ビートたけしさん率いる「たけし軍団」のメンバーで、体を張った芸で人気を集めていたグレート義太夫さん。
しかし、それが祟って1995年に糖尿病を患い、現在は1日5時間の透析治療を週3日行っているようです。
グレート義太夫さんの現在までの活躍について詳しく総まとめしましたのでご紹介します。
この記事の目次
お笑いタレント・グレート義太夫についてのプロフィール&生い立ち
昭和のお笑い界で命を賭けていたグレート義太夫
グレート義太夫さんは1980年代から『オレたちひょうきん族』を始めとしたビートたけしさんのバラエティ番組で活躍し、ミュージシャンとしてもビートたけしさんの影のブレーンだと言われていました。
現在は週3日の人工透析で命をつなぎ止めていますが、舞台や落語、ギター漫談、ラジオ出演など精力的に芸能活動を続けています。
グレート義太夫さんについての詳しいプロフィールはこちら。
本名: 鈴木 正之(すずき まさゆき)
ニックネーム: たけし軍団の弁慶
生年月日: 1958年12月26日
出身地: 東京都板橋区
血液型: B型
身長: 168cm
体重: 不明
最終学歴: 亜細亜大学中退
師匠: ビートたけし
グループ名: たけし軍団
芸風: 音楽演奏、ギター漫談
事務所: オフィス北野
活動時期: 1982年 –
過去の代表番組: オレたちひょうきん族
他の活動: ミュージシャン、作家
配偶者: 独身(離婚歴あり)
引用:Wikipedia – グレート義太夫
グレート義太夫さんは1983年にビートたけしさんに弟子入りしてたけし軍団に加わると、体を張った芸でお茶の間の人気を獲得してきたお笑い芸人でした。
グレート義太夫さんはビートたけしさんの冠番組である『オレたちひょうきん族(フジテレビ系)』『足立区のたけし、世界の北野(フジテレビ系)』『痛快なりゆき番組 風雲!たけし城(TBS系)』などに出演して活躍していました。
しかし体を張りすぎる芸が災いしてグレート義太夫さんは30代の頃に糖尿病を発症してしまい、芸のための恰幅が良かった120キロの体型は67キロまで体重が減少してしまいました。
グレート義太夫さんの現在までの活躍や、糖尿病の闘病生活について生い立ちから詳しく総まとめしましたのでご紹介しましょう。
今の若者はグレート義太夫を知っているのだろうか⁉️
— shin@平成31年闘球世界選手権 (@shin197202) 2018年3月21日
グレート義太夫の生い立ち&経歴
グレート義太夫の家族情報は不明
グレート義太夫さんの家族や生い立ちに関する情報は出回っていないようです。
グレート義太夫さんは亜細亜大学に進学して音楽サークルでドラマーをしていましたが、それがきっかけでプロのミュージシャンを目指すようになったそうです。
そして、バンド「雷神」を結成してグレート義太夫さんはメジャーデビューを目指しました。
当時、ビートたけしさんがパーソナリティーを務めていたラジオ番組『ビートたけしのオールナイトニッポン』のリスナーだったグレート義太夫さんは弟子入りを志願し、ドラムが得意であることを披露したところビートたけしさんのバックバンド「シークレット・ポリス」に加入することができました。
しかし、ドラムはすでに担当者がいたためグレート義太夫さんはパーカッションを務めました。
当時のたけし軍団は8人編成でしたが、10人編成に増やすことになりグレート義太夫さんは井手らっきょさんとともに正式にたけし軍団に加わりました。
とはいえ、グレート義太夫さんはその持ち前のユニークなキャラクターをビートたけしさんに買われており、たけし軍団に加入する以前から『オレたちひょうきん族』などに出演して人気を得ていました。
グレート義太夫さんの芸名の由来は、当時プロレス界に毒霧を吹くヒール役のレスラーだったザ・グレート・カブキという選手がおり、グレート義太夫さんが特徴的に似ていたことから、「歌舞伎」と「義太夫」を掛けてビートたけしさんにより命名されました。
オフィス北野のビルの前は、昔よく通ってた。グレート義太夫が自転車で出社したところに居合わせて、サインもらったことがある。
— 3/12渋谷duoDuffyGunsLoveRoses (@Duffyeah) 2018年4月3日
グレート義太夫、ミュージシャンとしての活躍
ミュージシャンとしても華々しい活躍をしているグレート義太夫
体を張った芸人というイメージの強いグレート義太夫さんですが、ミュージシャンとしても活躍をしていました。
グレート義太夫さんはビートたけしさんのバックバンド「シークレット・ポリス」時代には、楽曲『浅草キッド』の制作時にアドバイザーとして参加したり、1985年発売のアルバム『野戦病院〜ビートたけし&たけし軍団ライブ』び収録曲『バラード』は作詞作曲を手がけました。
また、1992年にはビートたけしさんが宮沢りえさんと共演したエースコック「スーパーカップ」のCMソングをグレート義太夫さんが作詞作曲したり、細川ふみえさんに『ポチにやつあたり』、中條かな子さんに『ことばさがして』、日高のり子さんに『十年後の私』を楽曲提供するなどしています。
たけし軍団 高齢化問題2018
— 柳田光司 (@anokoro_no) 2018年3月24日
ガダルカナル・タカ 61歳
グレート義太夫 59歳
ダンカン 59歳
つまみ枝豆 59歳
井出らっきょ58歳
松尾伴内54歳
ラッシャー板前54歳
柳 憂怜 54歳
東国原 英夫60歳
大森うたえもん58歳 pic.twitter.com/ZwMzsewldv
グレート義太夫、「フライデー襲撃事件」に参加
グレート義太夫も「フライデー襲撃事件」に参加した
1986年12月9日にビートたけしさんがたけし軍団を率いて週刊誌「FRIDAY(フライデー)」の編集部を襲撃した事件にグレート義太夫さんも同行して暴行を働き逮捕されました。
この事件はフライデーの記者が当時ビートたけしさんと交際していた女性に突撃取材して無理やり聞き出そうと強く手を掴んで全治2週間の怪我を負わせたもので、ビートたけしさんはその記者に報復するためにフライデー編集部に乗り込んで暴力を振るいました。
グレート義太夫さんは現場で消化器を持って大暴れしたことから、その後「たけし軍団の弁慶」と呼ばれるようになりました。
フライデーナイトライブ回顧録③
— オカ ノブヒコ (@okanobuchan) 2015年5月10日
グレート義太夫氏のたけし軍団のエピソードを交えた落語も凄かった。ここではあまり言えないようなようなフライデー襲撃事件のエピソードをうまく盛り込んだ内容も見事だった。
グレート義太夫、糖尿病の透析治療と現在の活動について
グレート義太夫は深刻な糖尿病を患っている
グレート義太夫さんは2014年8月19日に放送された『解決!ナイナイアンサー(日本テレビ系)』に出演し、30代で糖尿病を発症してからの壮絶な闘病生活を明かしました。
現在、グレート義太夫さんは週に3回は人工透析を受けており、1日でも透析に行くのを忘れたりすれば死にも直結する深刻な状態になっています。
透析治療は11年に登っているようですが、現在も元気に活動をしているため忘れずに透析を続けているようです。
グレート義太夫さんは糖尿病を発症する前はたけし軍団としてバラエティ番組で体を張った芸で笑いを取っていましたが、30代で糖尿病に罹ってからは120キロあった体重が67キロまで落ちてしまいました。
グレート義太夫さんは専門医の元で糖尿病の治療をはじめ、一時は節制した生活により退院することができましたが、すぐに元の自堕落で不健康な生活に戻ってしまい、その結果として腎不全に陥り人工透析をしないと生きられない身体になってしまいました。
グレート義太夫さんは当時の自堕落な自分に対してとても後悔しているようです。
義太夫は、「何であの時にお医者さんの言うことを聞いていなかったんだろう、何でもうちょっと自分で管理しなかったのかなっていうのは、遅いですけど後悔ですよね」と糖尿病を患ってからの自身の自堕落について後悔を口にした。
さらに、当時の糖尿病の治療法は遅れており、グレート義太夫さんは摂取カロリーの半分は炭水化物で摂るという治療法を実践していましたが、これが後に間違いだったことが分かり憤りを隠せなかったようです。
「僕が糖尿病だっていわれたのは35歳の頃です。今から20年くらい前ですが、その頃にはこんな話聞いたことなかったですからね。とにかくカロリーを抑えなさいって指導でした。学会のガイドライン通り、一日のカロリーの半分くらいは炭水化物で摂って、あとはバランスよく腹八分目ということでした。糖質制限のほうがいい結果になるなんて初めて知りましたよ」
そして、グレート義太夫さんが糖尿病から腎不全まで発症してしまった背景にあるのは、体を張りすぎた芸にあったようです。
若い時は中ジョッキ一杯分のガムシロップやハチミツの一気飲み競争で笑いを取っていました。糖尿病にもなりますよ。
グレート義太夫さんが病室にいるとたけし軍団の面々はホールケーキを持ってきて意地悪をしていたようですが、透析を始めたらさすがに自粛していたようです。
しかし、ビートたけしさんだけはそれすらもネタにして「じゃあ今日からお前の芸名は夏目透析だ」と言っていたようで、グレート義太夫さんは”殿”のブラックジョークで元気づけられたようで、ツイッターのアカウント名は「グレート義太夫(夏目亭透析)」であり、落語家の亭号として落語をする時はこの名前を使っているようです。
グレート義太夫、現在の仕事は?
グレート義太夫は現在も元気に活動している
グレート義太夫さんは先述のとおり、現在も舞台出演をしたり、ギター漫談、落語、ラジオ出演などを精力的に行っています。
グレート義太夫さんのオフィシャルブログを見ると、ラジオにゲスト出演したり「落語家のいない落語会」というイベントを開催したり闘病をしながらも芸能活動を続けています。
また、ビートたけしさんの独立をめぐってたけし軍団で頻繁に会合をしていたようですが、事務所を立て直していくための話し合いのようですね。
”殿”であるビートたけしさんは愛人といわれる”ゴンちゃん”と2015年に立ち上げた事務所「TNゴン」で同棲し、マネジメントはこの会社が行っていくことが伝えられていました。
今後どのように展開していくかはしばらく見守る必要があるでしょう。
グレート義太夫の昔の若い頃から現在までの画像特集
グレート義太夫の昔の若い頃の画像①
『オレたちひょうきん族』の「ひょうきん懺悔室」の神様はグレート義太夫さんがやっていたと思っている人が多いようですが…。
グレート義太夫の昔の若い頃の画像②
実は番組の初代プロデューサーのブッチー武者さんという人がやっています。グレート義太夫さんの若い頃の画像は見当たりませんでした。
グレート義太夫の現在の闘病の画像①
糖尿病の怖い合併症である腎不全を煩い人工透析を受けることになったグレート義太夫さん。
グレート義太夫の現在の闘病の画像②
週に3回は欠かさず透析を受けないと死んでしまう身体になってしまったグレート義太夫さんは最初はとても憂鬱だったことでしょう。
グレート義太夫の現在の闘病の画像③
グレート義太夫さんの主治医でしょうか。持ち前の明るい性格で病気を乗り越えているようです。
グレート義太夫の現在の闘病の画像④
グレート義太夫さんは透析患者とは思えないほど精力的に活動をしています。
グレート義太夫の現在の闘病の画像⑤
グレート義太夫さんは「落語家のいない落語会」を定期開催しているようです。
グレート義太夫の現在の闘病の画像⑥
「ustラヂオ」の他にもグレート義太夫さんはラジオ出演しているようですね。
大変です❗大変です❗グレート義太夫さん@Gidayu にいいねされました✨!!ヽ(゚д゚ヽ)(ノ゚д゚)ノ!!
— おぬま (@onuonu1126) 2018年3月19日
ありがとう✨✨ありがとうございます✨私も猫好きでお乳も大きいですよ✨(すみません・苦笑) pic.twitter.com/V22W9q06p4
お笑いタレント・グレート義太夫についての総まとめすると・・・
ビートたけしさんの弟子、たけし軍団のひとりとして現在まで活躍を続けてきたグレート義太夫さんについて総まとめしてきました。
シロップやはちみつ一気飲みなど体を張りすぎた芸が祟り、30代で糖尿病になりその後腎不全を併発して現在までに人工透析生活を続けています。
それでもグレート義太夫さんはまったく勢いが衰えることなく現在も精力的に活動していることが分かりました。
グレート義太夫さんの姿は世の中の人工透析をしている人々を勇気づけているかもしれませんね。