最近、激やせ姿を晒して世間を心配させている落語家・林家正蔵さんですが、病気や姉・泰葉さんの騒動の心労というわけではないようです。
この記事では、林家正蔵さんの家族情報に加えて、激やせの理由に関してまとめてみました。
この記事の目次
林家正蔵のプロフィール
名前:林家正蔵 (はやしや しょうぞう)
本名:海老名泰孝(えびな やすたか)
出身地:東京都台東区根岸
生年月日:1962年12月1日
身長:168cm
学歴:東京都立竹台高等学校卒業
デビュー年:1978年
職業:落語家
所属事務所:ねぎし事務所
林家正蔵さんといえば、「昭和の爆笑王」と呼ばれた落語家・初代林家三平さんの長男として、年配層には知られている方です。
デビューから2005年までは「林家こぶ平」と名乗っていた林家正蔵さんは、俳優やバラエティタレントの他、声優までやる売れっ子マルチタレントだった時期もありました。
「林家こぶ平」時代の林家正蔵さんの声優業に関しては、「タッチ」の松平光太郎役や「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の寺井洋一役などが知られており、声優ファンにも好評な演技だったりもしました。
一方のバラエティ番組では、小柄で小太りな容貌を活かして気弱なイジられキャラを演じていたため、落語の大名跡「林家正蔵」を襲名する際に、貫禄のなさすぎる「林家こぶ平」時代の活動をリセットする必要が生じてしまう羽目にもなりました。
そのため、ヒロミさんと共にMCを務めていた料理バラエティ番組「モグモグGOMBO」が、視聴率好評のまま終了してしまうなど、各方面に少なからず影響も生じました。
「林家正蔵」襲名後は、「林家こぶ平」時代のような軽いタレント活動は控えるようになったため、テレビで見る機会はぐんと減ってしまった林家正蔵さんですが、2014年からは落語協会の副会長を務めるなど、本格派の落語家へと日々成長しているようですね。
芸能一家・林家正蔵の家族構成がスゴイ~父は初代林家三平
父・初代林家三平は太平洋戦争中に徴兵された過去がある
林家正蔵さんの一族が芸能界に根を張り始めたのは、父方の祖父である7代目林家正蔵さんの代からでした。
本名を海老名竹三郎と言った7代目林家正蔵さんは、1894年3月生まれであり、家業は風呂桶職人だったと言われております。
7代目林家正蔵さんは、1949年に55歳の若さで病死してしまった影響か、落語ファン以外にはイマイチその業績が伝わっていない人物でもありますが、落語芸術協会の前身である日本芸術協会の初代理事長を務めるなど、落語界の重鎮ではあったようですね。
大名跡を継いだ落語家の父の下に生まれた林家三平さんですが、1925年11月生まれという世代柄、お気楽なお坊ちゃん人生には縁遠い少年時代を送っています。
林家三平さんの過酷な少年時代を象徴するエピソードには、19歳の時に陸軍に徴兵され、肉弾特攻要員に選ばれたというものがあります。
昭和の爆笑王、落語家の初代林家三平さん(1925〜80年)が、陸軍に徴兵されていた第二次世界大戦末期、米軍との本土決戦になった場合、火薬を背負って突撃する「肉弾特攻要員」だったことがわかった。次男の二代目三平さんが参加したBS朝日の番組取材で明らかになった。
落語家ながら、生前は今でいうバラエティタレント的な活動で人気者となった林家三平さん。
そのため、落語ファンからは、「落語家としては3流」などと揶揄されることもあった林家三平さんですが、持ち前の軽い芸風には、若くして死と向き合わなければならなかった過去も影響しているのかもしれませんね。
母・海老名香葉子は林家正蔵の箸の持ち方が下手で干された?
林家正蔵さんの母である海老名香葉子さんですが、「竿忠」という称号を持つ釣竿職人の一家に生まれたそうですね。
家族画像を見れば分かるように、かなり裕福な家に生まれた香葉子さんでしたが、東京大空襲の際に、自身と弟(三男)以外の家族6人を失うという悲劇に見舞われたため、親戚間をたらい回しにされた辛い少女時代も経験しているとか。
しかしながら、香葉子さんのそんな辛い戦災話よりもネット上で有名になっているのが、「子育て評論家として売れっ子だった海老名香葉子が、林家正蔵の箸の持ち方が下手すぎて干された」という都市伝説となります。
夫・初代林家三平が率いていた「三平一門」の女将として、弟子たちの世話を全面的に引き受けていた立場から、いつしか子育て評論家的なポジションでテレビから引っ張りだことなっていた時期もあった香葉子さん。
そんな香葉子さんの文化人人生に暗雲が差し込む原因となったのが、長男である林家正蔵さんのメチャクチャな箸の持ち方だったと言われております。
息子の(食レポなどの)芸能活動のせいで、子供に箸の持ち方1つしつけられないことが判明してしまった香葉子さんは、その後イメージが失墜して、いつしかテレビから姿を消したというのが、この都市伝説の全容となります。
ちなみに、あくまでネットの都市伝説なため、本当のことかどうかは定かではありません。
お騒がせタレントの泰葉は実姉!
かつては歌手として活躍し、「フライデイ・チャイナタウン」のヒットなどでも知られていた泰葉さん。
林家正蔵さん個人に留まらず、海老名一族にとっての悩みのタネとも言える存在に、タレントの泰葉さんがおります。
泰葉さんは初代林家三平さんの第二子(次女)であり、林家正蔵さんの姉にあたります。
結婚後は、裏方として「林家一門」を支えていたと言われていた泰葉さんですが、2007年に落語家・春風亭小朝さんと離婚して以降は、再びタレントとして活動を再開し、エキセントリックな言動で世間の注目を集める存在となっています。
2017年は、恒例となっている元夫・春風亭小朝さんへの暴言騒動の他、マネージャーに対する恐喝&借金騒動まで巻き起こした泰葉さん。
ミニアルバムを制作していた泰葉。しかし、12日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)によれば、プレスの段階で個人事務所の通帳に8,000円しか入っていなかったうえ、音楽マネジメントをしていたA氏をブログで中傷し始めたため、制作が頓挫。これを逆恨みした泰葉は8月、A氏の自宅玄関前に「イラン人がおまえをやりにいく」などと書かれた脅迫状、出刃包丁、犬のフンの3点を放置したという。
2017年の泰葉さんのお騒がせ騒動はまだまだ続き、9月にはフェイスブックで知り合ったというイラン人男性メィヒディ・カーゼンプールさんとの間に、結婚騒動まで巻き起こしております。
ちなみに、泰葉さんのこの結婚騒動は、カーゼンプールさんに直接出会って1週間での婚約という経緯の怪しさから、婚約記者会見早々からネット上では様々な心配の声が挙がりました。
結果だけ申し上げると、カーゼンプールさんは、泰葉さんとの婚約後にイランに戻ったまま連絡が取れなくなっているそうなので、案の定な結末を迎えていると言えますね。
泰葉さんがここまでトラブルを起こす理由に関しては、「双極性障害」という病気が原因となっている模様ですね。
双極性障害は、躁状態と鬱状態の病相を繰り返す精神疾患である。ICD-10では、うつ病とともに「気分障害」のカテゴリに含まれている。
双極性障害の躁状態、うつ状態はほとんどの場合回復するが、90%以上再発する。気分安定薬による予防が必要となることが一般的である。生活習慣の改善が必要となる。生涯障害とつきあう必要があるといえる。
引用:双極性障害
弟・2代目林家三平は「七光り」扱いでバッシングを受けている?
林家正蔵さんの家族(弟)には、2代目林家三平さんもおります。
林家三平さんは、2016年から人気演芸番組「笑点」に抜擢されておりますが、抜擢当初から「親の七光り」という陰口が絶えない状況でした。
「笑点」新メンバー林家三平はつまらない?実力や評判まとめ!起用理由は嫁と母の力やコネもある?
林家三平さんのネット上での評判が低い理由に関しては、「滑ってばかりでとにかく面白くない」という笑点視聴者の声が大勢を占めている状況です。
今年から「笑点」は視聴者もデータ放送を通じて、おもしろいと思う落語家に座布団をあげたり、とったりすることができるようになり、総計がテレビ画面で一覧できるようになったが、三平以外の出演者が万単位で座布団を獲得しているの対し、一人だけ10分の1の量だったり、まさかの「0」だったり。
実際のところ、落語ファンからも「落語が下手くそ」だの「笑点に出るような(落語家としての)実績がない」などと酷評されている林家三平さん。
ネット上のバッシングの声を封じるためには、林家三平さん自身が落語家としてスキルを上げるしかないと思われますが、まだまだ道のりは険しいようですね。
林家正蔵の嫁や子供情報!~嫁は1歳年下の一般女性・有希子
現在までに3人(二男一女)の子宝に恵まれている林家正蔵さん。
林家正蔵さん自身も4人姉弟だったため、子沢山の家系なのかもしれませんね。
林家正蔵さんは、1984年に有希子さんという一般女性と結婚をしております。結婚当時、有希子さんは短大を卒業ばかりの20歳だったとか。
有希子さんの素性に関しては、埼玉県川口市出身であり、林家正蔵さんの姉・泰葉さんの親友のいとこだったという情報以外は一般公開されておりませんね。
有希子さんは、義母や義姉たちとは違い、マスメディアの前には姿を表さずに、「林家正蔵一門」の女将としての仕事に専念しているため、一般人にとってはまさに謎に包まれた存在となっております。
有希子さんは、姑である海老名香葉子さんから「100点満点の嫁」と絶賛されているため、うるさ型の多い伝統芸能の世界でも、気が利く上に慎まやかな女性という評価なのでしょうね。
長男は落語家・林家たま平!4代目として既に修行中!
林家正蔵さんにとって第二子となる長男は、林家たま平として既に落語家デビューを果たしていたりします。
林家たま平さんは、1994年生まれの23歳の男性ですが、男らしい顔立ちのイメージ通り、明治大学中野高等学校時代はラグビー部に所属して、ラグビーに打ち込んでいました。
明治大学中野高等学校の内部進学率は8割ほどなため、本来は林家たま平さんも明治大学の方へ進学する権利はあったようですが、「林家一門」の跡取りという自覚からか、高校卒業と同時に落語の修行を開始しております。
第一子である長女は「あずき」さんという名前であり、林家たま平さんの年齢を踏まえると、既に社会人になっていることと思われますが、一般人として生きているためか、公開されている情報はほとんどない状況です。
第三子となる次男は、幼少期は「林家よろこぶ」として高座などにも出ていたことがあったようですが、今のところは落語家として本格的にデビューしたという話題は出て来ておりませんね。
林家正蔵の現在!~激やせの原因は姉・泰葉なのか?
2017年で55歳となる林家正蔵さんですが、最近になってマスコミの前で激やせ姿を晒してしまったことから、ネット上でも様々な憶測が飛んでいました。
林家正蔵さんが激やせとなると、「姉・泰葉さんの騒動による心労で体調を崩したのではないか?」という原因を想像しないわけには行きませんが、これに関しては濡れ衣だったりもします。
林家正蔵さんが激やせした真相は、出演するドラマの役作りというオーソドソックスなものでした。
林家正蔵さんが出演したドラマは、テレビ朝日系列の超人気ドラマである「ドクターX~外科医・大門未知子~」の第5シリーズ第8話となります。
正蔵が演じるのは、根治手術は不可能とされる病を患い、死を覚悟した元大臣秘書官・八雲拓哉。正義を貫いてこの世を去ろうと決意し、厚労省の不祥事を告発する人物だ。
たった1話限りのゲスト役のために、ダイエットまでした林家正蔵さんの役者魂にも驚きますが、その甲斐もあり出演回の視聴率は20.1%を記録しております。
まとめ
■林家正蔵は、1984年姉・泰葉の親友のいとこの一般人と結婚。子供は3人おり、うちの一人は林家たま平として既に落語家デビューを果たしている。
■林家正蔵が激やせした真相は、大人気ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の出演のための役作りだった。
「売り家と唐様で書く三代目」ということわざがありますが、4代目まで「林家一門」を繋ぐことが出来そうな林家正蔵さん。
姉・泰葉さんのせいで、心労が絶えない2017年となったことは間違いない林家正蔵さんですが、海老名家の当代として粛々と後継ぎ育成に励んでいるようですね。
一般的な芸能人の場合ですと、50代はキャリアの終盤といった感じとなりますが、伝統芸能の世界では、60代70代で名人と呼ばれる世界となるため、林家正蔵さんの落語家としての評価はこれから次第ということになります。
日本の伝統芸能の担い手として、林家正蔵さんにはこれからも一層の精進を期待しております。