をしており、10年以上前に会社を辞めて独立し、個人で配送業を営んでいるという事です。
父親はもともとは赤帽で配達ドライバーをしていましたが、10年以上前に辞めて、その後は個人で配送業をしていたみたいです。
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木村隆二の実家の近隣住民の証言によると、この父親が怒鳴る声がよく聞こえていたそうで、家族の仲はよくない印象だったそうです。
「あの家は隆二君のお父さんとお母さん、一つ上のお兄さんと姉の5人で暮らしてたんやけど、家族仲が良くなかった。よくお父さんの怒鳴る声が聞こえてきてね。それで、5年ぐらい前かな。お父さんの姿が突然見えなくなった。車が二台あったんやけど、そのうち一台がなくなってたから、たぶん、家を出ていったんやと思う」
また別の近隣住民によると、父親が木村隆二ら子供達を厳しく叱りつけている様子も目撃されていたようです。
お父さんは自営でトラックの運送業をしていたようで、体育会系というより、少し“輩”なタイプの方でした。躾の範疇といえばそれまでですが、よく外で一緒にいる時に『グズグズするな!』と大声で叱りつけたりと、他人からみれば少しやりすぎに見える場面に遭遇することもありました。
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この父親は7年ほど前(5年前との情報も)に実家を出ていき、姿を見なくなったそうです。
7年ほど前から運送業を自営していたというお父さんの姿を見ていません。家にいたときには怒鳴り声がしょっちゅう聞こえてきましたが、その声もパタリとなくなりました
木村隆二の父親の友人の証言も出ています。この方によると、木村隆二の父親は威圧的で、気が強く怒鳴る事もあり怖い印象だという事です。
また、木村隆二の父親は株にのめり込んでおり、その調子が悪い時に家族にあたっていたのではないかとも話しています。
結構威圧的な感じの人でね。感情的になると強い言葉ですぐ怒鳴る。小柄で細身なんやけど、ものすごく気が強いから、怖いんですよ。普段は配送関係の仕事をしていて、仕事はまじめやったんやけど、株にのめりこんでいたな。ラジオの短波放送で株の情報をよく聞いとった。短波を聞くほど夢中になる人間は少ないでしょ?それで、株の調子がよくないときは、家族にあたってたんやと思う。
現在、木村隆二の父親は川西市内にある母親宅(木村隆二の父方の祖母の住む団地)で暮らしているようです。
兵庫県川西市内にある木村容疑者の父方の祖母が暮らす団地を訪れた。現在、容疑者の父親は祖母とふたりで暮らしているという。
木村隆二の家族② 母親は百貨店の美容部員でスラリとしたきれいな人
出典:https://news.tv-asahi.co.jp/
木村隆二の母親は近隣住民によれば、スラリとしたきれいな人で、百貨店の化粧品売り場で働いているようです。(別のメディアも木村隆二の母親は美容部員と報道)
また、いつもこわばったような感じがあり、木村隆二の父親に怯えているような印象もあったという事です。
お母さんはスラっとしたきれいな人。隆二君はお母さん似やな。たしか百貨店の化粧品売り場で働いていたはずで、外に出るときは化粧もしっかりしてたね。でも、どこかこわばった感じというか、お父さんにおびえてる感じがあったよね
木村隆二は母親とは仲が良く、一緒に買い物に行ったり、庭の手入れをしたりする様子が近隣住民によく目撃されていました。
彼は、お母さんと仲がよかったですよ。一緒に近所のドン・キホーテに買い物に行ったり、お庭のガーデニングをしたりしていました。
木村隆二の家族③ 兄弟は1つ上の兄と姉
木村隆二の家族については、1つ上の兄と4歳上の姉がいる3人兄弟の末っ子である事も明らかにされています。
木村隆二は兄弟では特に兄と仲が良かったようで、子供時代はいつも兄の後をついて回っていたという事です。また、木村隆二の兄は勉強ができる優秀な子だったそうです。
子どもの頃の隆二君は、いつもひとつ年上のお兄ちゃんの後をついて回っててね。一人でおるところはあんまり見なかった。お兄ちゃんは勉強もできる優秀な子で、隆二君は末っ子だったから、お母さんからもよくかわいがられてたよ。
別の近隣住民の証言によると、木村隆二の姉は4歳上で、兄弟は仲が良かったという事です。
4歳上の姉と1歳上の兄がいましたが、兄弟仲もよかったようです。
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木村隆二の家族④ 父親方の祖父
木村隆二の父親方の祖父についてはあまり情報がありませんが、木村隆二の父親の友人の証言によれば、父親は「親父(木村隆二の祖父)と同じような事は俺はしたくない」などと言っていたそうです。
よく『親父と同じようなことはおれはしたくないねん』『おれはまっとうに生きる』と言うとったから、苦しんではいたよやね。
具体的な内容は明かされていませんが、木村隆二の父親方の祖父はあまり真っ当な生き方をしていなかった事が読み取れそうです。
木村隆二の家族⑤ 母親方の祖父は和歌山県在住
木村隆二の母親方の祖父と祖母はメディアの取材に応じられています。
母親方の祖父は常識的な人物のようで「大変申し訳ないことをした」と謝罪されています。
木村隆二容疑者の祖父母が19日、和歌山県内で取材に対し「大変申し訳ないことをした」と語った。祖父母は木村容疑者が幼い頃、海や川で遊んだことがあり「かわいらしくて、やさしい子だった」と振り返った。ただ、自宅に引きこもりがちだったといい、10年近く顔を合わせていなかったという。
木村隆二の母親方の祖父と祖母は和歌山県内(岸田総理襲撃事件が起きたのも和歌山県)に住んでいる事も明かされています。
週刊ポストは、和歌山県内にある木村容疑者の祖父宅を訪れた。薄暗がりのなか、周囲を警戒しつつ玄関から出てきた祖父に話しかけると、しばらく沈黙した末に、投げかけた質問にひとつずつ答えた。
母親方の祖父母は、木村隆二が引きこもりがちになってからは会っておらず、もう10年近く顔を合わせていないという事でした。
──お孫さんと一緒に遊んだり、思い出に残っていることはありますか?
「思い出とか、それはないですね。だけど、かわいいことはかわいい」このように孫のことを振り返った祖父。最後に彼が木村容疑者に会ったのは「ずっと前のこと」だという。
また祖父によると、木村隆二の母親方の祖母は、孫の木村隆二の起こした事件に強いショックを受けているようです。
木村隆二は韓国籍だという噂も
木村隆二は韓国籍ではないかという噂も広がっています。
韓国に多い「キム」という姓の在日韓国人の方が通名として「木村」という名前を使う事が多いとされている事が根拠されています。
また、木村隆二の実家は兵庫県ですが、関西地方には韓国籍の方が多く住まわれている事も根拠として挙げられているようです。
しかし、木村隆二が韓国籍だとする証拠は示されておらず、憶測による噂です。
韓国籍の根拠とされた中学時代のあだ名「キムソン」は悪質なデマ
木村隆二が韓国籍ではという噂が出てきた理由の1つに、木村隆二の中学時代の同級生を名乗るTwitterユーザー(現在はアカウントを削除)が、木村隆二の中学時代のあだ名は「キムソン」で、学校で嫌われていたというツイートを連投した事がありました。
ネット上で“中学の同級生”を名乗る人物は「木村隆二って同じ中学だったキムソンやん」「頭悪い何でも他人のせいで強欲で嫌がられてた」「嫌われてたよ自分より無知そうで弱そうな相手探して何でも知ったかぶりして高圧的な態度で支配してくるから」などとツイートし、今も炎上している。
引用:〈パイプ爆弾で岸田首相襲撃〉「父親に『グズグズするな』と怒鳴られていた」「図書室が居場所だった」木村隆二容疑者(24)の素顔。ネットの“怪情報”に同級生が反論
この「キムソン」というあだ名から韓国に多い「キム」という名前が連想され、韓国籍ではという噂につながったようです。
しかし、木村隆二の同級生の証言やツイート内容の時系列の矛盾により、この「キムソン」の噂は悪質なデマだった事がほぼ確定しています。
複数の同級生は集英社オンラインの取材に答え、カキコミの内容をこう否定した。
「『キムソン』なんてあだ名、聞いたこともありません(笑)。そもそもおとなしい、目立たないグループにいました。勉強も運動も出来は中くらい、平均だったと思います。中学時代に政治のことや特別な思想を話していることは聞いたことがない、今回の事件はクラスのLINEグループでも話題になっています」
引用:〈パイプ爆弾で岸田首相襲撃〉「父親に『グズグズするな』と怒鳴られていた」「図書室が居場所だった」木村隆二容疑者(24)の素顔。ネットの“怪情報”に同級生が反論
木村隆二の出身高校
木村隆二の出身高校は判明していません。
ただ、地元住民から木村隆二は高校も地元の学校に通っていたとの証言が出ています。
地元住民の話によると、地元で小学、中学、高校まで通っていたとみられ
また、「週刊文春」も木村隆二容疑者が地元の県立高校に進学したと書いています。
この事から、木村隆二の出身高校として、兵庫県川西市内にある「兵庫県立川西緑台高校」(偏差値58〜63)、「兵庫県立川西北陵高校」(偏差値49)、「兵庫県立川西明峰高校」(偏差値42)などの名前が挙げられていますが、出身高校は特定されていません。
木村隆二は大学へは進学していない可能性が高い
木村隆二は高校は卒業しているようですが、大学へは進学していない可能性が高いと見られています。
隆二くんは高校卒業後の1〜2年の間は規則正しく毎朝バスに乗ってどこかに行ってたので、進学したか就職したのかと思っていました。
引用:〈パイプ爆弾で岸田首相襲撃〉「父親に『グズグズするな』と怒鳴られていた」「図書室が居場所だった」木村隆二容疑者(24)の素顔。ネットの“怪情報”に同級生が反論
木村隆二の経歴…2022年に国を相手取り訴訟を起こしていた事以外は不明
出典:https://news.biglobe.ne.jp/
木村隆二の高校卒業後は大学へは進学していない可能性が高いのですが、その後の経歴も全く情報がありません。おそらく、木村隆二は就職どころかアルバイトなどの労働の経験もほとんど無いのではないかと推測されます。
ただ唯一判明しているのが、木村隆二が2022年6月に国を相手取り訴訟を起こしている事です。
木村隆二は、2022年7月に参議院選挙に立候補しようとしたが、年齢が30歳以上に満たず、供託金300万円も用意できなかっため立候補できず、これは法の下の平等などを定める憲法に違反しているなどとして国を訴えました。
木村隆二は精神的苦痛を受けたと主張して10万円の損害賠償も求め、代理人弁護士もつけない本人訴訟で裁判を起こしています。
木村隆二は統一教会との癒着を主張し政権与党を批判していた
2022年6月に国を相手取って訴訟を起こしていた木村隆二ですが、その主張に「政権与党が旧統一教会のような組織票を持つ団体と癒着している」という内容が確認されています。
木村隆二容疑者は、政権与党が統一教会のような団体を利用して組織票を得ている事に対して不満を募らせていたようです。
木村隆二容疑者(24)=兵庫県川西市=は昨年、現行の選挙制度が憲法に違反しているとして国を相手取った訴訟を起こし、そこで政権批判を展開していた。賛否が分かれた安倍晋三元首相の国葬実施を「民主主義への挑戦」と位置付け、政権与党が旧統一教会のような「組織票を持つ団体と癒着している」とまくし立てた。
引用:統一教会と国葬で「既存政治家」批判、銃撃事件契機に持論先鋭化か 首相襲撃容疑者
木村隆二が岸田首相襲撃事件を起こした動機
木村隆二は現在も黙秘を続けており、岸田首相襲撃事件を起こした動機は明らかにされていません。
ただ、木村隆二は2022年に国を相手取って訴訟を起こしていますが、同年10月に裁判所に提出した主張紙面に、統一教会との癒着や安倍晋三元首相の国葬の強行などを例に挙げて政権与党に対する不満が書かれていた事などから、現政権に対する不満が動機になったとする見方が有力となっています。
昨年10月に木村容疑者が提出した主張紙面によると、『国民の大半が反対していた安倍元首相の国葬を強行したのは民主主義への挑戦であり許されない』という旨のことが書かれていたのです。これが直接的な動機となっているかはまだわかりませんが、現政権に対して個人的な怒りを募らせていた可能性は高い
まとめ
今回は2023年4月15日に和歌山県の漁港で発生した岸田首相爆弾襲撃事件の犯人として逮捕された木村隆二についてまとめてみました。
木村隆二の生い立ちについては、生年は1998年か1999年、和歌山県川西市で生まれた可能性が高い事や、小学生時代は明るく人気者だったが、中学に進学した頃から暗くなって引きこもりがちになり、一部ではいじめも受けていた事などがわかっています。
木村隆二の実家は兵庫県川西市けやき坂3丁目にある2階建ての一軒家で、家族は父親と母親、祖父母、兄弟2人(1つ上の兄と4つ上の姉)の存在が明らかにされています。
木村隆二が韓国籍ではとの噂がありますが、証拠は示されておらず憶測のようです。
出身高校については「地元の県立高校」という情報のみ明らかにされており特定はされていません。また、大学へは進学していない可能性が高いようです。
高校卒業後の経歴についてもほぼ情報がなく、2022年6月に国を相手取って訴訟を起こしている事だけが明らかにされています。この訴訟で木村隆二は安倍晋三元首相の国葬強行や統一教会との癒着などを例に挙げて政権与党への不満を主張しています。岸田首相襲撃事件の動機もこの政権与党への不満が関連しているのではと推測されています。