過去に「扇風機おばさん」と呼ばれる整形に取り憑かれた韓国人女性「ハン・ヘギョン」さんが2018年に死去しました。
一時は生命の危機を高須クリニックに救われた扇風機おばさんですが、昔から現在までの顔の変遷などを画像を交えながらご紹介していきます。
この記事の目次
「扇風機おばさん」ハン・ヘギョンとは整形に取り憑かれた韓国人女性
「扇風機おばさん」ハン・ヘギョン、ザ・ベストハウス123出演で話題に
現地では“扇風機おばさん”と呼ばれているハン・ヘギョン
韓国女性のハン・ヘギョンさんは100回を超える整形手術を繰り返し、細身で美貌を持った歌手でしたが見るも無残な「扇風機おばさん」と呼ばれる姿に変貌してしまいました。
2012年1月に放送されたバラエティ番組『ザ・ベストハウス123(フジテレビ系)』に初出演してその異様な風貌で話題を呼んだ「扇風機おばさん」のハン・ヘギョンさん。
整形大国と呼ばれる韓国で、美に固執しすぎるあまり100回以上に渡る無謀な整形を繰り返して顔が膨れ上がってしまった姿が公開されました。
そして同年5月8日にハン・ヘギョンさんは再び同番組に出演して、日本の美容整形外科の権威であり韓国に技術指導をして整形ブームを支えた第一人者の高須クリニック院長・高須克弥さんと、昭和大学のスペシャルチームにより治療の様子が放送されました。
高須克弥さんによればハン・ヘギョンさんの顔には多くの異物が入っており、放置しておくと失明や命を落としかねない非常に危険な状態だったことを明かしました。
「治療もせずに、このまま放置すれば、やがて頭の皮が腐ってミイラ化してしまう。視力もさらに悪化し、ほとんど失明に近い状態になってしまっていたでしょう」(高須院長)
高須克弥さんを中心とした医療チームはハン・ヘギョンさんの頭部に埋め込まれた工業用シリコンを除去する長時間に及ぶ手術を行い、約240グラムを除去することに成功しました。
このハン・ヘギョンさんが何故「扇風機おばさん」と呼ばれるようになったのか、そして「昔は美人だった」と言われる説について総まとめしましたのでご紹介しましょう。
ハン・ヘギョンが「扇風機おばさん」と呼ばれるようになった原因
重度の整形で扇風機で煽られたような顔になった
ハン・ヘギョンさんは美に固執しすぎるあまり100回以上にも渡る強引な美容整形を繰り返した結果、「扇風機で煽られたかのような巨大で醜い顔」に変貌していき韓国で「扇風機おばさん」と呼ばれ有名になってしまいました。
ハン・ヘギョンさんが「扇風機おばさん」と呼ばれるような風貌になってしまった原因は何かに取り憑かれたように美容整形を繰り返したことによります。
整形の費用が無いため正規の医者ではなく闇医者を紹介して貰って、騙されて工業用のシリコンを注入されたり、シリコン注入の手術の費用が無くなると食用油を代用して自分で注射するなど無謀な”整形”をハン・ヘギョンさんは繰り返していました。
ハン・ヘギョンさんは常軌を逸した”整形”により人がギョッとするような風貌になってしまいましたが、元は美人だったと紹介されていました。
「扇風機おばさん」ハン・ヘギョンの顔の変化を昔と現在の画像で検証
「扇風機おばさん」ハン・ヘギョンは昔美人だった【昔の画像あり】
昔は美人歌手として活動していたハン・ヘギョン
ハン・ヘギョンさんは昔は美人歌手として活動しており、その容姿は人が羨むほどの美貌だったようです。
ハン・ヘギョンさんは整形大国韓国において珍しいナチュラルな美貌を持った美人だったようで、その姿からは全く美容整形の必要が無いように思えます。
整形前は美人だったというハン・ヘギョン
左の写真が本当に整形前のハン・ヘギョンさんだとするなら韓国でもトップクラスの美人でしょう。
ハン・ヘギョンは整形で劣化した
ハン・ヘギョンさんは自分の美貌に満足していなかったためさらなる美を追求して闇医者に整形を任せてしまったのが運の尽きでした。
昔のハン・ヘギョンは自然美人ではない?
左の1999年の写真がハン・ヘギョンさんなら元々のナチュラル美人ではないようですね。整形を重ねて美貌を手に入れ、その後劣化の一途をたどったのでしょうか。
韓国のテレビでハン・ヘギョンさんの特集が放送されると、同情した視聴者の多くが治療に当てて欲しいと多額の寄付が集まったようです。
そのため、ハン・ヘギョンさんは寄付金で治療を開始し、2004年に韓国国内の病院で17度にも及ぶ異物除去の出術を受けました。
扇風機おばさん。。美人には美人の悩みがあるんよなぁ。。わたくし整形とか思わんもん。きりがないのわかるし。
— 麻 央 (@xxkzkxx) 2012年2月18日
「扇風機おばさん」ハン・ヘギョンは生命の危機を高須克弥に救われた
高須克弥により生命の危機を脱したハン・ヘギョン
韓国国内での17回の手術により膨れ上がった顔は小さくなっていきましたが、高須克弥さんによればこの時点でも生命の危険があったことから日本での手術を受けました。
韓国の病院の技術力ではハン・ヘギョンさんの頭部に溜まった工業用シリコンの除去ができなかったため、それによる視野の低下と失明の危機に直面していました。
先述の通り、高須克弥さんによるとハン・ヘギョンさんは頭部の皮が腐って生きながらにミイラ化してしまう恐れがあったため大手術を敢行しました。
韓国では手術ミスが多く、それに対する訴訟も絶えないと聞きます。日本でも同じ状況かもしれませんが。でも昔話題になった扇風機おばさんの復顔手術は韓国ではできなく高須先生がされたんですよね。
— 何の志もなき・・・ (@onyankolover) 2018年4月30日
「扇風機おばさん」ハン・ヘギョン、高須克弥の手術後の顔は?
高須克弥により生命の危機を脱したハン・ヘギョン
美容整形外科の第一人者である高須クリニックの院長・高須克弥によりハン・ヘギョンさんは大手術の末「扇風機おばさん」を脱することができ生命の危機を免れました。左の画像は2014年頃のハン・ヘギョンさんです。
高須克弥さんら日本の医療チームによる手術により、ハン・ヘギョンさんは元来の美貌とまでは到底及ばないものの、「扇風機おばさん」と呼ばれた頃よりはすっきりとした状態になりました。
ハン・ヘギョンさんの頭部に溜まっていた異物の正体はラジコンなどに使われる工業用のギアオイルであり、韓国の闇医者のヤバさを物語るものでした。
「扇風機おばさん」ハン・ヘギョンの現在の姿とは【最近の画像あり】
高須克弥により生命の危機を脱したハン・ヘギョン
過去にスキャンダルを起こした人などが後に訂正の場を提供される番組『訂正させて下さい~人生を狂わせたスキャンダル~』にハン・ヘギョンさんは2014年9月9日に出演して当時の状況を詳しく語りました。
ハン・ヘギョンさんは現在韓国・ソウル市内にあるノクサン教会内の売店でボランティアとして働いていることが明かされました。
番組スタッフはハン・ヘギョンさんに会いに行き、朝に出勤してくるところを直撃しようと待っていたところ、仲介していた韓国のコーディネーターから忠告をされます。
ハン・ヘギョンさんは「扇風機おばさん」と呼ばれた自身の顔が手術で小さくなったとは言え、完全に自信を取り戻しているわけではなく心は不安定な状態のため、日本での番組で放送するののなら本人に事前に了解を得てからインタビューをして欲しいということでした。
そこへハン・ヘギョンさんは出勤してきてコーディネーターから事情説明を受け、日本スタッフたちの取材に対して承諾し以下のように語ってくれました。
スタッフ「あなたが扇風機おばさんですか?」
扇風機おばさん「あ、はい。そうです。」
スタッフ「随分、見た目変わりましたよね?」
扇風機おばさん「ええ、そうですね。 日本のテレビに出たのは4年も前なので見た目はかなり変わったと思います。」
スタッフ「当時のお写真をお持ちしたんですけど…(写真を手渡す)」
扇風機おばさん「本当に恥ずかしい思いです。ひど過ぎますね。」
スタッフ「今回ですね、現在のヘギョンさんのお顔を日本でテレビを見ている方達に公開出来ればなぁと思っているんですけど、いかがですか?」
扇風機おばさん「んー。」
スタッフ「日本で何回かテレビに出られたと思うんですけど、心配している方も沢山いらっしゃるので…」
扇風機おばさん「分かりました。大丈夫です。」
大手術を終えて生命の危機を脱した現在のハン・ヘギョンさんの容貌は以下のようになっています。
2014年以降のハン・ヘギョンの画像①
手術後はまだ傷が顔に馴染みきっていないようなつぎはぎ感がありましたが、現在のハン・ヘギョンさんは馴染んでいるようです。
2014年以降のハン・ヘギョンの画像②
整形前の美人には程遠い容姿ですが、現在のハン・ヘギョンのような人はいるため社会にも溶け込みやすくなったことでしょう。
2014年以降のハン・ヘギョンの画像③
高須克弥さんらの手術後から大きく見た目の変化はないようですが、ハン・ヘギョンさんは再びオシャレにも気を使えるような精神的余裕も出てきたようです。
2014年以降のハン・ヘギョンの画像④
改めて治療手術前の「扇風機おばさん」時代の顔と手術後のハン・ヘギョンさんの顔を見比べると一目瞭然ですね。
2014年以降のハン・ヘギョンの画像⑤
ハン・ヘギョンさんは髪型も楽しむ余裕が生まれたようで、着実に自信を取り戻しつつあるようです。
ハン・ヘギョンさんは高須克弥さんら日本の医療チームの腕前が良かったため後遺症もなく現在まで快適に生活ができているようです。
まだまだ違和感の残る顔であるためハン・ヘギョンさんはできれば今後も治療手術を継続していきたいと語っていました。
「扇風機おばさん」と呼ばれていた頃はよく街中でからかわれたり、指をさして笑われたりと人前に出ることが怖かったため非常に辛い時代だったようです。
中にはいきなり暴行を加えてくるような異常者にも遭遇していたようで、ハン・ヘギョンさんはそうした人間もほとんどいなくなったことで生活がしやすくなったようです。
最初はおでこのしわを無くしたくて、整形をしてた知り合いに相談をしたんです。そうしたら違法の業者を紹介されたんです。 それがきっかけでした。ただ一ヵ所訂正したいことがあります。 私が注射したのは綺麗になりたいからだけじゃないんです。 顔に注射したのは幻聴を止める為でした。寝ている時間以外、常に幻聴が聞こえてきて、注射を打つと幻聴が止まったんです。 私にとって注射は精神安定剤だったんです。
ハン・ヘギョンさんが異常とも言える整形手術を繰り返した理由は幻聴を止めるためだったようで、元々精神的な疾患を抱えていたことが原因だったようです。
ハン・ヘギョンさんは現在は幻聴が聞こえるという話はしていないようなので、「扇風機おばさん」を脱した現在は精神的にも安定しているようですね。
「扇風機おばさん」でググると・・・韓国で整形失敗した女性が。
— ググるな!bot (@gugu_runa) 2018年5月1日
まあ、扇風機おばさん元はすごい美人だし、美を追求するあまり引き起こしてしまった事故によりああなったから仕方ないかなって思ってしまう
— くそでぶ丸@どすこい (@noatan11_21_6) 2018年5月1日
扇風機おばさん
— なかざとつとむ (@nakariben) 2018年4月30日
彼女は顔の整形に失敗した。
元の顔が1だと すると 彼女は整形をして 1から2を作りだそうとした。
0から1を作り出すのは難しいけど、
1から2を作るのはもっと難しいのかもしれないね
「扇風機おばさん」ハン・ヘギョン、2018年12月に57歳で死去
「扇風機おばさん」ハン・ヘギョンさんが2018年12月15日に亡くなったことが報道されています。
扇風機おばさんとして知られる韓国のハン・ヘギョンさんが12月15日に亡くなったことが分かった。ハン・ヘギョンさんは15日に亡くなり、17日に出棺を終えたが、詳しい死因は明らかにされなかった。
ハンイル病院の葬儀場関係者は17日、「ハン・ヘギョンさんの出棺が、本日(17日)午前におこなわれた」と明らかにした。
ハンさんの葬儀は家族によってしめやかに執り行われたという。死亡原因については明らかにされていない。
詳しい死因は明らかにされていませんが、ネットでは「整形の後遺症」か「自殺」で亡くなったと噂されています。
「扇風機おばさん」ことハン・ヘギョンについて総まとめすると
・「扇風機おばさん」は失明や頭の皮が腐ってミイラ化してしまう恐れあった為、高須クリニック院長・高須克弥氏から異物除去手術を受けた。
・「扇風機おばさん」の最近の顔は、まだまだ違和感はあるものの手術によって顔が小さくなり、少しずつ自信を取り戻していた。
・「扇風機おばさん」は2018年12月15日に亡くなった。詳しい死因は明らかにされておらず、整形の後遺症や自殺の可能性もある。
100回以上にも渡る異常な美容整形を繰り返し「扇風機おばさん」と呼ばれるような風貌になってしまった韓国人女性、ハン・ヘギョンさんについて総まとめしてきました。
日本ではこうした美容整形に異常固執する例は元AKB48の板野友美さんが有名ですが、美しさを保っているところからも日本の医療レベルの高さが伺えます。
アメリカなどでも整形を繰り返すあまりライオンのような顔になってしまった女性が有名ですが、韓国の整形の話題はさらに上を行っているものが多いようです。
韓国では美容室に行く感覚で美容整形外科に通うとも言われていますので、表に出ていないこうしたエピソードはまだまだあるかもしれませんね。