宝島龍太郎さん夫妻の他殺死体が発見された事件の首謀者と見られる関根誠端が話題です。
この記事では関根誠端の生い立ちや実家の親など家族、国籍が中国人の噂、身長や刺青、経歴、結婚歴、宝島龍太郎さん夫妻の事件を起こした動機、現在の状況などについてまとめました。
この記事の目次
- 関根誠端は宝島龍太郎さん夫妻遺体事件で逮捕の男で首謀者と見られている
- 関根誠端の生い立ち① 1991年10月生まれで東京都台東区の下町出身
- 関根誠端の生い立ち② 両親の離婚で江東区に転居し外国語系専門学校卒業
- 関根誠端の生い立ち③ 中学時代は野球部に所属しグローブ窃盗事件で補導
- 関根誠端の生い立ち④ 高校時代はソフトボール部だったが2年生で中退
- 関根誠端の実家は東京都内か
- 関根誠端の家族① 両親は離婚し、家族は母親、姉、妹、祖父の存在が確認
- 関根誠端の家族② 母親は再婚しているが義理の父親との関係性は不明
- 関根誠端の国籍は中国人などの噂もあるが日本国籍の可能性が高い
- 関根誠端の身長
- 関根誠端の刺青も話題に
- 関根誠端の経歴① 専門学校卒業後はキャッチや携帯電話関連の会社勤務
- 関根誠端の経歴② 2016年に“携帯”コンサルタントの会社を設立
- 関根誠端の経歴② 2022年頃に宝島龍太郎さんの元へ現れている
- 関根誠端の結婚歴や子供
- 関根誠端の宝島龍太郎さん夫妻事件の動機は会社乗っ取りか
- 関根誠端の現在
- まとめ
関根誠端は宝島龍太郎さん夫妻遺体事件で逮捕の男で首謀者と見られている
出典:https://news.tv-asahi.co.jp/
関根誠端(せきね・せいは、逮捕当時32歳)は、2024年4月に発生した会社経営者の宝島龍太郎さんとその妻の幸子さんの他殺遺体が栃木県那須町の山林の河川敷で燃えている状態で発見された事件で、5月6日に死体損壊の容疑で逮捕された男です。
関根誠端は、遺体で発見された宝島龍太郎さんが経営していた「サンエイ商事」の幹部で、宝島龍太郎さんの右腕のような存在だったと報じられています。
また、宝島龍太郎さん夫妻の長女と内縁の関係にあり、宝島龍太郎さん夫妻の事を「パパ、ママ」と呼んでいたとの情報も報じられています。
報道によると、関根誠端と宝島龍太郎さん夫妻との間に経営をめぐるトラブルが生じていたとの事で、これまでに7人が逮捕されているこの事件の首謀者だったと見られています。
ここでは、宝島龍太郎さん夫妻の遺体事件の首謀者と目されている関根誠端について現在までに判明している内容をまとめていきます。
関根誠端の生い立ち① 1991年10月生まれで東京都台東区の下町出身
関根誠端の生い立ちについて、現在までに明らかにされている内容をまとめていきます。
「週刊文春」(2024年5月16日号) によると、関根誠端容疑者は1991年10月に東京台東区の下町で生まれたという事です。
週刊文春の記事では、関根誠端の小学校時代の同級生が「友達といたところは見た事がなかった気がする。いじめっ子タイプでした。」との証言も紹介されています。
また、「週刊現代」の記事によれば、関根誠端はこの台東区時代に、事件の被害者である宝島龍太郎さん夫妻の長女と知り合っているようです。(関根誠端と宝島龍太郎さんの長女は内縁関係と報じられている)
関根容疑者は東京・台東区で幼少期を過ごした。内縁の妻である宝島さん夫妻の長女とは、その頃に知り合ったとみられる。
引用:【那須2遺体】「40代女性と小学生男児と同居の過去」「平日昼間も家にいた」「高級外車が趣味」のはてに…関根誠端容疑者の「逆玉計画」
関根誠端の生い立ち② 両親の離婚で江東区に転居し外国語系専門学校卒業
「集英社オンライン」によると、関根誠端は小学校時代に両親が離婚し、母親に引き取られて台東区から江東区のマンションへと引っ越し、それからは母親と姉、妹と暮らしていたとの事です。
関根容疑者は15年ほど前まで、江東区内のマンションに母と姉、妹と暮らしていた。
その後、関根誠端は中学校は文京区内の公立校へと進学し、高校は渋谷区内の国際教育に力を入れる私立校を卒業。その後は専門学校へ進んだという事です。
関根容疑者は台東区に生まれ、小学生時代に両親が離婚してからは母と姉とともに江東区内のマンションで暮らした。中学は文京区内の公立校、高校は渋谷区内の国際教育に力を入れる私立校を卒業し、専門学校に進んでいる。
引用:〈那須殺害・独自〉「女ではなくカネのある女が好きみたい」車と服に浪費、喧嘩もできないほどのビビり、下戸、殿・姫・鶴の全身刺青…主犯・関根容疑者の異常なまでのカネへの執着と独特な人生観
また、「週刊現代」の記事では、関根誠端は私立高校は中退しており、通信制の高校に入学し直して卒業し、その後は外国語系の専門学校へ進学したとの情報が明かされています。
その後、一家は江東区に転居。だが、関根容疑者は越境して文京区内の中学校まで通っていた。
「都内の私立高校に進学しましたが、中退。通信制の高校に入り直し、外国語系の専門学校に進学していたようです。英語が堪能だったといいます」
引用:【那須2遺体】「40代女性と小学生男児と同居の過去」「平日昼間も家にいた」「高級外車が趣味」のはてに…関根誠端容疑者の「逆玉計画」
関根誠端の生い立ち③ 中学時代は野球部に所属しグローブ窃盗事件で補導
「女性自身」ウェブ版の配信記事に掲載された中学時代の同級生の証言によると、関根誠端は中学時代は野球部に所属していて坊主頭で、当時は身長が低かったが元気で目立つ生徒で友人らと騒いでいる印象だったとの事です。
「彼は野球をやっていて、私たちの学校の男子生徒の中では数少ない坊主頭でした。珍しかったので覚えています。あのころは背が低いほうで、運動会のピラミッドではいちばん上に立っていました。元気で目立つ生徒でしたね。休み時間になると仲間と騒がしくはしゃいでいて、それも印象に残っています」
しかし、関根誠端は野球部の部員のグローブを窃盗して転売する事件を起こして補導され野球部を辞めてしまったのだそうです。ただその後も外部のクラブチームで野球を続けていたとの事です。
関根容疑者は中1のころは野球部に入っていたのですが、そのころ野球部内である部員のグローブが無くなり、騒ぎになったんです。それが中古品として転売されたのですが、グローブを盗んだのは関根だったようなんです。たしかそれで警察に補導されたんじゃないかな。そんな事件もあり、野球部は辞めてしまいましたが、外のクラブチームで野球は続けていたようです。
関根誠端の生い立ち④ 高校時代はソフトボール部だったが2年生で中退
「集英社オンライン」の記事に掲載された高校時代の同級生の証言によると、関根誠端は高校では英語科に所属し、ソフトボール部に所属。不良タイプではなかったがお調子者で態度はでかかったとの事です。高校進学後には身長も伸びており、女子にも人気があったという事です。
関根誠端の通っていた高校についてですが、「英語学科がある」、「渋谷区内の私立高校」といった情報から「関東国際高等学校」ではないかと言われています。(外国語科の最新の偏差値は55)
そして、関根誠端は高校2年生の時に退学したとの事ですが、退学の理由は不明だという事です。
高校の同級生も「彼は英語科にいたので英語は得意だったと思いますよ」と証言する。
「関根は入学当初から坊主頭で、野球部出身で部活はソフトボール部でした。お調子者で友達も多くリーダー格。とはいえ不良には見えず、だから今回の変貌には驚きました。皆から『関根』『セイハ』と呼ばれていました。身長も高く女子にも人気でしたが、彼女はいなかったと思います。態度もでかくて、クラスメイトに『おまえ、じゃがいもみたいな顔してるなー』っていじって笑いをとっていました。ですが高校2年の頃になんらかの理由で退学しています」
引用:〈那須2遺体〉「4月末には片づける」“番頭”の関根容疑者は経営をめぐってクーデター画策か? 事件直後には得意の英語で部下に指示も。司令塔の逮捕に従業員は「これからどうすれば…」
すでに触れていますが、関根誠端はこの高校を中退後は通信制の高校に入学し直したとの情報も出ています。
関根誠端の実家は東京都内か
関根誠端の実家がはっきりとわかる情報は現在の時点では出ていませんが、出身地が東京台東区で、その後、両親の離婚により母親と姉と江東区のマンションへ引っ越したとの情報は明かされています。
こうした情報から、現在も関根誠端の実家は東京都内にある可能性が高いと見られています。
関根誠端の家族① 両親は離婚し、家族は母親、姉、妹、祖父の存在が確認
関根誠端の家族についてですが、小学生の頃に両親が離婚しており、その後は母親と姉、妹と暮らしていた事などはここまででも触れています。
当時、関根誠端が家族と住んでいたマンションの近隣住民は、父親は見た事がなく母子家庭だったと思うと証言されてるようです。
ああ、関根さん家ね。たしか息子さんが小学校高学年のころに家族で引っ越してきて、お姉ちゃんと妹とお母さんの4人暮らしだった。お父さんは見たことなかったから母子家庭だったんじゃないかな。
また、この近隣住民は関根誠端の母親が教育熱心だったため勉強は頑張っていたが、成績はイマイチだったとも証言しています。
教育熱心なお母さんだったから、勉強も頑張ってたイメージだけど成績はイマイチだったかな。
関根誠端の母親のもとへメディアの取材が殺到していたようですが、息子の凶悪事件での逮捕に相当取り乱していたという事です。
「集英社オンライン」への取材に、母親は「(関根誠端とは)3年以上会っていない(事件については)何も知らない」と説明していたようです。
その母親を訪ねてみると、憔悴しきっている様子が手に取るようにわかった。突然倒れるように玄関に跪いたり、泣き喚き、ふり絞るようにこう言葉を発した。
「20社以上もマスコミの方が尋ねてきましたが、私は事件についてなにもわからないんです。もちろん息子ではありますが、3年以上会っていませんし私は何も知りませんので……」
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また、「集英社オンライン」の記事では、関根誠端の古くからの友人の証言として、関根誠端は母親や姉と仲が良く、よく洋服を知り合いのセレブ女性から貰い受けてプレゼントしていた事や、祖父とも仲が良かった事なども明らかにされています。
知りあったセレブな女性たちが『この洋服もういらなくなったわ』と処分しようとすると『姉と母親にあげるからこの洋服もらっていい?』と引き取っていたくらいなので、お姉ちゃんとお母さんのことは好きだったんだと思います。
あとはとにかくおじいちゃん子だったと言っていました。
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関根誠端の母親や姉、妹、祖父については詳細な情報はわかっていません。
関根誠端の家族② 母親は再婚しているが義理の父親との関係性は不明
関根誠端の家族については、他に、母親が関根誠端の実の父親と離婚後に別の男性と再婚している事が、関根誠端の古くからの知人の証言などにより明かされています。
関根誠端は、母親の再婚相手(義理の父親)については、古くからの友人に対しても何1つ話さなかったとの事で義理の父親との関係性はわかりません。
セイハ(誠端)の家庭環境は複雑ではあったと思います。お母さんとお父さんは別れていて、お母さんはその後再婚していると聞いています。
セイハはお姉ちゃんとお母さんについてはよく話をしていましたが、父親のことは一切話しませんでしたね。
引用:〈那須殺害・独自〉「女ではなくカネのある女が好きみたい」車と服に浪費、喧嘩もできないほどのビビり、下戸、殿・姫・鶴の全身刺青…主犯・関根容疑者の異常なまでのカネへの執着と独特な人生観
ただ、関根誠端は中学進学後にグラブ窃盗事件で補導され、高校も中退するなど、母親の離婚と再婚後に少し道を踏み外し始めたような印象も受けます。家族との関係性の複雑さ、特に義理の父親との関係も関根誠端の人格形成になんらかの影響を与えたのではないかと推測する向きもあるようです。
関根誠端の国籍は中国人などの噂もあるが日本国籍の可能性が高い
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関根誠端の国籍について、中国人なのではないかといった噂がネット上で見られるようです。
関根誠端の国籍が中国人ではとの噂の根拠とされているのが、被害者である宝島龍太郎さんが元々中国人留学生として来日しており、その後帰化している事が判明している事があります。
殺害された宝島さんは20年以上前に中国から留学生として来日し、そのまま日本に定住した。
引用:〈那須2遺体〉「4月末には片づける」“番頭”の関根容疑者は経営をめぐってクーデター画策か? 事件直後には得意の英語で部下に指示も。司令塔の逮捕に従業員は「これからどうすれば…」
また、「誠端」というのは日本人の感覚では聞きなれない名前ですが、この「誠端」は中国語で「正直」という意味になります。この点も関根誠端の国籍が中国人ではないかという噂につながっています。
ただ、TBSの報道番組「news23」で、宝島龍太郎さんと関根誠端を知る人物が関根誠端は日本人との証言をしています。
セヤさん(関根容疑者)だけは扱いが違って、そもそも日本人だし、マネージャーとか副社長みたいな(宝島さんの)右腕みたいな感じだった。
引用:那須夫婦遺体事件 娘の“内縁の夫”関根誠端容疑者らを逮捕「パパ・ママと呼んでいた」夫婦と男の関係は?【news23】
生い立ちでも触れましたが関根誠端は東京都内の出身であるため、国籍については日本人である可能性の方が高いかと思います。
ただ、「誠端」という名前が中国語である事から見て、両親のうちどちらかが中国人のハーフである可能性は残るかと思います。
そうした中国人コミュニティのつながりにより、関根誠端が元中国人である宝島龍太郎さん(とその長女)と関係性を持った事なども考えられます。
関根誠端の身長
関根誠端の身長にも関心が集まっているようです。
関根誠端の身長に関しては、中学校時代に組体操のピラミッドで一番上を担当するなど身長が低かったが、高校進学までには身長が高い方になって女子にもモテていたとの情報がわかっています。
ただ、現在の関根誠端の正確な身長は不明です。
上の画像は関根誠端と被害者の宝島龍太郎さんが並んで立っている様子ですが、関根誠端は宝島龍太郎さんを見下ろす程度には身長が高いようです。ただ、宝島龍太郎さんの身長がわかっていないため、ここから身長の推測は難しいです。
ただ、同じく被害者の宝島龍太郎さんの妻の幸子さんの身長は「162cm」と報じられています。(身元が発覚する前に身長が公表された)
上の画像は宝島龍太郎さんと幸子さんが並んでいる画像です。宝島龍太郎さんの方が数cmは高い様子で、幸子さんはヒールか底の厚いブーツを履いているように見えます。この画像から宝島龍太郎さんの身長は170cm前後ではないかと推測できそうです。
ここから、関根誠端の身長は175cm前後ではないかと推測できそうです。
関根誠端の刺青も話題に
関根誠端は全身にびっしり刺青を彫っていた事がわかっています。
「週刊文春」など、一部メディアが関根誠端の全身刺青写真などを公開しており、ネット上でも関根誠端の刺青が話題にされています。
関根誠端は左の腹側から腰部にかけて「人生苦短,及時行樂」という文字の刺青を入れていますが、これは中国の諺で「人生は短いので楽しまなくてはならない」といった意味だという事です。これも関根誠端の国籍が中国人ではないかという噂につながっています。
関根誠端が刺青を入れた店(経営中の店舗のため掲載は差し控えます)も特定されており、上画像はその店舗に関連するウェブサイトに残されていた関根誠端の背中側の刺青です。
さらに、関根誠端は右脚に「I don’t go by the rule book. I lead from the heart, not the head.」との英文の入れ墨も彫っています。これは、イギリスのダイアナ元妃の名言で、「私はルールブックには従いません。 頭ではなく心に従う」という意味です。
関根誠端の経歴① 専門学校卒業後はキャッチや携帯電話関連の会社勤務
関根誠端の古い友人の証言によると、外国語関係の専門学校を卒業した後、関根誠端は上野駅周辺で水商売のキャッチの仕事をしていたようです。
専門学校を卒業したあとは上野でキャッチをしていたらしく、『キャッチをやってると水商売の子たちの裏側を見てしまうから(キャバクラなどには)行こうとは思わない』とこぼしていましたね」
引用:〈那須殺害・独自〉「女ではなくカネのある女が好きみたい」車と服に浪費、喧嘩もできないほどのビビり、下戸、殿・姫・鶴の全身刺青…主犯・関根容疑者の異常なまでのカネへの執着と独特な人生観
さらにその後、関根誠端は20代前半頃に1度目の結婚(後述)をし、携帯電話関連の会社に就職をしていたようですが、出張が多く離婚となり仕事を辞めて自分で会社を設立したという事です。
当時就いていた携帯電話関連の仕事が出張ばかりで、それがもとで離婚したと言ってましたね。それで雇われが嫌になり、自分で会社を立ち上げたんです。
引用:〈那須殺害・独自〉「女ではなくカネのある女が好きみたい」車と服に浪費、喧嘩もできないほどのビビり、下戸、殿・姫・鶴の全身刺青…主犯・関根容疑者の異常なまでのカネへの執着と独特な人生観
関根誠端の経歴② 2016年に“携帯”コンサルタントの会社を設立
「週刊現代」によると、関根誠端は2016年に経営に関するコンサルタント業務を請け負う会社を設立したという事です。
2016年に経営に関するコンサルタント業務を請け負う会社を設立。
引用:【那須2遺体】「40代女性と小学生男児と同居の過去」「平日昼間も家にいた」「高級外車が趣味」のはてに…関根誠端容疑者の「逆玉計画」
2016年という事は関根誠端は24歳か25歳のはずなので、おそらく上の証言にあった離婚後に立ち上げた会社がこのコンサルタント会社なのでしょう。
会社設立後、関根誠端は東京都世田谷区に転居しており、周囲の住民に「会社経営をしている」と話していたとのこと。
ただ、この会社の実体についてはよくわかっておらず、関根誠端が当時の近隣住民に「“携帯”コンサルタントをしている」と名乗っていたという事で、“携帯”コンサルタントという業種は聞いた事がなく近隣住民も首を傾げていたとの事でした。
仕事に関して、関根容疑者は「携帯コンサルタントをしています」と説明していたというが、そんな職業を聞いたこともなかった近隣住民は、思わず首を傾げたという。
引用:【那須2遺体】「40代女性と小学生男児と同居の過去」「平日昼間も家にいた」「高級外車が趣味」のはてに…関根誠端容疑者の「逆玉計画」
ただ、古くからの友人の証言によれば、この会社は携帯ショップに人材を派遣する会社だったという事です。
セイハが経営していたのは携帯電話ショップに人材派遣する会社で、派遣するだけでなくセイハ自身も成城の携帯ショップの店頭で働いていました。
引用:〈那須殺害・独自〉「女ではなくカネのある女が好きみたい」車と服に浪費、喧嘩もできないほどのビビり、下戸、殿・姫・鶴の全身刺青…主犯・関根容疑者の異常なまでのカネへの執着と独特な人生観
当時、関根誠端は40代くらいの女性と一緒に暮らしており、その女性の子供と思われる小学校高学年くらいの男の子も一緒に暮らし、関根誠端がこの男の子とキャッチボールをする姿も目撃されていたそうです。
しかし、しばらくしてこの女性と男の子は自宅を出ていき、それから1年半ほどして家賃を支払えなくなった関根誠端はこの自宅を出て実家へ戻ったようです。
しかし、その女性は1年も経たず、男の子とともに出ていった。やがて関根容疑者の家にはガラの悪い友人らが出入りするようになり、1年半ほど経ったのち、転居した。周囲には「実家に戻ることになりました」と説明していたというが、近所の中には、「家賃の支払いが苦しかったようだ」と見る人もいた。
引用:【那須2遺体】「40代女性と小学生男児と同居の過去」「平日昼間も家にいた」「高級外車が趣味」のはてに…関根誠端容疑者の「逆玉計画」
また、この女性と同じ女性かまでは不明ですが、「週刊文春」などによると、関根誠端が年上の女性から「脳に腫瘍ができた」、「事故を起こした」などの嘘をついて、総額で2000万円くらい詐取していたとの事です。
これについても関根誠端の古くからの友人が以下のように証言しています。
一部週刊誌に2000万円を騙し取られた女性がいると出ていましたが、その方は成城の超高級住宅街エリアに住む無尽蔵な資産家で、セイハは『脳に腫瘍ができたから』『事故を起こしたから』といってはお金を数百万ずつ借りていたようです。
他にも同じように『カネを引っ張る』40~50代の女性が大勢いたそうです。
引用:〈那須殺害・独自〉「女ではなくカネのある女が好きみたい」車と服に浪費、喧嘩もできないほどのビビり、下戸、殿・姫・鶴の全身刺青…主犯・関根容疑者の異常なまでのカネへの執着と独特な人生観
この友人の証言から見て、2016年〜2022年にかけて、関根誠端は会社を経営しつつセレブ女性を食い物にして生活していたのではないかと推測されます。
関根誠端の経歴② 2022年頃に宝島龍太郎さんの元へ現れている
「週刊現代」によると、関根誠端が宝島龍太郎さんの前に現れたのは2022年頃だったそうです。
2022年ごろ、宝島さん夫妻の元に現れる。かつて幼なじみだった、夫妻の娘である現在の内縁の妻を頼ったのだろうか。
引用:【那須2遺体】「40代女性と小学生男児と同居の過去」「平日昼間も家にいた」「高級外車が趣味」のはてに…関根誠端容疑者の「逆玉計画」
また、当時、宝島龍太郎さんの長女は離婚をした直後で、小学生時代からの幼馴染だった関根誠端が、それを知って近づいたのではないかとの見方もあるようです。
当時、宝島さん夫妻の長女は離婚直後だったという。
引用:【那須2遺体】「40代女性と小学生男児と同居の過去」「平日昼間も家にいた」「高級外車が趣味」のはてに…関根誠端容疑者の「逆玉計画」
最初、関根誠端はアルバイトとして宝島龍太郎さんの会社で働き始めるも、すぐに頭角を表して宝島龍太郎さんの片腕、「番頭」のような立場となり、宝島龍太郎さんも自分の後継者のように考えていたのではないかとの情報も出ています。
しかし、関根誠端が手がけていた5店舗の売り上げが宝島龍太郎さんの会社(サンエイ商事)の他の店舗を凌駕するほど伸びて、会社で影響力を持つようになった事で、これを快く思わなかった宝島龍太郎さん夫妻と関根誠端との間に対立関係が生じたとの情報が出ています。
そして、関根誠端は2024年4月に、宝島龍太郎さんとその妻の幸子さんを殺害する事件を首謀したと見られています。
関根誠端の結婚歴や子供
関根誠端は、今回の事件の被害者の宝島龍太郎さん夫妻の長女と内縁関係にあったと報じられていますが、それ以前にも結婚歴があった事がわかっています。
関根誠端の古くからの友人が、関根誠端が20代前半頃に結婚しており、2024年現在、小学生になっているはずの娘も1人いると明かしています。
セイハは20代前半のころ、すごく可愛らしい名前の嫁さんと結婚して、埼玉県に住んでいました。今ごろ小学生になっているはずの娘がいて『娘に服を買ってあげるから一緒に選んで』と娘へのプレゼント選びに付き合ってやったこともあります。
引用:〈那須殺害・独自〉「女ではなくカネのある女が好きみたい」車と服に浪費、喧嘩もできないほどのビビり、下戸、殿・姫・鶴の全身刺青…主犯・関根容疑者の異常なまでのカネへの執着と独特な人生観
その後、離婚をした関根誠端は、2022年頃に小学生時代の幼馴染だったという宝島龍太郎さん夫妻の長女に近づき、宝島龍太郎さんの会社で働くようになったと見られています。
関根誠端はこの時期に、宝島龍太郎さん夫妻とその長女と一緒に暮らしていたとの情報もあり、関根誠端と長女、長女の娘らしき小学校低学年くらいの女の子と3人でいるところも目撃されています。
「関根容疑者が、奥さん(宝島さん夫妻の長女)と小学校低学年くらいの女の子の3人で歩いているのを見かけたことがある」(アメ横で働く男性)といった目撃証言もあるが、この内縁の妻との関係はどうだったのか。
引用:【那須2遺体】「40代女性と小学生男児と同居の過去」「平日昼間も家にいた」「高級外車が趣味」のはてに…関根誠端容疑者の「逆玉計画」
関根誠端の宝島龍太郎さん夫妻事件の動機は会社乗っ取りか
出典:https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/
関根誠端は宝島龍太郎さん夫妻に一時期は信頼され、番頭的立場になっていたという事でしたが、経営をめぐって対立関係になったとの情報が出ています。
「週刊文春」(2024年5月16日号)に掲載された宝島龍太郎さんの会社の裏事情を知る人物の証言によれば、関根誠端は宝島龍太郎さんから上納金の増額を求められ、内縁の妻であった長女も会社の取締役から外され、代わりに次女が就任するなど宝島家の家族の中でも対立関係が起きていたという事です。
「あの家では『宝島夫妻』vs『長女&関根』という内紛が勃発していた。上野、御徒町を中心とした宝島グループの一角として飲食店を経営していた関根は、上納金の増額というプレッシャーを宝島夫妻から受けていた。一族の中で不和が募り、対立関係は修復不可能な状況にまでエスカレートしていたようだ」
関根誠端がそんな中で、周囲に「店を取られるくらいなら、こっちから取ってやる」と発言していたとの証言も出ています。
こうした背景から、関根誠端が宝島龍太郎さん夫妻さんの殺害を計画した動機は、経営から排除しようとする宝島龍太郎さん夫妻を殺害し、逆に会社を乗っ取ろうとした事ではないかと見られています。
また、事件では、宝島龍太郎さんより、妻の幸子さんの遺体の方が激しい暴行を受けた痕跡があったことがわかっています。
一部の証言によると、幸子さんの方が特に関根誠端の事を嫌っており、長女との結婚に強く反対していたとの情報も出ています。これも、関根誠端の動機につながったのではないかとの見方も出ています。
関根誠端の現在
宝島龍太郎さん夫妻殺害事件を巡っては、4人の男が逮捕された後、関根誠端は2024年5月6日に死体損壊の容疑で逮捕され、翌日に6人目の逮捕者が出ています。
遺体発見の翌日(4月17日)には、仲介役とみられる平山綾拳容疑者が出頭。4月末には指示役とみられる佐々木光容疑者、5月に入ると実行役とみられる元俳優・若山耀人容疑者と姜光紀容疑者が逮捕された。さらにその後、首謀者とみられる関根誠端容疑者と不動産会社経営・前田亮容疑者が逮捕されている。
出典:https://news.yahoo.co.jp/
その後、関根誠端ら6人は遺体損壊罪で起訴、殺人容疑で再逮捕・起訴されました。
関根誠端は逮捕後黙秘を続けているとの事ですが、警察の捜査により事件の全容も少しずつ明らかになってきています。
関根容疑者が店の客引きをしていた佐々木容疑者に報酬を示し、夫妻の殺害を指示。佐々木容疑者が平山容疑者に仲介を依頼し、平山容疑者と東京・渋谷のクラブで知り合った姜、若山両容疑者が報酬目的で殺害行為を引き受けたと捜査本部はみている。前田容疑者は、夫妻が店舗を出店する際に物件紹介を担っていた不動産仲介業者で、事件現場の空き家まで夫妻を連れ出したという。
事件から2ヶ月が経った2024年6月27日には、宝島さん夫妻の長女で関根誠端の内縁の妻・宝島真奈美が殺人容疑で逮捕されました。この事件での逮捕者は7人目のこととなりました。
出典:https://esunoentame.com/
関根誠端は事件前に宝島さん夫妻に関する「あいつら消してやる。ここで歩けなくさせてやる」というメッセージを宝島真奈美に送っていたようで、宝島真奈美が事前に殺害計画を知り事件に関与した疑いが浮上し逮捕に至ったとの事です。
宝島真奈美は2024年1月に宝島さん夫妻の会社の役員から外れたものの、夫妻が亡くなった後社長に就任していました。
宝島真奈美も両親、特に母親との関係はあまり良くなかったとの証言も出ており、会社の経営を巡って「関根誠端・宝島真奈美」対「宝島龍太郎さん・幸子さん」という構図ができていたとも言われています。
まとめ
今回は、上野駅周辺などで多くの飲食店を展開する会社経営者の宝島龍太郎さんとその妻の幸子さんの遺体が栃木県那須町で見つかった事件の首謀者と見られ、死体損壊の容疑で逮捕された関根誠端についてまとめてみました。
関根誠端の生い立ちについては、東京都内の生まれで小学生時代に両親が離婚した事や、中学までは野球部に所属し、高校進学後はソフトボール部に所属するも2年で中退。その後、外国語系の専門学校を卒業した事などがわかっています。
実家の家族については、母親と姉、妹、祖父の存在がわかっています。
関根誠端の国籍は中国人ではないかと言われていますが、中国人とのハーフの可能性はあるものの国籍は日本である可能性が高いと思われます。
関根誠端の身長は推定で「175cm」前後、全身に刺青を入れている事もネット上で話題です。
関根誠端の経歴については、専門学校卒業後に水商売のキャッチをした後、携帯電話関連の会社で勤務し、退職後、2016年に自ら携帯電話ショップに人材を派遣する会社を設立しています。
その後、2022年頃に宝島龍太郎さんの会社で働くようになり、短期間で番頭のような立場になりますが、宝島龍太郎さん夫妻と対立関係になり、2024年4月に今回の事件を起こしたとみられています。
関根誠端は20代前半頃に1度結婚しており、子供もいるという事ですが、離婚後に宝島龍太郎さん夫妻の長女と内縁の関係になっています。
関根誠端が宝島龍太郎さん夫妻の殺害を計画した動機ですが、宝島龍太郎さんに自身がプロデュースし売り上げを上げていた店舗を取り上げられそうになり、「取られるくらいなら逆に会社を乗っ取ってやろう」と考えたのではないかとの見方が現在の時点では有力となっています。