元日本テレビアナウンサーとして、20年近く第一線で活躍されていた馬場典子さん。
一般的なアナウンサーの多くが30歳を越えると仕事量が減少するのに比べ、40歳間近になっても数々の人気番組に出演されていました。
そんな馬場典子さんですが、現在日テレは退社されており、今だに独身であるといいます。今回は退社に至った経緯や結婚しない理由などをまとめてみました。
この記事の目次
馬場典子のプロフィール
名前:馬場典子(ばばのりこ)
出身地:東京都豊島区
生年月日:1974年4月27日
出身校:女子学院中学校・高等学校→早稲田大学商学部
身長:159cm
所属事務所:アミューズ
結婚歴:なし(独身)
早稲田大学卒業後の1997年、アナウンサーとして日本テレビ放送網株式会社(日テレ)に入社。同期入社は、蛯原哲さん、菅谷大介さん、長谷川憲司さん、河本香織さんなど。
日本テレビ女子アナウンサーユニット「BORA」のメンバーや地上デジタル放送推進大使を務めたことも。
2008年には、第2回東京マラソン出場。5時間42分57秒の記録で完走されています。
2014年の3月28日をもって担当番組「ZIP!」を降板。6月末に日本テレビを退社し、7月からフリーアナウンサーとして活動することを発表しました(4月11日付)。フリー転向後の所属事務所は福山雅治さんやサザンオールスターズの桑田佳祐さんが所属するアミューズです。
2014年9月4日放映の「ライオンのごきげんよう」がフリー転向後初めての他局番組出演となりました。
2015年4月より大阪芸術大学放送学科アナウンスコース教授に就任。
馬場典子の退社の理由!過去の横領疑惑とは
自主的に辞めた?
馬場典子さんは退社時に書面でメッセージを発表しています。
馬場アナは書面を通じ「まもなく2度目の成人式を迎える今、ようやくプロとしてのスタートラインに立てたという気持ちになり、伝え手として、表現者として、新たな挑戦をしていきたいという思いが膨らみ、この度の決意に至りました」と退社の理由を明かした。
退社理由は「新たな挑戦をしていきたいという思い」ということです。しかし、退社後は大手事務所アミューズに所属するも仕事が減っています。ネットでは「過去にあった横領疑惑が関係しているのでは?」との声が上がっていたので、それについてまとめます。
しかし、過去に横領疑惑浮上
突如として発覚した横領疑惑
「週刊文春」の記事が話題を呼びました。
事の発端は、2012年6月14日発売の「週刊文春」で報じられた馬場典子アナウンサーの「横領疑惑」でした。
記事の内容は、「馬場アナが2011年夏にプライベートで海外旅行を行った際、年上の実業家男性に飛行機代やホテル代として15万円超の領収書を渡し、男性から20万円を受け取っていた」というもの。
馬場アナはエコノミークラスの座席に関しては、一度領収書を受け取った後でキャンセル手続きを行っていたと述べており、実際の飛行機代は別の知人が支払っていたと語っています。
要するに、馬場アナは海外旅行に行ったにもかかわらず、飛行機代を一切使うことなく、それどころか逆にお金を受け取っていたという衝撃の事実が発覚したというわけです。
またお相手の男性は既婚者と言われています。
彼女が領収書を売った実業家とはどんな人物なのか。日テレ関係者が語る。
「年上の男性で、芸能界やスポーツ界にも顔が広い。数年前にホームパーティーで知り合ったそうです。二人は親しい?彼は既婚者だと聞きましたよ」
馬場典子の巧みな男性操縦術?
上記の年上実業家の他にも実はこの事件にはもう一人の男性の存在があるそうです。
プライベートで海外旅行へ行った際、同行したのは実際には女友達ではなく男友達で、その男性が旅費を全額負担してくれたのだそう。
そのため、自分で旅費を払う必要のなくなった馬場アナは自分の予約をキャンセルし、返金分を受け取ったわけなのですが、この時に残った領収書をなぜか手元に残したそうです。
そして、その領収書を先述の年上実業家男性に渡し、それなりの対価を受け取っています。
領収書を受け取った男性はそれを業務上経費として落とそうと目論んだわけですが、税務調査に引っかかってしまいました。
そんな折、「週刊文春」による疑惑記事が出てきたことで、別の男性と旅行していた馬場アナにお金を払わされていた年上実業家の男性は、日本テレビに文句を言うほど激怒したそうです。
当然、日本テレビは馬場アナに事情聴取を行いましたが、看板アナであるうえ、会社のお金を横領したわけではないという大甘な判断で事の幕引きを図りました。処分は『キユーピー3分クッキング』降板です。
この報道により『キユーピー3分クッキング』を降板。日本テレビは税務調査に入られ局員の経費に関して徹底調査され8,700万円の追徴をくらっている。日本テレビから降板理由の説明はなかったが、週刊文春の報道を受けての謹慎・降格処分だったとみられている。
引用:馬場典子「ZIP!」降板&退社の理由「横領・二股・経費調査の件で現在処分?」「結婚?」「髪型ショートにしたし自主的に辞めたんじゃないか」【週刊文春・画像有】
激怒した年上実業家男性も脱税(節税)を目論んだという負い目があるため、詐欺で訴え出ることもできないまま泣き寝入りを強いられる結果となりました。
日本テレビ退社へ
結局、担当番組を降板させられたことで処分は済んだとされていた馬場典子アナウンサーですが、事件の余波が残る中では社内に居づらかったのか、直後に日本テレビを退社されています。
馬場典子に対するネット上の反応は・・・
¥
不正流用がバレてフリーになった長谷川、ネタを盛り過ぎ。
— さぉ姉 in 札幌 (@saorilove0721) 2016年2月5日
で、注目を集めておいて「ごめんなさい」するシステム。
横領で日テレを追われた馬場典子は姿すら見なくなってしまった。。。
やっぱり、カネに汚い奴はダメだね。
元日テレ馬場典子アナ 大手芸能事務所移籍も「横領疑惑」は未清算 http://t.co/huUjHZVYWq #blomaga
— 週刊文春 (@shukan_bunshun) 2014年8月16日
ネットの反応
1.「横領と二股事件が理由だろ、ほとぼりが冷めた頃に解雇」
2.「結婚でもするんじゃね?寿退社かもな」
3.「横領もあるが、まともにニュース読めないし使えないアナだったからじゃね」
4.「日本テレビの待遇が悪くて自主的に辞めただけじゃないの」
↓
1.『キユーピー3分クッキング』降板で罰は受けたことは確かですが、ほとぼりが冷めた頃に完全に処分というのはありえると思います
2.結婚で寿退社ならそのように発表する気がしますが…
4.最近、髪型をショートにしたので本人の意思で自主的に辞めたという可能性もありますかね。本人が説明した通り、日テレを退社して新たな挑戦をしていきたいのかも引用:馬場典子「ZIP!」降板&退社の理由「横領・二股・経費調査の件で現在処分?」「結婚?」「髪型ショートにしたし自主的に辞めたんじゃないか」
一部では、結婚で寿退社説もありましたが、現在も独身です。また結婚観について語っているのでそれについてもまとめていきます。
馬場典子が現在も結婚しない理由とは
2015年、41歳の頃の結婚観
2015年8月に放送された「ナイナイアンサー」で自身の恋愛観・結婚観を語っています。
恋愛については相性が大事と発言。
馬場アナ「あぁ、なるほど。いや、ぜんぜん別に。理想は高いんじゃなくて、狭いというのかな? 自分に合うかどうか、相性が合うかどうかなんですよ」
過去にはお見合い話がありましたが、断っていた様子。
馬場アナ「お見合い話は30歳前後の時に1~2回ありましたけど、お断りしちゃいました。かなり(年が)上だったんですが、『女優さんのようにキレイな人が好きで~』って、すごい条件が……。だから写真も見ずに『私とは条件が合わないと思うので、すみません』って(苦笑)」
元彼氏との破局理由についても告白。
馬場アナ「2~3年くらいはお付き合いするんですけど、相手に問題があったというより、私が『この人のことをずっと尊敬して、大切にできるかな?』って不安に思っちゃうの。冷めちゃったかな? と思った時は相手の写真を見ることがあります。『あぁ、まだ愛しいと思える』とか『顔見てるだけで腹が立ってきたな』とか」
結婚を阻む事実として「家の購入」ということがあったようです。
馬場アナ「10年前なんですけど。都内で1人暮らしって、どれだけお金払っても狭いですよね? 買った方が、ほぼ同じローンの値段で倍の広さに住めるんです。単身用の部屋だし、それを買う意味ないじゃないですか? 独身で居続けるつもりはないのにって思ってたんだけど、直感で『ここイイ!』って」
相沢「マンション持ってるって、男の人は引くと思う!」
馬場アナ「1人の寂しさもすごく身に沁みてるし、結婚はしたいけど、結婚したいと思えるパートナーに出会うことの方が大事だと思ってるから。『何歳までに結婚!』という感じではなくて、それでちょっと時間過ぎちゃったかなっていう(苦笑)」
2022年、47歳の頃の結婚観
2022年6月には、雑誌「STORY」のインタビューで、結婚しない理由について語りました。
20代の頃は、結婚は時期がくれば自然にするものだと考えていたようですが、自分の理想とする人にはなかなか巡りあうことができなかったとのこと。また、この人“いいパパになるだろうな”と思った男性がいても、その人と子どもの姿は想像できても、自分が隣にいることをイメージできなかったなどとも明かしていました。
恋は、素敵だなと思うと、片思いも含めてすぐできるんです。でも、人生のパートナーになる人は、親友でもあり、きょうだいでも、親子でもあるような人という理想があって。そういう人なら一生大切にできると思っていたのですが、なかなかいない(笑)。
誰にも気兼ねをせず生活できるため、40代前半は、“おひとりさま最高!”と思っていたそうですが、40代後半に入り心境の変化があったもよう。
現在も結婚にはこだわりを持っていないものの、気を使わずにいられるパートナーや理解者は欲しいと思うようになったそうです。
「結婚という形には縛られなくていいけれど、自分と異なることを感じるパートナーがいれば世界が広がるだろうな、と思うようになりました。仕事柄、相手に合わせたり、気配りするのは苦じゃないのですが、プライベートで同じように気を使い続けるのは疲れちゃう。素の自分を出せるよき理解者に巡り合えたら。いつも人より成長が遅いので、今ようやく精神的に少しは自立できてきた気がします。甘えや期待もカジュアルに伝えられるようになってきました。“我がまま”に生きても、誰かの役に立てるというのが、今後の理想形ですね」。
また、同じインタビュー記事で、日テレを退社した理由について「組織は人生の伴侶ではないと気づいた」とも語っていました。
40歳で日テレを退社したのは、「会社が大好きで、何よりも仕事を優先してきたけれど、組織は人生の伴侶ではないと気づいた」からだそう。
日テレ退社後は更年期により不調を感じていた時期もあったそうですが、現在はワークライフバランスを保てるようになったといいます。
馬場典子の現在~フリーアナウンサーとして多方面で活躍
出典:https://instagrammernews.com/
馬場典子アナは日テレ退社後の現在も、NHK「あさイチ」やBS日テレ「歌謡プレミアム」、TBSラジオ「GIFT〜未来への贈り物〜」にレギュラー出演するなど、フリーアナウンサーとして活躍を続けています。
2015年に就任した大阪芸術大学での教授としての活動も、明るい人柄で慕われ、アナウンス力に定評のある馬場典子アナだからこそ続けられているのでしょう。
自分の経験を学生に伝えたい-。15年から大阪芸術大学の放送学科で教授を務める。主にアナウンスコースの学生を対象に隔週で授業を行い「アナウンサーのことを教えているよりも、もっと多くのコミュニケーションとか、どこに行っても生きていける、本当に大切な時に何か残る、背中を押す、励ます一言を残せたらなという思いでやってます」
また、馬場アナは2018年に書籍「言葉の温度 話し方のプロが大切にしているたった1つのこと」を出版したり、2021年からはウェブマガジン「mi-mollet(ミモレ)」でコラムを連載したりと、文才を活かした活動も行っており、仕事は順調そのもののようです。
多彩な才能と多くの魅力に溢れた馬場アナの今後の活躍も楽しみですね。
まとめ
・馬場典子は現在も独身で、40代後半になってからは、結婚にとらわれることなく気を使わずに済むパートナーが欲しいと考えるようになった。
以上、馬場典子アナウンサーの退社理由や現在も結婚しない理由についてまとめてみましたが、いかがでしたか?
退社という形にはなってしまいましたが、彼女の実力やタレント性は折り紙つきですので、使う側としては安心して呼べるゲストであることは間違いないと思います。現在は充実した日々を送っている様子の馬場典子アナですが、理想とする人生の伴侶やパートナーにも出会えると良いですね。
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