4歳の次女に毒物を飲ませて殺害した疑いで父親の細谷健一と母親の細谷志保が逮捕される事件がありました。今回は、父親の細谷健一がどんな人物だったのかを深堀していきます。
浅草4歳次女毒殺事件の犯人である細谷健一の親や家族、生い立ち、大学などの学歴、経歴、浅草のホテル経営の状態、細谷志保との結婚や子供・娘の子育て、動機や現在をまとめました。
この記事の目次
細谷健一は浅草4歳次女毒殺事件で逮捕&被害者の父親
細谷健一は浅草4歳次女毒殺事件で逮捕された犯人です。また、この事件の被害者の父親でもあります。
浅草4歳次女毒殺事件は、2023年3月13日に細谷健一・細谷志保の次女である4歳の美輝ちゃんが病院に心肺停止の状態で運ばれて死亡した事件です。目立った外傷はありませんでしたが、司法解剖した結果、抗精神病薬や工業用の薬品が体内から検出されていました。
警察が捜査を開始し、事件から約1年後の2024年2月14日に、被害者の美輝ちゃんの両親である細谷健一(43歳)と細谷志保(37歳)を殺人容疑で逮捕しています。
両親が4歳の女の子に薬物を飲ませて殺害したというセンセーショナルな事件でしたが、細谷健一は浅草に住みホテルを経営したり、マンションを1棟を持っているなどの資産家だったということが判明し、さらに世間を驚愕させました。
細谷健一の親・家族
細谷健一は両親と2人の姉の5人家族で育ちました。
・父親
・母親
・長姉
・次姉
・細谷健一
細谷健一の父親は千葉県東金市出身です。若い頃に上京して浅草の皮革加工業に付きました。その後独立して、ホソヤ産業を創立したたたき上げの人物です。
昔ながらの「たたき上げ」の成功者だったこともあったためか、上の姉2人は公立の学校に通わせていたのに、細谷健一を「跡取り」として私立の学校に通わせ、大切に育てていました。男尊女卑的な考え方の両親だったようです。
それこそIは、田舎の東金から一人出ていって、浅草のなめし革の会社に入って独立、起業までしたわけだから、かなりの負けず嫌いだった。自分が作った会社を後世に残したいという思いも人一倍強かったんだろう。
実際に細谷健一の父親は「女の子はいらない」という発言をしたこともあったそうです。
細谷健一の生い立ち
細谷健一は前述のように、「女の子はいらない」と発言するような両親に「大切な跡取り息子」として育てられました。
上の2人の姉とは異なり、教育にはお金をかけ、幼稚園から私立の学校に通い、普段着るような洋服も姉とは違い「お坊ちゃん」のような服を着ていたとのことです。
上のお姉ちゃん2人は公立の学校だったのに、ケンちゃんだけ私立の付属校の幼稚園、小中高に通ってました。ふだん着ている服も襟つきのシャツにベストみたいな感じでお姉ちゃんより明らかに仕立てがよくて、いかにも“お坊ちゃん”といった感じの子でしたね
その様な両親の教育があったためか、3~4歳の頃から大人に「よくいらっしゃいました」や「お気をつけてお帰りください」と挨拶することができていたとのこと。このような挨拶をする細谷健一に「大人が子供のふりをしているみたいで少し怖くなった」と感じた親戚もいたそうです。
細谷健一は生まれた時から父親が敷いたレールの上を歩いて育ってきたタイプだったのです。
このような生い立ちから、細谷健一は姉2人とはあまり仲が良くなかった可能性はあります。姉の立場から考えると、「女というだけで、弟と差をつけられた。弟ばかり優遇されてズルい」と思うはずですから。
細谷健一の大学・学歴
出典:facebook.com
細谷健一は本人のFacebookを見ると、次の学歴であることがわかります。
・1999年:聖学院高校を卒業
・2003年:東洋大学経済学部経済学科を卒業
細谷健一は私立の附属幼稚園・小中高に通っていたという親戚の証言があります。
上のお姉ちゃん2人は公立の学校だったのに、ケンちゃんだけ私立の付属校の幼稚園、小中高に通ってました。
高校が聖学院高校であることは間違いなく、聖学院には幼稚園から高校までありますので、幼稚園からずっとエスカレーター式で進学していったと思われます。
ということは、細谷健一の学歴はこちらになります。
・幼稚園:聖学院幼稚園
・小学校:聖学院小学校
・中学校:聖学院中学校
・高校:聖学院高校
・大学:東洋大学経済学部経済学科
高校までは聖学院、大学で東洋大学に進学したということでしょう。
細谷健一の経歴
細谷健一は東洋大学を卒業後、電気屋の販売員の仕事に就きます。
父親は大学卒業後すぐに家業の手伝いをすると思っていたようで、家業の手伝いをせずに電気屋に就職した時には激怒したようです。
自分が敷いたレールに乗せようと、学校もすべて私立に進ませていたくらいだから、ケン坊が大学卒業後、すぐに会社を手伝わなかったときは腹を立てていたよ。
電気屋に就職した細谷健一はその後、婦人靴店で働くなど職を転々とした後、ようやく父親のビジネスの手伝いをするようになりました。
ホソヤ産業に入社したのは2005年のことです。
2003年に大学を卒業して、職を転々とし、2005年に父親の会社に入社したということは、言い方は悪いですが、「エスカレーター式に父親が敷いたレールの上を歩いてきたが、父親に反抗してみたくなった。でも、思ったよりも給料が稼げないから、すぐに父親の会社に入社した」ということでしょう。
その後、ホソヤ産業は2012年に「浅草ホテル旅籠」をオープンさせました。
2018年に父親が亡くなると、ホソヤ産業と浅草のマンションを相続し、細谷健一はホソヤ産業の代表取締役に就任しています。
・2003年:大学卒業
・2003年~2005年:電気屋の販売員や婦人靴の店舗勤務など
・2005年:ホソヤ産業入社
・2012年:浅草ホテル旅籠オープン
・2018年:ホソヤ産業代表取締役就任
このような流れになります。
家賃収入だけで200万円
細谷健一はホソヤ産業の代表取締役でしたが、個人で10階建てのマンションを所有していました。浅草駅から徒歩5分の好立地で、最上階に自分たち家族が住み、それ以外を賃貸で出しているようです。
このマンションの家賃収入は月に200万円以上とのこと!
「浅草駅から徒歩5分ほどの好立地で、家賃収入は月に200万円以上はあるのではないか」(地元不動産業者)
引用:4歳の我が子を“毒殺容疑”で両親が逮捕 「浅草20億円資産家ホテル経営一家」で起きていた「もう1人の不審死」(デイリー新潮) – Yahoo!ニュース
不労所得で月200万円。さらにホソヤ産業の代表取締役としての収入があるし、妻の細谷志保もホソヤ産業の役員になっていますから、そちらの収入もあります。
ということは、細谷健一はかなりのセレブであり、経済的に余裕がある優雅な生活ができていたと言えるでしょう。
細谷健一の会社は「ホソヤ産業」!浅草のホテルを経営
細谷健一が経営している会社は「ホソヤ産業」です。ホソヤ産業は細谷健一の父親である細谷勇氏が1967年に浅草で創業した会社で、皮革加工・販売業を主な仕事にしていました。
この細谷健一の父親は相当なやり手だったようで、ホソヤ産業はどんどん大きくなり、2002年には浅草駅から徒歩5分の場所に10階建てのマンションを新築、2012年には浅草駅から徒歩2分の場所に浅草ホテル旅籠をオープンさせました。
この浅草ホテル旅籠が軌道に乗ったようで、ホソヤ産業は皮革業をたたんで、ホテル・不動産業をメインにしています。
「もともとは浅草に多い皮革の卸や加工業を手がける会社でしたが、徐々にホテル・不動産経営へシフト。皮革業は数年前に畳んだ」(同)
引用:4歳の我が子を“毒殺容疑”で両親が逮捕 「浅草20億円資産家ホテル経営一家」で起きていた「もう1人の不審死」(デイリー新潮) – Yahoo!ニュース
ホテル業もうまくいき、家賃収入もあることから、細谷健一はそれ以上は特に望まないというスタンスなのかもしれません。
自己破産した過去あり
浅草ホテル旅籠を運営しているホソヤ産業の代表取締役であり、マンション1棟を個人所有していて家賃収入だけで月200万円以上の収入をえている細谷健一ですが、実は自己破産していた過去がありました。
細谷健一は2013年に自己破産していたんです。
過去に自己破産しているので、今もクレジットカードを持てずデビットカードを使っていますが、自分でいくら使ったかも把握できないんです。
ホテルを経営する会社の代表取締役で、マンションを所有し、家賃収入は200万円という資産家なのに、自己破産をしているから、クレジットカードを持てないんですね。
2013年に自己破産していますが、2013年はすでに細谷健一はホソヤ産業に入社していますし、浅草ホテル旅籠をオープンさせています。父親が存命だったために、まだ相続はしていませんが、経済的にはかなり余裕があったはずです。もし、細谷健一が借金しても、父親はそれを返済するだけの財産はあったはず。
それなのに、自己破産したということは、細谷健一自身がよほど金銭感覚が狂っていて金遣いが荒く、父親は「借金なんて返す必要はない。それなら自己破産してしまえ!」という価値観の持ち主の可能性が高いでしょう。
細谷健一が結婚した嫁は細谷志保
細谷健一は2009年11月に結婚しています。嫁は細谷志保という名前の女性で、細谷健一の6歳年下になります。
馴れ初めは風俗店
細谷健一と細谷志保の馴れ初めは風俗店です。細谷志保が風俗店で働き、そこに細谷健一が客として訪れたことで知り合いました。
やり手の父と「ケン坊」の確執が決定的になったのが、志保容疑者との結婚だったという。2人は“夜の店”で「客」と「従業員」として出会い、親しくなった。
細谷健一は細谷志保にかなり入れ込んでいて、たくさんのお金を使う「太客」だったとのことです。風俗をそんなに頻回に利用できるのは、父親の経営する会社に入社していたからでしょう。ただ、「客と嬢」の関係からすぐに交際が始まったというわけではありません。
細谷志保がその風俗店を辞めてから、偶然街で再会したそうです。その後、運命を感じて、2人は交際・同棲・結婚に突き進んだとのこと。
志保は接客業で働いていて、健一が客として来たのが出会いのきっかけ。志保に入れ込んで、かなりの額のお金を使っていたようだ。志保が店を辞めてから交流はなかったんだけど、たまたま街中で再会して、運命を感じた2人は一気に同棲、結婚した。
引用:【4歳女児毒殺事件】「引きこもり状態の妻」「毎月100万円単位のネットショッピング」「1時間以上の喧嘩」「何も言えない夫」逮捕夫婦の異様な支配関係|NEWSポストセブン
細谷健一にとってみれば、「好きだった嬢」と結婚できる。細谷志保にとってみれば、「金持ち」と結婚できる。そのため、お互いにメリットが大きい結婚だったのでしょう。
家族からは結婚を反対されていた
出典:bunshun.jp
ただ、この細谷健一と細谷志保の結婚に猛反対したのが、細谷健一の父親です。父親としては手塩にかけて育てたかわいい息子の結婚相手が、風俗嬢というのは許せなかったようです。
父親は家業の跡継ぎである健一を溺愛していたんだけど、この結婚にだけは猛反対していた。でも譲らず、半ば駆け落ち同然でした
引用:【4歳女児毒殺事件】「引きこもり状態の妻」「毎月100万円単位のネットショッピング」「1時間以上の喧嘩」「何も言えない夫」逮捕夫婦の異様な支配関係|NEWSポストセブン
父親は細谷健一・細谷志保の結婚に猛反対だったため、結婚当初は浅草のマンションに住むことはなく、千葉県流山市の家賃8万円のアパートに住んでいました。浅草のマンションに引っ越してきたのは2016年になってからです。
嫁は家事や子育てをしない
出典:bunshun.jp
2009年に細谷健一と結婚した細谷志保は、専業主婦をしていました。ただ、家事は基本的にしなかったとのこと。
オーナー(細谷容疑者一家)は10階に住んでいましたが、部屋の中はゴミ屋敷というか、物で溢れかえっていたと聞いています。部屋に収まりきらない荷物は、10階のエレベーター乗り場に乱雑に置かれていて。
引用:「部屋は『ちいかわ』だらけのゴミ屋敷」「父親が『離婚しろ』と迫った」4歳児毒殺事件 逮捕された資産家夫婦の“素顔”|NEWSポストセブン
細谷健一の母親も『志保さんがいつもゴロゴロしていて、掃除も洗濯もしない』と話していたそうです。しかも炊事もしておらず、毎食外食だったとのこと。
細谷志保はこのような生活をしていたというのは、根っからの怠け者だったのか、精神を病んでいたのかどちらでしょうか。
細谷志保は自宅に放火したことも
細谷健一の嫁の細谷志保はかなりクレイジーな性格をしていました。
千葉県流山市に住んでいた頃は「殺せー!」などの叫び声が聞こえていたとのこと。
昼夜を問わずに奥さんの『殺せーー!』という叫び声が聞こえていたんですよ。旦那さんに言っていたんでしょうね。
引用:【浅草・4歳女児毒殺妻の“裏の顔”】親子で「ちいかわ」ペアルック外出も、自宅では夫に「お茶を作りに戻れ」「殺せー!」と絶叫|NEWSポストセブン – Part 2
また、浅草のマンションに引っ越してからはベランダを放火したこともありました。2019年に細谷健一と夫婦喧嘩したことがきっかけで、ベランダに放火したんです。
一家で温浴施設に出かけるため健一が家族の着替えを用意した。妻の下着セットも準備してあげたそうなのですが、そのブラジャーとショーツの組み合わせがちぐはぐだったんだとか。それに志保が烈火のごとく激高して、ベランダ放火に至ったと聞きました
引用:(2ページ目)《浅草資産家夫妻次女殺し》「下着の組み合わせが違う!」夫婦喧嘩で自宅に放火! 次女を毒殺した細谷志保(37)「もう自分の子ではない」 | 文春オンライン
下着を旦那に用意してもらって、ブラとパンツの組み合わせがおかしいから、ベランダに放火。かなりクレイジーすぎて、常人には理解できません。
この放火で嫁の細谷志保は警察に連行されてしまいました。不起訴処分とのことですが、専業主婦の嫁が家事を一切せずにゴロゴロしていて、自宅はゴミ屋敷。さらに自分は悪くないのに夫婦喧嘩になってベランダに放火する嫁と離婚せずに一緒に暮らしていたというのは、細谷健一は相当細谷志保にほれ込んでいて、さらに優しい性格だったのかもしれません。
細谷健一の子供は3人
細谷健一には3人の子供がいました。
・5歳上の兄
・3歳上の姉
・美輝ちゃん(死亡当時4歳)
5歳上ということは、美輝ちゃんが死亡した時兄は9歳、姉は7歳ということになります。
細谷健一が子育て担当
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細谷健一が主に3人の子供の子育てをしていました。
一方で、同容疑者は3人の子育ても主に担っていた。私立小学校に通う長女(8)を電車で片道約50分かけて送り迎えし、同弁護士との打ち合わせに子どもたちを連れてくることもたびたびあったという。
嫁の細谷志保は火事も育児もほぼ関与せずに、細谷健一が子育てをしていたんですね。ただ、だからと言って、細谷健一が子供たちにとって良い父親だったかと言うと、そういうわけではないようです。
子育てで児相が介入したことも
出典:mainichi.jp
千葉県流山市から浅草に引っ越してきた時には、流山市の方から報告を受けて、2016年11月に児童相談所と家庭支援センターが家庭訪問を始めています。その翌月には「養育困難」という相談を受理したとのことです。
さらに、放火騒ぎがあった時には3人の子供を児童相談所で半年間保護しています。
その後も電話や家庭訪問を頻繁に繰り返してケアを重ねたが、2019年3月に浅草署からの通告で3人の子ども全員を一時保護した。
美輝ちゃんが生まれる前から、すでに児童相談所から虐待を疑われるような状態だったということですね。
細谷健一・細谷志保夫婦が娘を毒殺した浅草4歳次女毒殺事件
虐待が疑われるような中、細谷健一の次女の美輝ちゃんが2023年3月13日に死亡しました。
2023年3月13日午前9時ごろ、細谷健一が「娘が息をしていない」と自宅マンションから119番通報しました。すぐに救急搬送されましたが、死亡が確認されました。
死亡したのは細谷健一の次女の美輝ちゃん4歳です。
美輝ちゃんの遺体は司法解剖され、体内から2つの薬品が検出され、死因は中毒死と判明しました。薬品とは、次の2つです。
・オランザピン(抗精神病薬)
・エチレングリコール(工業用の不凍液)
どちらも4歳女児の体内からは検出されない成分なので、警察が捜査を開始しました。
約1年後に逮捕
出典:youtube.com
この事件では美輝ちゃんが死亡前の一定期間オランザピンを摂取していたことが毛髪鑑定から判明しています。また、細谷健一・志保夫妻がネットでこの2つの薬物・薬品を買ったこともわかりました。
このことから、美輝ちゃんは細谷健一・志保夫妻にオランザピンとエチレングリコールを飲まされて中毒死した可能性が高いと見て、警察は2人を殺人容疑で2024年2月14日に逮捕しました。
細谷健一の犯行動機
出典:twitter.com
細谷健一が娘の美輝ちゃんを殺害した動機は不明です。細谷健一は容疑を否認しています。
健一容疑者は容疑を否認し、志保容疑者は黙秘しており、毒物などを飲ませて殺害した理由などは依然、不明のままだ。
引用:【浅草・4歳女児毒殺妻の“裏の顔”】親子で「ちいかわ」ペアルック外出も、自宅では夫に「お茶を作りに戻れ」「殺せー!」と絶叫|NEWSポストセブン
ただ、細谷健一は美輝ちゃんに対して、上の2人の子供とは違う扱いをしていたようなんです。
・2023年3月11日夕方から12日午前3時:美輝ちゃんだけ保育園に預ける
・3月12日:美輝ちゃんだけ自宅に残し、長男・長女を連れて東京ドームにお出かけ
・3月13日:長男・長女を連れて外出
また、2022年9月~11月にかけて、次女の美輝ちゃんがケガをしていると保育園から子ども家庭支援センターに5回相談が行っています。
さらに睡眠不足だという連絡も保育園から行っていたそうです。
細谷健一のLINEのプロフィール欄は美輝ちゃんの写真でしたが、「托卵親子」という記載がありました。
健一容疑者は亡くなった美輝ちゃんとみられる写真をアイコンにしていました。その下にあったのが、この文言。このメッセージはまるで『あの子は自分の子じゃない』と言っているように思えてきて……」(前出の男性)
引用:【4歳娘 “毒殺” 夫婦】細谷健一容疑者、娘写真に「托卵親子」と自嘲のLINEプロフ…経営会社では従業員に給料遅配も(SmartFLASH) – Yahoo!ニュース
これらのことから、細谷健一は上の2人の子供はかわいがっていたけれど、美輝ちゃんのことはかわいがっておらず、それどころか虐待を加えていたことになります。まさか本当に托卵だったのでしょうか。だからと言って、虐待しても良いという理由にはなりませんが・・・。
子供全員に虐待するのではなく、一番下の子だけというのは気になりますね。
細谷健一は娘の遺骨をゴミの中に?
出典:bunshun.jp
細谷健一は次女の美輝ちゃんだけを虐待していた可能性があります。それを裏付けるもう1つの情報が、美輝ちゃんの骨壺です。美輝ちゃんの骨壺がゴミの中に捨てられていたとのこと・・・。
「美輝ちゃんの小さな骨壺はゴミの山の中に打ち捨てられていた。掃除の手伝いがてらゴミを掻き分けていたら骨壺が出てきてびっくりしました」
引用:(3ページ目)「あの奥さんはサイコパス」次女をゴミ屋敷で殺害? 浅草ホテル経営資産家夫妻・細谷健一と志保の「評判」と「手口」 | 文春オンライン
かわいい娘が突然死んでしまったら、なかなか納骨できないという気持ちはよくわかります。娘と離れがたくて納骨できないなら、その骨壺は自宅に大切に安置しておくはずですよね。でも、細谷健一はゴミ屋敷の中のゴミと一緒にしていたんです。
かわいい娘の骨壺をゴミと一緒にするなんて考えられません。もし嫁の細谷志保が精神を病んでいて、娘の骨壺をそのように扱ったとしても、まともな父親なら、ゴミから拾って大切に保管するはずです。それをそのままにしていたということは、細谷健一は次女の美輝ちゃんを虐待していたと言えるのではないしょうか。
細谷健一の現在
出典:twitter.com
細谷健一は2024年2月14日に殺人容疑で逮捕されましたが、現在のところ容疑を否認しています。ただ、今後の捜査次第では再逮捕の可能性が出てきました。
再逮捕の理由は姉の殺害です。
細谷健一の2番目の姉は2018年4月に死亡していますが、この死亡に細谷健一と嫁の細谷志保が関与しているのではないかという情報があります。
2018年は細谷健一の家族が立て続けに亡くなりました。
・2018年1月:細谷健一の母が病死
・2018年4月:細谷健一の2番目の姉が死亡
・2018年6月:細谷健一の父親が病死
細谷健一の2番目の姉は、父親が入院した直後に41歳の若さで亡くなっています。親戚の人の証言ではこの姉は特に持病などもなかったのに、亡くなる数ヶ月前から「最近よく風邪をひく」と言うようになり、自宅で倒れているところを発見されたとのことです。
そして、その姉の遺体からは美輝ちゃんと同じ、不凍液のエチレングリコールが検出されたとのことです。
しかも、細谷健一と姉は父親の遺産を巡るトラブルを抱えていたと言われています。
さらに怪しいことが、細谷健一と細谷志保は同じマンションの別の部屋に住む姉の部屋の合いかぎを持っていたのに、「姉の姿が見えない」とわざわざ警察を呼んで、遺体を発見させたようです。
お姉さんは自室で亡くなっていました。遺体が見つかる直前、『姉の姿が見えない』と細谷家の関係者の間で騒ぎになった。だが、姿が見えないのなら部屋を訪ねれば済む話なのに、夫妻はわざわざ警察を呼んでお姉さんの部屋を開けてもらっている。合鍵があるにもかかわらずです」(同前)
引用:(2ページ目)《浅草資産家夫婦次女殺し》「バカな話だよ」父親が直撃に語った細谷志保(37)の育児ネグレクト | 文春オンライン
メチャクチャ怪しいですよね・・・。その後、父親が亡くなり、細谷健一がホソヤ産業の代表取締役に就任しました。
エチレングリコールは工業用の薬品ですから、体内からは検出されないはずの薬品。それなのに、姉からも次女からも検出されたということは・・・。姉殺害での再逮捕は秒読みなのかもしれません。
細谷健一のまとめ
浅草4歳次女毒殺事件で逮捕された細谷健一の家族や親、生い立ちや高校・大学の学歴、経歴と経営する会社の浅草のホテルについて、結婚した嫁の細谷志保や子供、娘への虐待疑惑と動機、現在の再逮捕の可能性をまとめました。
美輝ちゃんのご冥福をお祈りします。また、早く事件が全容解明することを望みます。