2019年5月に「新宿ホスト殺人未遂事件」を起こした高岡由佳ですが、逮捕時の被害者ホスト琉月(るな)の「血まみれ現場写真」がネットで話題になってしまった結果、三面記事ネタが重大事件並の注目度を集めることになりました。
この記事では、高岡由佳の生い立ちや親、そして事件の詳細とその後・現在についてまとめてみました。
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「新宿ホスト殺人未遂事件」とは～血まみれ現場写真がネットで拡散
高岡由佳、ホストを包丁で複数回刺して逮捕
高岡由佳が「新宿ホスト傷害事件」を起こしたのは、2019年5月23日の午後のことです。被害者となった男性は、「るな」という源氏名を持つ20歳のホストだったそうで、事件当時は高岡由佳の自宅マンションで就寝中でした。
事件の原因についてはるなさんの女性問題だったらしく、悩みぬいた高岡由佳はるなさんを殺して自分も死ぬことを決意したそうなので、ネット上では「ヤンデレすぎる！」との声が溢れかえることになりました。
「“最近、彼が冷たい”と気に病んでいたようです。当日も被害者の帰りを部屋でひとり待っていたが男性がなかなか帰ってこなかった。男性が置き忘れたケータイを盗み見たら知らない女性とのツーショットがあったそうです。でも帰宅した被害者を責めたりはせずに、“複雑な気持ちで一緒にカーテンをつけた”と供述しています。そして被害者が寝入ったところで刃物を突き刺した。
腹部を包丁で刺された後のるなさんに関しては、助けを求めて逃げ出したものの、マンション1階のエントランス付近で力尽きて倒れてしまいました。
追いかけて来た高岡由佳は、息も絶え絶えなるなさんの姿を見てトドメはささず、死を見届けるために横に座り、スマホをいじったりタバコを吸っていたそうですね。
ちなみに、事件後逃亡するつもりはなかった高岡由佳は、119番通報はしなかったものの110番通報して警察の到着を待っていたとも言われております。
高岡由佳、ネット上ではデマの犯行動機も拡散
前述の通り、るなさんの寝込みを襲って凶行に及んだ高岡由佳でしたが、ネット上では性行為中に浮気相手から（るなさん宛に）電話がかかって来たことに激昂し、犯行に及んだとのデマも流れていたようですね。
そのデマの中での高岡由佳は、犯行後血まみれの姿でるなさんの浮気相手に電話をかけ直し、「あなたから電話がきたから刺しちゃった」と告げるなど、サイコパスすぎる女性設定になっていました。
何故こんなデマが流れたのかその原因は不明となっていますが、被害者がホストだったことで、このようなストーリーを思いついた愉快犯でもいたのかもしれませんね。
第1発見者“うみうみ”が血まみれ現場写真をネットで拡散
「新宿ホスト傷害事件」直後の高岡由佳ですが、友達の家に遊びに来ていた「うみうみさん」という女性に、血まみれの姿でるなさんの横に座っている姿を発見されてしまうことになりました。
その後のうみうみさんに関しては、第一発見者として警察で事情聴取を受けていたところ、ネット上で犯人扱いをされてしまいました。
うみ犯人じゃねえよっ！
— うみうみだよ🐳💕 (@AyuRan20) May 23, 2019
刺してねえようっ！
ふざけんなよう！
通報したの
あ、た、し、だ、よ。
友達んちついたら
お前ら人がメッタ刺しにされて血まみれの人間2人目のあたりにしてあたしの服にまで血ついてどれだけ怖くって精神おかしくなるかもわからねえくせに騒いでんなよな🍌
命の恩人なんやけど
あまりに憤慨しすぎたうみうみさんは、自分の無実を証明するために、たまたまスマホで撮影していた「血まみれの現場写真」をツイッター上にアップするといった暴走状態に陥ってしまい、余計に注目を集めてしまったようですね。
【画像】 新宿で彼氏刺殺 血だらけ高岡由佳（21）が可愛すぎると話題ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
— 入江文学 (@zDR7jIhPnYV3KwT) May 25, 2019
映画化決定かな？(´⊙ω⊙`) pic.twitter.com/uXxfn0thzi
事件現場は事故物件が多発していたマンションだった
高岡由佳が暮らしていた新宿のマンションについては、家賃相場は十数万円程度と言われており、それなりに値段の張る物件だったようですね。
とはいえ、高岡由佳の自宅マンションに関しては、「新宿ホスト傷害事件」以前から事故物件検索サイト「大島てる」に登録されているいわくつきの物件でもありました。
この事件を巡って当該マンションが即に特定され、その場所は事故物件検索サイト『大島てる』に掲載されたのだが、なんとこのマンション過去に多数の自殺が起きていた。
2010年には刺殺
2012年には飛び降り自殺
2015年には餓死
ちなみに、高岡由佳が住んでいたマンションの近くにも事故物件だらけのビルが存在したため、ネットユーザーたちからは「呪われた地域」と気味悪がられていました。
寺や神社が密集しているエリアっていわくつきだったりしないか
— プロの話聞き屋🇧🇴 桜井🌺 (@sakurai7715) June 1, 2019
なんとなくそれらって聖地にあるイメージで多分そうだと思うけど
聖地でない場合はその土地の呪いを沈めるために建てられた可能性もある気がする
高岡由佳の事件のマンションら辺て寺や神社が密集しているんだよ
あの辺事故物件多いし
高岡由佳と被害者ホスト“るな”の関係性～ホストと常連客だった
高岡由佳、ガールズバーの人気店長をしていた
高岡由佳については、社会人になって以降は新宿・歌舞伎町界隈で水商売系の仕事に就いていたらしく、2018年10月より「ときめきBinBim」というガールズバーの店長をしていたそうですね。
「ときめきBinBim」では、「楓ゆの」という源氏名を名乗っていた高岡由佳は、お客からは「ゆのピー」と呼ばれていたそうで、気の利く聞き上手な店員として女性客からも好評でした。
勤めていたお店はワイワイ系のノリなんだけど、1対1で話せる珍しい若い娘。ウェーイ! みたいなノリが苦手な私にはその存在がありがたかったです。このへんの若い娘は大勢でワイワイっていう感じの娘ばかりだから。
「ときめきBinBim」店長時代の高岡由佳は、歌舞伎町界隈では有名人だったのか、「歌舞伎町チャンネル飲んだくれTV」というチャンネルのYouTube動画に出演したこともありました。
「歌舞伎町チャンネル飲んだくれTV」に出演時の高岡由佳は、ニートの彼氏がいたことやその彼氏の浮気が発覚したので殴り合いの喧嘩をしたことがあるといった、ダメ男好きな一面を披露しています。
高岡由佳、ホスト“るな“にハマり運命の男と思い込む
高岡由佳にとって、色々な意味で「運命の男」となってしまったるなさんについては、元々は「ときめきBinBim」のオープン当初からの常連客だったらしく、2018年10月頃に知り合うことになったそうですね。
その後、るなさんの勤める「Fusion-by youth-」が「ときめきBinBim」から徒歩数分程度の距離にあった気軽さからホストクラブ通うようになった高岡由佳は、どっぷりとるなさんにのめり込んでしまうことになりました。
あまりにホスト遊びにハマりすぎた高岡由佳は、2019年4月になると、仕事を辞めてホストクラブに通い詰めるまでになり、同年の5月にはるなさんが「Fusion-by youth-」のNo1に上り詰めるほどお金を貢いでいたと言われております。
■ パパ活海外旅行で200万円を稼ぎ、ホストに貢いだ
男女の関係となったのは今年4月。関係は週2、3回のペースで続いたという。ホストクラブで彼にお金をつかうため、高岡被告はガールズバーの仕事を辞め、渋谷のデリヘルやパパ活で資金を稼いだ。デリヘルは琉月さんに「汚いと思われて、嫌われたくない」という理由で話せなかったが、ゴールデンウイークにはパパ活で知り合った男性と海外旅行に行き、200万円を稼いだ。パパ活については、琉月さんにも打ち明けていた。
2人はあくまでホストとお客の関係でしたが、男女の関係でもありました。
高岡由佳はるなさんに引っ越ししたら「毎日通う」「一緒にいられる」と言われ、5月20日に犯行現場となるマンションを借りました。しかし、引っ越しのわずか3日後に事件が起きてしまいました。
事件当日、るなさんは「Fusion-by youth-」の寮に住んでおり、高岡由佳のマンションを訪ねたのもアフターの一環だったようです。
そんな風にお金を使ってくれる彼女の要望にできる限り答えたい、と思っていたところ、“部屋に大きい荷物が届くからお昼頃から片付けを手伝ってほしい”と言われていたんです。それが5月23日でした
高岡由佳の生い立ちと学生時代～中国生まれで日本に帰化していた
高岡由佳は2歳で日本に帰化した中国生まれのひとりっ子
名前：高岡由佳（たかおか ゆか）
源氏名：楓ゆの（かえで ゆの）
出身地：東京
高岡由佳は中国で生まれ育ったひとりっ子だったといいます。2歳で日本に帰化して、東京の下町育ち、都内の小中学校に進みました。
高岡由佳の親についての情報は出ていないので、明らかになっていません。
高岡由佳の学生時代～高校時代は彼氏と夜遊び三昧
高岡由佳については、幼少期を知る近隣住民たちは「大人しく可愛い子だった」と証言しています。
小学時代には標語や絵画作品が表彰された経験があるなど、優等生な少女といったイメージもあった高岡由佳ですが、一方で挨拶をされても返事を返さないといった社会性に欠ける一面もあったようですね。
中学に進級すると、持ち前の美貌から彼氏も出来ていた高岡由佳でしたが、友人との会話中に突然ブチ切れて暴れたこともあったらしく、情緒が不安定な少女といった印象を持つクラスメイトたちも少なくありませんでした。
「教室で女の子同士で喋っていたとき、ひとりが高岡さんの元カレをからかうようなことを言ったら、いきなりキレてその子に向かって椅子を放り投げたんです。教室が凍りつきました」
高校進学後は彼氏の影響で夜遊びがひどくなり、娘の素行を心配した両親が警察に相談に出向いたことまでありました。
大学では保育を学んだものの中退。塾の受付をした後、塾の経営者が経営するガールズバー「ときめきBinBim」（現在は閉店）の店長として2019年4月まで働いていました。
高岡由佳がかわいいとネットで話題～ファンクラブも設立されていた
高岡由佳、インスタ投稿画像が美人すぎるの声
かわいいと話題の高岡由佳
高岡由佳に関しては、「新宿ホスト傷害事件」後にインスタグラムのアカウントも発見されており、公開されていたコスプレ画像の数々が「美人すぎる！」とネット上で評判となっていました。
可愛いというだけで、
— 🍏ゆるりんこ🍎 (@70A3yyyLOVE) May 24, 2019
好きだと言う理由で男を刺した(自称)高岡由佳容疑者に
「可愛い、俺が刺されたい」
「こんな可愛ければ次の男できるだろうに」
というコメントが湧いているので
可愛いは無罪
とはいえ、傷害事件の加害者を安易に持ち上げる風潮に対して不快に思ったネットユーザーたちも少なくなかったようですね。
高岡由佳、ファンクラブも誕生していた
高岡由佳には、有志によるファンクラブなども誕生しているようですね。
とはいえ、ファンクラブの人数は数人程度だそうで、構成メンバーも「ときめきBinBim」勤務時代に出来た太客たちだという話になっています。
ファンクラブの目下の活動目的は、公判に挑む高岡由佳の応援のようですが、親族や関係者でもないため、実際に高岡由佳に接触することは出来ない状況だと言われております。
高岡由佳、在日中国人と以前から言われていた
高岡由佳については、在日中国人説も以前からありました。事件前にツイッター上で知り合った男性・Aさんと直接会って遊んだ際に、そのような発言を残していたようですね。
「アニメの話で気が合ったんですけど、彼女は日本で生まれた在日中国人みたいなことを言っていました。動画サイトに自撮り映像を流していましたけど、目を見開いて舌を出して『私メンヘラだぁ』と叫んだり、『明日自殺するけど、どういう死に方が見たい？』と聞いてきたり、変わった子でした。何度かデートに誘ってみたんですが、『靴を丸呑みしたらラブホ行ってやるー』と返されました」
前述の通り、高岡由佳は中国で生まれ育ったひとりっ子で、2歳の時に日本に帰化しています。
高岡由佳に刺された被害者ホスト“るな”の現在～職場復帰していた
出典：https://encrypted-tbn0.gstatic.com
「新宿ホスト傷害事件」の被害者となったるなさんですが、包丁で腹部を刺されてしばらく放置されていたダメージは大きく、病院に搬送された後は5日間も意識不明状態が続くほどの重傷でした。
「意識を取り戻すまで5日間かかりました。医療が進歩していたから助かったものの、助かる確率は2割程度だったそうです。最初は声が出なくて話すこともできず、寝たきりだったから、しばらくはひとりで歩けなかったし、事件があってから食べられなくてかなり痩せてしまって……
意識が戻った後も事件のショックからカウンセリングにかかるなど、メンタル的にもかなり消耗していたるなさんは、一時期はホストの廃業まで考えていました。
しかしながら、幼少期に経済的事情により一家離散となり施設育ちだったるなさんは、頼れる身内もおらずホストを辞めるに辞められない事情がありました。
その他にも、事件後病院に頻繁にお見舞いに来てくれた「Fusion-by youth-」の同僚たちの優しさに触れたるなさんは、職場復帰して恩を返したいという意欲が湧いてきたようですね。
その結果、2019年7月1日 に「Fusion-by youth-」に職場復帰を果たしたるなさんですが、肝臓を刺された手前、お酒などは当分飲めない状況となっています。
ちなみにるなさん的には、刺されることとなったのは自業自得だという自責の念もあるらしく、高岡由佳に対する恨みの感情などはないとか。
「あの子のなかにも僕を刺す理由があったと思う。ホストをはじめて1年足らずの僕が営業成績を出せたのはやはり彼女のおかげでもあった。そういった彼女の“頑張り”に、僕が報いていなかったのかもしれません……」
高岡由佳の現在～懲役3年6カ月の実刑判決
2019年12月3日より、新宿ホスト殺人未遂事件の裁判が開かれました。
高岡由佳とるなさんの間で示談が成立しており、高岡由佳はるなさんに示談金500万円を支払いました。しかし、執行猶予は付かず、懲役3年6カ月の実刑判決となっています。
東京・新宿区の自宅マンションでホストの男性を刺して殺害しようとした罪に問われている女の裁判で、東京地裁は懲役３年６か月の実刑判決を言い渡しました。
５日の判決で、東京地裁は「高岡被告は被害者に好意を募らせてホストクラブに通いつめたが、他の女性との関係で口論になるなどして疎遠となり、ストレスを抱えるようになった」「愛する被害者を自分のものにしたいという感情が高じて犯行に及んだが、あまりに短絡的で、ひとりよがりの発想というほかなく、動機などにくむべき点があるとは言えない」としました。
一方で、「５００万円を支払って示談を成立させ、被害者も寛大な処分を望んでいる」として、懲役５年の求刑に対し、懲役３年６か月を言い渡しました。
検察側は「包丁の根本まで挿入するほど強い力で刺した」などと指摘し、懲役5年を求刑していました。
一方、弁護側は、被害者と500万円で示談が成立しているなどとして刑の執行を猶予するよう求めていました。また、るなさんは寛大な処分を求める嘆願書を提出していました。
しかし、高岡由佳の精神的な部分での危うさを考えると執行猶予ではなく、実刑で1回、罪を償わせておいた方がいいという判断になったそうです。
閉廷後、高岡由佳は法廷から出る直前に床にしゃがみ込み、周囲の人に支えられて立ち上がりました。廊下には泣き声が響いていたといいます。
高岡由佳の判決が出た。
— プロの話聞き屋🇧🇴 桜井🌺 (@sakurai7715) December 5, 2019
懲役3年6ヶ月。
裁判長が判決を読み上げてる時に泣き出し、出て行く時も泣き崩れてた。
由佳、この3日間の公判中ずっと下を向き、時折泣いてた。
ホストに殴られ、暴言を言われ、結婚詐欺みたいな手を使われ、1ヶ月半で250万使い、さらに示談金として500万円払ったのに…。 pic.twitter.com/0dE4QYkY74
高岡由佳ちゃんから
— 一般人ちゃん (@l_o_v_e_x_x_x) December 5, 2019
刺してしまったホストさんへの
手紙の内容見て本当に涙が止まらない pic.twitter.com/RoGAESAh1U
「新宿ホスト殺人未遂事件」高岡由佳についてまとめると…
・高岡由佳は学生時代からメンヘラ気質で、高校時代には素行不良を心配した両親が警察に相談していた
・高岡由佳はガールズバーの人気店長だったこともあり、ネット上では「かわいい」と話題となった
・高岡由佳に刺されたホストの“るな”は奇跡的に回復、現在はホストとして職場復帰している
・高岡由佳には懲役3年6カ月の実刑判決が下された。
高岡由佳が罪を償い社会復帰をする日が来ることを祈りつつ、この記事のまとめを終了させて頂きます。
