オリックスバッファローズに所属していた元プロ野球選手の伊原正樹容疑者がひったくりで逮捕されました。
この記事では伊原正樹容疑者の現役時代の成績や年俸推移、身長、結婚や子供、高級住宅地の自宅、逮捕された事件の内容や犯行理由、現在などについてまとめました。
この記事の目次
伊原正樹(元オリックス)のプロフィール
伊原正樹のプロフィール
生年月日:1986年11月4日
出身地 :兵庫県尼崎市
身長 :185cm
血液型 :B型
伊原正樹容疑者は、岡山共生高校を経て関西国際大学へと進み阪神大学野球1部リーグでは通算20勝、最優秀投手2度、ベストナイン1度の成績を残し、2008年のプロ野球ドラフト会議でオリックス・バッファローズから2位指名を受け入団した元プロ野球選手です。
高身長から投げ下ろす角度のあるストレートとスライダーを操り、将来の左のエース候補として期待されましたが、プロでは成績を残す事ができず未勝利のまま2014年に戦力外通告を受けて現役を引退しました。
引退後は1年間だけオリックス・バッファローズの打撃投手を務めた後、野球界から離れていた伊原正樹容疑者でしたが、2024年5月7日に高齢女性からバッグをひったくったとする窃盗の容疑で兵庫県警に逮捕された事が報じられ衝撃が走っています。
伊原正樹(元オリックス)の成績と年俸推移
出典:https://encrypted-tbn0.gstatic.com/
伊原正樹容疑者の現役時代の成績と年俸の推移です。
年度 | 球団 | 登板 | 勝利 | 敗戦 | 投球回 | 奪三振 | 与四死球 | 防御率 | 推定年俸 |
2009年 | オリックス | 4 | 0 | 3 | 17 2/3 | 11 | 13 | 7.64 | 1000万円 |
2010年 | オリックス | 6 | 0 | 3 | 23 | 11 | 15 | 6.65 | 1000万円 |
2011年 | オリックス | 2 | 0 | 0 | 2 2/3 | 1 | 2 | 0.00 | 1100万円 |
2012年 | オリックス | 1軍登板なし | – | – | – | – | – | – | 900万円 |
2013年 | オリックス | 1軍登板なし | – | – | – | – | – | – | 550万円 |
2014年 | オリックス | 1軍登板なし | – | – | – | – | – | – | 550万円 |
通算 | – | 12 | 0 | 6 | 43 1/3 | 23 | 30 | 6.65 | 5100万円 |
伊原正樹容疑者は現役時代は1年目2年目は主に先発投手として起用されましたが制球を乱して失点するケースが多く1軍に定着する事はできませんでした。
伊原正樹容疑者は2012年にはシーズン開幕前の春季キャンプの時期に1軍に合流してチャンスを与えられましたが、韓国のプロ野球球団LGツインズとの練習試合に登板して1回4安打3失点と大炎上し、当時の監督であった岡田彰布さんの逆鱗に触れて2軍へ強制送還されています。この時、岡田彰布監督は「置いておいても一緒、同じ事の繰り返し」とかなり厳しい言葉をぶつけられていました。
明日3月1日ロッテ戦で登板予定だったが、すぐに関西に強制送還した。伊原はキャンプで2軍スタートも途中から1軍昇格。しかし阪神戦で炎上するなど実戦3試合5イニングで計17失点。「置いておいてもいっしょや。同じことの繰り返しが一番いかんことやからな」。中継ぎ陣は残り1枠を7人で争う構図だったが、伊原が早々に脱落。
この2012年シーズン、伊原正樹容疑者は2軍では14試合に登板して3勝1敗、防御率2.70という安定した成績を残していますが、左肘痛に悩まされて結局1軍に昇格できないままシーズンを終えています。
そしてこの2012年シーズンオフに伊原正樹容疑者は戦力外通告を受け、オフに育成選手として再契約しています。
その後、伊原正樹容疑者は2013年シーズン中盤に再び支配下登録され2軍で29試合に登板し1勝4敗防御率3.61の成績を残しますが1軍に1度も昇格する事なくシーズン終えています。
2014年シーズンは怪我の影響もあって2軍でも10試合の登板にとどまり、0勝1敗、防御率5.95と成績面でも精細を欠きました。そして、2014年オフに戦力外通告を受けて現役を引退しています。
現役当時の印象として、伊原正樹容疑者は本番に弱く、精神面で制球を乱して自滅するパターンが多かったように見受けられました。
今回、ひったくり容疑で逮捕された報道が出た際には、精神的に弱いタイプだったから一般社会でもうまくいっていなかったのではないかと推測するような声も見られました。
伊原正樹(元オリックス)の身長
伊原正樹容疑者の公式データでの身長は「185cm」でした。
左投手で高身長というのは希少価値があるため、学生時代にそこまで有名な選手ではなかった伊原正樹容疑者はプロ複数球団のスカウトから将来の伸び代を期待されて注目される事になりました。
その結果、オリックス・バッファローズからのドラフト2位指名という高評価となりましたが、結局は大成できずに引退する事になりました。
伊原正樹(元オリックス)の結婚していて嫁がいる
伊原正樹容疑者は結婚していて嫁がいます。
伊原正樹容疑者はオリックスでプレーしていた2011年に結婚していますが、この時には公表はしていませんでした。(ただし、一部の熱心なファンの間では結婚した事はバレていた模様)
伊原正樹容疑者が結婚していて嫁がいる事が明かされたのは、2014年に戦力外通告を受けた後、オリックス・バッファローズの打撃投手として新たな道を踏み出した事を報じた日刊スポーツによってでした。
公表されていなかったが、伊原は11年に結婚。
伊原正樹容疑者の結婚した嫁が誰なのかは明かされていませんが、おそらく一般の女性だと思われます。
伊原正樹(元オリックス)の子供は息子が2人
2011年に結婚していた事が現役引退後の2015年に明かされた伊原正樹容疑者でしたが、この嫁との間に2人の子供が生まれている事も明かされています。
伊原正樹容疑者の子供は2人とも息子で、2015年のスポーツ紙で「もうすぐ3歳」と明かされていたため、2024年の現在は小学生になっているはずです。
2人の息子が誕生し、長男はもうすぐ3歳になる。家族のことを考えると、悩むのは仕方なかった。
結婚していて子供もいた伊原正樹容疑者が、なぜ高齢女性からのひったくりなどという卑劣な犯罪行為をしたのかと衝撃を受けた方も多いようです。
伊原正樹(元オリックス)の自宅は高級住宅地として知られる西宮市苦楽園
伊原正樹容疑者の自宅は、ひったくり容疑で逮捕された際の報道で現住所が「兵庫県西宮市苦楽園二番町」とされているため、ここに自宅がある可能性が高いと見られています。
プロ野球オリックスの元投手で会社員伊原正樹容疑者(37)=同県西宮市苦楽園二番町=
伊原正樹容疑者の自宅が戸建の持ち家か賃貸かなどは明らかになっていませんが、兵庫県西宮市苦楽園二番町の現在の土地価格は坪単価110万円と、全国的に見てもかなりの地価の高い地域です。一般的にも「西宮市苦楽園」は高級住宅地で閑静な地域として知られています。
伊原正樹容疑者の自宅が高級住宅地にあると見られる事から、分相応の地域に住んでいて家賃が支払えなくなり、金に困ってひったくりをして逮捕されたのではないかといった憶測も呼んでいるようです。
とはいえ、伊原正樹容疑者が兵庫県西宮市苦楽園二番町に自宅があったとして、現在どのような生活を送っていたのかは不明なのでどのような理由でひったくりをしたのかはわかりません。
伊原正樹(元オリックス)がひったくりで逮捕されニュースに
すでに触れているように、伊原正樹容疑者は2024年5月7日に、路上で高齢女性から現金1万7000円が入ったトートバックをひったくったとする窃盗の容疑で逮捕されました。
兵庫県警は7日、現金1万7000円が入ったバッグを高齢女性からひったくったとして、窃盗の疑いで、会社員伊原正樹容疑者(37)を逮捕した。
警察の発表によると、伊原正樹容疑者は2024年3月21日の早朝午前6時頃に、西宮駅前の路上を歩いていた当時73歳の女性に背後から近づきトートバックを奪い取り逃走したという事です。
犯行を見ていた目撃者が110番通報し、近くの防犯カメラ映像から伊原正樹容疑者が浮上したという事です。
伊原正樹容疑者は容疑を認めているという事です。
逮捕容疑は3月21日午前6時ごろ、阪神西宮駅前の路上を歩いていた女性(73)に後ろから近づき、トートバッグをひったくった疑い。「盗んだことに間違いありません」と容疑を認めている。
現場近くにいた別の女性が110番。防犯カメラ映像などから容疑者が浮上した。
伊原正樹(元オリックス)の現在は会社員
伊原正樹容疑者が2024年5月7日に窃盗容疑で逮捕されたことで、現役引退後、伊原正樹容疑者はどうしていたのかや現在どのような生活をしていたのかにも注目が集まっています。
伊原正樹容疑者は、2014年のシーズンオフにオリックスバッファローズから戦力外通告を受けた後、当初は現役続行を希望して12球団合同トライアウトを受験するつもりでした。
しかし、オリックスバッファローズ側からトライアウトに受験しない事を条件に、打撃投手として球団に残らないかと打診され、最終的に伊原正樹容疑者はこの打診を受けてオリックスバッファローズに打撃投手として残る事を決めています。
伊原正樹容疑者は打撃投手として球団に残った理由として、家族を養っていかなければならない事と、「引退後も野球に携わりたかったし、他の職業に対する不安もあった」と語っていました。
ところが、どういった事情かは不明ながら伊原正樹容疑者は2015年シーズンに打撃投手を務めた後、すぐにオリックスバッファローズを退団しています。
そして、退団後、伊原正樹容疑者は会社員として働いていたようです。
伊原容疑者は2008年のドラフト会議で、オリックスが2位指名。関西国際大初のプロ入り選手となり、1年目から1軍の試合に出場を果たす。ところが未勝利のまま2014年限りで現役生活を終え、打撃投手を1年間だけ務めた後は会社員となっていた。
伊原正樹容疑者は「野球以外の職業に不安があった」と語っていましたが、わずか1年で野球から離れ、現在まで会社員として働いていた事になります。どのような仕事をされていたのかは不明ですが、ひったくり事件を起こすくらいなのであまりうまくいっていなかったのかもしれません。
まとめ
今回は、オリックスバッファローズに所属していた元プロ野球選手で、2024年5月に高齢女性から現金の入ったトートバックをひったくったとする窃盗の容疑で逮捕された伊原正樹容疑者についてまとめてみました。
伊原正樹容疑者は、高身長の本格派左腕投手として将来性を期待され、2008年のドラフトでオリックスバッファローズから2位指名を受けて入団しました。
プロ入り後は、2009年から2011年シーズンまでは何度か1軍で先発を中心に登板したものの、成績を残せずに2軍と行ったり来たりの状態が続き、2012年シーズン以降は1軍に昇格できませんでした。2012年オフには1度自由契約になって育成選手として再契約しており、その後再び支配下登録されるも2軍でも結果を出せずに2014年オフに戦力外通告を受けて現役を引退しました。年俸も最高で1100万円で、プロとして得た年俸総額は5100万円にとどまっています。
プロとしての必要経費や税金などを差し引かれ、そこまで大きな金額は手元に残らなかったと思われ、引退後の生活は苦しかったのではないかともみられています。
伊原正樹容疑者は2011年に結婚しており、2人の子供も生まれていました。2014年に戦力外通告を受けて現役を引退した後は、家族を養っていかなくてはならないという事もあり、球団の打診を受けて打撃投手として球団に残りましたが、2015年限りですぐに退団しており、その後は現在まで会社員として働いていたようです。
また、逮捕時の情報で高級住宅地として知られる「兵庫県西宮市苦楽園二番町」に自宅があったとみられており、なぜひったくりのような卑劣な犯罪に及んだのか、金銭的に困窮していたのかなどにも関心が集まっています。